jstat.1 21.2 KB
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'\" t
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.\" Copyright (c) 2004, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
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.\"
.\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
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.\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
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.\" published by the Free Software Foundation.
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.\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
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.\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
.\"
.\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
.\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
.\" questions.
.\"
24 25 26 27 28 29 30 31 32
.\" Title: jstat
.\" Language: Japanese
.\" Date: 2011年5月10日
.\" SectDesc: モニタリング・ツール
.\" Software: JDK 8
.\" Arch: 汎用
.\" Part Number: E54734-01
.\"
.if n .pl 99999
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33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
.TH "jstat" "1" "2011年5月10日" "JDK 8" "モニタリング・ツール"
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * Define some portability stuff
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.\" http://bugs.debian.org/507673
.\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html
.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.ie \n(.g .ds Aq \(aq
.el       .ds Aq '
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * set default formatting
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" disable hyphenation
.nh
.\" disable justification (adjust text to left margin only)
.ad l
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * MAIN CONTENT STARTS HERE *
.\" -----------------------------------------------------------------
53 54
.SH "名前"
jstat \- Java Virtual Machine (JVM)の統計をモニターします。このコマンドは試験的なもので、サポートされていません。
M
mfang 已提交
55 56 57 58 59 60
.SH "概要"
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
61
\fBjstat\fR [ \fIgeneralOption\fR | \fIoutputOptions vmid\fR [ \fIinterval\fR[s|ms] [ \fIcount \fR] ]
M
mfang 已提交
62 63
.fi
.if n \{\
64
.RE
M
mfang 已提交
65 66 67 68
.\}
.PP
\fIgeneralOption\fR
.RS 4
69
単独で使用する一般的なコマンド行オプションです(\fB\-help\fRまたは\fB\-options\fR)。一般的なオプションを参照してください。
T
tbell 已提交
70
.RE
M
mfang 已提交
71 72 73
.PP
\fIoutputOptions\fR
.RS 4
74
単一の\fBstatOption\fRと\fB\-t\fR、\fB\-h\fRおよび\fB\-J\fRのいずれかのオプションで構成される1つ以上の出力オプション。出力オプションを参照してください。
M
mfang 已提交
75 76 77 78 79 80 81 82 83 84
.RE
.PP
\fIvmid\fR
.RS 4
ターゲットJVMを示す文字列である仮想マシン識別子です。一般的な構文は次のとおりです。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
85 86
\fB[protocol:][//]lvmid[@hostname[:port]/servername]\fR
 
D
duke 已提交
87
.fi
M
mfang 已提交
88
.if n \{\
D
duke 已提交
89
.RE
M
mfang 已提交
90
.\}
91
\fBvmid\fR文字列の構文は、URIの構文に対応しています。\fBvmid\fR文字列は、ローカルJVMを表す単純な整数から、通信プロトコル、ポート番号、および他の実装固有の値を示す複雑な構造まで、様々に異なります。仮想マシン識別子を参照してください。
M
mfang 已提交
92 93 94 95
.RE
.PP
\fIinterval\fR [s|ms]
.RS 4
96
秒(s)またはミリ秒(ms)のうち指定した単位でのサンプリング間隔です。デフォルトの単位はミリ秒です。正の整数にする必要があります。指定した場合、\fBjstat\fRコマンドは各間隔で出力を生成します。
M
mfang 已提交
97 98 99 100
.RE
.PP
\fIcount\fR
.RS 4
101
表示するサンプル数です。デフォルト値は無限で、ターゲットJVMが終了するまで、または\fBjstat\fRコマンドが終了するまで、\fBjstat\fRコマンドは統計データを表示します。この値は、正の整数である必要があります。
M
mfang 已提交
102 103 104
.RE
.SH "説明"
.PP
105
\fBjstat\fRコマンドは、設置されているJava HotSpot VMのパフォーマンス統計データを表示します。ターゲットJVMは、仮想マシン識別子または\fBvmid\fRオプションによって識別されます。
M
mfang 已提交
106 107
.SH "仮想マシン識別子"
.PP
108
\fBvmid\fR文字列の構文は、URIの構文に対応しています。
M
mfang 已提交
109 110 111 112 113
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
114 115
\fB[protocol:][//]lvmid[@hostname[:port]/servername]\fR
 
D
duke 已提交
116
.fi
M
mfang 已提交
117 118 119 120 121 122
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
\fIprotocol\fR
.RS 4
123
通信プロトコルです。\fIprotocol\fR値が省略され、ホスト名が指定されていない場合、デフォルトのプロトコルが、プラットフォーム固有の最適化されたローカル・プロトコルになります。\fIprotocol\fR値が省略され、ホスト名が指定されている場合は、デフォルト・プロトコルは\fBrmi\fRになります。
M
mfang 已提交
124 125 126 127
.RE
.PP
\fIlvmid\fR
.RS 4
128
ターゲットJVMのローカル仮想マシン識別子です。\fBlvmid\fRは、システム上のJVMを一意に識別するプラットフォーム固有の値です。\fBlvmid\fRは、仮想マシン識別子の唯一の必須要素です。\fBlvmid\fRは、一般的にはターゲットJVMプロセスに対するオペレーティング・システムのプロセス識別子ですが、必ずしもそうであるとは限りません。\fBjps\fRコマンドを使用して、\fBlvmid\fRを特定できます。また、Solaris、LinuxおよびOS Xプラットフォームでは\fBps\fRコマンドを使用して、WindowsではWindowsタスク・マネージャを使用して、\fBlvmid\fRを特定できます。
M
mfang 已提交
129 130 131 132 133 134 135 136 137
.RE
.PP
\fIhostname\fR
.RS 4
ターゲット・ホストを示すホスト名またはIPアドレスです。\fIhostname\fR値が省略されている場合は、ターゲット・ホストはローカル・ホストになります。
.RE
.PP
\fIport\fR
.RS 4
138
リモート・サーバーと通信するためのデフォルト・ポートです。\fIhostname\fR値が省略されているか、最適化されたローカル・プロトコルが\fIprotocol\fR値に指定されている場合、\fIport\fR値は無視されます。それ以外の場合、\fBport\fRパラメータの扱いは、実装によって異なります。デフォルトの\fBrmi\fRプロトコルの場合、ポート値は、リモート・ホスト上のrmiregistryのポート番号を示します。\fIport\fR値が省略され、\fIprotocol\fR値で\fBrmi\fRが指定されている場合、デフォルトのrmiregistryポート(1099)が使用されます。
M
mfang 已提交
139 140 141 142
.RE
.PP
\fIservername\fR
.RS 4
143
\fBservername\fRパラメータの扱いは、実装によって異なります。最適化されたローカル・プロトコルの場合、このフィールドは無視されます。\fBrmi\fRプロトコルの場合、これは、リモート・ホスト上のRMIリソース・オブジェクトの名前を表します。
T
tbell 已提交
144
.RE
145
.SH "オプション"
M
mfang 已提交
146
.PP
147
\fBjstat\fRコマンドは、一般的なオプションと出力オプションの2つのタイプのオプションをサポートしています。一般的なオプションを使用した場合、\fBjstat\fRコマンドは簡単な使用率およびバージョン情報を表示します。出力オプションによって、統計データ出力の内容と形式が決まります。
M
mfang 已提交
148 149 150 151
.PP
すべてのオプションとその機能は、将来のリリースで変更または廃止される可能性があります。
.SS "一般的なオプション"
.PP
152
いずれかの一般的なオプションを指定した場合、他のオプションまたはパラメータは一切指定できません。
M
mfang 已提交
153 154 155 156
.PP
\-help
.RS 4
ヘルプ・メッセージを表示します。
D
duke 已提交
157
.RE
M
mfang 已提交
158 159 160 161 162 163 164
.PP
\-options
.RS 4
Staticオプションのリストを表示します。出力オプションを参照してください。
.RE
.SS "出力オプション"
.PP
165
一般的なオプションを指定しない場合に、出力オプションを指定できます。出力オプションは、\fBjstat\fRコマンドの出力の内容と形式を決定し、単一の\fBstatOption\fRといずれかの出力オプション(\fB\-h\fR、\fB\-t\fRおよび\fB\-J\fR)で構成されます。\fBstatOption\fRは最初に記述する必要があります。
M
mfang 已提交
166
.PP
167
出力は、各列が空白で区切られた表の形式になります。タイトルを含むヘッダー行によって、各列の意味がわかります。ヘッダーの表示頻度を設定するには、\fB\-h\fRオプションを使用します。列のヘッダー名は、様々なオプション間で一貫性が保たれています。一般に、2つのオプションで同じ名前の列が使用されていれば、2つの列のデータ・ソースは同じです。
M
mfang 已提交
168
.PP
169
\fB\-t\fRオプションを使用すると、Timestampというラベルの付いたタイムスタンプの列が、出力の最初の列として表示されます。Timestamp列には、ターゲットJVMの起動からの経過時間が、秒単位で表示されます。タイムスタンプの精度は、様々な要因によって異なり、大量の負荷のかかったシステムでのスレッド・スケジュールの遅延により変動します。
M
mfang 已提交
170
.PP
171
intervalおよびcountパラメータを使用して、\fBjstat\fRコマンドがその出力を表示する頻度と回数をそれぞれ指定します。
M
mfang 已提交
172 173
.PP
\fB注意:\fR
174
将来のリリースでこの形式は変更される可能性があるため、\fBjstat\fRコマンドの出力を解析するスクリプトは作成しなでください。\fBjstat\fRコマンドの出力を解析するスクリプトを作成する場合は、このツールの将来のリリースで、そのスクリプトを変更する必要があることに留意してください。
M
mfang 已提交
175 176 177
.PP
\-\fIstatOption\fR
.RS 4
178
\fBjstat\fRコマンドが表示する統計データ情報を指定します。次に、利用可能なオプションの一覧を示します。特定のプラットフォーム・インストールのオプションを一覧表示するには、一般的なオプションの\fB\-options\fRを使用します。Statオプションおよび出力を参照してください。
M
mfang 已提交
179
.sp
180
\fBclass\fR: クラス・ローダーの動作に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
181
.sp
182
\fBcompiler\fR: Java HotSpot VM Just\-in\-Timeコンパイラの動作に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
183
.sp
184
\fBgc\fR: ガベージ・コレクトされたヒープの動作に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
185
.sp
186
\fBgccapacity\fR: 世代ごとの容量と対応する領域に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
187
.sp
188
\fBgccause\fR: ガベージ・コレクション統計データのサマリー(\fB\-gcutil\fRと同じ)と、直前および現在(適用可能な場合)のガベージ・コレクション・イベントの原因を表示します。
M
mfang 已提交
189
.sp
190
\fBgcnew\fR: New世代の動作に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
191
.sp
192
\fBgcnewcapacity\fR: New世代のサイズと対応する領域に関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
193
.sp
194
\fBgcold\fR: Old世代の動作とメタスペースに関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
195
.sp
196
\fBgcoldcapacity\fR: Old世代のサイズに関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
197
.sp
198
\fBgcmetacapacity\fR: メタスペースのサイズに関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
199
.sp
200
\fBgcutil\fR: ガベージ・コレクションのサマリーに関する統計データを表示します。
M
mfang 已提交
201
.sp
202
\fBprintcompilation\fR: Java HotSpot VMコンパイル・メソッドの統計データを表示します。
M
mfang 已提交
203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216
.RE
.PP
\-h \fIn\fR
.RS 4
\fIn\fRサンプル(出力行)ごとに列ヘッダーを表示します。ここで、\fIn\fRは正の整数値です。デフォルト値は0です。この場合、データの最初の行の上に列ヘッダーが表示されます。
.RE
.PP
\-t
.RS 4
タイムスタンプ列を出力の最初の列として表示します。タイムスタンプは、ターゲットJVMの起動時からの経過時間です。
.RE
.PP
\-J\fIjavaOption\fR
.RS 4
217
\fBjavaOption\fRをJavaアプリケーション起動ツールに渡します。たとえば、\fB\-J\-Xms48m\fRと指定すると、スタートアップ・メモリーは48MBに設定されます。オプションの完全なリストについては、java(1)を参照してください。
M
mfang 已提交
218 219 220
.RE
.SS "Statオプションおよび出力"
.PP
221
次の情報は、\fBjstat\fRコマンドが各\fIstatOption\fRについて出力する列をまとめたものです。
M
mfang 已提交
222 223 224 225 226
.PP
\-class \fIoption\fR
.RS 4
クラス・ローダーの統計データ。
.sp
227
\fBLoaded\fR: ロードされたクラスの数。
M
mfang 已提交
228
.sp
229
\fBBytes\fR: ロードされたKBの数。
M
mfang 已提交
230
.sp
231
\fBUnloaded\fR: アンロードされたクラスの数。
M
mfang 已提交
232
.sp
233
\fBBytes\fR: アンロードされたKBの数。
M
mfang 已提交
234
.sp
235
\fBTime\fR: クラスのロードやアンロード処理に要した時間。
M
mfang 已提交
236 237 238 239 240 241
.RE
.PP
\-compiler \fIoption\fR
.RS 4
Java HotSpot VM Just\-in\-Timeコンパイラの統計データ。
.sp
242
\fBCompiled\fR: 実行されたコンパイル・タスクの数。
M
mfang 已提交
243
.sp
244
\fBFailed\fR: 失敗したコンパイル・タスクの数。
M
mfang 已提交
245
.sp
246
\fBInvalid\fR: 無効にされたコンパイル・タスクの数。
M
mfang 已提交
247
.sp
248
\fBTime\fR: コンパイル・タスクの実行に要した時間。
M
mfang 已提交
249
.sp
250
\fBFailedType\fR: 最後に失敗したコンパイルのコンパイル・タイプ。
M
mfang 已提交
251
.sp
252
\fBFailedMethod\fR: 最後に失敗したコンパイルのクラス名とメソッド。
M
mfang 已提交
253 254 255 256 257 258
.RE
.PP
\-gc \fIoption\fR
.RS 4
ガベージ・コレクトされたヒープの統計データ。
.sp
259
\fBS0C\fR: Survivor領域0の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
260
.sp
261
\fBS1C\fR: Survivor領域1の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
262
.sp
263
\fBS0U\fR: Survivor領域0の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
264
.sp
265
\fBS1U\fR: Survivor領域1の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
266
.sp
267
\fBEC\fR: Eden領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
268
.sp
269
\fBEU\fR: Eden領域の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
270
.sp
271
\fBOC\fR: Old領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
272
.sp
273
\fBOU\fR: Old領域の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
274
.sp
275
\fBMC\fR: メタスペースの容量(KB)。
M
mfang 已提交
276
.sp
277
\fBMU\fR: メタスペースの使用率(KB)。
M
mfang 已提交
278
.sp
279
\fBYGC\fR: 若い世代のガベージ・コレクション・イベントの数。
M
mfang 已提交
280
.sp
281
\fBYGCT\fR: 若い世代のガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
282
.sp
283
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
284
.sp
285
\fBFGCT\fR: フルガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
286
.sp
287
\fBGCT\fR: ガベージ・コレクション総時間。
M
mfang 已提交
288 289 290 291 292 293
.RE
.PP
\-gccapacity \fIoption\fR
.RS 4
メモリー・プール世代および領域容量。
.sp
294
\fBNGCMN\fR: New世代の最小容量(KB)。
M
mfang 已提交
295
.sp
296
\fBNGCMX\fR: New世代の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
297
.sp
298
\fBNGC\fR: New世代の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
299
.sp
300
\fBS0C\fR: Survivor領域0の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
301
.sp
302
\fBS1C\fR: Survivor領域1の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
303
.sp
304
\fBEC\fR: Eden領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
305
.sp
306
\fBOGCMN\fR: Old世代の最小容量(KB)。
M
mfang 已提交
307
.sp
308
\fBOGCMX\fR: Old世代の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
309
.sp
310
\fBOGC\fR: Old世代の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
311
.sp
312
\fBOC\fR: Old領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
313
.sp
314
\fBMCMN\fR: メタスペースの最小容量(KB)。
M
mfang 已提交
315
.sp
316
\fBMCMX\fR: メタスペースの最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
317
.sp
318
\fBMC\fR: メタスペースの容量(KB)。
M
mfang 已提交
319
.sp
320
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
321
.sp
322
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
323 324 325 326
.RE
.PP
\-gccause \fIoption\fR
.RS 4
327
このオプションは、\fB\-gcutil\fRオプションと同じガベージ・コレクション統計データのサマリーを表示しますが、最後のガベージ・コレクション・イベントと(適用可能な場合は)現在のガベージ・コレクション・イベントの原因が含まれます。\fB\-gcutil\fRで一覧表示される列のほか、このオプションでは次の列が追加されます。
M
mfang 已提交
328 329 330
.sp
ガベージ・コレクション・イベントを含むガベージ・コレクション統計データ。
.sp
331
\fBLGCC\fR: 最後のガベージ・コレクションの原因。
M
mfang 已提交
332
.sp
333
\fBGCC\fR: 現在のガベージ・コレクションの原因。
M
mfang 已提交
334 335 336 337 338 339
.RE
.PP
\-gcnew \fIoption\fR
.RS 4
New世代の統計データ。
.sp
340
\fBS0C\fR: Survivor領域0の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
341
.sp
342
\fBS1C\fR: Survivor領域1の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
343
.sp
344
\fBS0U\fR: Survivor領域0の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
345
.sp
346
\fBS1U\fR: Survivor領域1の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
347
.sp
348
\fBTT\fR: 殿堂入りしきい値。
M
mfang 已提交
349
.sp
350
\fBMTT\fR: 最大殿堂入りしきい値。
M
mfang 已提交
351
.sp
352
\fBDSS\fR: 適切なSurvivorサイズ(KB)。
M
mfang 已提交
353
.sp
354
\fBEC\fR: Eden領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
355
.sp
356
\fBEU\fR: Eden領域の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
357
.sp
358
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
359
.sp
360
\fBYGCT\fR: 若い世代のガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
361 362 363 364 365 366 367 368
.RE
.PP
\-gcnewcapacity \fIoption\fR
.RS 4
New世代領域サイズの統計データ。
.sp
NGCMN: New世代の最小容量(KB)。
.sp
369
\fBNGCMX\fR: New世代の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
370
.sp
371
\fBNGC\fR: New世代の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
372
.sp
373
\fBS0CMX\fR: Survivor領域0の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
374
.sp
375
\fBS0C\fR: Survivor領域0の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
376
.sp
377
\fBS1CMX\fR: Survivor領域1の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
378
.sp
379
\fBS1C\fR: Survivor領域1の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
380
.sp
381
\fBECMX\fR: Eden領域の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
382
.sp
383
\fBEC\fR: Eden領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
384
.sp
385
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
386
.sp
387
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
388 389 390 391 392 393
.RE
.PP
\-gcold \fIoption\fR
.RS 4
OldおよびPermanent世代の統計データ。
.sp
394
\fBMC\fR: メタスペースの容量(KB)。
M
mfang 已提交
395
.sp
396
\fBMU\fR: メタスペースの使用率(KB)。
M
mfang 已提交
397
.sp
398
\fBOC\fR: Old領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
399
.sp
400
\fBOU\fR: Old領域の使用率(KB)。
M
mfang 已提交
401
.sp
402
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
403
.sp
404
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
405
.sp
406
\fBFGCT\fR: フルガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
407
.sp
408
\fBGCT\fR: ガベージ・コレクション総時間。
M
mfang 已提交
409 410 411 412 413 414
.RE
.PP
\-gcoldcapacity \fIoption\fR
.RS 4
Old世代の統計データ。
.sp
415
\fBOGCMN\fR: Old世代の最小容量(KB)。
M
mfang 已提交
416
.sp
417
\fBOGCMX\fR: Old世代の最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
418
.sp
419
\fBOGC\fR: Old世代の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
420
.sp
421
\fBOC\fR: Old領域の現在の容量(KB)。
M
mfang 已提交
422
.sp
423
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
424
.sp
425
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
426
.sp
427
\fBFGCT\fR: フルガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
428
.sp
429
\fBGCT\fR: ガベージ・コレクション総時間。
M
mfang 已提交
430 431 432 433 434 435
.RE
.PP
\-gcmetacapacity \fIoption\fR
.RS 4
Permanent世代の統計データ。
.sp
436
\fBMCMN\fR: メタスペースの最小容量(KB)。
M
mfang 已提交
437
.sp
438
\fBMCMX\fR: メタスペースの最大容量(KB)。
M
mfang 已提交
439
.sp
440
\fBMC\fR: メタスペースの容量(KB)。
M
mfang 已提交
441
.sp
442
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
443
.sp
444
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
445
.sp
446
\fBFGCT\fR: フルガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
447
.sp
448
\fBGCT\fR: ガベージ・コレクション総時間。
M
mfang 已提交
449 450 451 452 453 454
.RE
.PP
\-gcutil \fIoption\fR
.RS 4
ガベージ・コレクション統計データのサマリー
.sp
455
\fBS0\fR: Survivor領域0の使用率(現在の容量に対するパーセンテージ)。
M
mfang 已提交
456
.sp
457
\fBS1\fR: Survivor領域1の使用率(現在の容量に対するパーセンテージ)。
M
mfang 已提交
458
.sp
459
\fBE\fR: Eden領域の使用率(現在の容量に対するパーセンテージ)。
M
mfang 已提交
460
.sp
461
\fBO\fR: Old領域の使用率(現在の容量に対するパーセンテージ)。
M
mfang 已提交
462
.sp
463
\fBM\fR: メタスペースの使用率(領域の現在の容量に対するパーセンテージ)。
M
mfang 已提交
464
.sp
465
\fBYGC\fR: 若い世代のGCイベント数。
M
mfang 已提交
466
.sp
467
\fBYGCT\fR: 若い世代のガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
468
.sp
469
\fBFGC\fR: フルGCイベント数。
M
mfang 已提交
470
.sp
471
\fBFGCT\fR: フルガベージ・コレクション時間。
M
mfang 已提交
472
.sp
473
\fBGCT\fR: ガベージ・コレクション総時間。
M
mfang 已提交
474 475 476 477 478 479
.RE
.PP
\-printcompilation \fIoption\fR
.RS 4
Java HotSpot VMコンパイル・メソッドの統計データ。
.sp
480
\fBCompiled\fR: 最近コンパイルされたメソッドで実行されたコンパイル・タスクの数。
M
mfang 已提交
481
.sp
482
\fBSize\fR: 最近コンパイルされたメソッドのバイト・コードのバイト数。
M
mfang 已提交
483
.sp
484
\fBType\fR: 最近コンパイルされたメソッドのコンパイル・タイプ。
M
mfang 已提交
485
.sp
486 487
\fBMethod\fR: 最近コンパイルされたメソッドを特定するクラス名とメソッド名。クラス名では、名前空間の区切り文字として、ドット(\&.)のかわりにスラッシュ(/)が使用されます。メソッド名は、指定されたクラス内のメソッドです。これらの2つのフィールドの形式は、HotSpot
\fB\-XX:+PrintCompilation\fRオプションと対応しています。
D
duke 已提交
488
.RE
489
.SH "例"
M
mfang 已提交
490 491 492 493
.PP
この項では、21891の\fIlvmid\fRを持つローカルJVMをモニタリングする例を示します。
.SS "gcutilオプション"
.PP
494
この例では、lvmid 21891に接続して、250ミリ秒間隔で7つのサンプルを取得し、\-\fBgcutil\fRオプションでの指定に従って出力を表示します。
M
mfang 已提交
495 496 497 498 499 500 501
.PP
この例の出力は、若い世代のコレクションが3番目と4番目のサンプル間で行われたことを示しています。コレクションには0\&.001秒かかっており、オブジェクトがEden領域(E)からOld領域(O)に昇格したため、Old領域の使用率は9\&.49%から9\&.51%に増加しています。Survivor領域は、コレクション前は12\&.44%が使用されていましたが、コレクション後の使用は7\&.74%のみです。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
502 503 504 505 506 507 508 509 510 511
\fBjstat \-gcutil 21891 250 7\fR
\fB  S0     S1     E      O      M       YGC    YGCT    FGC    FGCT     GCT\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.49   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.49   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.49   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.49   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.80   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.80   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
\fB0\&.00  99\&.74  13\&.80   7\&.86  95\&.82      3    0\&.124     0    0\&.000    0\&.124\fR
 
D
duke 已提交
512
.fi
M
mfang 已提交
513 514 515 516 517
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "列ヘッダー文字列の繰返し"
.PP
518
この例では、lvmid 21891に接続して、250ミリ秒間隔でサンプルを取得し、\fB\-gcutil\fRオプションでの指定に従って出力を表示します。さらに、\fB\-h3\fRオプションを使用して、データが3行表示されるごとに列ヘッダーを出力します。
M
mfang 已提交
519 520 521 522 523 524 525 526 527
.PP
この例では、ヘッダー文字列の繰返しが表示されているほか、2番目と3番目のサンプル間でYoung GCが行われたことがわかります。この継続時間は0\&.001秒でした。このコレクションでは、Survivor領域0の使用率(S0U)が適切なSurvivorサイズ(DSS)を超過することになるアクティブ・データが検出されました。この結果、オブジェクトは、Old世代(この出力には非表示)へ昇格され、殿堂入りしきい値(TT)が、31から2へ降格されました。
.PP
別のコレクションが、5番目と6番目のサンプル間で行われています。このコレクションでは、Survivorがほとんど見られず、殿堂入りしきい値を31に戻しました。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539
\fBjstat \-gcnew \-h3 21891 250\fR
\fB S0C    S1C    S0U    S1U   TT MTT  DSS      EC       EU     YGC     YGCT\fR
\fB  64\&.0   64\&.0    0\&.0   31\&.7 31  31   32\&.0    512\&.0    178\&.6    249    0\&.203\fR
\fB  64\&.0   64\&.0    0\&.0   31\&.7 31  31   32\&.0    512\&.0    355\&.5    249    0\&.203\fR
\fB  64\&.0   64\&.0   35\&.4    0\&.0  2  31   32\&.0    512\&.0     21\&.9    250    0\&.204\fR
\fB S0C    S1C    S0U    S1U   TT MTT  DSS      EC       EU     YGC     YGCT\fR
\fB  64\&.0   64\&.0   35\&.4    0\&.0  2  31   32\&.0    512\&.0    245\&.9    250    0\&.204\fR
\fB  64\&.0   64\&.0   35\&.4    0\&.0  2  31   32\&.0    512\&.0    421\&.1    250    0\&.204\fR
\fB  64\&.0   64\&.0    0\&.0   19\&.0 31  31   32\&.0    512\&.0     84\&.4    251    0\&.204\fR
\fB S0C    S1C    S0U    S1U   TT MTT  DSS      EC       EU     YGC     YGCT\fR
\fB  64\&.0   64\&.0    0\&.0   19\&.0 31  31   32\&.0    512\&.0    306\&.7    251    0\&.204\fR
 
D
duke 已提交
540
.fi
M
mfang 已提交
541 542 543 544 545
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "サンプルごとのタイムスタンプの挿入"
.PP
546
この例では、lvmid21891へ接続し、250ミリ秒間隔で3つのサンプルを取得しています。\fB\-t\fRオプションを使用して、最初の列にサンプルごとのタイムスタンプを表示しています。
M
mfang 已提交
547
.PP
548
Timestamp列には、ターゲットJVMの起動時からの経過時間が、秒単位でレポートされています。さらに、\fB\-gcoldcapacity\fR出力では、割当リクエストまたは昇格リクエストあるいはその両方を満たすためにヒープが拡張するたびに、Old世代の容量(OGC)とOld領域の容量(OC)とが増加していることがわかります。81番目のフル・ガベージ・コレクション(FGC)の後、Old世代の容量(OGC)は11,696 KBから13820 KBに増加しました。この世代(および領域)の最大容量は、60,544 KB (OGCMX)なので、まだ拡張できる余裕が残されています。
M
mfang 已提交
549 550 551 552 553
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
554 555 556 557 558
\fBTimestamp      OGCMN    OGCMX     OGC       OC       YGC   FGC    FGCT    GCT\fR
\fB          150\&.1   1408\&.0  60544\&.0  11696\&.0  11696\&.0   194    80    2\&.874   3\&.799\fR
\fB          150\&.4   1408\&.0  60544\&.0  13820\&.0  13820\&.0   194    81    2\&.938   3\&.863\fR
\fB          150\&.7   1408\&.0  60544\&.0  13820\&.0  13820\&.0   194    81    2\&.938   3\&.863\fR
 
D
duke 已提交
559
.fi
M
mfang 已提交
560 561 562
.if n \{\
.RE
.\}
563
.SS "リモートJVMのインストゥルメンテーションのモニター"
M
mfang 已提交
564
.PP
565
この例は、\fB\-gcutil\fRオプションを使用して、remote\&.domainというシステム上のlvmid 40496に接続し、サンプルを秒単位で無期限に取得しています。
M
mfang 已提交
566
.PP
567
lvmidは、リモート・ホストの名前と結合されて、\fB40496@remote\&.domain\fRの\fIvmid\fRを構成しています。結果として、このvmidは、\fBrmi\fRプロトコルを使用して、リモート・ホスト上のデフォルトの\fBjstatd\fRサーバーと通信します。\fBjstatd\fRサーバーは、rmiregistryを使用して、デフォルトのrmiregistryポート(ポート1099)にバインドされた\fBremote\&.domain\fRに配置されます。
M
mfang 已提交
568 569 570 571 572
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
573 574 575
\fBjstat \-gcutil 40496@remote\&.domain 1000\fR
\fB\fI\&.\&.\&. output omitted\fR\fR
 
D
duke 已提交
576
.fi
M
mfang 已提交
577 578 579
.if n \{\
.RE
.\}
580
.SH "関連項目"
M
mfang 已提交
581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
java(1)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
jps(1)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
jstatd(1)
D
duke 已提交
613
.RE
M
mfang 已提交
614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
rmiregistry(1)
.RE
.br
'pl 8.5i
'bp