javadoc.1 170.2 KB
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'\" t
2
.\" Copyright (c) 1994, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
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3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
.\" DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
.\"
.\" This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
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.\" This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
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.\" Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
.\"
.\" Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
.\" or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
.\" questions.
.\"
23 24
.\" Title: javadoc
.\" Language: Japanese
25
.\" Date: 2015年3月3日
26 27 28
.\" SectDesc: 基本ツール
.\" Software: JDK 8
.\" Arch: 汎用
29 30
.\" Part Number: E58103-01
.\" Doc ID: JSSON
31 32
.\"
.if n .pl 99999
33
.TH "javadoc" "1" "2015年3月3日" "JDK 8" "基本ツール"
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34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * Define some portability stuff
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.\" http://bugs.debian.org/507673
.\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html
.\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.ie \n(.g .ds Aq \(aq
.el       .ds Aq '
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * set default formatting
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" disable hyphenation
.nh
.\" disable justification (adjust text to left margin only)
.ad l
.\" -----------------------------------------------------------------
.\" * MAIN CONTENT STARTS HERE *
.\" -----------------------------------------------------------------
53
.SH "名前"
M
mfang 已提交
54 55 56 57 58 59 60
javadoc \- Javaソース・ファイルから、APIドキュメントのHTMLページを生成します。
.SH "概要"
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
61
\fBjavadoc\fR {\fIpackages\fR|\fIsource\-files\fR} [\fIoptions\fR] [\fI@argfiles\fR]
M
mfang 已提交
62 63 64 65 66 67 68
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
\fIpackages\fR
.RS 4
69
\fBjava\&.lang java\&.lang\&.reflect java\&.awt\fRなど、空白で区切ってドキュメント化するパッケージの名前。サブパッケージもドキュメント化する場合は、\fB\-subpackages\fRオプションを使用してパッケージを指定します。
M
mfang 已提交
70
.sp
71
デフォルトでは、\fBjavadoc\fRは、現在のディレクトリおよびサブディレクトリで指定されたパッケージを探します。\fB\-sourcepath\fRオプションを使用して、パッケージを探すディレクトリのリストを指定します。
M
mfang 已提交
72 73 74 75
.RE
.PP
\fIsource\-files\fR
.RS 4
76
\fBClass\&.java Object\&.java Button\&.java\fRのように空白で区切った、ドキュメント化するJavaソース・ファイルの名前。デフォルトでは、\fBjavadoc\fRは、現在のディレクトリで指定されたクラスを探します。ただし、\fB/home/src/java/awt/Graphics*\&.java\fRのように、クラス・ファイルのフルパスを指定し、ワイルドカード文字を使用できます。現在のディレクトリからの相対パスも指定できます。
M
mfang 已提交
77 78 79 80
.RE
.PP
\fIoptions\fR
.RS 4
81
空白で区切られたコマンド行オプション。オプションを参照してください。
M
mfang 已提交
82 83 84 85
.RE
.PP
\fI@argfiles\fR
.RS 4
86
\fBjavadoc\fRコマンド・オプション、パッケージ名およびソース・ファイル名のリストを任意の順序で含むファイルの名前。
M
mfang 已提交
87 88 89
.RE
.SH "説明"
.PP
90
\fBjavadoc\fRコマンドは、一連のJavaソース・ファイルにある宣言およびドキュメンテーション・コメントを解析し、デフォルトでは、publicクラス、protectedクラス、ネストされたクラス(匿名の内部クラスは除く)、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドについて記述した一連のHTMLページを生成します。\fBjavadoc\fRコマンドは、APIドキュメントの生成や、一連のソース・ファイルの実装ドキュメントの生成に使用できます。
M
mfang 已提交
91
.PP
92
\fBjavadoc\fRコマンドは、パッケージ全体、個々のソース・ファイル、またはその両方に対して実行できます。パッケージ全体のドキュメント化を行うには、\fB\-subpackages\fRオプションを使用してディレクトリおよびそのサブディレクトリを再帰的にたどるか、パッケージ名の明示的なリストを渡します。個々のソース・ファイルをドキュメント化するには、Javaソース・ファイル名のリストを渡します。簡単な例を参照してください。
M
mfang 已提交
93 94
.SS "ソース・ファイルの処理"
.PP
95
\fBjavadoc\fRコマンドは、ソースで終わるファイル、およびソース・ファイルで説明しているその他のファイルを処理します。個々のソース・ファイル名を渡して\fBjavadoc\fRを実行する場合、どのソース・ファイルを処理するかを正確に指定できます。ただし、多くの開発者はこの方法では作業しません。パッケージ名を渡すほうが簡単だからです。ソース・ファイル名を明示的に指定しなくても、\fBjavadoc\fRコマンドは3つの方法で実行できます。パッケージ名を渡し、\fB\-subpackages\fRオプションを使用するか、またはソース・ファイル名にワイルドカードを使用することができます。これらの場合、\fBjavadoc\fRコマンドがソース・ファイルの処理を行うのは、そのファイルが次のすべての要件を満たす場合のみです。
M
mfang 已提交
96 97 98 99 100 101 102 103 104
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
105
ファイル名の接頭辞(\fB\&.java\fRを削除)が有効なクラス名である。
M
mfang 已提交
106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
ソース・ツリーのルートからの相対的なパス名が、区切り文字をドットに変換すると、有効なパッケージ名になる。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージ文に有効なパッケージ名が含まれている。
.RE
129 130 131 132
.PP
リンクの処理
.PP
処理の実行中に、\fBjavadoc\fRコマンドは、その実行でドキュメント化されるパッケージ、クラス、およびメンバーの名前に対して、相互参照リンクを追加します。リンクは、次の場所に表示されます。@タグの説明については、javadocタグを参照してください。
M
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133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
宣言(戻り値の型、引数の型、フィールドの型)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
153
\fB@see\fRタグから生成された\fI「関連項目」\fRセクション。
M
mfang 已提交
154 155 156 157 158 159 160 161 162 163
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
164
\fB{@link}\fRタグから生成されたインライン・テキスト。
M
mfang 已提交
165 166 167 168 169 170 171 172 173 174
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
175
\fB@throws\fRタグから生成された例外の名前。
M
mfang 已提交
176 177 178 179 180 181 182 183 184 185
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
186
インタフェースのメンバーに対する\fI「定義」\fRリンクと、クラスのメンバーに対する\fI「オーバーライド」\fRリンク。メソッド・コメントの継承を参照してください。
M
mfang 已提交
187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージ、クラス、およびメンバーをリストしているサマリー表。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージおよびクラスの継承ツリー。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
索引。
.RE
.PP
222 223 224
コマンド行で指定しなかったクラスについての既存のテキスト(別に生成したテキスト)に対してリンクを追加するには、\fB\-link\fRおよび\fB\-linkoffline\fRオプションを利用できます。
.PP
処理の詳細
M
mfang 已提交
225
.PP
226
\fBjavadoc\fRコマンドは実行するたびに1つの完全なドキュメントを生成します。前の実行の結果を変更または直接取り込む、増分ビルドを行いません。ただし、\fBjavadoc\fRコマンドは、他の実行の結果にリンクできます。
M
mfang 已提交
227
.PP
228
\fBjavadoc\fRコマンドの実装にはJavaコンパイラが必要で、Javaコンパイラに依存しています。\fBjavadoc\fRコマンドは\fBjavac\fRコマンドの一部を呼び出し、宣言をコンパイルして、メンバーの実装を無視します。\fBjavadoc\fRコマンドは、クラス階層を含むクラスの豊富な内部表現とクラスの「使用」関係を構築し、HTMLを生成します。さらに、J\fBjavadoc\fRコマンドは、ソース・コードのドキュメンテーション・コメントから、ユーザーの提供したドキュメントも取得します。ドキュメンテーション・コメントを参照してください。
M
mfang 已提交
229
.PP
230
\fBjavadoc\fRコマンドは、メソッド本体を持たない純粋なスタブ・ファイルであるソース・ファイルに対して実行できます。したがって、APIの実装前の設計の早い段階で、ドキュメンテーション・コメントを記述して\fBjavadoc\fRコメントを実行できます。
M
mfang 已提交
231
.PP
232
コンパイラに依存することによって、HTML出力は、実際の実装に正確に対応します。実際の実装は、明示的なソース・コードにではなく、暗黙のソース・コードに依存する場合があります。たとえば、\fBjavadoc\fRコマンドは、コンパイル済クラス・ファイルには存在するがソース・コードには存在しないデフォルト・コンストラクタをドキュメント化します。
M
mfang 已提交
233
.PP
234 235 236 237
多くの場合、\fBjavadoc\fRコマンドでは、ソース・ファイルのコードが不完全またはエラーを含んでいる場合でもドキュメントを生成できます。すべてのデバッグやトラブルシューティングを完了する前にドキュメントを生成できます。\fBjavadoc\fRコマンドはドキュメンテーション・コメントの基本的なチェックを行います。
.PP
\fBjavadoc\fRコマンドは、ドキュメントの内部構造を構築する際、参照クラスをすべてロードします。このため、
\fBjavadoc\fRコマンドは、ブートストラップ・クラス、拡張機能、またはユーザー・クラスにかかわらず、すべての参照クラスを検索できる必要があります。クラスの検出方法
M
mfang 已提交
238 239
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/tools/findingclasses\&.html)を参照してください
.PP
240
通常、作成するクラスは、拡張クラスとして、または\fBjavadoc\fRコマンドのクラス・パスでロードされる必要があります。
M
mfang 已提交
241 242
.SS "Javadocのドックレット"
.PP
243
\fBjavadoc\fRコマンドの出力の内容と形式は、ドックレットを使用してカスタマイズできます。\fBjavadoc\fRコマンドには、標準ドックレットと呼ばれるデフォルトの組込みドックレットがあります。標準ドックレットは、HTML形式のAPIドキュメントを生成します。標準ドックレットを修正またはサブクラスを作成することや、HTML、XML、MIF、RTFなどの好みの出力形式を生成する独自のドックレットを記述することも可能です。
M
mfang 已提交
244
.PP
245
\fB\-doclet\fRオプションでカスタム・ドックレットが指定されていない場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、デフォルトの標準ドックレットを使用します。\fBjavadoc\fRコマンドには、使用されているドックレットに関係なく使用できるいくつかのオプションがあります。標準ドックレットでは、これらの他に、いくつかのコマンド行オプションが追加されます。オプションを参照してください。
M
mfang 已提交
246 247
.SH "ソース・ファイル"
.PP
248
\fBjavadoc\fRコマンドは、次のタイプのソース・ファイルから出力を生成します。そのファイルは、クラスのJava言語ソース・ファイル(\fB\&.java\fR)、パッケージ・コメント・ファイル、概要コメント・ファイル、およびその他の未処理のファイルです。ここでは、ドキュメント化しないがソース・ツリーに存在する場合があるテスト・ファイルやテンプレート・ファイルについても説明します。
M
mfang 已提交
249 250 251 252 253
.SS "クラスのソース・ファイル"
.PP
それぞれのクラスまたはインタフェース、およびそのメンバーは、独自のドキュメンテーション・コメントを持つことができ、それをソース・ファイル内に保持します。ドキュメンテーション・コメントを参照してください。
.SS "パッケージ・コメント・ファイル"
.PP
254
それぞれのパッケージは、独自のドキュメンテーション・コメントを持つことができ、それを専用のソース・ファイルに保持します。その内容は、\fBjavadoc\fRコマンドによって生成されるパッケージのサマリー・ページに組み込まれます。このコメントには、通常、そのパッケージ全体に当てはまるドキュメントを記述します。
M
mfang 已提交
255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265
.PP
パッケージ・コメント・ファイルを作成するには、次のいずれかのファイルにコメントを格納できます。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
266
\fBpackage\-info\&.java\fRファイルには、パッケージ宣言、パッケージ注釈、パッケージ・コメント、およびJavadocタグを格納できます。このファイルが優先されます。
M
mfang 已提交
267 268 269 270 271 272 273 274 275 276
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
277
\fBpackage\&.html\fRファイルには、パッケージ・コメントとJavadocタグのみを格納できます。パッケージ注釈は格納できません。
M
mfang 已提交
278 279
.RE
.PP
280 281 282 283 284
各パッケージは、\fBpackage\&.html\fRファイルまたは\fBpackage\-info\&.java\fRファイルのいずれかを1つ持つことができますが、その両方を持つことはできません。このどちらかのファイルをソース・ファイルとともに、ソース・ツリー内のそのパッケージ・ディレクトリ内に配置してください。
.PP
package\-info\&.javaファイル
.PP
\fBpackage\-info\&.java\fRファイルには、次の構造のパッケージ・コメントを含めることができます。コメントは、パッケージ宣言の前に配置されます。
M
mfang 已提交
285 286
.PP
\fB注意:\fR
287
コメント区切り文字である\fB/**\fRおよび\fB*/\fRが存在する必要がありますが、中間の行の先頭のアスタリスクは省略可能です。
M
mfang 已提交
288 289 290 291
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
292
.nf
293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309
\fB/**\fR
\fB * Provides the classes necessary to create an  \fR
\fB * applet and the classes an applet uses \fR
\fB * to communicate with its applet context\&.\fR
\fB * <p>\fR
\fB * The applet framework involves two entities:\fR
\fB * the applet and the applet context\&.\fR
\fB * An applet is an embeddable window (see the\fR
\fB * {@link java\&.awt\&.Panel} class) with a few extra\fR
\fB * methods that the applet context can use to \fR
\fB * initialize, start, and stop the applet\&.\fR
\fB *\fR
\fB * @since 1\&.0\fR
\fB * @see java\&.awt\fR
\fB */\fR
\fBpackage java\&.lang\&.applet;\fR
 
D
duke 已提交
310
.fi
M
mfang 已提交
311 312 313
.if n \{\
.RE
.\}
314 315 316 317
.PP
package\&.htmlファイル
.PP
\fBpackage\&.html\fRファイルには、次の構造のパッケージ・コメントを含めることができます。コメントは、\fB<body>\fR要素に配置されます。
M
mfang 已提交
318 319
.PP
ファイル:
320
\fBjava/applet/package\&.html\fR
M
mfang 已提交
321 322 323 324 325
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341
\fB<HTML>\fR
\fB<BODY>\fR
\fBProvides the classes necessary to create an applet and the \fR
\fBclasses an applet uses to communicate with its applet context\&.\fR
\fB<p>\fR
\fBThe applet framework involves two entities: the applet\fR
\fBand the applet context\&. An applet is an embeddable\fR
\fBwindow (see the {@link java\&.awt\&.Panel} class) with a\fR
\fBfew extra methods that the applet context can use to\fR
\fBinitialize, start, and stop the applet\&. \fR
 
\fB@since 1\&.0 \fR
\fB@see java\&.awt\fR
\fB</BODY>\fR
\fB</HTML>\fR
 
T
tbell 已提交
342
.fi
M
mfang 已提交
343 344 345 346
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
347 348 349 350 351
\fBpackage\&.html\fRファイルは通常のHTMLファイルであり、パッケージ宣言を含んでいません。パッケージ・コメント・ファイルの内容はHTMLで記述しますが、例外が1つあります。このドキュメンテーション・コメントには、コメント区切り文字である\fB/**\fRと\fB*/\fR、または行頭のアスタリスクを含めない、という点です。コメントを書く場合は、最初の文をパッケージのサマリーとし、\fB<body>\fRタグと最初の文の間にタイトルやその他のテキストを含めないようにします。パッケージ・タグを含めることができます。すべてのブロック・タグは、主説明の後に配置する必要があります。\fB@see\fRタグをパッケージ・コメント・ファイルに追加する場合には、完全修飾名を使用する必要があります。
.PP
コメント・ファイルの処理
.PP
\fBjavadoc\fRコメントを実行すると、パッケージ・コメント・ファイルが検索されます。パッケージ・コメント・ファイルが見つかった場合は、\fBjavadoc\fRコマンドは次の手順を実行します。
M
mfang 已提交
352 353 354 355 356 357 358 359 360
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
361
処理できるようにコメントをコピーします。package\&.htmlの場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、\fB<body>\fRと\fB</body>\fR
362
HTMLタグ間ですべてのコンテンツをコピーします。\fB<title>\fRタグ、ソース・ファイルの著作権文または他の情報を配置する\fB<head>\fRセクションを含めることができますが、これらは生成されたドキュメントに表示されません。
M
mfang 已提交
363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージ・タグを処理します。パッケージ・タグを参照してください。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
処理したテキストを生成されたパッケージのサマリー・ページの下部に挿入します。Javaプラットフォーム、Standard Edition API仕様の概要
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/overview\-summary\&.html)を参照してください
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
396
パッケージのサマリー・ページの先頭に、パッケージ・コメントの最初の文をコピーします。さらに、\fBjavadoc\fRコマンドは、概要ページのパッケージ・リストに、パッケージ名とパッケージ・コメントの最初の文を追加します。Javaプラットフォーム、Standard Edition API仕様の概要
M
mfang 已提交
397 398 399 400 401 402
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/overview\-summary\&.html)を参照してください
.sp
文の終わりは、クラスやメンバーの主説明の最初の文の終わりと同じルールによって判断されます。
.RE
.SS "概要コメント・ファイル"
.PP
403
ドキュメント化する各アプリケーションまたはパッケージ・セットは、独自の概要ドキュメンテーション・コメントを持つことができ、それは専用のソース・ファイルに保持されます。その内容は、\fBjavadoc\fRコマンドによって生成される概要ページに組み込まれます。このコメントには、通常、アプリケーションまたはパッケージ・セット全体に当てはまるドキュメントを記述します。
M
mfang 已提交
404 405 406
.PP
このファイルにはoverview\&.htmlなどの名前を付けることができ、どこに配置してもかまいません。一般的な場所は、ソース・ツリーの最上部です。
.PP
407
たとえば、\fBjava\&.applet\fRパッケージのソース・ファイルが/home/user/src/java/appletディレクトリに格納されている場合、概要コメント・ファイルは/home/user/src/overview\&.htmlに作成できます。
M
mfang 已提交
408
.PP
409
異なるパッケージのセットに対して\fBjavadoc\fRコマンドを複数回実行する場合は、同じ1つのソース・ファイルのセットに対して複数の概要コメント・ファイルを作成できます。たとえば、内部ドキュメント用に\fB\-private\fRを指定して\fBjavadoc\fRコマンドを1回実行した後、公開ドキュメント用にそのオプションを指定しないで再度実行することができます。この場合、各概要コメント・ファイルの1文目で、そのドキュメントを公開用または内部用として記述できます。
M
mfang 已提交
410
.PP
411
概要コメント・ファイルの内容は、HTMLで記述された1つの大きなドキュメンテーション・コメントです。最初の文はアプリケーションまたはパッケージのセットのサマリーとします。\fB<body>\fRタグと最初の文の間にタイトルやその他のテキストを含めないようにします。{\fB@link}\fRなどのインライン・タグを除くすべてのタグは、主説明の後に配置する必要があります。\fB@see\fRタグを追加する場合には、完全修飾名を使用する必要があります。
M
mfang 已提交
412
.PP
413
\fBjavadoc\fRコマンドの実行時に、\fB\-overview\fRオプションを使用して概要コメント・ファイル名を指定します。このファイルは、パッケージ・コメント・ファイルと同じように処理されます。\fBjavadoc\fRコマンドは次の手順を実行します。
M
mfang 已提交
414 415 416 417 418 419 420 421 422
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
423
\fB<body>\fRと\fB</body>\fRタグ間で、処理するすべてのコンテンツをコピーします。
M
mfang 已提交
424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
概要タグがあれば処理します。概要タグを参照してください。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
処理したテキストを生成された概要ページの下部に挿入します。JavaプラットフォームStandard Edition API仕様の概要
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/overview\-summary\&.html)を参照してください
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
概要サマリー・ページの先頭に、概要コメントの最初の文をコピーします。
.RE
.SS "未処理のファイル"
.PP
461
ソース・ファイルには、\fBjavadoc\fRコマンドによって宛先ディレクトリにコピーされる、任意のファイルを含めることができます。このようなファイルには、通常、グラフィック・ファイル、サンプルのJavaソースおよびクラス・ファイル、一般的なJavaソース・ファイルのドキュメンテーション・コメントの影響を受けない多くの内容を含む独立したHTMLファイルなどがあります。
M
mfang 已提交
462 463 464
.PP
未処理のファイルを含めるには、doc\-filesというディレクトリにファイルを配置します。doc\-filesディレクトリは、ソース・ファイルを含む任意のパッケージ・ディレクトリのサブディレクトリになることができます。doc\-filesサブディレクトリは、パッケージごとに1つ用意できます。
.PP
465
たとえば、ボタンのイメージを\fBjava\&.awt\&.Button\fRクラスのドキュメントに含める場合には、そのイメージ・ファイルを/home/user/src/java/awt/doc\-files/ディレクトリに置きます。doc\-filesディレクトリを/home/user/src/java/doc\-filesに置かないでください。javaはパッケージではないからです。ソース・ファイルを含めることもできません。
M
mfang 已提交
466
.PP
467
\fBjavadoc\fRコマンドはファイルを参照しないので、未処理のファイルへのすべてのリンクは、コードに含まれている必要があります。\fBjavadoc\fRコマンドはディレクトリとそのすべての内容を宛先にコピーします。次の例では、Button\&.javaドキュメンテーション・コメントのリンクがどのように見えるかを示しています。
M
mfang 已提交
468 469 470 471
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
472
.nf
473 474 475 476 477
\fB/**\fR
\fB * This button looks like this: \fR
\fB * <img src="doc\-files/Button\&.gif">\fR
\fB */\fR
 
T
tbell 已提交
478
.fi
M
mfang 已提交
479 480 481 482 483
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "テストおよびテンプレート・ファイル"
.PP
484 485 486
ソース・ツリーのテストおよびテンプレート・ファイルを、ソース・ファイルが存在するディレクトリまたはサブディレクトリと同じディレクトリに格納できます。テストおよびテンプレート・ファイルが処理されるのを防ぐには、\fBjavadoc\fRコマンドを実行し、明示的に個別のソース・ファイル名を渡します。
.PP
テスト・ファイルは、有効な、コンパイル可能なソース・ファイルです。テンプレート・ファイルは、有効な、互換性のあるソース・ファイルではありませんが、多くの場合、\fB\&.java\fR接尾辞を持っています。
M
mfang 已提交
487
.PP
488 489 490
テスト・ファイル
.PP
テスト・ファイルを、名前なしパッケージや、ソース・ファイルが存在するパッケージとは別のパッケージに属するようにする場合、テスト・ファイルをソース・ファイルの下のサブディレクトリに配置し、そのディレクトリに無効な名前を付けます。テスト・ファイルをソースと同じディレクトリに配置し、パッケージ名を示すコマンド行引数を指定して\fBjavadoc\fRコマンドを呼び出すと、テスト・ファイルは警告またはエラーを引き起こします。ファイルが無効な名前を持つサブディレクトリ内に存在する場合、テスト・ファイル・ディレクトリはスキップされ、エラーまたは警告は発行されません。たとえば、ソース・ファイルのテスト・ファイルをcom\&.package1に追加するには、無効なパッケージ名のサブディレクトリに配置します。次のディレクトリ名にはハイフンが含まれているため無効です。
M
mfang 已提交
491 492 493 494 495
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
496 497
\fBcom/package1/test\-files/\fR
 
M
mfang 已提交
498 499 500 501 502
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
503 504 505 506 507
テスト・ファイルにドキュメンテーション・コメントが含まれる場合、\fBjavadoc\fRコマンドの個別の実行で、ワイルドカードを含んだテスト・ソース・ファイル名(\fBcom/package1/test\-files/*\&.java\fRなど)を渡して、テスト・ファイルのドキュメントを生成するように設定できます。
.PP
テンプレート・ファイル
.PP
テンプレート・ファイルをソース・ディレクトリに配置するが、\fBjavadoc\fRコマンドを実行するときにエラーを生成しない場合、ファイルに\fBBuffer\-Template\&.java\fRなどの無効な名前を付けて、処理させないようにします。\fBjavadoc\fRコマンドは、接尾辞の\fB\&.java\fRが削除されると有効なクラス名になる名前を持つソース・ファイルのみを処理します。
508
.SH "生成されるファイル"
M
mfang 已提交
509
.PP
510
デフォルトでは、\fBjavadoc\fRコマンドは、HTML形式のドキュメントを生成する標準ドックレットを使用します。標準ドックレットは、ここで説明する、基本内容ページ、相互参照ページ、サポート・ページを生成します。各HTMLページは個別のファイルに対応します。\fBjavadoc\fRコマンドは、2つのタイプのファイルを生成します。最初のタイプには、クラスおよびインタフェースに応じた名前が付けられます。2番目のタイプには、最初のタイプのファイルとの競合を防ぐために、ハイフンが含まれます(package\-summary\&.htmlなど)。
M
mfang 已提交
511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531
.SS "基本内容ページ"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
記載されているクラスまたはインタフェースごとに1つのクラスまたはインタフェース・ページ(classname\&.html)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
532
記載されているパッケージごとに1つのパッケージ・ページ(package\-summary\&.html)。\fBjavadoc\fRコマンドは、ソース・ツリーのパッケージ・ディレクトリ内にあるpackage\&.htmlまたはpackage\-info\&.javaという名前のファイル内のHTMLテキストをすべて組み入れます。
M
mfang 已提交
533 534 535 536 537 538 539 540 541 542
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
543
パッケージのセット全体に対して1つの概要ページ(overview\-summary\&.html)。概要ページは、生成ドキュメントの先頭ページになります。\fBjavadoc\fRコマンドは、\fB\-overview\fRオプションで指定されたファイル内のHTMLテキストをすべて組み入れます。概要ページが作成されるのは、\fBjavadoc\fRコマンドに複数のパッケージ名を渡した場合のみです。HTMLフレームおよびオプションを参照してください。
M
mfang 已提交
544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609
.RE
.SS "相互参照ページ"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージのセット全体に対して1つのクラス階層ページ(overview\-tree\&.html)。階層ページを表示するには、ナビゲーション・バーの「概要」をクリックしてから、「階層ツリー」をクリックします。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージごとに1つのクラス階層ページ(package\-tree\&.html)。階層ページを表示するには、特定のパッケージ、クラス、またはインタフェースのページに移動し、「階層ツリー」をクリックしてそのパッケージの階層を表示します。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
パッケージごとに1つの使用ページ(package\-use\&.html)と、クラスおよびインタフェースごとに1つずつの使用ページ(class\-use/classname\&.html)。使用ページでは、指定したクラス、インタフェース、またはパッケージの一部を使用しているパッケージ、クラス、メソッド、コンストラクタ、およびフィールドについて記述されます。たとえば、クラスまたはインタフェースAを例にすると、その使用ページには、Aのサブクラス、Aとして宣言されたフィールド、Aを返すメソッド、A型のパラメータを持つメソッドおよびコンストラクタが組み込まれます。使用ページを表示するには、パッケージ、クラス、またはインタフェースに移動し、ナビゲーション・バーの「使用」リンクをクリックします。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
すべての非推奨APIとその推奨する代替をリストする非推奨APIページ(deprecated\-list\&.html)。非推奨APIは将来の実装で削除される可能性があるので使用しないでください。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
定数フィールドの値用の定数フィールド値ページ(constant\-values\&.html)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
610 611 612
直列化された形式ページ(serialized\-form\&.html)。フィールドおよびメソッドの説明を含む、直列化可能かつ外部化可能なクラスに関する情報用のページです。このページ内の情報は、APIを使用する開発者ではなく、再実装者に必要な情報です。直列化された形式ページへアクセスするには、直列化されたクラスに移動して、そのクラス・コメントにある「関連項目」セクションで「直列化された形式」をクリックします。標準ドックレットは直列化された形式ページを生成します。このページには、Serializableを実装するすべてのクラス(publicまたは非public)が、その\fBreadObject\fRや\fBwriteObject\fRメソッド、直列化されたフィールド、および\fB@serial\fR、\fB@serialField\fR、\fB@serialData\fRタグからのドキュメンテーション・コメントとともにリストされます。直列化可能なpublicクラスを除外するには、そのクラス(またはそのパッケージ)を\fB@serial\fR
excludeでマークします。直列化可能なpackage\-privateクラスを含めるには、そのクラス(またはそのパッケージ)を\fB@serial\fR
includeでマークします。リリース1\&.4では、\fB\-private\fRオプションを指定せずに\fBjavadoc\fRコマンドを実行することにより、publicクラスおよびprivateクラスの完全に直列化された形式を生成できます。オプションを参照してください。
M
mfang 已提交
613 614 615 616 617 618 619 620 621 622
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
623
索引ページ(\fBindex\-*\&.html\fR)。すべてのクラス名、インタフェース名、コンストラクタ名、フィールド名、およびメソッド名がアルファベット順に並んでいます。索引ページは、Unicodeを扱えるように国際化されています。1つのファイルとして生成することも、先頭文字(英語の場合A\(enZ)ごとに別々のファイルとして生成することもできます。
M
mfang 已提交
624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634
.RE
.SS "サポート・ページ"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
635
ヘルプ・ページ(help\-doc\&.html)。ナビゲーション・バーや前述の各ページに関する説明が記載されています。デフォルトのヘルプ・ファイルを独自のカスタム・ヘルプ・ファイルでオーバーライドするには、\fB\-helpfile\fRを使用します。
M
mfang 已提交
636 637 638 639 640 641 642 643 644 645 646 647 648 649 650 651 652 653 654 655 656
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
表示用のHTMLフレームを作成する1つのindex\&.htmlファイル。フレーム付きの先頭ページを表示するにはこのファイルをロードします。index\&.htmlファイルには、テキスト・コンテンツは含まれていません。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
657
複数のフレーム・ファイル(\fB*\-frame\&.html\fR)。パッケージ、クラス、およびインタフェースのリストが含まれています。フレーム・ファイルはHTMLフレームを表示します。
M
mfang 已提交
658 659 660 661 662 663 664 665 666 667
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
668
パッケージ・リスト・ファイル(package\-list)。\fB\-link\fRおよび\fB\-linkoffline\fRオプションで使用されます。パッケージ・リスト・ファイルはテキスト・ファイルであり、どのリンクからもアクセスできません。
M
mfang 已提交
669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
スタイルシート・ファイル(stylesheet\&.css)。生成されるページの一部の要素について色、フォント・ファミリ、フォント・サイズ、フォント・スタイル、および配置を制御します。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
690
doc\-filesディレクトリ。宛先ディレクトリにコピーするイメージ、サンプル・コード、ソース・コードなどのファイルが格納されます。これらのファイルは、\fBjavadoc\fRコマンドによって処理されません。このディレクトリは、ソース・ツリーの中に存在する場合にのみ処理されます。
M
mfang 已提交
691 692 693 694 695
.RE
.PP
オプションを参照してください。
.SS "HTMLフレーム"
.PP
696
\fBjavadoc\fRコマンドは、コマンドに渡された値に基づき、最小限必要な数(2または3)のフレームを生成します。\fBjavadoc\fRコマンドに引数として1つのパッケージ名または1つのパッケージに含まれるソース・ファイルを渡す場合は、パッケージのリストが省略されます。そのかわりに、\fBjavadoc\fRコマンドは左側の列に1つのフレームを作成し、クラスのリストを表示します。複数のパッケージ名を渡した場合は、\fBjavadoc\fRコマンドは、すべてのパッケージをリストする第3のフレームと概要ページ(overview\-summary\&.html)を作成します。フレームを省略するには、「フレームなし」リンクをクリックするか、overview\-summary\&.htmlページからページ・セットを表示します。
M
mfang 已提交
697 698 699 700
.SS "生成されるファイルの構造"
.PP
生成されるクラス・ファイルおよびインタフェース・ファイルは、Javaソース・ファイルおよびクラス・ファイルと同じディレクトリ階層に編成されます。1つのサブパッケージにつき1つのディレクトリ、という構造になります。
.PP
701
たとえば、\fBjava\&.applet\&.Applet\fRクラス用に生成されるドキュメントは、java/applet/Applet\&.htmlに格納されます。
M
mfang 已提交
702
.PP
703
生成先ディレクトリの名前が\fBapidocs\fRだとすると、\fBjava\&.applet\fRパッケージのファイルの構造は、次のとおりです。前述のように、\fIframe\fRという語を名前に含むファイルは、すべて左上または左下のフレームに表示されます。それ以外のHTMLファイルは、すべて右側のフレームに表示されます。
M
mfang 已提交
704
.PP
705
ディレクトリは太字です。アスタリスク(*)は、\fBjavadoc\fRコマンドへの引数がパッケージ名ではなくソース・ファイル名である場合に省略されるファイルおよびディレクトリを示しています。引数がソース・ファイル名の場合、空のパッケージ・リストが作成されます。doc\-filesディレクトリは、ソース・ツリー内に存在する場合にのみ、生成先に作成されます。生成されるファイルを参照してください。
M
mfang 已提交
706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBapidocs\fR: 最上位レベル・ディレクトリ
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
index\&.html: HTMLフレームを設定する初期ページ
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
*overview\-summary\&.html: パッケージ・リストとサマリー
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
overview\-tree\&.html: すべてのパッケージのクラス階層
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
deprecated\-list\&.html: すべてのパッケージの非推奨API
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
constant\-values\&.html: すべてのパッケージの静的フィールド値
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
serialized\-form\&.html: すべてのパッケージの直列化されたフォーム
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
*overview\-frame\&.html: 左上のフレームに表示するすべてのパッケージ
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
allclasses\-frame\&.html: 左下のフレームに表示するすべてのクラス
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
help\-doc\&.html: Javadocページの編成に関するヘルプ
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
index\-all\&.html:
825
\fB\-splitindex\fRオプションなしで作成されたデフォルトの索引
M
mfang 已提交
826 827 828 829 830 831 832 833 834 835 836
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBindex\-files\fR:
837
\fB\-splitindex\fRオプションを指定して作成されたディレクトリ
M
mfang 已提交
838 839 840 841 842 843 844 845 846 847
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
index\-<number>\&.html:
848
\fB\-splitindex\fRオプションを指定して作成された索引ファイル
M
mfang 已提交
849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 896 897 898 899 900 901 902 903
.RE
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
package\-list: 外部参照を解決するためのパッケージ名
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
stylesheet\&.css: フォント、色、位置などを定義します
.RE
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBjava\fR: パッケージ・ディレクトリ
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBapplet\fR: サブパッケージ・ディレクトリ
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
Applet\&.html:
904
\fBApplet\fRクラス・ページ
M
mfang 已提交
905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
AppletContext\&.html:
916
\fBAppletContext\fRインタフェース
M
mfang 已提交
917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
AppletStub\&.html:
928
\fBAppletStub\fRインタフェース
M
mfang 已提交
929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
AudioClip\&.html:
940
\fBAudioClip\fRインタフェース
M
mfang 已提交
941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
package\-summary\&.html: クラスとサマリー
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
package\-frame\&.html: 左下のフレームに表示するパッケージ・クラス
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
package\-tree\&.html: このパッケージのクラス階層
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
package\-use\&.html: このパッケージが使用される場所
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBdoc\-files\fR: イメージおよびサンプル・ファイルのディレクトリ
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBclass\-use\fR: イメージおよびサンプル・ファイルの場所
.sp
\- Applet\&.html: Appletクラスの使用
.sp
\- AppletContext\&.html:
1011
\fBAppletContext\fRインタフェースの使用
M
mfang 已提交
1012 1013
.sp
\- AppletStub\&.html:
1014
\fBAppletStub\fRインタフェースの使用
M
mfang 已提交
1015 1016
.sp
\- AudioClip\&.html:
1017
\fBAudioClip\fRインタフェースの使用
M
mfang 已提交
1018 1019 1020 1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037 1038 1039 1040 1041 1042 1043 1044 1045 1046 1047 1048 1049 1050 1051 1052 1053 1054
.RE
.RE
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBsrc\-html\fR: ソース・コード・ディレクトリ
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBjava\fR: パッケージ・ディレクトリ
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\fBapplet\fR: サブパッケージ・ディレクトリ
.sp
\- Applet\&.html: Appletソース・コード
.sp
\- AppletContext\&.html:
1055
\fBAppletContext\fRソース・コード
M
mfang 已提交
1056 1057
.sp
\- AppletStub\&.html:
1058
\fBAppletStub\fRソース・コード
M
mfang 已提交
1059 1060
.sp
\- AudioClip\&.html:
1061
\fBAudioClip\fRソース・コード
M
mfang 已提交
1062 1063 1064 1065 1066
.RE
.RE
.RE
.SS "生成されるAPI宣言"
.PP
1067
\fBjavadoc\fRコマンドは、それぞれのクラス、インタフェース、フィールド、コンストラクタ、およびメソッドの記述の最初に、そのAPI用の宣言を生成します。たとえば、\fBBoolean\fRクラスの宣言は、次のようになります。
M
mfang 已提交
1068 1069 1070 1071 1072
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
1073 1074 1075 1076
\fBpublic final class Boolean\fR
\fBextends Object\fR
\fBimplements Serializable\fR
 
M
mfang 已提交
1077 1078 1079 1080 1081
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
1082
\fBBoolean\&.valueOf\fRメソッドの宣言は次のとおりです。
M
mfang 已提交
1083 1084 1085 1086
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
1087
.nf
1088 1089
\fBpublic static Boolean valueOf(String s)\fR
 
D
duke 已提交
1090
.fi
M
mfang 已提交
1091 1092 1093 1094
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
1095
\fBjavadoc\fRコマンドは、修飾子\fBpublic\fR、\fBprotected\fR、\fBprivate\fR、\fBabstract\fR、\fBfinal\fR、\fBstatic\fR、\fBtransient\fR、および\fBvolatile\fRを含めることができますが、\fBsynchronized\fRおよび\fBnative\fRはできません。\fBsynchronized\fRおよび\fBnative\fR修飾子は、実装の詳細とみなされているため、API仕様には含まれません。
M
mfang 已提交
1096
.PP
1097
APIでは、並行性セマンティクスについて、キーワード\fBsynchronized\fRに依存するのではなく、コメントの主説明としてドキュメント化する必要があります。たとえば、「1つのenumerationを複数のスレッドから並行して使用することはできない」のように記述します。ドキュメントには、これらのセマンティクスを実現する方法を記述しないでください。たとえば、\fBHashtable\fRオプションはスレッドセーフである必要がありますが、「エクスポートされるすべてのメソッドを同期化してそれを実現する」のように指定する根拠はありません。より高度な並行性のために、バケット・レベルで内部的に同期化する権限を保有しておくことをお薦めします。
M
mfang 已提交
1098 1099 1100 1101 1102
.SH "ドキュメンテーション・コメント"
.PP
このセクションでは、ソース・コードのコメントとコメントの継承について説明します。
.SS "ソース・コード・コメント"
.PP
1103
ソース・コードの任意のクラス、インタフェース、メソッド、コンストラクタ、またはフィールドの宣言の前に、ドキュメンテーション・コメントを記述することができます。各パッケージにもドキュメンテーション・コメントを作成できます。構文は若干異なりますが、概要にもドキュメンテーション・コメントを作成できます。ドキュメンテーション・コメントは、\fB/**\fRと、終わりを表す\fB*/\fRの間にある文字から構成されます。先頭のアスタリスクは各行で使用でき、次の項で詳しく説明します。コメントのテキストは、複数行にわたって記述できます。
M
mfang 已提交
1104 1105 1106 1107
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1108
.nf
1109 1110 1111 1112 1113
\fB/**\fR
\fB * This is the typical format of a simple documentation comment\fR
\fB * that spans two lines\&.\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1114
.fi
M
mfang 已提交
1115 1116 1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
スペースを節約するには、コメントを1行に入れます。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1124
.nf
1125 1126
\fB/** This comment takes up only one line\&. */\fR
 
D
duke 已提交
1127
.fi
M
mfang 已提交
1128 1129 1130 1131
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
1132 1133 1134 1135 1136
コメントの配置
.PP
ドキュメンテーション・コメントは、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールド宣言の直前に配置される場合にのみ認識されます。メソッドの本体に置かれているドキュメンテーション・コメントは無視されます。\fBjavadoc\fRコマンドは、宣言文ごとに1つのドキュメンテーション・コメントしか認識しません。タグを使用できる場所を参照してください。
.PP
よくある間違いは、クラス・コメントとクラス宣言の間に\fBimport\fR文を置いてしまうことです。\fBjavadoc\fRコマンドはクラス・コメントを無視するので、\fBimport\fR文をこの場所に配置しないでください。
M
mfang 已提交
1137 1138 1139 1140
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1141
.nf
1142 1143 1144 1145 1146 1147 1148
\fB/**\fR
\fB * This is the class comment for the class Whatever\&.\fR
\fB */\fR
\fB \fR
\fBimport com\&.example;   // MISTAKE \- Important not to put import statement here\fR
\fB \fR
\fBpublic class Whatever{ }\fR
M
mfang 已提交
1149
 
D
duke 已提交
1150
.fi
M
mfang 已提交
1151 1152 1153
.if n \{\
.RE
.\}
1154 1155 1156 1157
.PP
コメントのパーツ
.PP
ドキュメンテーション・コメントには、主説明とその後に続くタグ・セクションが含まれます。主説明は、開始区切り文字\fB/**\fRで始まり、タグ・セクションまで続きます。タグ・セクションは、先頭文字が\fB@\fRの行で定義される最初のブロック・タグから始まります(先頭のアスタリスク、空白文字、先頭の区切り文字\fB/**\fRは除く)。主説明を記述せず、タグ・セクションのみのコメントを記述することもできます。主説明は、タグ・セクション以降に続けることはできません。タグの引数は、複数行にわたって記述できます。タグの数に制限はありません。何回も記述できるタグと、1回しか記述できないタグがあります。たとえば、次の\fB@see\fRタグからタグ・セクションは始まります。
M
mfang 已提交
1158 1159 1160 1161
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1162
.nf
1163 1164 1165 1166 1167
\fB/**\fR
\fB * This sentence holds the main description for this documentation comment\&.\fR
\fB * @see java\&.lang\&.Object\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1168
.fi
M
mfang 已提交
1169 1170 1171
.if n \{\
.RE
.\}
1172 1173 1174 1175
.PP
ブロックおよびインライン・タグ
.PP
タグは、\fBjavadoc\fRコマンドが処理するドキュメンテーション・コメント内の特殊なキーワードです。タグには2つのタイプがあります。1つは\fB@tag\fRタグのように表記されるブロック・タグ(スタンドアロン・タグとも呼ばれる)、もう1つは\fB{@tag}\fRタグのように中カッコで囲んで表記されるインライン・タグです。ブロック・タグが解釈されるには、行頭のアスタリスク、空白文字、区切り文字(\fB/**\fR)を除いて、行の先頭に置く必要があります。これは、\fB@\fR文字をテキスト内の別の場所で使用しても、タグの開始として解釈されないことを意味しています。\fB@\fR文字を使用して行を開始しても、それが解釈されないようにするには、HTMLエンティティ\fB&#064;\fRを使用します。それぞれのブロック・タグには、関連付けられたテキストがあります。このテキストは、タグの後から、次のタグの前、またはドキュメンテーション・コメントの最後までの間に記述されたテキストです(タグまたはコメント区切り文字を除く)。この関連テキストは、複数行にわたって記述できます。インライン・タグは、テキストを記述できる場所であればどこにでも置くことができ、解釈されます。次の例にはブロック・タグ\fB@deprecated\fRとインライン・タグ\fB{@link}\fRが含まれています。javadocタグを参照してください。
M
mfang 已提交
1176 1177 1178 1179
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1180
.nf
1181 1182 1183 1184
\fB/**\fR
\fB * @deprecated  As of JDK 1\&.1, replaced by {@link #setBounds(int,int,int,int)}\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1185
.fi
M
mfang 已提交
1186 1187 1188
.if n \{\
.RE
.\}
1189 1190 1191
.PP
HTMLでのコメントの記述
.PP
M
mfang 已提交
1192 1193
テキストはHTMLエンティティとHTMLタグを使用してHTMLで記述される必要があります。使用するブラウザがサポートする任意のHTMLのバージョンを使用できます。標準ドックレットは、カスケーディング・スタイル・シートおよびフレームを含め、ドキュメンテーション・コメント以外の部分でHTML 3\&.2に準拠したコードを生成します。フレーム・セットのため、生成されたファイルにはHTML 4\&.0が推奨されます。
.PP
1194
たとえば、より小さい記号(<)およびより大きい記号(>)のエンティティは、\fB&lt;\fRおよび\fB&gt;\fRと記述する必要があります。同様に、アンパサンド(&)は\fB&amp;\fRと記述する必要があります。次の例では、太字のHTMLタグ\fB<b>\fRを使用しています。
M
mfang 已提交
1195 1196 1197 1198
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1199
.nf
1200 1201 1202 1203 1204
\fB/**\fR
\fB * This is a <b>doc</b> comment\&.\fR
\fB * @see java\&.lang\&.Object\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1205
.fi
M
mfang 已提交
1206 1207 1208
.if n \{\
.RE
.\}
1209 1210 1211 1212 1213 1214 1215 1216 1217 1218 1219
.PP
先頭のアスタリスク
.PP
\fBjavadoc\fRコマンドによるドキュメンテーション・コメントの解析時に、各行の先頭にあるアスタリスク(*)文字は破棄されます。最初のアスタリスク(*)文字より前にある空白やタブも破棄されます。行頭のアスタリスクを省略した場合、インデントを保持したままでサンプル・コードを\fB<PRE>\fRタグ内のドキュメンテーション・コメントに直接貼り付けられるように、先頭の空白文字は削除されなくなります。ブラウザは、空白文字をタブよりも一律に解釈します。インデントの起点は(区切り文字\fB/**\fRまたは\fB<PRE>\fRタグではなく)左マージンになります。
.PP
最初の文
.PP
各ドキュメンテーション・コメントの最初の文は、宣言されているエンティティに関する簡潔かつ完全なサマリー文である必要があります。この文は、空白、タブ、または行終了文字が続く最初のピリオド、または最初のブロック・タグがある位置で終わります。最初の文は、\fBjavadoc\fRコマンドによってHTMLページの先頭にあるメンバーのサマリーの部分にコピーされます。
.PP
複数フィールドの宣言
.PP
M
mfang 已提交
1220 1221 1222 1223 1224
Javaプラットフォームでは、1つの文で複数のフィールドを宣言できます。ただし、この文には、1つのドキュメンテーション・コメントしか記述できません。そのコメントが、すべてのフィールドに対してコピーされます。フィールドごとにドキュメンテーション・コメントを記述する必要がある場合は、各フィールドを別々の文で宣言する必要があります。たとえば、次のドキュメンテーション・コメントは、1つの宣言として記述すると不適切です。この場合は、宣言を2つに分けることをお薦めします。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1225
.nf
1226 1227 1228 1229 1230
\fB/** \fR
\fB * The horizontal and vertical distances of point (x,y)\fR
\fB */\fR
\fBpublic int x, y;      // Avoid this \fR
\fB \fR
D
duke 已提交
1231
.fi
M
mfang 已提交
1232
.if n \{\
T
tbell 已提交
1233
.RE
M
mfang 已提交
1234 1235
.\}
.PP
1236
\fBjavadoc\fRコマンドは、上のコードから次のようなドキュメントを生成します。
M
mfang 已提交
1237 1238 1239 1240
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1241
.nf
1242 1243
\fBpublic int x\fR
 
T
tbell 已提交
1244
.fi
M
mfang 已提交
1245 1246 1247 1248 1249 1250 1251 1252 1253
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
The horizontal and vertical distances of point (x, y)\&.
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
1254
.nf
1255 1256
\fBpublic int y\fR
 
T
tbell 已提交
1257
.fi
M
mfang 已提交
1258 1259 1260 1261 1262
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
The horizontal and vertical distances of point (x, y)\&.
1263 1264 1265 1266
.PP
ヘッダー・タグの使用
.PP
メンバーに対してドキュメンテーション・コメントを記述するときには、\fB<H1>\fRおよび\fB<H2>\fRなどのHTML見出しタグを使用しないことをお薦めします。\fBjavadoc\fRコマンドは、完全な構造化ドキュメントを作成するので、このような構造化タグが使用されていると、生成ドキュメントの形式が悪影響を受けることがあります。ただし、クラスやパッケージのコメントでは、これらの見出しを使用して独自の構造を指定してかまいません。
M
mfang 已提交
1267 1268
.SS "メソッド・コメントの継承"
.PP
1269
\fBjavadoc\fRコマンドでは、クラスおよびインタフェースでメソッド・コメントを継承して、欠落したテキストを入力したり、明示的にメソッド・コメントを継承することができます。コンストラクタ、フィールド、およびネストされたクラスは、ドキュメンテーション・コメントを継承しません。
M
mfang 已提交
1270 1271
.PP
\fB注意:\fR
1272
ドキュメンテーション・コメントをコピーに利用するには、継承したメソッドのソース・ファイルが\fB\-sourcepath\fRオプションで指定したパスのみに置かれている必要があります。コマンド行で、クラスもパッケージも渡す必要はありません。この点はリリース1\&.3\&.\fIn\fR以前とは対照的です。これまでは、クラスがドキュメント化されるクラスであることが必要でした。
M
mfang 已提交
1273
.PP
1274 1275 1276 1277 1278
欠落テキストの入力
.PP
主説明、または\fB@return\fR、\fB@param\fR、\fB@throws\fRタグがメソッド・コメントから欠落している場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、対応する主説明またはタグ・コメントを、それがオーバーライドまたは実装しているメソッド(ある場合)からコピーします。メソッド・コメントの継承を参照してください。
.PP
特定のパラメータの\fB@param\fRタグが見つからない場合、そのパラメータのコメントが、上位の継承階層のメソッドからコピーされます。特定の例外の\fB@throws\fRタグが見つからない場合、その例外が宣言されている場合にかぎり、\fB@throws\fRタグがコピーされます。
M
mfang 已提交
1279 1280 1281 1282
.PP
この動作はリリース1\&.3以前の動作とは対照的です。これまでのバージョンでは、主説明またはタグが存在すれば、コメントは一切継承されませんでした。
.PP
javadocタグおよびオプションを参照してください。
1283 1284 1285 1286
.PP
明示的な継承
.PP
\fB{@inheritDoc}\fRインライン・タグをメソッドの主説明または\fB@return\fR、\fB@param\fR、\fB@throws\fRタグ・コメントに挿入します。対応する継承された主説明またはタグ・コメントは、その場所にコピーされます。
M
mfang 已提交
1287 1288 1289 1290 1291 1292 1293 1294 1295 1296 1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323
.SS "クラスおよびインタフェースの継承"
.PP
コメントの継承は、クラスおよびインタフェースからの継承の、考えられるすべての場合に発生します。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
クラスのメソッドがスーパークラスのメソッドをオーバーライドしている場合
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
インタフェースのメソッドがスーパーインタフェースのメソッドをオーバーライドしている場合
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
クラスのメソッドがインタフェースのメソッドを実装している場合
.RE
.PP
1324
最初の2つのケースでは、\fBjavadoc\fRコマンドは、オーバーライドしているメソッドのドキュメント内に\fI「オーバーライド」\fRという小見出しを生成します。コメントが継承されているかどうかにかかわらず、オーバーライドされているメソッドへのリンクが含まれます。
M
mfang 已提交
1325
.PP
1326
3つ目のケース(特定のクラスのメソッドがインタフェースのメソッドを実装している場合)では、\fBjavadoc\fRコマンドは、オーバーライドしているメソッドのドキュメント内に\fI「定義」\fRという小見出しを生成します。コメントが継承されているかどうかにかかわらず、実装されているメソッドへのリンクが含まれます。
M
mfang 已提交
1327 1328
.SS "メソッド・コメントのアルゴリズム"
.PP
1329
メソッドにドキュメンテーション・コメントがない、または\fB{@inheritDoc}\fRタグがある場合、\fBjavadoc\fRコマンドは次のアルゴリズムを使用して適用できるコメントを検索します。アルゴリズムは、最も特定される適用可能なドキュメンテーション・コメントを探し、スーパークラスよりもインタフェースを優先するように設計されています。
M
mfang 已提交
1330 1331 1332 1333 1334 1335 1336 1337 1338
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 1.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  1." 4.2
.\}
1339
直接に実装されている(または、拡張されている)インタフェースを、メソッドの宣言で\fBimplements\fR(または\fBextends\fR)という語の後に出現する順序で、1つずつ調べます。このメソッドについて最初に見つかったドキュメンテーション・コメントを採用します。
M
mfang 已提交
1340 1341 1342 1343 1344 1345 1346 1347 1348 1349 1350 1351 1352 1353 1354 1355 1356 1357 1358 1359 1360
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 2.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  2." 4.2
.\}
手順1でドキュメンテーション・コメントが見つからなかった場合は、直接実装されている(または、拡張されている)インタフェースのそれぞれに対して、このアルゴリズム全体を再帰的に適用します(その際の順序は、手順1でインタフェースを調べたときの順序と同じ)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 3.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  3." 4.2
.\}
1361
手順2でドキュメンテーション・コメントが見つからなかった場合で、このクラスが\fBObject\fR以外のクラスであるが、インタフェースではない場合は、次のように処理します。
M
mfang 已提交
1362 1363 1364 1365 1366 1367 1368 1369 1370 1371 1372 1373 1374 1375 1376 1377 1378 1379 1380 1381 1382 1383 1384 1385 1386
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 1.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  1." 4.2
.\}
スーパークラスにこのメソッドについてのドキュメンテーション・コメントが記述されている場合は、そのコメントを採用します。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 2.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  2." 4.2
.\}
手順3aでドキュメンテーション・コメントが見つからなかった場合は、スーパークラスに対して、このアルゴリズム全体を再帰的に適用します。
.RE
.RE
.SH "JAVADOCタグ"
.PP
1387
\fBjavadoc\fRコマンドは、Javaのドキュメンテーション・コメント内に埋め込まれた特別なタグを解析します。\fBjavadoc\fRタグを使用すると、完全な整形式のAPIをソース・コードから自動的に生成できます。タグはアットマーク記号(\fB@\fR)で始まり、大文字と小文字が区別されます。これらのタグは、表示されているとおりに大文字と小文字を使用して入力する必要があります。タグは、行の先頭(先頭の空白文字と省略可能なアスタリスクの後)に置く必要があります。そうしないと、テキストとして扱われます。慣例として、同じ名前のタグは1箇所にまとめます。たとえば、\fB@see\fRタグが複数ある場合は、すべて同じ場所にまとめて配置します。詳細は、タグを使用できる場所を参照してください。
M
mfang 已提交
1388 1389 1390 1391 1392 1393 1394 1395 1396 1397 1398 1399 1400 1401 1402 1403 1404 1405 1406 1407 1408 1409 1410 1411 1412 1413 1414 1415 1416 1417 1418 1419
.PP
タグには、次のタイプがあります。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
ブロック・タグ: ブロック・タグは主説明に続くタグ・セクション内にのみ配置します。ブロック・タグは、\fI@tag\fRの形式をとります。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
インライン・タグ: インライン・タグは主説明内またはブロック・タグのコメント内の任意の場所に配置します。インライン・タグは\fI{@tag}\fRのように中カッコで囲みます。
.RE
.PP
カスタム・タグについては、\-tag tagname:Xaoptcmf:"taghead"を参照してください。タグを使用できる場所も参照してください。
.SS "タグの説明"
.PP
@author \fIname\-text\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
1420
\fB\-author\fRオプションが使用されている場合、指定した名前のテキストの作成者エントリを生成されるドキュメントに追加します。1つのドキュメンテーション・コメントに複数の\fB@author\fRタグを含めることができます。1つの\fB@author\fRタグに1つの名前を指定することも、複数の名前を指定することもできます。前者の場合は、\fBjavadoc\fRコマンドによって名前と名前の間にカンマ(,)と空白文字が挿入されます。後者の場合は、テキスト全体が解析されることなく、生成ドキュメントにコピーされます。したがって、カンマではなく、各言語に対応した名前区切り文字を使用する必要があるときに、1行に複数の名前を指定できます。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@authorに関する項
M
mfang 已提交
1421 1422 1423 1424 1425 1426 1427
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@author)を参照してください。
.RE
.PP
{@code \fItext\fR}
.RS 4
JDK 1\&.5で導入
.sp
1428
\fB<code>{@literal}</code>\fRと同じです。
M
mfang 已提交
1429
.sp
1430
テキストをHTMLマークアップまたはネストされたJavadocタグとして解釈せずに、textをコード・フォントで表示します。これにより、ドキュメンテーション・コメントでは、パラメータの型(\fB<Object>\fR)、不等号(\fB3 < 4\fR)、矢印(\fB<\-\fR)などで、通常の山カッコ(<および>)をHTMLエンティティ(\fB&lt;\fRおよび\fB&gt;\fR)のかわりに使用できます。たとえば、ドキュメンテーション・コメント・テキスト\fB{@code A<B>C}\fRは、\fBA<B>C\fRとして変更されずに生成されたHTMLページに表示されます。つまり、\fB<B>\fRが太字として解釈されず、そのフォントはコード・フォントになります。コード・フォントなしで同じ機能を実現するには、\fB{@literal}\fRタグを使用します。
M
mfang 已提交
1431 1432 1433 1434 1435 1436
.RE
.PP
@deprecated \fIdeprecated\-text\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
1437
このAPIは動作し続けますが、このAPIを使用しないことを薦めるコメントを追加します。\fBjavadoc\fRコマンドは、\fBdeprecated\-text\fRを主説明の前に移動してイタリックにし、その前に太字の警告「推奨されていません。」を追加します。このタグは、すべてのドキュメンテーション・コメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。
M
mfang 已提交
1438
.sp
1439
非推奨テキストの最初の文では、そのAPIが推奨されなくなった時期と、代替として使用するAPIをユーザーに提示する必要があります。\fBjavadoc\fRコマンドは、この最初の文を、サマリー・セクションと索引にコピーします。その後の文で非推奨になった理由を説明することもできます。代替APIを指し示す\fB{@link}\fRタグ(Javadoc 1\&.2以降の場合)を含める必要があります。
M
mfang 已提交
1440 1441 1442 1443 1444 1445 1446 1447 1448 1449 1450 1451 1452 1453 1454
.sp
\fI@deprecated annotation\fRタグを使用してプログラム要素を非推奨にします。APIを非推奨にする方法と時期
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/deprecation/deprecation\&.html)を参照してください。
.sp
JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@deprecatedに関する項

(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@deprecated)も参照してください。
.RE
.PP
{@docRoot}
.RS 4
JDK 1\&.3で導入
.sp
生成されるページからの、生成ドキュメントの(生成先)ルート・ディレクトリへの相対パスを表します。このタグは、著作権のページや会社のロゴなど、生成されるすべてのページから参照するファイルを組み込むときに便利です。通常は、各ページの最下部から著作権のページにリンクします。
.sp
1455
この\fB{@docRoot}\fRタグは、コマンド行でもドキュメンテーション・コメント内でも使用できます。このタグは、任意のタグ(\fB@return\fR、\fB@param\fRおよび\fB@deprecated\fRタグなど)のテキスト部分を含む、すべてのドキュメンテーション・コメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。
M
mfang 已提交
1456 1457 1458 1459 1460 1461 1462 1463 1464
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1465
コマンド行で、header、footerまたはbottomが定義されている場合、\fBjavadoc \-bottom \*(Aq<a href="{@docRoot}/copyright\&.html">Copyright</a>\*(Aq\fRとなります。
M
mfang 已提交
1466
.sp
1467
\fB{@docRoot}\fRタグをmakefile内でこのように利用する場合、一部の\fBmakefile\fRプログラムでは、中カッコ\fB{}\fR文字を特別にエスケープする必要があります。たとえば、Inprise MAKEバージョン5\&.2をWindows上で実行する場合は、\fB{{@docRoot}}\fRのように、中カッコを二重にする必要があります。\fB\-bottom\fRオプションなどのオプションへの引数を囲むのに、二重(一重ではなく)引用符も必要です(\fBhref\fR引数を囲む引用符は省略)。
M
mfang 已提交
1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
ドキュメンテーション・コメントでは
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1483
.nf
1484 1485 1486 1487
\fB/**\fR
\fB * See the <a href="{@docRoot}/copyright\&.html">Copyright</a>\&.\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1488
.fi
M
mfang 已提交
1489
.if n \{\
D
duke 已提交
1490
.RE
M
mfang 已提交
1491
.\}
1492 1493
このタグが必要な理由は、生成ドキュメントが、サブパッケージと同じ深さを持つ階層構造のディレクトリに格納されるからです。式:
\fB<a href="{@docRoot}/copyright\&.html">\fRは、\fBjava/lang/Object\&.java\fRの場合\fB<a href="\&.\&./\&.\&./copyright\&.html">\fRに、\fBjava/lang/ref/Reference\&.java\fRの場合\fB<a href="\&.\&./\&.\&./\&.\&./copyright\&.html">\fRに解決されます。
M
mfang 已提交
1494 1495 1496 1497 1498 1499 1500
.RE
.RE
.PP
@exception \fIclass\-name description\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
1501
\fB@throws\fRタグと同じです。@throws class\-name descriptionを参照してください。
M
mfang 已提交
1502 1503 1504 1505 1506 1507 1508 1509 1510 1511 1512 1513 1514 1515 1516 1517 1518 1519 1520 1521 1522 1523 1524 1525 1526 1527 1528 1529 1530
.RE
.PP
{@inheritDoc}
.RS 4
JDK 1\&.4で導入
.sp
最も近い継承可能なクラスまたは実装可能なインタフェースから、このタグの位置にある現在のドキュメンテーション・コメントに、ドキュメントを継承(コピー)します。これにより、より汎用的なコメントを継承ツリーの上位に記述し、コピーしたテキストを使用して記述することができます。
.sp
このタグは、ドキュメンテーション・コメントの次の位置でのみ有効です。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
メソッドの主説明ブロック内。この場合、主説明は、上位階層のクラスまたはインタフェースからコピーされます。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1531
メソッドの\fB@return\fR、\fB@param\fR、\fB@throws\fRタグのテキスト引数内。この場合、タグ・テキストは、上位階層の対応するタグからコピーされます。
M
mfang 已提交
1532 1533 1534 1535 1536 1537 1538 1539 1540
.RE
.sp
継承階層でコメントを見つける方法に関する説明は、メソッド・コメントの継承を参照してください。このタグが見つからない場合、コメントは、この項で説明するルールに応じて、自動的に継承されるかどうかが決まります。
.RE
.PP
{@link \fIpackage\&.class#member label\fR}
.RS 4
JDK 1\&.2で導入
.sp
1541
表示テキストlabelとともにインライン・リンクを挿入します。labelは、参照クラスの指定されたパッケージ、クラス、またはメンバーの名前のドキュメントを指し示します。このタグは、\fB@return\fR、\fB@param\fRおよび\fB@deprecated\fRタグなどの任意のタグのテキスト部分を含む、すべてのドキュメンテーション・コメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@linkに関する項
M
mfang 已提交
1542 1543
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#{@link)を参照してください。
.sp
1544
このタグは\fB@see\fRタグに似ています。どちらのタグも、\fBpackage\&.class#member\fRと\fBlabel\fRの参照方法と、有効な構文が同じです。主な違いは、\fB{@link}\fRタグでは、「関連項目」セクションにリンクが配置されるかわりに、インライン・リンクが生成されるという点です。インライン・テキストの他の部分と区別するために、\fB{@link}\fRタグの最初と最後に中カッコを記述します。ラベル内で右中カッコ(\fB}\fR)を使用する必要がある場合、HTMLエンティティ記法\fB&#125;\fRを使用します。
M
mfang 已提交
1545
.sp
1546
1つ文の中で使用できる\fB{@link}\fRタグの数に制限はありません。このタグは、ドキュメンテーション・コメントの主説明部分、または\fB@deprecated\fR、\fB@return\fR、\fB@param\fRタグなどの任意のタグのテキスト部分で使用できます。
M
mfang 已提交
1547
.sp
1548
たとえば、次のコメントでは\fBgetComponentAt(int,int)\fRメソッドを参照しています。
M
mfang 已提交
1549 1550 1551 1552 1553
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
1554 1555
\fBUse the {@link #getComponentAt(int, int) getComponentAt} method\&.\fR
 
M
mfang 已提交
1556 1557 1558 1559 1560 1561 1562 1563 1564
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
標準ドックレットでは、このコードから次のHTMLが生成されます(このコメントが同じパッケージの別のクラスを参照している場合)。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1565
.nf
1566 1567
\fBUse the <a href="Component\&.html#getComponentAt(int, int)">getComponentAt</a> method\&.\fR
 
D
duke 已提交
1568
.fi
M
mfang 已提交
1569 1570 1571 1572 1573 1574 1575 1576
.if n \{\
.RE
.\}
前の行は、次のようにWebページに表示されます。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1577
.nf
1578 1579
\fBUse the getComponentAt method\&.\fR
 
D
duke 已提交
1580
.fi
M
mfang 已提交
1581 1582 1583 1584 1585 1586 1587 1588 1589
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
{@linkplain \fIpackage\&.class#member label\fR}
.RS 4
JDK 1\&.4で導入
.sp
1590
\fB{@link}\fRタグと同じ動作をしますが、リンク・ラベルがコード・フォントではなくプレーン・テキストで表示される点が異なります。ラベルがプレーン・テキストで記述されていると便利です。たとえば、「\fBRefer to {@linkplain add() the overridden method}\fR\&.」は「Refer to the overridden method」と表示されます。
M
mfang 已提交
1591 1592 1593 1594 1595 1596
.RE
.PP
{@literal \fItext\fR}
.RS 4
JDK 1\&.5で導入
.sp
1597
テキストをHTMLマークアップまたはネストされたJavadocタグとして解釈せずに、textを表示します。これにより、ドキュメンテーション・コメントでは、パラメータの型(\fB<Object>\fR)、不等号(\fB3 < 4\fR)、矢印(<\-)などで、山カッコ(\fB<および>\fR)をHTMLエンティティ(\fB&lt;\fRおよび\fB&gt;\fR)のかわりに使用できます。たとえば、ドキュメンテーション・コメント・テキスト\fB{@literal A<B>C}\fRは、\fBA<B>C\fRとしてブラウザの生成されたHTMLページで変更されずに表示されます。\fB<B>\fRは太字として解釈されません(コード・フォントになりません)。コード・フォントで同じ機能を実現するには、\fB{@code}\fRタグを使用します。
M
mfang 已提交
1598 1599 1600 1601 1602 1603
.RE
.PP
@param \fIparameter\-name description\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
1604
「パラメータ」セクションに、指定された\fBparameter\-name\fRの後に指定されたdescriptionを続けてパラメータを追加します。ドキュメンテーション・コメントを記述するときには、descriptionを複数行にわたって記述することもできます。このタグは、メソッド、コンストラクタ、またはクラスのドキュメンテーション・コメント内でのみ有効です。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@paramに関する項
M
mfang 已提交
1605 1606
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@param)を参照してください。
.sp
1607
\fBparameter\-name\fRは、メソッドまたはコンストラクタでのパラメータの名前か、クラス、メソッドまたはコンストラクタの型パラメータの名前になります。山カッコでこのパラメータ名を囲み、型パラメータを使用することを指定します。
M
mfang 已提交
1608 1609 1610 1611 1612 1613
.sp
クラスの型パラメータの例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
1614
.nf
1615 1616 1617 1618 1619 1620
\fB/**\fR
\fB * @param <E> Type of element stored in a list\fR
\fB */\fR
\fBpublic interface List<E> extends Collection<E> {\fR
\fB}\fR
 
T
tbell 已提交
1621
.fi
M
mfang 已提交
1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629
.if n \{\
.RE
.\}
メソッドの型パラメータの例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1630
.nf
1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 1639
\fB/**\fR
\fB * @param string  the string to be converted\fR
\fB * @param type    the type to convert the string to\fR
\fB * @param <T>     the type of the element\fR
\fB * @param <V>     the value of the element\fR
\fB */\fR
\fB<T, V extends T> V convert(String string, Class<T> type) {\fR
\fB}\fR
 
D
duke 已提交
1640
.fi
M
mfang 已提交
1641 1642 1643 1644 1645 1646 1647 1648 1649 1650 1651 1652 1653 1654 1655 1656 1657
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
@return \fIdescription\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
「戻り値」セクションを追加して、descriptionのテキストを書き込みます。このテキストでは、戻り値の型と、取り得る値の範囲について記述する必要があります。このタグは、メソッドのドキュメンテーション・コメントでのみ有効です。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@returnに関する項
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@return)を参照してください。
.RE
.PP
@see \fIreference\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
1658
\fI「関連項目」\fR見出しを追加して、referenceを指すリンク、またはテキスト・エントリを書き込みます。1つのドキュメンテーション・コメントには任意の数の\fB@see\fRタグを含めることができますが、それらはすべて同じ見出しの下にグループ化されます。\fB@see\fRタグには、3つのタイプの形式があります。この形式が最も一般的です。このタグは、すべてのドキュメンテーション・コメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドで有効です。パッケージ、クラス、またはメンバーに対するインライン・リンクを文中に挿入する方法は、\fB{@link}\fRを参照してください。
M
mfang 已提交
1659 1660
.sp
\fB形式1\fR。@see
1661
\fBstring\fRタグ形式は、\fIstring\fRのテキスト・エントリを追加します。リンクは生成されません。stringは、書籍またはURLではアクセスできない情報の参照先です。\fBjavadoc\fRコマンドは、最初の文字として二重引用符(")を検索して、この形式を前述の形式と区別します。たとえば、\fB@see "The Java Programming Language"\fRは次のテキストを生成します。
M
mfang 已提交
1662 1663 1664 1665 1666
.sp
\fB関連項目\fR:
.sp
"The Java Programming Language"
.sp
1667
\fB形式2\fR。\fB@see <a href="URL#value">label</a>\fRフォームは、\fBURL#value\fRで定義されているようにリンクを追加します。\fBURL#value\fRパラメータは、相対URLまたは絶対URLです。\fBjavadoc\fRコマンドは、最初の文字として「より小さい」記号(\fB<\fR)を検索して、この形式を他の形式と区別します。たとえば、\fB@see <a href="spec\&.html#section">Java Spec</a>\fRは、次のリンクを生成します:
M
mfang 已提交
1668 1669 1670 1671 1672
.sp
\fB関連項目\fR:
.sp
Java Spec
.sp
1673
\fB形式3\fR。\fB@see package\&.class#member label\fR形式は、表示テキスト・ラベルとともにリンクを追加します。このラベルは参照されているJava言語の指定された名前のドキュメントを指し示します。ラベルはオプションです。ラベルを省略した場合は、表示テキストのかわりに、名前が適切に短縮されて表示されます。\fB\-noqualifier\fRオプションを使用すると、この表示テキストからパッケージ名が全体的に削除されます。ラベルは、自動生成される表示テキストとは異なる表示テキストにする場合に使用します。「名前が表示される方法」を参照してください。
M
mfang 已提交
1674
.sp
1675
Java SE 1\&.2だけは、ラベルではなく名前が\fB<code>\fR
1676
HTMLタグ内に自動的に表示されます。Java SE 1\&.2\&.2からは、ラベルを使用するかしないかにかかわらず、\fB<code>\fRタグは常に表示テキストを囲む形で含まれます。
M
mfang 已提交
1677 1678 1679 1680 1681 1682 1683 1684 1685
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1686
\fBpackage\&.class#member\fRには、参照されている任意の有効なプログラム要素の名前を指定します。つまり、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドの名前です。ただし、メンバー名の前の文字は、シャープ記号(\fB#\fR)にする必要があります。classは、任意のトップレベルまたはネストされたクラスか、インタフェースを表します。memberは、任意のコンストラクタ、メソッドまたはフィールドを表します(ネストされたクラスまたはインタフェースではありません)。この名前が、ドキュメント化されるクラスに含まれている場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、その名前へのリンクを作成します。外部参照クラスへのリンクを作成するには、\fB\-link\fRオプションを使用します。参照クラスに属していない名前のドキュメントを参照するには、他の2つの\fB@see\fRタグ形式のどちらかを使用します。「名前の指定」を参照してください。
M
mfang 已提交
1687 1688
.sp
\fB注意:\fR
1689
外部参照クラスは、コマンド行で\fBjavadoc\fRコマンドに渡されないクラスです。生成ドキュメント内で外部参照クラスにリンクしている箇所は、外部参照または外部リンクと呼ばれます。たとえば、\fBjava\&.awt package\fRに対してのみ\fBjavadoc\fRコマンドを実行した場合、\fBObject\fRなどの\fBjava\&.lang\fR内のすべてのクラスが外部参照クラスになります。\fB\-link\fRおよび\fB\-linkoffline\fRオプションを使用して、外部参照クラスへリンクします。外部参照クラスのソース・コメントは\fBjavadoc\fRコマンドの実行には使用できません。
M
mfang 已提交
1690 1691 1692 1693 1694 1695 1696 1697 1698 1699
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1700
\fBlabel\fRは、省略可能なテキストで、リンクのラベルとして表示されます。ラベルには空白を含めることができます。\fBlabel\fRを省略すると、\fBpackage\&.class\&.member\fRが、現在のクラスおよびパッケージに応じて適切に短縮されて表示されます。「名前が表示される方法」を参照してください。
M
mfang 已提交
1701 1702 1703 1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1711
空白文字が、\fBpackage\&.class#member\fRと\fBlabel\fRの間の区切り文字になります。カッコの内側の空白文字はラベルの先頭とは解釈されないため、メソッドのパラメータ間に空白文字を入れてもかまいません。
M
mfang 已提交
1712 1713
.RE
.sp
1714
この例では、\fB@see\fRタグ(\fBCharacter\fRクラス内)が、\fBString\fRクラスのequalsメソッドを参照しています。タグには、名前\fBString#equals(Object)\fRとラベル\fBequals\fRの両方の引数が含まれています。
M
mfang 已提交
1715 1716 1717 1718
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1719
.nf
1720 1721 1722 1723
\fB/**\fR
\fB * @see String#equals(Object) equals\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
1724
.fi
M
mfang 已提交
1725 1726 1727 1728 1729 1730 1731 1732
.if n \{\
.RE
.\}
標準ドックレットは、次のようなHTMLを生成します。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
1733
.nf
1734 1735 1736 1737 1738
\fB<dl>\fR
\fB<dt><b>See Also:</b>\fR
\fB<dd><a href="\&.\&./\&.\&./java/lang/String#equals(java\&.lang\&.Object)"><code>equals<code></a>\fR
\fB</dl>\fR
 
D
duke 已提交
1739
.fi
M
mfang 已提交
1740 1741 1742 1743 1744 1745 1746 1747 1748
.if n \{\
.RE
.\}
前述のコードは、ブラウザに次のように表示され、ラベルは表示リンク・テキストになっています。
.sp
\fB関連項目\fR:
.sp
equals
.RE
1749 1750 1751 1752
.PP
名前の指定
.PP
この\fBpackage\&.class#member\fRという名前は、\fBjava\&.lang\&.String#toUpperCase()\fRのような完全修飾名にすることも、\fBString#toUpperCase()\fRや\fB#toUpperCase()\fRのような非完全修飾名にすることもできます。名前が完全修飾より短い場合は、\fBjavadoc\fRコマンドは、標準のJavaコンパイラの検索順序を使用して探します。「@seeタグの検索順序」を参照してください。名前は、メソッド引数の間など、カッコ内のスペースを含めることができます。部分的に修飾した短い名前を指定することの利点は、入力する文字数が減ることや、ソース・コードが読みやすくなることです。次のリストに様々な形式の名前を示します。ここで、\fBClass\fRにはクラスまたはインタフェースを、Typeにはクラス、インタフェース、配列、またはプリミティブを、methodにはメソッドまたはコンストラクタを、それぞれ指定できます。
M
mfang 已提交
1753 1754 1755 1756 1757
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
1758 1759 1760 1761 1762 1763 1764 1765 1766 1767 1768 1769 1770 1771 1772 1773 1774 1775 1776 1777 1778 1779 1780 1781 1782 1783 1784
\fB\fBTypical forms for\fR\fR\fB\fB @see package\&.class#member\fR\fR\fB \fR
\fB\fBReferencing a member of the current class\fR\fR
\fB@see #field\fR
\fB@see #method(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see #method(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see #constructor(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see #constructor(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.) \fR
 
\fB\fBReferencing another class in the current or imported packages\fR\fR
\fB@see Class#field\fR
\fB@see Class#method(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see Class#method(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see Class#constructor(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see Class#constructor(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see Class\&.NestedClass\fR
\fB@see Class \fR
 
\fB\fBReferencing an element in another package (fully qualified)\fR\fR
\fB@see package\&.Class#field\fR
\fB@see package\&.Class#method(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see package\&.Class#method(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see package\&.Class#constructor(Type, Type,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see package\&.Class#constructor(Type argname, Type argname,\&.\&.\&.)\fR
\fB@see package\&.Class\&.NestedClass\fR
\fB@see package\&.Class\fR
\fB@see package\fR
 
M
mfang 已提交
1785 1786 1787 1788 1789 1790 1791 1792 1793 1794 1795 1796 1797 1798 1799
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
前のリストに関するメモ:
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1800
最初のタイプの形式(パッケージとクラスを省略)の場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、現在のクラスの階層のみを検索します。つまり、現在のクラスかインタフェース、そのスーパークラスかスーパーインタフェース、またはその外側を囲んでいるクラスかインタフェースからメンバーを検索します(検索項目1\(en3)。現在のパッケージの他の部分や、他のパッケージは検索しません(検索項目4\(en5)。「@seeタグの検索順序」を参照してください。
M
mfang 已提交
1801 1802 1803 1804 1805 1806 1807 1808 1809 1810
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1811
メソッドまたはコンストラクタの入力時に、\fBgetValue\fRのようにカッコなしの名前を使用した場合、同じ名前のフィールドが存在していなければ、\fBjavadoc\fRコマンドはそのメソッドへのリンクを作成します。このメソッドがオーバーロードされている場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、検索で最初に見つかったメソッドにリンクします。結果は前もって特定できません。
M
mfang 已提交
1812 1813 1814 1815 1816 1817 1818 1819 1820 1821
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1822
ネストされたクラスは、すべての形式について、\fBouter\&.inner\fRとして指定する必要があります。単純に\fBinner\fRとはしないでください。
M
mfang 已提交
1823 1824 1825 1826 1827 1828 1829 1830 1831 1832
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
1833
すでに述べたように、クラスとメンバーとの間の区切り文字としては、ドット(\fB\&.\fR)ではなくシャープ記号(\fB#\fR)を使用します。このように指定すると、\fBjavadoc\fRコマンドは、あいまいさを解決できます。ドットは、クラス、ネストされたクラス、パッケージ、およびサブパッケージを区切るためにも使用されるからです。ただし、\fBjavadoc\fRコマンドでは、あいまいさがなければドットは正しく解析されますが、警告は表示されます。
M
mfang 已提交
1834 1835
.RE
.PP
1836 1837 1838 1839 1840
@seeタグの検索順序
.PP
\fBjavadoc\fRコマンドは、ソース・ファイル、パッケージ・ファイル、概要ファイルに表示される\fB@see\fRタグを処理します。後者の2つのファイルでは、完全修飾の名前を\fB@see\fRタグに指定する必要があります。ソース・ファイルでは、完全修飾の名前、または部分修飾の名前を指定できます。
.PP
次に、\fB@see\fRタグの検索順序を示します。
M
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1841 1842 1843 1844 1845 1846 1847 1848 1849 1850 1851 1852 1853 1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 1.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  1." 4.2
.\}
現在のクラスまたはインタフェース。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 2.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  2." 4.2
.\}
外側を囲んでいるクラスとインタフェース(最も近いものから検索)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 3.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  3." 4.2
.\}
スーパークラスとスーパーインタフェース(最も近いものから検索)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 4.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  4." 4.2
.\}
現在のパッケージ。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 5.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  5." 4.2
.\}
1894
インポートされているパッケージ、クラス、およびインタフェース(\fBimport\fR文の順序に従って検索)。
M
mfang 已提交
1895 1896
.RE
.PP
1897
\fBjavadoc\fRコマンドは、各クラスについて項目1\-3を再帰的に適用しながら、一致する名前が見つかるまで検索を続けます。つまり、まず現在のクラスを検索し、次にその外側を囲んでいるクラスEを検索した後、Eのスーパークラスを検索してから、Eを囲んでいるクラスを検索します。項目4と5では、\fBjavadoc\fRコマンドが1つのパッケージ内のクラスまたはインタフェースを検索する順序は決まっていません(その順序は、個々のコンパイラによって異なります)。項目5では、\fBjavadoc\fRコマンドは、\fIjava\&.lang\fRを検索します。このパッケージは、すべてのプログラムに自動的にインポートされるからです。
M
mfang 已提交
1898
.PP
1899
\fBjavadoc\fRコマンドは、完全修飾でないソース・ファイルで\fB@see\fRタグを見つけると、Javaコンパイラと同じ順序で指定された名前を検索します(ただし、\fBjavadoc\fRコマンドは、特定の名前空間のあいまいさを検出しません。これは、ソース・コードにこれらのエラーが存在していないことを前提としているためです)。この検索順序は、Java言語仕様で正式に定義されています。\fBjavadoc\fRコマンドは、関連するクラスとパッケージ、およびインポートされたクラスとパッケージのすべてからその名前を検索します。具体的には、次の順序で検索します。
M
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1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 1.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  1." 4.2
.\}
現在のクラスまたはインタフェース。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 2.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  2." 4.2
.\}
外側を囲んでいるクラスとインタフェース(最も近いものから検索)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 3.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  3." 4.2
.\}
スーパークラスとスーパーインタフェース(最も近いものから検索)。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 4.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  4." 4.2
.\}
現在のパッケージ。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 5.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  5." 4.2
.\}
1953
インポートされているパッケージ、クラス、およびインタフェース(\fBimport\fR文の順序に従って検索)。
M
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1954 1955
.RE
.PP
1956 1957 1958 1959 1960
\fBjavadoc\fRコマンドは、必ずしもサブクラスを検索するとは限りません。また、実行中に他のパッケージのドキュメントが生成される場合でも、他のパッケージを検索しません。たとえば、\fB@see\fRタグが\fBjava\&.awt\&.event\&.KeyEvent\fRクラス内に含まれていて、\fBjava\&.awt package\fR内のある名前を参照していても、そのクラスがインポートしないかぎり\fBjavadoc\fRコマンドはそのパッケージを検索しません。
.PP
名前が表示される方法
.PP
\fBlabel\fRを省略すると、\fBpackage\&.class\&.member\fRが表示されます。一般に、これは現在のクラスおよびパッケージに応じて適切に短縮されます。短縮されるとは、\fBjavadoc\fRコマンドにより必要最小限の名前のみが表示されるということです。たとえば、\fBString\&.toUpperCase()\fRメソッドに、同じクラスのメンバーへの参照と他のクラスのメンバーへの参照が含まれている場合、クラス名が表示されるのは後者のケースのみです(次のリストを参照)。パッケージ名を全体的に削除するには、\fB\-noqualifier\fRオプションを使用します。
M
mfang 已提交
1961
.RS 4
1962
\fB参照のタイプ\fR: \fB@see\fRタグは同じクラス、同じパッケージのメンバーを参照します
M
mfang 已提交
1963 1964
.RE
.RS 4
1965
\fB例\fR: \fB@see String#toLowerCase()\fR
M
mfang 已提交
1966 1967
.RE
.RS 4
1968
\fB表示\fR: \fBtoLowerCase()\fR \- パッケージおよびクラス名を省略します
M
mfang 已提交
1969 1970 1971 1972
.RE
.RS 4
.RE
.RS 4
1973
\fB参照のタイプ\fR: \fB@see\fRタグは別のクラス、同じパッケージのメンバーを参照します
M
mfang 已提交
1974 1975
.RE
.RS 4
1976
\fB例\fR: \fB@see Character#toLowerCase(char)\fR
M
mfang 已提交
1977 1978
.RE
.RS 4
1979
\fB表示\fR: \fBCharacter\&.toLowerCase(char)\fR \- パッケージ名を省略し、クラス名を含みます
M
mfang 已提交
1980 1981 1982 1983
.RE
.RS 4
.RE
.RS 4
1984
\fB参照のタイプ\fR: \fB@see\fRタグは異なるクラス、異なるパッケージのメンバーを参照します
M
mfang 已提交
1985 1986
.RE
.RS 4
1987
\fB例\fR: \fB@see java\&.io\&.File#exists()\fR
M
mfang 已提交
1988 1989
.RE
.RS 4
1990
\fB表示\fR: \fBjava\&.io\&.File\&.exists()\fR \- パッケージおよびクラス名を含みます
M
mfang 已提交
1991 1992 1993
.RE
.RS 4
.RE
1994 1995 1996 1997
.PP
@seeタグの例
.PP
右側のコメントは、\fB@see\fRタグが\fBjava\&.applet\&.Applet\fRなどの別のパッケージのクラス内にある場合に、名前がどのように表示されるかを示しています。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@seeに関する項
M
mfang 已提交
1998 1999 2000 2001 2002 2003
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@see)を参照してください。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
\fB                                            See also:\fR
\fB@see java\&.lang\&.String                   //  String                           \fR
\fB@see java\&.lang\&.String The String class  //  The String class                 \fR
\fB@see String                             //  String                           \fR
\fB@see String#equals(Object)              //  String\&.equals(Object)            \fR
\fB@see String#equals                      //  String\&.equals(java\&.lang\&.Object)   \fR
\fB@see java\&.lang\&.Object#wait(long)        //  java\&.lang\&.Object\&.wait(long)      \fR
\fB@see Character#MAX_RADIX                //  Character\&.MAX_RADIX              \fR
\fB@see <a href="spec\&.html">Java Spec</a>  //  Java Spec            \fR
\fB@see "The Java Programming Language"    //  "The Java Programming Language" \fR
 
M
mfang 已提交
2015 2016 2017 2018 2019 2020
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
\fB注意:\fR
2021
\fB@se\fR\fBe\fRタグを拡張してドキュメント化されないクラスにリンクするには、\fB\-link\fRオプションを使用します。
M
mfang 已提交
2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032
.PP
@serial \fIfield\-description\fR | include | exclude
.RS 4
JDK 1\&.2で導入
.sp
デフォルトの直列化可能フィールドのドキュメンテーション・コメントで使用します。クラスの直列化可能なフィールドおよびデータの文書化
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/platform/serialization/spec/serial\-arch\&.html#5251)を参照してください
.sp
Oracleの直列化された形式の仕様にクラスを含める基準
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/serialized\-criteria\-137781\&.html)も参照してください
.sp
2033
\fBfield\-description\fR(省略可能)では、フィールドの意味を説明し、取り得る値のリストを示す必要があります。必要な場合は、複数の行に渡って説明を記述できます。標準ドックレットは、この情報を、直列化された形式ページに追加します。相互参照ページを参照してください。
M
mfang 已提交
2034 2035 2036
.sp
クラスを直列化した後に直列化可能フィールドをクラスに追加した場合、主説明に、追加したバージョンを識別する文を追加する必要があります。
.sp
2037
\fBinclude\fRおよび\fBexclude\fR引数は、直列化された形式ページにクラスまたはパッケージを含めるか除外するかを示します。次のように機能します。
M
mfang 已提交
2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
2047
\fBSerializable\fRを実装しているpublicまたはprotectedクラスは、そのクラス(またはそのクラスが属するパッケージ)が\fB@serial exclude\fRタグでマークされていないかぎり、含められます。
M
mfang 已提交
2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 2055 2056 2057
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
2058
\fBSerializable\fRを実装しているprivateまたはpackage\-privateクラスは、そのクラス(またはそのクラスが属するパッケージ)が\fB@serial include\fRタグでマークされていないかぎり、除外されます。
M
mfang 已提交
2059 2060
.RE
.sp
2061 2062
たとえば、\fBjavax\&.swing\fRパッケージはpackage\&.htmlまたはpackage\-info\&.java内で\fB@serial\fR
\fBexclude\fRタグでマークされています。publicクラス\fBjava\&.security\&.BasicPermission\fRは\fB@serial exclude\fRタグでマークされています。package\-privateクラス\fBjava\&.util\&.PropertyPermissionCollection\fRは\fB@serial include\fRタグでマークされています。
M
mfang 已提交
2063
.sp
2064
クラス・レベルの\fB@serial\fRタグはパッケージ・レベルの\fB@serial\fRタグをオーバーライドします。
M
mfang 已提交
2065 2066 2067 2068 2069 2070
.RE
.PP
@serialData \fIdata\-description\fR
.RS 4
JDK 1\&.2で導入
.sp
2071
データの説明値を使用して、直列化された形式でのデータの型と順序をドキュメント化します。このデータには、\fBwriteObject\fRメソッドによって書き込まれる省略可能なデータ、および\fBExternalizable\&.writeExternal\fRメソッドによって書き込まれるすべてのデータ(ベース・クラスを含む)が含まれます。
M
mfang 已提交
2072
.sp
2073
\fB@serialData\fRタグは、\fBwriteObject\fR、\fBreadObject\fR、\fBwriteExternal\fR、\fBreadExternal\fR、\fBwriteReplace\fRおよび\fBreadResolve\fRメソッドのドキュメンテーション・コメントで使用できます。
M
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2074 2075 2076 2077 2078 2079
.RE
.PP
@serialField \fIfield\-name\fR \fIfield\-type\fR \fIfield\-description\fR
.RS 4
JDK 1\&.2で導入
.sp
2080
\fBSerializable\fRクラスの\fBserialPersistentFields\fRメンバーの\fBObjectStreamField\fRコンポーネントをドキュメント化します。\fBObjectStreamField\fRコンポーネントごとに1つの\fB@serialField\fRタグを使用します。
M
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2081 2082 2083 2084 2085 2086
.RE
.PP
@since \fIsince\-text\fR
.RS 4
JDK 1\&.1で導入
.sp
2087
生成ドキュメントに、指定された\fBsince\-text\fRの値の\fI「導入されたバージョン」\fR見出しを追加します。このテキストには、特別な内部構造はありません。このタグは、すべてのドキュメンテーション・コメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドで有効です。このタグは、特定の変更または機能が、\fBsince\-text\fRの値によって指定されたソフトウェア・リリース以降、存在していることを意味します。たとえば、\fB@since 1\&.5\fRです。
M
mfang 已提交
2088
.sp
2089
Javaプラットフォームのソース・コードの場合、\fB@since\fRタグは、JavaプラットフォームAPI仕様のバージョンを示します。ソース・コードがリファレンス実装に追加された時期を示すとは限りません。複数の\fB@since\fRタグを使用でき、複数の\fB@author\fRタグのように扱われます。プログラム要素が複数のAPIで使用される場合、複数のタグを使用できます。
M
mfang 已提交
2090 2091 2092 2093 2094 2095
.RE
.PP
@throws \fIclass\-name\fR \fIdescription\fR
.RS 4
JDK 1\&.2で導入
.sp
2096
\fB@exception\fRタグと同じ動作をします。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@throwsに関する項
M
mfang 已提交
2097 2098
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@exception)を参照してください
.sp
2099
\fB@throws\fRタグは、生成ドキュメントに\fIThrows\fR小見出しを追加して、\fBclass\-name\fRおよび\fBdescription\fRテキストを書き込みます。\fIclass\-name\fRは、そのメソッドからスローされる可能性のある例外の名前です。このタグは、メソッド、コンストラクタのドキュメンテーション・コメント内でのみ有効です。このクラスが完全指定の名前で記述されていない場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、検索順序に従ってクラスを探します。複数の\fB@throws\fRタグを、同じ例外または違う例外の指定したドキュメンテーション・コメントで使用できます。「@seeタグの検索順序」を参照してください。
M
mfang 已提交
2100
.sp
2101
すべてのチェック済例外がドキュメント化されるようにするために、\fB@throws\fRタグがthrows節内の例外用に存在しない場合は、\fB@throws\fRタグでドキュメント化されたかのように、\fBjavadoc\fRコマンドによって例外がHTML出力に説明なしで追加されます。
M
mfang 已提交
2102
.sp
2103
オーバーライドされるメソッド内で例外が明示的に宣言されている場合のみ、\fB@throws\fRのドキュメントがそのメソッドからサブクラスにコピーされます。インタフェース・メソッドから実装メソッドにコピーされる場合も同様です。\fB{@inheritDoc}\fRタグを使用して、\fB@throws\fRタグがドキュメンテーションを継承するように強制できます。
M
mfang 已提交
2104 2105 2106 2107 2108 2109
.RE
.PP
{@value \fIpackage\&.class#field\fR}
.RS 4
JDK 1\&.4で導入
.sp
2110
定数の値を表示します。\fB{@value}\fRタグが静的フィールドのドキュメンテーション・コメントで引数なしで使用されている場合、その定数の値を表示します。
M
mfang 已提交
2111 2112 2113 2114
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
2115
.nf
2116 2117 2118 2119 2120
\fB/**\fR
\fB * The value of this constant is {@value}\&.\fR
\fB */\fR
\fBpublic static final String SCRIPT_START = "<script>"\fR
 
D
duke 已提交
2121
.fi
M
mfang 已提交
2122 2123 2124
.if n \{\
.RE
.\}
2125
任意のドキュメンテーション・コメント内で引数\fBpackage\&.class#field\fRありで使用された場合、\fB{@value}\fRタグは指定された定数の値を表示します。
M
mfang 已提交
2126 2127 2128 2129
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
2130
.nf
2131 2132 2133 2134 2135
\fB/**\fR
\fB * Evaluates the script starting with {@value #SCRIPT_START}\&.\fR
\fB */\fR
\fBpublic String evalScript(String script) {}\fR
 
T
tbell 已提交
2136
.fi
M
mfang 已提交
2137
.if n \{\
2138
.RE
M
mfang 已提交
2139
.\}
2140
引数\fBpackage\&.class#field\fRは、\fB@see\fRタグ引数と同一の形式になります。ただし、メンバーは静的フィールドである必要があります。
M
mfang 已提交
2141 2142 2143
.sp
これらの定数の値は「定数フィールド値」
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/constant\-values\&.html)にも表示されます
D
duke 已提交
2144
.RE
M
mfang 已提交
2145 2146 2147 2148 2149
.PP
@version \fIversion\-text\fR
.RS 4
JDK 1\&.0で導入
.sp
2150
\fB\-version\fRオプションが使用されている場合、生成ドキュメントに\fI「バージョン」\fR小見出しを追加して、指定された\fBversion\-text\fRの値を書き込みます。このタグはこのコードが含まれるソフトウェアの現在のリリース番号を保持するためのものであるのに対し、\fB@since\fRタグは、このコードが導入されたリリース番号を保持します。\fBversion\-text\fRの値には、特別な内部構造はありません。JavadocツールでのDocコメントの記述方法の@versionに関する項
M
mfang 已提交
2151 2152
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#@version)を参照してください
.sp
2153
1つのドキュメンテーション・コメントに複数の\fB@version\fRタグを含めることができます。必要に応じて、1つの\fB@version\fRタグに1つのリリース番号を指定することも、複数のリリース番号を指定することもできます。前者の場合は、\fBjavadoc\fRコマンドによって名前と名前の間にカンマ(,)と空白文字が挿入されます。後者の場合は、テキスト全体が解析されることなく、生成ドキュメントにコピーされます。したがって、カンマではなく、各言語に対応した名前区切り文字を使用する必要があるときに、1行に複数の名前を指定できます。
D
duke 已提交
2154
.RE
M
mfang 已提交
2155 2156
.SH "タグを使用できる場所"
.PP
2157
ここでは、タグを使用できる場所について説明します。次のタグがすべてのドキュメンテーション・コメントで使用できます。\fB@see\fR、\fB@since\fR、\fB@deprecated\fR、\fB{@link}\fR、\fB{@linkplain}\fRおよび\fB{@docroot}\fR。
M
mfang 已提交
2158 2159 2160 2161 2162
.SS "概要タグ"
.PP
概要タグは、概要ページのドキュメンテーション・コメントで使用できるタグです(このドキュメンテーション・コメントは、通常overview\&.htmlという名前のソース・ファイル内にあります)。他のドキュメンテーション・コメントの場合と同様に、これらのタグは、主説明の後で使用する必要があります。
.PP
\fB注意:\fR
2163
Java SE 1\&.2では、概要ドキュメント内の\fB{@link}\fRタグにbugがあります。テキストは正しく表示されますが、リンクが設定されません。現在のところ、\fB{@docRoot}\fRタグは、概要ドキュメント内では機能しません。
M
mfang 已提交
2164 2165 2166 2167 2168 2169
.PP
概要タグは、次のとおりです。
.PP
@see reference || @since since\-text || @serialField field\-name field\-type field\-description || @author name\-text || @version version\-text || {@link package\&.class#member label} || {@linkplain package\&.class#member label} || {@docRoot} ||
.SS "パッケージ・タグ"
.PP
2170
パッケージ・タグは、パッケージのドキュメンテーション・コメントで使用できるタグで、ドキュメンテーション・コメントはpackage\&.htmlまたはpackage\-info\&.javaという名前のソース・ファイル内にあります。ここで使用できる\fB@serial\fRタグは、\fBinclude\fRまたは\fBexclude\fR引数を指定したもののみです。
M
mfang 已提交
2171 2172 2173 2174 2175 2176
.PP
パッケージ・タグは、次のとおりです。
.PP
@see reference || @since since\-text || @serial field\-description | include | exclude || @author name\-text || @version version\-text || {@linkplain package\&.class#member label} || {@linkplain package\&.class#member label} || {@docRoot} ||
.SS "クラスおよびインタフェース・タグ"
.PP
2177
次に、クラスまたはインタフェースのドキュメンテーション・コメントで使用できるタグを示します。\fB@serial\fRタグは、\fBinclude\fRまたは\fBexclude\fR引数を指定して、クラスまたはインタフェースのドキュメンテーション内でのみ使用できます。
M
mfang 已提交
2178 2179 2180 2181 2182 2183 2184 2185
.PP
@see reference || @since since\-text || @deprecated deprecated\-text || @serial field\-description | include | exclude || @author name\-text || @version version\-text || {@link package\&.class#member label} || {@linkplain package\&.class#member label} || {@docRoot} ||
.PP
クラス・コメントの例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
2186
.nf
2187 2188 2189 2190 2191 2192 2193 2194 2195 2196 2197 2198 2199 2200 2201 2202 2203
\fB/**\fR
\fB * A class representing a window on the screen\&.\fR
\fB * For example:\fR
\fB * <pre>\fR
\fB *    Window win = new Window(parent);\fR
\fB *    win\&.show();\fR
\fB * </pre>\fR
\fB *\fR
\fB * @author  Sami Shaio\fR
\fB * @version 1\&.13, 06/08/06\fR
\fB * @see     java\&.awt\&.BaseWindow\fR
\fB * @see     java\&.awt\&.Button\fR
\fB */\fR
\fBclass Window extends BaseWindow {\fR
\fB   \&.\&.\&.\fR
\fB}\fR
 
D
duke 已提交
2204
.fi
M
mfang 已提交
2205 2206 2207 2208 2209 2210 2211 2212 2213 2214 2215 2216 2217 2218
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "フィールド・タグ"
.PP
これらのタグは、フィールドに表示できます。
.PP
@see reference || @since since\-text || @deprecated deprecated\-text || @serial field\-description | include | exclude || @serialField field\-name field\-type field\-description || {@link package\&.class#member label} || {@linkplain package\&.class#member label} || {@docRoot} || {@value package\&.class#field}
.PP
フィールド・コメントの例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
2219
.nf
2220 2221 2222 2223 2224 2225 2226
\fB    /**\fR
\fB     * The X\-coordinate of the component\&.\fR
\fB     *\fR
\fB     * @see #getLocation()\fR
\fB     */\fR
\fB    int x = 1263732;\fR
 
2227
.fi
M
mfang 已提交
2228 2229 2230 2231 2232
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "コンストラクタとメソッド・タグ"
.PP
2233 2234
次に、コンストラクタまたはメソッドのドキュメンテーション・コメントで使用できるタグを示します。ただし、\fB@return\fRはコンストラクタでは使用できず、
\fB{@inheritDoc}\fRには制限があります。
M
mfang 已提交
2235 2236 2237 2238
.PP
@see reference || @since since\-text || @deprecated deprecated\-text || @param parameter\-name description || @return description || @throws class\-name description || @exception class\-name description || @serialData data\-description || {@link package\&.class#member label} || {@linkplain package\&.class#member label} || {@inheritDoc} || {@docRoot}
.PP
\fB注意:\fR
2239
\fB@serialData\fRタグは、\fBwriteObject\fR、\fBreadObject\fR、\fBwriteExternal\fR、\fBreadExternal\fR、\fBwriteReplace\fRおよび\fBreadResolve\fRメソッドのドキュメンテーション・コメントでのみ使用できます。
M
mfang 已提交
2240 2241 2242 2243 2244 2245
.PP
メソッド・コメントの例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
2246
.nf
2247 2248 2249 2250 2251 2252 2253 2254 2255 2256 2257 2258 2259 2260 2261
\fB/**\fR
\fB     * Returns the character at the specified index\&. An index \fR
\fB     * ranges from <code>0</code> to <code>length() \- 1</code>\fR
\fB     *\fR
\fB     * @param     index the index of the desired character\&.\fR
\fB     * @return    the desired character\&.\fR
\fB     * @exception StringIndexOutOfRangeException \fR
\fB     *              if the index is not in the range <code>0</code> \fR
\fB     *              to <code>length()\-1</code>\fR
\fB     * @see       java\&.lang\&.Character#charValue()\fR
\fB     */\fR
\fB    public char charAt(int index) {\fR
\fB       \&.\&.\&.\fR
\fB    }\fR
 
T
tbell 已提交
2262
.fi
M
mfang 已提交
2263 2264 2265
.if n \{\
.RE
.\}
2266
.SH "オプション"
M
mfang 已提交
2267
.PP
2268
\fBjavadoc\fRコマンドは、ドックレットを使用して出力を決定します。\fBjavadoc\fRコマンドは、\fB\-doclet\fRオプションでカスタム・ドックレットが指定されている場合以外は、デフォルトの標準ドックレットを使用します。\fBjavadoc\fRコマンドには、任意のドックレットとともに使用できるコマンド行オプションがあります。これらのオプションについては、Javadocオプションで説明します。標準ドックレットでは、この他に、いくつかの追加のコマンド行オプションが提供されます。これらのオプションについては、標準ドックレットのオプションで説明します。どのオプション名も、大文字と小文字が区別されません。ただし、オプションの引数では、大文字と小文字が区別されます。
M
mfang 已提交
2269 2270 2271 2272 2273 2274 2275 2276 2277 2278 2279 2280 2281 2282 2283 2284 2285 2286 2287 2288 2289 2290 2291
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
Javadocオプションも参照してください
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
標準ドックレットのオプションも参照してください
.RE
.PP
2292
オプションは次のとおりです。
2293 2294 2295 2296 2297 2298 2299 2300 2301 2302 2303 2304 2305 2306 2307 2308 2309 2310 2311 2312 2313 2314 2315 2316 2317 2318 2319 2320 2321 2322 2323 2324 2325 2326 2327 2328 2329 2330 2331 2332 2333 2334 2335 2336 2337 2338 2339 2340 2341 2342 2343 2344 2345 2346 2347 2348 2349 2350 2351 2352 2353 2354 2355 2356 2357 2358 2359 2360 2361 2362 2363 2364 2365 2366 2367 2368 2369 2370 2371 2372 2373 2374 2375 2376 2377 2378 2379 2380 2381 2382 2383 2384 2385 2386 2387 2388 2389 2390 2391 2392 2393 2394 2395 2396 2397 2398 2399 2400 2401 2402 2403 2404 2405 2406 2407 2408 2409 2410 2411 2412 2413 2414 2415 2416 2417 2418 2419 2420 2421 2422 2423 2424 2425 2426 2427 2428 2429 2430 2431 2432 2433 2434 2435 2436 2437 2438 2439 2440 2441 2442 2443 2444 2445 2446 2447 2448 2449 2450 2451 2452 2453 2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460 2461 2462 2463 2464 2465 2466 2467 2468 2469 2470 2471 2472 2473 2474 2475 2476 2477 2478 2479 2480 2481 2482 2483 2484 2485 2486 2487 2488 2489 2490 2491 2492 2493 2494 2495 2496 2497 2498 2499 2500 2501 2502 2503 2504 2505 2506 2507 2508 2509 2510 2511 2512 2513 2514 2515 2516 2517 2518 2519 2520 2521 2522 2523 2524 2525 2526 2527 2528 2529 2530 2531 2532 2533 2534 2535 2536 2537 2538 2539 2540 2541 2542 2543 2544 2545 2546 2547 2548 2549 2550 2551 2552 2553 2554 2555 2556 2557 2558 2559 2560 2561 2562 2563 2564 2565 2566 2567 2568 2569 2570 2571 2572 2573 2574 2575 2576 2577 2578 2579 2580 2581 2582 2583 2584 2585 2586 2587 2588 2589 2590 2591 2592 2593 2594 2595 2596 2597 2598 2599 2600 2601 2602 2603 2604 2605 2606 2607 2608 2609 2610 2611 2612 2613 2614 2615 2616 2617 2618 2619 2620 2621 2622 2623 2624 2625 2626 2627 2628 2629 2630 2631 2632 2633 2634 2635 2636 2637 2638 2639 2640 2641 2642 2643 2644 2645 2646 2647 2648 2649 2650 2651 2652 2653 2654 2655 2656 2657 2658 2659 2660 2661 2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 2675 2676 2677 2678 2679 2680 2681 2682 2683 2684 2685 2686 2687 2688 2689 2690 2691 2692 2693 2694 2695 2696 2697 2698 2699 2700 2701 2702 2703 2704 2705 2706 2707 2708 2709 2710 2711 2712 2713 2714 2715 2716 2717 2718 2719 2720 2721 2722 2723 2724 2725 2726 2727 2728 2729 2730 2731 2732 2733 2734 2735 2736 2737 2738 2739 2740 2741 2742 2743 2744 2745 2746 2747 2748 2749 2750 2751 2752 2753 2754 2755 2756 2757 2758 2759 2760 2761 2762 2763 2764 2765 2766 2767 2768 2769 2770 2771 2772 2773 2774 2775 2776 2777 2778 2779 2780 2781 2782 2783 2784 2785 2786 2787 2788 2789 2790 2791 2792 2793 2794 2795 2796 2797 2798 2799 2800 2801 2802 2803 2804 2805 2806 2807 2808 2809 2810 2811 2812 2813 2814 2815 2816 2817 2818 2819 2820 2821 2822 2823 2824 2825 2826 2827 2828 2829 2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836 2837 2838 2839 2840 2841 2842 2843 2844 2845 2846 2847 2848 2849 2850 2851 2852 2853 2854 2855 2856 2857 2858 2859 2860 2861 2862 2863 2864 2865 2866 2867 2868 2869 2870 2871 2872 2873 2874 2875 2876 2877 2878 2879 2880 2881 2882 2883 2884 2885 2886 2887 2888 2889 2890 2891 2892 2893 2894 2895 2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914 2915 2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929 2930 2931 2932 2933 2934 2935 2936 2937 2938 2939 2940 2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 2952 2953 2954 2955 2956 2957 2958 2959 2960 2961 2962 2963
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-1\&.1
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-author
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-bootclasspath classpathlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-bottom text
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-breakiterator
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-charset name
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-classpath classpathlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-d directory
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-docencoding name
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-docfilesubdirs
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-doclet class
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-docletpath classpathlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-doctitle title
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-encoding
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-exclude packagename1:packagename2:\&.\&.\&.
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-excludedocfilessubdir name1:name2
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-extdirs dirist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-footer footer
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-group groupheading packagepattern:packagepattern
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-header header
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-help
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-helpfile path\efilename
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-Jflag
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-javafx
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-keywords
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-link extdocURL
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-linkoffline extdocURL packagelistLoc
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-linksource
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-locale language_country_variant
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nocomment
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nodeprecated
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nodeprecatedlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nohelp
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-noindex
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nonavbar
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-noqualifier all | packagename1:packagename2\&.\&.\&.
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-nosince
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-notimestamp
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-notree
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-overview path/filename
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-package
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-private
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-protected
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-public
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-quiet
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-serialwarn
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-source release
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-sourcepath sourcepathlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-sourcetab tablength
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-splitindex
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-stylesheet path/filename
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-tag tagname:Xaoptcmf:"taghead"
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-subpackages package1:package2:\&.\&.\&.
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-taglet class
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-tagletpath tagletpathlist
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-title title
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-top
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-use
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-verbose
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-version
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
\-windowtitle title
.RE
M
mfang 已提交
2964
.PP
2965
次のオプションは、すべてのドックレットに使用可能なコアのJavadocオプションです。標準ドックレットでは、ドックレットの他の部分を提供します。\fB\-bootclasspath\fR、\fB\-breakiterator\fR、\fB\-classpath\fR、\fB\-doclet\fR、\fB\-docletpath\fR、\fB\-encoding\fR、\-\fBexclude\fR、\fB\-extdirs\fR、\fB\-help\fR、\fB\-locale\fR、\fB\-\fR\fBoverview\fR、\fB\-package\fR、\fB\-private\fR、\fB\-protected\fR、\fB\-public\fR、\fB\-quiet\fR、\fB\-source\fR、\fB\-sourcepath\fR、\fB\-subpackages\fRおよび\fB\-verbose\fR。
M
mfang 已提交
2966 2967 2968 2969 2970
.SS "Javadocオプション"
.PP
\-overview \fIpath/filename \fR
.RS 4

2971
\fBjavadoc\fRコマンドに対して、\fIpath/filename \fRで指定されたソース・ファイルから概要ドキュメント用のテキストを取得し、そのテキストを「概要」ページ(overview\-summary\&.html)に配置するように指定します。\fIpath/filename\fRは、現在のディレクトリからの相対パスです。
M
mfang 已提交
2972
.sp
2973
\fBfilename\fRの値で任意の名前を使用し、pathで任意の配置先を指定できますが、通常はoverview\&.htmlという名前を付け、ソース・ツリー内の最上位パッケージ・ディレクトリを含むディレクトリに配置します。この場所に配置すると、パッケージをドキュメント化するときにpathを指定する必要がなくなります。これは、\fB\-sourcepath\fRオプションによってこのファイルが指し示されるからです。
M
mfang 已提交
2974
.sp
2975
たとえば、\fBjava\&.lang\fRパッケージのソース・ツリーが/src/classes/java/lang/の場合、概要ファイルを/src/classes/overview\&.htmlに配置できます
M
mfang 已提交
2976 2977 2978 2979 2980
.sp
実際の例を参照してください。
.sp
\fIpath/filename\fRで指定するファイルについては、概要コメント・ファイルを参照してください。
.sp
2981
「概要」ページが作成されるのは、\fBjavadoc\fRコマンドに複数のパッケージ名を渡した場合のみです。詳細は、HTMLフレームを参照してください。「概要」ページのタイトルは、\fB\-doctitle\fRによって設定されます。
M
mfang 已提交
2982 2983 2984 2985 2986 2987
.RE
.PP
\-Xdoclint:(all|none|[\-]\fI<group>\fR)
.RS 4
不正な参照、アクセシビリティの欠落およびJavadocコメントの不足の警告をレポートし、無効なJavadoc構文および不足しているHTMLタグのエラーをレポートします。
.sp
2988
このオプションにより、\fBjavadoc\fRコマンドは生成された出力に含まれるすべてのドキュメント・コメントをチェックします。通常どおり、標準オプション\fB\-public\fR、\fB\-protected\fR、\fB\-package\fRおよび\fB\-private\fRで生成された出力に含む項目を選択できます。
M
mfang 已提交
2989
.sp
2990
\fB\-Xdoclint\fRが有効になっている場合は、\fBjavac\fRコマンドと同様にメッセージで問題がレポートされます。\fBjavadoc\fRコマンドは、メッセージ、ソース・ファイルのコピーおよびエラーが検出された正確な位置を指すキャレットを出力します。メッセージは、重大度、および生成されたドキュメントがバリデータを使用して実行された場合にエラーが発生する可能性に応じて、警告またはエラーになります。たとえば、不正な参照またはJavadocコメントの欠落は、\fBjavadoc\fRコマンドが無効なHTMLを生成する原因にならないため、これらの問題は警告としてレポートされます。構文エラーまたはHTML終了タグの欠落は、\fBjavadoc\fRコマンドが無効なHTMLを生成する原因になるため、これらの問題はエラーとしてレポートされます。
M
mfang 已提交
2991
.sp
2992
デフォルトでは、\fB\-Xdoclint\fRオプションは有効になっています。オプション\fB\-Xdoclint:none\fRで無効にします。
M
mfang 已提交
2993
.sp
2994
\fB\-Xdoclint\fRオプションでレポートされる内容は次のオプションで変更します。
M
mfang 已提交
2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3004 3005
\fB\-Xdoclint none\fR:
\fB\-Xdoclint\fRオプションを無効にします。
M
mfang 已提交
3006 3007 3008 3009 3010 3011 3012 3013 3014 3015
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3016
\fB\-Xdoclint \fR\fIgroup\fR:
M
mfang 已提交
3017 3018 3019 3020 3021 3022 3023 3024 3025 3026 3027
\fIgroup\fRチェックを有効にします。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3028
\fB\-Xdoclint all\fR: すべてのチェック・グループを有効にします。
M
mfang 已提交
3029 3030 3031 3032 3033 3034 3035 3036 3037 3038
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3039
\fB\-Xdoclint all,\fR\fI\-group\fR:
M
mfang 已提交
3040 3041 3042 3043 3044 3045 3046 3047 3048 3049 3050 3051 3052
\fIgroup\fRチェック以外のすべてを有効にします。
.RE
.sp
変数\fIgroup\fRは次のいずれかの値を持ちます。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3053
\fBaccessibility\fR: アクセシビリティ・チェッカで検出する問題をチェックします(たとえば、\fB<table>\fRタグで指定されるno captionまたはsummary属性)。
M
mfang 已提交
3054 3055 3056 3057 3058 3059 3060 3061 3062 3063
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3064
\fBhtml\fR: インライン要素へのブロック要素の挿入や終了タグを必要とする要素を終了しないなど、上位レベルHTMLの問題を検出します。ルールは、HTML 4\&.01仕様から導出されます。このタイプのチェックは、\fBjavadoc\fRコマンドを有効にして、ブラウザが受け入れる可能性のあるHTMLの問題を検出します。
M
mfang 已提交
3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3075
\fBmissing\fR: 欠落しているJavadocコメントまたはタグをチェックします(たとえば、欠落しているコメントやクラス、または欠落している\fB@return\fRタグやメソッド上の同様のタグ)。
M
mfang 已提交
3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3086
\fBreference\fR: JavadocタグのJava API要素の参照に関連する問題をチェックします(たとえば、\fB@see\fRで見つからない項目、または\fB@param\fRの後の不正な名前)。
M
mfang 已提交
3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3097
\fBsyntax\fR: エスケープされていない山カッコ(\fB<\fRおよび\fB>\fR)やアンパサンド(\fB&\fR)、無効なJavadocタグなどの下位レベルの問題を確認します。
M
mfang 已提交
3098 3099
.RE
.sp
3100
\fB\-Xdoclint\fRオプションを複数回指定して、複数のカテゴリのエラーと警告をチェックするオプションを有効にできます。または、前のオプションを使用して、複数のエラーおよび警告カテゴリを指定できます。たとえば、次のコマンドのいずれかを使用して、\fIfilename\fRファイル内のHTML、構文およびアクセシビリティの問題をチェックします。
M
mfang 已提交
3101 3102 3103 3104
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
3105
.nf
3106 3107 3108
\fBjavadoc \-Xdoclint:html \-Xdoclint:syntax \-Xdoclint:accessibility \fR\fB\fIfilename\fR\fR
\fBjavadoc \-Xdoclint:html,syntax,accessibility \fR\fB\fIfilename\fR\fR
 
M
mfang 已提交
3109 3110 3111 3112 3113
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
\fB注意:\fR
3114
\fBjavadoc\fRコマンドでは、これらのチェックの完全性は保証されません。具体的には、完全なHTMLコンプライアンス・チェッカではありません。\-\fBXdoclint\fRオプションの目的は、\fBjavadoc\fRコマンドを有効にして一般的なエラーの大半をレポートすることです。
M
mfang 已提交
3115
.sp
3116
\fBjavadoc\fRコマンドは、無効な入力の修正を試行せず、レポートのみ行います。
M
mfang 已提交
3117 3118 3119 3120 3121 3122 3123 3124 3125 3126 3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140
.RE
.PP
\-public
.RS 4
publicクラスおよびメンバーのみ表示します。
.RE
.PP
\-protected
.RS 4
protectedおよびpublicのクラスとメンバーのみを表示します。これがデフォルトです。
.RE
.PP
\-package
.RS 4
package、protected、およびpublicのクラスとメンバーのみ表示します。
.RE
.PP
\-private
.RS 4
すべてのクラスとメンバーを表示します。
.RE
.PP
\-help
.RS 4
3141
オンライン・ヘルプを表示します。\fBjavadoc\fRと\fBドックレット\fRのコマンド行オプションがリストされます。
M
mfang 已提交
3142 3143 3144 3145
.RE
.PP
\-doclet \fIclass\fR
.RS 4
3146
ドキュメントの生成に使用するドックレットを起動するためのクラス・ファイルを指定します。完全修飾名を使用します。このドックレットにより、出力の内容と形式が定義されます。\fB\-doclet\fRオプションが使用されていない場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、標準ドックレットを使用してデフォルトのHTML形式を生成します。このクラスには\fBstart(Root)\fRメソッドが含まれている必要があります。この起動クラスへのパスは\fB\-docletpath\fRオプションによって定義されます。ドックレットの概要
M
mfang 已提交
3147 3148 3149 3150 3151
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/doclet/overview\&.html)を参照してください
.RE
.PP
\-docletpath \fIclasspathlist\fR
.RS 4
3152
\fB\-doclet\fRオプションで指定されたドックレット開始クラス・ファイル、およびそのクラスが依存するすべてのJARファイルへのパスを指定します。開始クラス・ファイルがJARファイル内にある場合、このオプションでJARファイルへのパスを指定します。絶対パスまたは現在のディレクトリからの相対パスを指定できます。\fBclasspathlist\fRに複数のパスやJARファイルが含まれる場合には、それらをSolarisの場合はコロン(:)で、Windowsの場合はセミコロン(;)でそれぞれ区切ります。目的のドックレット開始クラスがすでに検索パス内にある場合は、このオプションは不要です。ドックレットの概要
M
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3153 3154 3155 3156 3157 3158 3159 3160 3161 3162
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/doclet/overview\&.html)を参照してください
.RE
.PP
\-1\&.1
.RS 4
Javadoc 1\&.4から削除され、代替はありません。このオプションは、Javadoc 1\&.1によって生成されるのと同じ外見と機能を持つドキュメントを作成するためのものでした(ネストされたクラスはサポートされていません)。このオプションが必要な場合は、Javadoc 1\&.2または1\&.3をかわりに使用してください。
.RE
.PP
\-source \fIrelease\fR
.RS 4
3163
受け付けるソース・コードのリリースを指定します。\fBrelease\fRパラメータには次の値を指定できます。\fBjavac\fRコマンドでコードをコンパイルするときに使用する値に対応する\fBリリース\fRの値を使用します。
M
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3164 3165 3166 3167 3168 3169 3170 3171 3172
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3173
\fBリリース値: 1\&.5\fR。\fBjavadoc\fRコマンドは、JDK 1\&.5で導入された総称および他の言語機能を含むコードを受け付けます。\fB\-source\fRオプションが使用されなかった場合のコンパイラのデフォルト動作は、1\&.5のものになります。
M
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3174 3175 3176 3177 3178 3179 3180 3181 3182 3183
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3184
\fBリリース値: 1\&.4\fR。\fBjavadoc\fRコマンドは、JDK 1\&.4で導入されたアサーションを含むコードを受け付けます。
M
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3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3195
\fBリリース値: 1\&.3\fR。\fBjavadoc\fRコマンドは、JDK 1\&.3以降に導入されたアサーション、総称、または他の言語機能をサポートしません。
M
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3196 3197 3198 3199 3200
.RE
.RE
.PP
\-sourcepath \fIsourcepathlist\fR
.RS 4
3201
パッケージ名または\fB\-subpackages\fRオプションを\fBjavadoc\fRコマンドに渡すときに、ソース・ファイルを見つけるための検索パスを指定します。
3202
.sp
3203
複数のパスはコロン(:)で区切ります。
3204
.sp
3205
\fBjavadoc\fRコマンドは、指定されたパス以下のすべてのサブディレクトリを検索します。このオプションを使用して、ドキュメント化されるソース・ファイルの位置のみでなく、それ自体はドキュメント化されないがドキュメント化されるソース・ファイルから継承されたコメントを持つソース・ファイルの位置も確認できます。
M
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3206
.sp
3207
\fB\-sourcepath\fRオプションを使用できるのは、\fBjavadoc\fRコマンドにパッケージ名を渡す場合のみです。\fBjavadoc\fRコマンドに渡されるソース・ファイルは検索されません。ソース・ファイルを特定するには、そのディレクトリに移動するか、「1つ以上のクラスのドキュメント化」に示すように各ファイルの前にパスを含めます。\fB\-sourcepath\fRが省略された場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、クラス・パスを使用してソース・ファイルを検索します(\fB\-classpath\fRを参照)。デフォルトの\fB\-sourcepath\fRは、クラス・パスの値です。\fB\-classpath\fRを省略してパッケージ名を\fBjavadoc\fRコマンドに渡すと、\fBjavadoc\fRコマンドは現在のディレクトリ(およびそのサブディレクトリ)からソース・ファイルを検索します。
M
mfang 已提交
3208
.sp
3209
\fBsourcepathlist\fRには、ドキュメント化するパッケージのソース・ツリーのルート・ディレクトリを設定します。
M
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3210
.sp
3211
たとえば、\fBcom\&.mypackage\fRという名前のパッケージをドキュメント化する場合に、そのソース・ファイルが/home/user/src/com/mypackage/*\&.javaにあるとします。ソース・パスをcom\emypackageが含まれるディレクトリ/home/user/srcに指定してから、次のように、パッケージ名を指定します。
M
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3212 3213 3214 3215 3216
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3217 3218
\fBjavadoc \-sourcepath /home/user/src/ com\&.mypackage\fR
 
M
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3219 3220 3221 3222 3223 3224 3225 3226 3227 3228 3229 3230 3231 3232
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
ソース・パスの値とパッケージ名を連結して、ドットをスラッシュ(/)に変更すると、次のように、パッケージのフルパスになります。
.sp
/home/user/src/com/mypackage
.sp
2つのソース・パスを設定するには、次のようにします。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3233 3234
\fBjavadoc \-sourcepath /home/user1/src:/home/user2/src com\&.mypackage\fR
 
M
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3235 3236 3237 3238 3239 3240 3241 3242
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-classpath \fIclasspathlist\fR
.RS 4
3243
\fBjavadoc\fRコマンドが参照クラスの検索を行うときに使用するパスを指定します。参照クラスとは、ドキュメント化されるクラスと、それらのクラスによって参照されるすべてのクラスのことです。
3244
.sp
3245
複数のパスはコロン(:)で区切ります。
3246
.sp
3247
\fBjavadoc\fRコマンドは、指定されたパス以下のすべてのサブディレクトリを検索します。\fBclasspathlist\fRの値を指定するときは、クラス・パスのドキュメントにある指示に従ってください。
M
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3248
.sp
3249
\fB\-sourcepath\fRが省略された場合、\fBjavadoc\fRコマンドは\fB\-classpath\fRを使用して、ソース・ファイルおよびクラス・ファイルを検索します(後方互換性のため)。ソース・ファイルとクラス・ファイルを別々のパスから検索する必要がある場合は、\fB\-sourcepath\fRと\fB\-classpath\fRの両方を使用します。
M
mfang 已提交
3250
.sp
3251
たとえば、\fBcom\&.mypackage\fRをドキュメント化する場合に、そのソース・ファイルがディレクトリ/home/user/src/com/mypackageにあり、このパッケージが/home/user/lib内のライブラリに依存しているとき、次のように指定します。
M
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3252 3253 3254 3255 3256
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3257 3258
\fBjavadoc \-sourcepath /home/user/lib \-classpath /home/user/src com\&.mypackage\fR
 
M
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3259 3260 3261 3262
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
3263
他のツールと同様に、\fB\-classpath\fRが指定されていない場合、\fBCLASSPATH\fR環境変数が設定されていれば、\fBjavadoc\fRコマンドはその環境変数を使用します。どちらも設定されていない場合、\fBjavadoc\fRコマンドは現在のディレクトリからクラスを検索します。
M
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3264
.sp
3265
\fBjavadoc\fRコマンドが\fB\-classpath\fRを使用してユーザー・クラスを検索する方法についての、拡張機能クラスやブートストラップ・クラスに関連した詳細は、クラスの検索方法
M
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3266 3267
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/tools/findingclasses\&.html)を参照してください。
.sp
3268
*のベース名を含むクラス・パス要素は、\fB\&.jar\fRまたは\fB\&.JAR\fRを拡張子に持つディレクトリ内のすべてのファイルのリストを指定するのと同等とみなされます。
M
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3269
.sp
3270
たとえば、ディレクトリ\fBmydir\fRに\fBa\&.jar\fRと\fBb\&.JA\fRRが含まれている場合、クラス・パス要素\fBfoo/*\fRは\fBA\&.jar:b\&.JAR\fRに展開されますが、JARファイルの順番は未指定となります。非表示のファイルを含む、指定したディレクトリ内のすべてのJARファイルがリストに含まれます。*からなるクラス・パス・エントリは、現在のディレクトリ内のすべてのJARファイルのリストに展開されます。\fBCLASSPATH\fR環境変数も同様に展開されます。クラス・パスのワイルドカードの展開は、Java Virtual Machine (JVM)の開始前に行われます。Javaプログラムは、System\&.getenv(\fB"CLASSPATH"\fR)の呼び出しによってなど、環境を問い合せる場合を除き、展開されていないワイルドカードを参照しません。
M
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3271 3272 3273 3274
.RE
.PP
\-subpackages \fIpackage1:package2:\&.\&.\&.\fR
.RS 4
3275
ソース・ファイルから指定されたパッケージおよびそのサブパッケージ内に再帰的にドキュメントを生成します。このオプションは、ソース・コードに新しいサブパッケージを追加する際に便利です。新しいサブパッケージが自動的に組み込まれるからです。各package引数は、任意の最上位サブパッケージ(\fBjava\fRなど)または完全修飾パッケージ(\fBjavax\&.swing\fRなど)になります。ソース・ファイルを含める必要はありません。引数は、すべてのオペレーティング・システムで、コロンで区切られます。ワイルドカードは使用できません。パッケージの検索場所を指定するには、\fB\-sourcepath\fRを使用します。このオプションでは、ソース・ツリー内に存在するがパッケージに含まれないソース・ファイルを処理しません。ソース・ファイルの処理を参照してください。
M
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3276
.sp
3277
たとえば、次のコマンドは、\fBjava\fRおよび\fBjavax\&.swing\fRという名前のパッケージとこれらのサブパッケージ全部のドキュメントを生成します。
M
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3278 3279 3280 3281 3282
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3283 3284
\fBjavadoc \-d docs \-sourcepath /home/user/src  \-subpackages java:javax\&.swing \fR
 
M
mfang 已提交
3285 3286 3287 3288 3289 3290 3291 3292
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-exclude \fIpackagename1:packagename2:\&.\&.\&.\fR
.RS 4
3293
指定されたパッケージとそのサブパッケージを\fB\-subpackages\fRによって作成されたリストから無条件に除外します。過去または将来の\fB\-subpackages\fRオプションの指定によって組み込まれるパッケージも除外の対象となります。
M
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3294
.sp
3295
次の例では、\fBjava\&.io\fR、\fBjava\&.util\fR、\fBjava\&.math\fRなどは組み込まれますが、\fBjava\&.net\fRと\fBjava\&.lang\fRをルートに持つパッケージは除外されます。\fBjava\&.lang\fRのサブパッケージである\fBjava\&.lang\&.ref\fRが除外される点に注意してください。
M
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3296 3297 3298 3299 3300
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3301 3302 3303
\fBjavadoc \-sourcepath /home/user/src \-subpackages java \-exclude \fR
\fB    java\&.net:java\&.lang\fR
 
M
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3304 3305 3306 3307 3308 3309 3310 3311
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-bootclasspath \fIclasspathlist\fR
.RS 4
3312
ブート・クラスが存在するパスを指定します。ブート・クラスとは、通常、Javaプラットフォーム・クラスのことです。\fBbootclasspath\fRは、\fBjavadoc\fRコマンドがソース・ファイルとクラス・ファイルを探すときに使用する検索パスの一部です。詳細は、クラスの検出方法
M
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3313 3314
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/tools/findingclasses\&.html)を参照してください
.sp
3315
\fBclasspathlist\fRパラメータ内のディレクトリは、セミコロン(;)で区切る(Windowsの場合)か、コロン(:)で区切ります(Oracle Solarisの場合)。
M
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3316 3317 3318 3319
.RE
.PP
\-extdirs \fIdirist\fR
.RS 4
3320
拡張機能クラスが存在するディレクトリを指定します。拡張機能クラスとは、Java拡張機能機構を使用するすべてのクラスです。\fBextdirs\fRオプションは、\fBjavadoc\fRコマンドがソース・ファイルとクラス・ファイルを探すときに使用する検索パスの一部です。詳細は、\fB\-classpath\fRオプションを参照してください。\fBdirlist\fR内のディレクトリは、セミコロン(;)で区切る(Windowsの場合)か、コロン(:)で区切ります(Oracle Solarisの場合)。
M
mfang 已提交
3321 3322 3323 3324
.RE
.PP
\-verbose
.RS 4
3325
\fBjavadoc\fRコマンドの実行中に詳細なメッセージを表示します。\fBverbose\fRオプションを指定しないと、ソース・ファイルのロード時、ドキュメントの生成時(ソース・ファイルごとに1つのメッセージ)、およびソート時にメッセージが表示されます。verboseオプションを指定すると、各Javaソース・ファイルの解析に要した時間(ミリ秒単位)を示す追加のメッセージが表示されます。
M
mfang 已提交
3326 3327 3328 3329
.RE
.PP
\-quiet
.RS 4
3330
メッセージを抑制し、警告とエラーのみが表示されるようにして、これらを確認しやすくします。\fBversion\fR文字列も抑止します。
M
mfang 已提交
3331 3332 3333 3334
.RE
.PP
\-breakiterator
.RS 4
3335
英語の場合、パッケージ、クラスまたはメンバーの主説明の最初の文の終わりを判断する際に、\fBjava\&.text\&.BreakIterator\fRの国際化された文境界を使用します。他のすべてのロケールは、英語言語というロケール固有のアルゴリズムではなく、すでに\fBBreakIterator\fRクラスを使用しています。最初の文は、パッケージ、クラス、またはメンバーのサマリーにコピーされ、アルファベット順の索引にコピーされます。JDK 1\&.2以降、\fBBreakIterator\fRクラスは、英語を除くすべての言語の文の終わりを判断するために、すでに使用されています。したがって、\fB\-breakiterator\fRオプションは、1\&.2以降では英文以外には効果がありません。英文には、次のような独自のデフォルトのアルゴリズムがあります。
M
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3336 3337 3338 3339 3340 3341 3342 3343 3344
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3345
英文のデフォルトの文区切りアルゴリズム。空白文字またはHTMLブロック・タグ(\fB<P>\fRなど)が続くピリオドで停止します。
M
mfang 已提交
3346 3347 3348 3349 3350 3351 3352 3353 3354 3355
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3356
breakiterator文区切りアルゴリズム。次の語が大文字で始まる場合、空白文字が続くピリオド、疑問符、または感嘆符で停止します。このアルゴリズムでは「The serial no\&. is valid」など、ほとんどの省略表記が処理されますが、「Mr\&. Smith」は処理されません。\fB\-breakiterator\fRオプションでは、HTMLタグや、数字または記号で始まる文では停止しません。HTMLタグに埋め込まれている場合でも、アルゴリズムは「\&.\&./filename」の最後のピリオドで停止します。
M
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3357 3358
.RE
.sp
3359
Java SE 1\&.5では\fB\-breakiterator\fR警告メッセージが削除され、デフォルトの文区切りアルゴリズムは変更されていません。ソース・コードを変更せず、SE 1\&.4\&.xでの\fB\-breakiterator\fRオプションの警告を除去していない場合でも、何もする必要はありません。Java SE 1\&.5\&.0からは警告は消滅しています。
M
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3360 3361 3362 3363
.RE
.PP
\-locale \fIlanguage_country_variant\fR
.RS 4
3364 3365
\fBjavadoc\fRコマンドがドキュメントを生成するときに使用するロケールを指定します。この引数は、\fBj\fR\fBava\&.util\&.Locale\fRドキュメントで説明しているように、\fBen_US\fR
(英語、米国)または\fBen_US_WIN\fR
M
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3366 3367 3368
(Windowsバリアント)などのロケールの名前です。
.sp
\fB注意:\fR
3369
\fB\-locale\fRオプションは、標準ドックレットが提供するすべてのオプション、またはその他の任意のドックレットが提供するすべてのオプションより前(左側)に指定する必要があります。そうしないと、ナビゲーション・バーが英語で表示されます。このコマンド行オプションのみ、指定する順序に依存します。標準ドックレットのオプションを参照してください。
M
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3370
.sp
3371
ロケールを指定すると、指定したロケールのリソース・ファイルが\fBjavadoc\fRコマンドによって選択されて、メッセージ(ナビゲーション・バー、リストと表の見出し、ヘルプ・ファイルの目次、stylesheet\&.cssのコメントなどの文字列)のために使用されます。また、アルファベット順にソートされるリストのソート順、および最初の文の終わりを判断するための文の区切り文字も、指定したロケールによって決まります。\fB\-locale\fRオプションは、ドキュメント化されるクラスのソース・ファイル内で指定されているドキュメンテーション・コメントのテキストのロケールを決定するものではありません。
M
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3372 3373 3374 3375
.RE
.PP
\-encoding
.RS 4
3376
ソース・ファイルのエンコーディングの名前(\fBEUCJIS/SJIS\fRなど)を指定します。このオプションが指定されていない場合は、プラットフォームのデフォルト・コンバータが使用されます。およびオプションも参照してください。
M
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3377 3378 3379 3380
.RE
.PP
\-J\fIflag\fR
.RS 4
3381
\fBjavadoc\fRコマンドを実行するJava Runtime Environment (JRE)に、\fBflag\fRを直接渡します。たとえば、生成ドキュメントを処理するためにシステムで32MBのメモリーを確保しておく必要がある場合は、\fB\-Xmx\fRオプションを次のように呼び出します。\fBjavadoc \-J\-Xmx32m \-J\-Xms32m com\&.mypackage\fR。\fB\-Xms\fRは省略可能で、これは初期メモリーのサイズを設定するのみのオプションで、必要なメモリーの最小量がわかっている場合に便利です。
M
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3382
.sp
3383
\fBJ\fRと\fBflag\fRの間に空白文字はありません。
M
mfang 已提交
3384
.sp
3385
使用している\fBjavadoc\fRコマンドのバージョンを確認するには\fB\-version\fRオプションを使用します。出力ストリームには標準ドックレットのバージョン番号が含まれます。Javadocコマンドの実行を参照してください。
M
mfang 已提交
3386 3387 3388 3389 3390
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3391 3392 3393 3394 3395
\fBjavadoc \-J\-version\fR
\fBjava version "1\&.7\&.0_09"\fR
\fBJava(TM) SE Runtime Environment (build 1\&.7\&.0_09\-b05)\fR
\fBJava HotSpot(TM) 64\-Bit Server VM (build 23\&.5\-b02, mixed mode)\fR
 
3396 3397 3398 3399 3400 3401 3402 3403 3404 3405 3406 3407 3408 3409 3410 3411 3412 3413 3414
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-javafx
.RS 4
標準ドックレットに対してJavaFX拡張機能を使用して、HTMLドキュメントを生成します。生成されたドキュメントには、標準Javaドックレットで生成された他のサマリー・セクションに加えて「プロパティのサマリー」セクションが含まれています。リストされたプロパティは、各プロパティのgetterおよびsetterメソッドのセクションにリンクされます。
.sp
getterおよびsetterメソッドに対して明示的に記載されているドキュメント・コメントがない場合、プロパティ・メソッドのドキュメント・コメントがこれらのメソッドに対して生成されたドキュメントに自動的にコピーされます。このオプションは、プロパティのデフォルト値を記述できる新しい\fB@defaultValue\fRタグも追加します。
.sp
例:
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
\fBjavadoc \-javafx MyClass\&.java \-d testdir\fR
M
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3415 3416 3417 3418 3419 3420 3421 3422 3423
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.SS "標準ドックレットのオプション"
.PP
\-d \fIdirectory\fR
.RS 4
3424
\fBjavadoc\fRコマンドが生成されたHTMLファイルを保存する生成先ディレクトリを指定します。\fB\-d\fRオプションを省略すると、ファイルは現在のディレクトリに保存されます。\fBdirectory\fRの値には、絶対ディレクトリ、または現在の作業ディレクトリからの相対ディレクトリを指定できます。Java SE 1\&.4では、\fBjavadoc\fRコマンドを実行すると生成先ディレクトリが自動的に作成されます。
M
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3425
.sp
3426
たとえば、次の例では、\fBcom\&.mypackage\fRパッケージのドキュメントが生成され、その結果が/user/doc/ディレクトリに保存されます。\fBjavadoc \-d \fR\fB/user/doc/ \fR\fBcom\&.mypackage\fR
M
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3427 3428 3429 3430
.RE
.PP
\-use
.RS 4
3431
ドキュメント化されるクラスおよびパッケージごとに1つの「使用」ページを組み込みます。このページには、その特定のクラスまたはパッケージのAPIを使用しているパッケージ、クラス、メソッド、コンストラクタ、およびフィールドが記述されます。たとえば、クラスCを例にとると、クラスCを使用しているものとしては、Cのサブクラス、Cとして宣言されているフィールド、Cを返すメソッド、および型Cのパラメータを持つメソッドとコンストラクタがあります。たとえば、\fBString\fR型用の「使用」ページを表示できます。\fBjava\&.awt\&.Font\fRクラスの\fBgetName\fRメソッドは\fBString\fR型を戻すので、\fBgetName\fRメソッドは\fBString\fRを使用し、\fBgetName\fRメソッドが\fBString\fR用の「使用」ページに表示されます。これは実装ではなくAPIの使用のみをドキュメント化します。メソッドがその実装で\fBString\fRを使用するが、引数として文字列を取らない、または文字列を返さない場合、それは\fBString\fRの使用とはみなされません。生成された「使用」ページにアクセスするには、クラスまたはパッケージに移動し、ナビゲーション・バーの\fBリンクの使用\fRをクリックします。
M
mfang 已提交
3432 3433 3434 3435
.RE
.PP
\-version
.RS 4
3436
生成ドキュメントに、@versionのテキストを組み込みます。このテキストは、デフォルトでは省略されます。使用している\fBjavadoc\fRコマンドのバージョンを確認するには\fB\-J\-version\fRオプションを使用します。
M
mfang 已提交
3437 3438
.RE
.PP
T
tbell 已提交
3439
\-author
M
mfang 已提交
3440
.RS 4
3441
生成ドキュメントに、\fB@author\fRのテキストを組み込みます。
M
mfang 已提交
3442 3443
.RE
.PP
T
tbell 已提交
3444
\-splitindex
M
mfang 已提交
3445 3446 3447 3448 3449 3450
.RS 4
索引ファイルをアルファベットごとに複数のファイルに分割し、文字ごとに1つのファイルと、アルファベット以外の記号で始まる索引エントリ用に1つのファイルを作成します。
.RE
.PP
\-windowtitle \fItitle\fR
.RS 4
3451
HTMLの\fB<title>\fRタグに配置するタイトルを指定します。\fBtitle\fRタグに指定したテキストは、ウィンドウのタイトルや、このページに対して作成されたブラウザのブックマーク(お気に入り)に表示されます。このタイトルにはHTMLタグを含めないでください。タイトルにHTMLタグが含まれていると、ブラウザがタグを正しく解釈できません。\fBtitle\fRタグ内の内部の二重引用符はエスケープ文字を使用してマークします。\fB\-windowtitle\fRオプションを省略すると、\fBjavadoc\fRコマンドは、\fB\-windowtitle\fRオプションのかわりに、\fB\-doctitle\fRオプションの値を使用します。たとえば、\fBjavadoc \-windowtitle "Java SE Platform" com\&.mypackage\fRです。
M
mfang 已提交
3452 3453 3454 3455
.RE
.PP
\-doctitle \fItitle\fR
.RS 4
3456
概要サマリー・ファイルの最上部の近くに配置するタイトルを指定します。\fBtitle\fRタグに指定したテキストは中央揃えになり、レベル1の見出しとして、上部ナビゲーション・バーのすぐ下に置かれます。\fBtitle\fRタグにはHTMLタグおよび空白文字を含めることができますが、その場合、タイトルを引用符で囲む必要があります。\fBtitle\fRタグの内部で引用符を使用する場合は、エスケープする必要があります。たとえば、\fBjavadoc \-header "<b>Java Platform </b><br>v1\&.4" com\&.mypackage\&.\fRとなります。
M
mfang 已提交
3457 3458 3459 3460
.RE
.PP
\-title \fItitle\fR
.RS 4
3461
すでに存在しません。Javadoc 1\&.2のベータ版にしか存在していませんでした。このオプションは、\fB\-doctitle\fRという名前に変更されました。名前を変更した理由は、このオプションが、ウィンドウのタイトルではなくドキュメントのタイトルを定義することを明確にするためです。
M
mfang 已提交
3462 3463 3464 3465
.RE
.PP
\-header \fIheader\fR
.RS 4
3466
各出力ファイルの最上部に配置するヘッダー・テキストを指定します。ヘッダーは、ナビゲーション・バーの右上に配置されます。\fBheader\fRにはHTMLタグおよび空白文字を含めることができますが、その場合、\fBheader\fRを引用符で囲む必要があります。ヘッダー内部の引用符にはエスケープ文字を使用します。たとえば、\fBjavadoc \-header "<b>Java Platform </b><br>v1\&.4" com\&.mypackage\&.\fRとなります。
M
mfang 已提交
3467 3468 3469 3470
.RE
.PP
\-footer \fIfooter\fR
.RS 4
3471
各出力ファイルの最下部に配置するフッター・テキストを指定します。\fIfooter\fRの値は、ナビゲーション・バーの右下に配置されます。\fBfooter\fRにはHTMLタグおよび空白文字を含めることができますが、その場合、\fBfooter\fRを引用符で囲む必要があります。フッター内部の引用符にはエスケープ文字を使用します。
M
mfang 已提交
3472 3473
.RE
.PP
3474
\-top
M
mfang 已提交
3475 3476 3477 3478 3479 3480 3481 3482 3483 3484 3485
.RS 4
各出力ファイルの最上部に配置するテキストを指定します。
.RE
.PP
\-bottom \fItext\fR
.RS 4
各出力ファイルの最下部に配置するテキストを指定します。このテキストは、下部ナビゲーション・バーより下の、ページの最下部に配置されます。テキストにはHTMLタグおよび空白文字を含めることができますが、その場合、テキストを引用符で囲む必要があります。テキスト内部の引用符にはエスケープ文字を使用します。
.RE
.PP
\-link \fIextdocURL\fR
.RS 4
3486
既存のJavadocにより生成された外部参照クラスのドキュメントへのリンクを作成します。\fIextdocURL\fR引数は、リンク先として指定する、Javadocにより生成された外部ドキュメントを含むディレクトリの絶対URLまたは相対URLです。指定した\fBjavadoc\fRコマンドの実行で、複数の\fB\-link\fRオプションを指定して複数のドキュメントへのリンクを作成できます。
M
mfang 已提交
3487
.sp
3488
このディレクトリ内にpackage\-listファイルが存在する必要があります(存在しない場合は、\fB\-linkoffline\fRオプションを使用します)。\fBjavadoc\fRコマンドは、package\-listファイルからパッケージ名を読み取った後、そのURLでこれらのパッケージにリンクします。\fBjavadoc\fRコマンドの実行時に、\fBextdocURL\fRの値が、作成された\fB<A HREF>\fRリンク内にコピーされます。したがって、\fBextdocURL\fRはファイルではなくディレクトリへのURLである必要があります。\fIextdocURL\fRに絶対リンクを使用すると、ユーザーのドキュメントを任意のWebサイト上のドキュメントにリンクできます。相対位置へリンクするのみの場合は相対リンクを使用できます。相対リンクを使用する場合、渡す値は宛先ディレクトリから、リンクされているパッケージを含むディレクトリへである必要があります(\fB\-d\fRオプションで指定)。絶対リンクを指定する場合、通常、HTTPリンクを使用します。ただし、Webサーバーを持たないファイル・システムにリンクする場合は、ファイル・リンクを使用できます。生成されたドキュメンテーションにアクセスする全員が同じファイル・システムを共有する場合にのみファイル・リンクを使用します。どの場合も、どのオペレーティング・システムでも、URLが絶対または相対のいずれでも、また\fBh\fR\fBttp:\fRまたは\fBf\fR\fBile:\fRのいずれでも、URLメモ: Uniform Resource Locators
M
mfang 已提交
3489 3490 3491 3492 3493 3494
(http://www\&.ietf\&.org/rfc/rfc1738\&.txt)に指定されているとおり、区切り文字としてスラッシュを使用します。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3495 3496 3497 3498
\fB\-link  http://<host>/<directory>/<directory>/\&.\&.\&./<name>\fR
\fB\-link file://<host>/<directory>/<directory>/\&.\&.\&./<name>\fR
\fB\-link <directory>/<directory>/\&.\&.\&./<name>\fR
 
M
mfang 已提交
3499 3500 3501 3502 3503
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
3504 3505 3506 3507
.PP
\-linkofflineおよび\-linkオプションの違い
.PP
次の場合に、\fB\-link\fRオプションを使用します。
M
mfang 已提交
3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524 3525 3526 3527 3528 3529 3530
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
外部APIドキュメントへの相対パスを使用する場合。
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
外部APIドキュメントへの絶対URLを使用する場合(そのURLに接続し、読取りを行うことがシェルによって許可されている場合)。
.RE
.PP
3531
外部APIドキュメントへの絶対URLを使用する場合(そのURLに接続し、読取りを行うことがシェルによって許可されていない場合)は\fB\-linkoffline\fRオプションを使用します。このような状況は、ファイアウォールの内側からファイアウォールの外側にあるドキュメントにリンクしようとする場合に発生します。
M
mfang 已提交
3532
.PP
3533
\fB例 1 \fR外部ドキュメントへの絶対リンク
M
mfang 已提交
3534
.RS 4
3535
http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/index\&.htmlに示すような、\fBjava\&.lang\fR、\fBjava\&.io\fRおよびその他のJavaプラットフォーム・パッケージにリンクする場合、次のコマンドを使用します
M
mfang 已提交
3536 3537 3538 3539 3540
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3541 3542
\fBjavadoc \-link http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/ com\&.mypackage\fR
 
M
mfang 已提交
3543 3544 3545 3546
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
3547
このコマンドは、Java SEプラットフォーム・パッケージへのリンク持つ\fBcom\&.mypackage\fRパッケージのドキュメントを生成します。生成ドキュメントには、たとえばクラス\fBtrees\fR内の\fBObject\fRクラスへのリンクが含まれています。\fB\-sourcepath\fRや\fB\-d\fRなどの他のオプションは表示されません。
M
mfang 已提交
3548 3549
.RE
.PP
3550
\fB例 2 \fR外部ドキュメントへの相対リンク
M
mfang 已提交
3551
.RS 4
3552
この例では、2つのパッケージがあり、そのドキュメントは\fBjavadoc\fRコマンドを複数回実行した結果生成されたものです。さらに、これらのドキュメントは相対パスで分割されています。パッケージは、APIである\fBcom\&.apipackage\fRと、SPI(サービス・プロバイダ・インタフェース)であるc\fBom\&.spipackage\fRです。ドキュメントの格納先は、docs/api/com/apipackageとdocs/spi/com/spipackageです。APIパッケージのドキュメントはすでに生成されていて、docsが現在のディレクトリである場合、APIドキュメントへのリンクを持つSPIパッケージをドキュメント化するには、次のコマンドを実行します。\fBjavadoc \-d \&./spi \-link \&.\&./api com\&.spipackage\fR
M
mfang 已提交
3553
.sp
3554
\fB\-link\fRオプションは、宛先ディレクトリ(docs/spi)からの相対パスです。
M
mfang 已提交
3555 3556
.RE
.PP
3557
注意
M
mfang 已提交
3558
.PP
3559 3560 3561 3562 3563 3564 3565 3566 3567 3568
\fB\-link\fRオプションを使用すると、コードからは参照されていても、今回の\fBjavadoc\fRの実行ではドキュメント化されないクラスにリンクできるようになります。リンクから有効なページに移動できるようにするには、それらのHTMLページがある場所を調べ、その場所を\fBextdocURL\fRに指定する必要があります。これにより、サードパーティのドキュメンテーションがjava\&.*ドキュメンテーション(
http://docs\&.oracle\&.com)へリンクすることができます。\fBjavadoc\fRコマンドで、現在の実行で生成しているドキュメンテーション内のAPIへのリンクのみを作成する場合には、\fB\-link\fRオプションを省略します。\fB\-link\fRオプションを指定しないと、\fBjavadoc\fRコマンドは外部参照のためのドキュメンテーションへのリンクを作成しません。ドキュメンテーションが存在するのかどうか、またはどこに存在するのかがわからないからです。\fB\-link\fRオプションでは、生成ドキュメンテーション内の複数の場所にリンクを作成できます。ソース・ファイルの処理を参照してください。もう1つの用途は、パッケージ・セットの間にクロスリンクを作成することです。一方のパッケージ・セットに対して\fBjavadoc\fRコマンドを実行した後、他方のパッケージ・セットに対して\fBjavadoc\fRコマンドを再度実行すると、両セット間に双方向のリンクを作成できます。
.PP
クラスの参照方法
.PP
表示される外部参照クラスへのリンクの場合(およびそのテキスト・ラベルだけではなく)、クラスは次の方法で参照される必要があります。メソッドの本体でクラスを参照するのみでは十分ではありません。\fBimport\fR文、宣言のいずれかで参照する必要があります。次に、クラス\fBjava\&.io\&.File\fRを参照する方法の例を示します。
.PP
すべてのタイプのimport文の場合。ワイルドカードによるインポート、名前による明示的なインポート、または\fBjava\&.lang\&.*\fRに対する自動インポート。
.PP
Java SE 1\&.3\&.\fIn\fRおよび1\&.2\&.\fIn\fRでは、名前による明示的なインポートのみ機能します。ワイルドカードによる\fBimport\fR文も、\fBimport java\&.lang\&.*\fRの自動インポートも機能しません。
M
mfang 已提交
3569
.PP
3570
宣言の場合:
3571
\fBvoid mymethod(File f) {}\fR
M
mfang 已提交
3572 3573 3574
.PP
参照は、メソッド、コンストラクタ、フィールド、クラスまたはインタフェースの戻り型またはパラメータ・タイプ、あるいは実装、拡張またはスロー文にあります。
.PP
3575 3576 3577 3578 3579
重要な結果として、\fB\-link\fRオプションを使用しても、この制限のために誤って表示されないリンクが多数発生する可能性があります。テキストはハイパーテキスト・リンクが付けられずに表示されます。リンクが表示する警告から、これらのリンクを認識できます。クラスを正しく参照し、それによってリンクを追加するための最も簡単な方法はそのクラスをインポートすることです。
.PP
パッケージ・リスト
.PP
\fB\-link\fRオプションには、\fBjavadoc\fRコマンドによって生成されるpackage\-listという名前のファイルが、\fB\-link\fRオプションに指定したURLに存在していることが必要です。package\-listファイルは、その場所にあるドキュメント化されたパッケージの名前のリストが入った単純なテキスト・ファイルです。前述の例では、\fBjavadoc\fRコマンドは、指定したURLでpackage\-listという名前のファイルを検索し、パッケージ名を読み取って、そのURLでこれらのパッケージにリンクします。
M
mfang 已提交
3580 3581 3582 3583 3584 3585 3586 3587 3588 3589
.PP
たとえば、Java SE APIのパッケージ・リストは
http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/package\-listにあります。
.PP
このパッケージ・リストは次のような内容で始まっています。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3590 3591 3592 3593 3594 3595 3596 3597 3598
\fBjava\&.applet\fR
\fBjava\&.awt\fR
\fBjava\&.awt\&.color\fR
\fBjava\&.awt\&.datatransfer\fR
\fBjava\&.awt\&.dnd\fR
\fBjava\&.awt\&.event\fR
\fBjava\&.awt\&.font\fR
\fBand so on \&.\&.\&.\&.\fR
 
M
mfang 已提交
3599 3600 3601 3602 3603
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
3604 3605 3606 3607 3608 3609 3610 3611 3612 3613
\fB\-link\fRオプションを指定せずに\fBjavadoc\fRを実行した場合、外部参照クラスに属する名前を見つけると、その名前をリンクなしで出力します。一方、\fB\-link\fRオプションを指定した場合、\fBjavadoc\fRコマンドは、指定された\fIextdocURL\fRの場所にあるpackage\-listファイルでそのパッケージ名を検索します。パッケージ名が見つかると、\fIextdocURL\fRが名前の前に付加されます。
.PP
すべてのリンクが正しく機能するためには、外部参照のすべてのドキュメントが、指定したURLに存在する必要があります。\fBjavadoc\fRコマンドは、指定されたpackage\-listが存在するかどうかのみをチェックし、これらのページが存在するかどうかはチェックしません。
.PP
複数のリンク
.PP
複数の\fB\-link\fRオプションを指定すると、任意の数の外部生成ドキュメントへのリンクを作成できます。Javadoc 1\&.2には、複数の\fB\-link\fRオプションを指定できないという既知のbugがあります。これはJavadoc 1\&.2\&.2で修正されました。リンクする外部ドキュメントごとに、次のように別々のリンク・オプションを指定します。\fBjavadoc \-link extdocURL1 \-link extdocURL2 \&.\&.\&. \-link extdocURLn com\&.mypackage\fR
\fIextdocURL1\fR、\fIextdocURL2\fR、\&.\fB\&.\&. extdocURLn\fRは、それぞれ外部ドキュメントのルートを指し、各ルートには、package\-listという名前のファイルが入っています。
.PP
クロスリンク
M
mfang 已提交
3614
.PP
3615
以前に作成された複数のドキュメントをクロスリンクする場合、ブートストラップが必要になることがあります。どのドキュメントについてもpackage\-listが存在していない場合は、最初のドキュメントに対して\fBjavadoc\fRコマンドを実行する時点で、2番目のドキュメントのpackage\-listはまだ存在していません。したがって、外部リンクを作成するには、2番目のドキュメントを生成した後で、最初のドキュメントを生成しなおす必要があります。
M
mfang 已提交
3616
.PP
3617
この場合、最初のドキュメント生成の目的は、package\-listを作成することです(パッケージ名を把握している場合は手動で作成してもかまいません)。次に、2番目のドキュメントとその外部リンクを生成します。必要な外部のpackage\-listファイルが存在しない場合は、\fBjavadoc\fRコマンドから警告が出力されます。
M
mfang 已提交
3618 3619 3620
.PP
\-linkoffline \fIextdocURL packagelistLoc\fR
.RS 4
3621
このオプションは\fB\-link\fRオプションのバリエーションです。両方とも、Javadocにより生成された外部参照クラスのドキュメントへのリンクを作成します。\fBjavadoc\fRコマンドがWeb接続を使用してドキュメントにアクセスできないとき、Web上のドキュメントにリンクするには、\fB\-link\fRo\fBffline\fRオプションを使用します。外部ドキュメントのpackage\-listファイルにアクセスできないとき、またはこのファイルが\fBextdocURL\fRで指定された場所には存在せず、\fBpackageListLoc\fRで指定できる別の場所(通常ローカル)に存在するとき、\fB\-linkoffline\fRオプションを使用します。\fBextdocURL\fRにWorld Wide Web上でしかアクセスできない場合は、\fB\-linkoffline\fRオプションを指定することにより、ドキュメントの生成時に\fBjavadoc\fRコマンドがWebに接続する必要があるという制約がなくなります。もう1つの用途は、ドキュメントを更新するための回避策として使用することです。パッケージのセット全体に対して\fBjavadoc\fRコマンドを実行した後、変更した一部のパッケージに対してのみ\fBjavadoc\fRコマンドを再度実行して、更新されたファイルを、オリジナルのセットに挿入できるようにします。次に例を示します。\fB\-linkoffline\fRオプションは引数を2つ取ります。第1引数は\fB<a href>\fRリンクに組み込まれる文字列を指定し、第2引数はpackage\-listの検索場所を\fB\-linkoffline\fRに伝えます。
M
mfang 已提交
3622 3623 3624 3625 3626 3627 3628 3629 3630
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3631
\fBextdocURL\fRの値は、リンク先として指定する、Javadocにより生成された外部ドキュメントを含むディレクトリの絶対URLまたは相対URLです。相対URLの場合、値は、生成先ディレクトリ(\fB\-d\fRオプションで指定)からリンク先となるパッケージのルートへの相対パスにする必要があります。詳細は、\fB\-link\fRオプションの\fIextdocURL\fRを参照してください。
M
mfang 已提交
3632 3633 3634 3635 3636 3637 3638 3639 3640 3641
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3642
\fBpackagelistLoc\fRの値は、外部ドキュメントのpackage\-listファイルを含むディレクトリへのパスまたはURLです。これは、URL (http:またはfile:)でもファイル・パスでもかまいません。また、絶対パスと相対パスのどちらでもかまいません。相対パスの場合は、\fBjavadoc\fRコマンドが実行される現在のディレクトリからの相対パスとして指定します。package\-listファイル名を含めないでください。
M
mfang 已提交
3643
.sp
3644
指定した\fBjavadoc\fRコマンドの実行で、複数の\fB\-link\fRオプションを指定できます。Javadoc 1\&.2\&.2より前では、\fB\-linkfile\fRオプションは1回しか指定できませんでした。
M
mfang 已提交
3645 3646
.RE
.RE
3647 3648 3649 3650 3651
.PP
外部ドキュメントへの絶対リンク
.PP
http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/index\&.htmlに示すような、\fBjava\&.lang\fR、
\fBjava\&.io\fRおよびその他のJava SEパッケージにリンクする必要がある場合があります。
M
mfang 已提交
3652 3653 3654 3655 3656 3657 3658 3659 3660 3661 3662 3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672 3673
.PP
ただし、シェルにはWebアクセス権がありません。この場合、次を行います。
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 1.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  1." 4.2
.\}
ブラウザでpackage\-listファイルを開きます(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/package\-list)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04' 2.\h'+01'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP "  2." 4.2
.\}
3674
ファイルをローカル・ディレクトリに保存し、このローカル・コピーを第2引数\fBpackagelistLoc\fRで指定します。この例では、パッケージ・リスト・ファイルはカレント・ディレクトリ(\&.)に保存されています。
M
mfang 已提交
3675 3676
.RE
.PP
3677
次のコマンドは、Java SEプラットフォーム・パッケージへのリンクを持つc\fBom\&.mypackage\fRパッケージのドキュメントを生成します。生成ドキュメントには、たとえばクラス\fBtrees\fR内の\fBObject\fRクラスへのリンクが含まれています。\fB\-sourcepath\fRなど、他の必要なオプションは表示されません。
M
mfang 已提交
3678 3679 3680 3681
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
T
tbell 已提交
3682
.nf
3683 3684
\fBjavadoc \-linkoffline http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/api/ \&.  com\&.mypackage \fR
 
D
duke 已提交
3685
.fi
M
mfang 已提交
3686 3687 3688
.if n \{\
.RE
.\}
3689 3690 3691 3692 3693 3694 3695 3696 3697 3698 3699 3700
.PP
外部ドキュメントへの相対リンク
.PP
\fB\-linkoffline\fRを相対パスとともに使用することはあまりありません。理由は単純で、通常は\fB\-link\fRで間に合うからです。\fB\-linkoffline\fRオプションを使用する場合、通常、package\-listファイルはローカルで、相対リンクを使用する場合はリンク先のファイルもローカルなので、通常は\fB\-linkoffline\fRオプションの2つの引数に、異なるパスを指定する必要はありません。2つの引数が同一の場合、\fB\-link\fRオプションを使用できます。
.PP
package\-listファイルの手動での作成
.PP
package\-listファイルがまだ存在しなくても、ドキュメントのリンク先のパッケージ名がわかっている場合は、このファイルのコピーを手動で作成し、\fBpackagelistLoc\fRでそのパスを指定することができます。\fBcom\&.apipackage\fRが最初に生成された時点で\fBcom\&.spipackage\fRのパッケージ・リストが存在しないという前出のケースが一例として挙げられます。この方法は、パッケージ名はわかっているものの、まだ公開されていない、新しい外部ドキュメントにリンクするドキュメントを生成する必要がある場合に便利です。また、package\-listファイルが生成されないJavadoc 1\&.0または1\&.1で生成されたパッケージ用にpackage\-listファイルを作成する場合にも、この方法が使用できます。同様に、2つの企業が未公開のpackage\-listファイルを共有できるため、クロスリンクを設定したドキュメントを同時にリリースすることも可能になります。
.PP
複数ドキュメントへのリンク
.PP
参照先の生成ドキュメントごとに1回、\fB\-linkoffline\fRオプションを含めることができます。
M
mfang 已提交
3701 3702 3703 3704 3705
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3706 3707 3708
\fBjavadoc \-linkoffline extdocURL1 packagelistLoc1 \-linkoffline extdocURL2\fR
\fBpackagelistLoc2 \&.\&.\&.\fR
 
M
mfang 已提交
3709 3710 3711 3712 3713
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
3714 3715
ドキュメントの更新
.PP
3716
プロジェクトに何十または何百のパッケージが含まれる場合にも、\fB\-linkoffline\fRオプションを使用できます。ソース・ツリー全体ですでに\fBjavadoc\fRコマンドを実行したことがある場合、ドキュメンテーション・コメントにわずかな変更を迅速に加え、ソース・ツリーの一部で\fBjavadoc\fRコマンドを再実行することができます。2回目の実行は、ドキュメンテーション・コメントを変更し、宣言は変更しない場合にのみ正しく処理されることに注意してください。ソース・コードに対して宣言を追加、削除、または変更した場合は、索引、パッケージ・ツリー、継承されるメンバーのリスト、「使用」ページなどの場所で、リンクが壊れることがあります。
3717 3718
.PP
まず、この新しい小規模な実行で使用する、新しい生成先ディレクトリ(updateなど)を作成します。この例では、元の生成先ディレクトリの名前はhtmlです。最も単純な例では、htmlディレクトリの親ディレクトリに移動します。\fB\-linkoffline\fRオプションの第1引数にカレント・ディレクトリ(\&.)を設定し、第2引数にpackage\-listが検索されるhtmlへの相対パスを設定し、更新するパッケージのパッケージ名のみを渡します。
M
mfang 已提交
3719 3720 3721 3722 3723
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3724 3725
\fBjavadoc \-d update \-linkoffline \&. html com\&.mypackage\fR
 
M
mfang 已提交
3726 3727 3728 3729 3730
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
3731
\fBjavadoc\fRコマンドの終了後、update/com/package内の生成されたクラスのページをコピーし(概要や索引は除く)、html/com/package内の元のファイルに上書きします。
M
mfang 已提交
3732 3733 3734
.PP
\-linksource
.RS 4
3735
各ソース・ファイル(行番号付き)のHTMLバージョンを作成し、標準HTMLドキュメントからソース・ファイルへのリンクを追加します。リンクは、ソース・ファイル内に宣言されているクラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、フィールドに対して作成されます。デフォルト・コンストラクタ、生成されたクラスなどに対しては作成されません。
M
mfang 已提交
3736
.sp
3737
このオプションは、\fB\-public\fR、\fB\-package\fR、\fB\-protected\fRおよび\fB\-private\fRの各オプションとは関係なく、非公開のクラス、フィールド、非公開のメソッドの本体をはじめとする組み込まれたソース・ファイル内のすべての非公開実装の詳細を公開します。\fB\-private\fRオプションもあわせて指定しないかぎり、非公開のクラスやインタフェースの一部には、リンクを介してアクセスできないことがあります。
M
mfang 已提交
3738
.sp
3739
各リンクは、その宣言内の識別子名の上に作成されます。たとえば、\fBButton\fRクラスのソース・コードへのリンクは、\fBButton\fRという語の上に作成されます。
M
mfang 已提交
3740 3741 3742 3743 3744
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3745 3746
\fBpublic class Button extends Component implements Accessible\fR
 
M
mfang 已提交
3747 3748 3749 3750
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
3751
\fBButton\fRクラスの\fBgetLabel\fRメソッドのソース・コードへのリンクは、\fBgetLabel\fRという語の上に作成されます。
M
mfang 已提交
3752 3753 3754 3755
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
3756
.nf
3757 3758
\fBpublic String getLabel()\fR
 
D
duke 已提交
3759
.fi
M
mfang 已提交
3760 3761 3762 3763 3764 3765 3766
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-group groupheading \fIpackagepattern:packagepattern\fR
.RS 4
3767
概要ページの複数のパッケージを、指定したグループに分けて、グループごとに表を作成します。各グループは、それぞれ別の\fB\-group\fRオプションで指定します。グループは、コマンド行で指定された順序でページに表示されます。パッケージは、グループ内でアルファベット順になっています。指定した\fB\-group\fRオプションでは、\fBpackagepattern\fR式のリストに一致するパッケージが、見出しとして\fIgroupheading\fRを持つ1つの表に表示されます。
M
mfang 已提交
3768 3769 3770 3771 3772 3773 3774 3775 3776
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3777
\fBgroupheading\fRには、任意のテキストを指定でき、空白を含めることができます。指定したテキストは、グループの表見出しになります。
M
mfang 已提交
3778 3779 3780 3781 3782 3783 3784 3785 3786 3787
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
3788
\fBpackagepattern\fRの値には、任意のパッケージ名の先頭部分とそれに続く1つのアスタリスク(*)で任意のパッケージ名を指定できます。アスタリスクは使用できる唯一のワイルドカードで、任意の文字に一致する、という意味です。1つのグループには、コロン(:)で区切って複数のパターンを含めることができます。パターンまたはパターン・リストでアスタリスクを使用する場合、パターン・リストは\fB"java\&.lang*:java\&.util"\fRのように引用符で囲む必要があります。
M
mfang 已提交
3789 3790
.RE
.sp
3791
\fB\-group\fRオプションを指定しない場合は、見出し\fIPackages\fRおよび適切な小見出しを持つ1つのグループに配置されます。小見出しにすべてのドキュメント化されるパッケージ(すべてのグループ)が含まれるわけではない場合、残りのパッケージは「その他のパッケージ」というサブ見出しを持つ独立したグループに入れられます。
M
mfang 已提交
3792
.sp
3793
たとえば、次の\fBjavadoc\fRコマンドでは、3つのドキュメント化されたパッケージが\fI「コア」\fR、\fI「拡張」\fRおよび\fI「その他のパッケージ」\fRに分けられます。\fBjava\&.lang*\fRでは、最後のドット(\&.)を指定していません。\fBjava\&.lang\&.*\fRのようにドットを入れると、\fB java\&.lang\fRパッケージは除外されることになります。
M
mfang 已提交
3794 3795 3796 3797 3798
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3799 3800 3801 3802
\fBjavadoc \-group "Core Packages" "java\&.lang*:java\&.util"\fR
\fB        \-group "Extension Packages" "javax\&.*"\fR
\fB        java\&.lang java\&.lang\&.reflect java\&.util javax\&.servlet java\&.new\fR
 
M
mfang 已提交
3803 3804 3805 3806 3807 3808
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
\fBコア・パッケージ\fR
.sp
3809
\fBjava\&.lang\fR
M
mfang 已提交
3810
.sp
3811
\fBjava\&.lang\&.reflect\fR
M
mfang 已提交
3812
.sp
3813
\fBjava\&.util\fR
M
mfang 已提交
3814 3815 3816
.sp
\fB拡張機能パッケージ\fR
.sp
3817
\fBjavax\&.servlet\fR
M
mfang 已提交
3818 3819 3820
.sp
\fBOther Packages\fR
.sp
3821
\fBjava\&.new\fR
M
mfang 已提交
3822 3823 3824 3825
.RE
.PP
\-nodeprecated
.RS 4
3826
非推奨のAPIをドキュメントに生成しないようにします。このオプションを指定すると、\fB\-nodeprecatedlist\fRオプションを指定した場合と同じ効果があり、ドキュメントの他の部分全体でも、非推奨のAPIが生成されません。このオプションは、コードを記述しているとき、非推奨のコードによって気を散らされたくない場合に便利です。
M
mfang 已提交
3827 3828 3829 3830
.RE
.PP
\-nodeprecatedlist
.RS 4
3831
非推奨のAPIのリストを含むファイル(deprecated\-list\&.html)、およびナビゲーション・バーのそのページへのリンクが生成されないようにします。\fBjavadoc\fRコマンドでは、引き続き、ドキュメントの他の部分では、非推奨のAPIが生成されます。このオプションは、非推奨のAPIがソース・コードに含まれておらず、ナビゲーション・バーをすっきりと見せる場合に便利です。
M
mfang 已提交
3832 3833 3834 3835
.RE
.PP
\-nosince
.RS 4
3836
生成ドキュメントから、\fB@since\fRタグに関連付けられた\fB「導入されたバージョン」\fRセクションを省略します。
M
mfang 已提交
3837 3838 3839 3840 3841 3842 3843 3844 3845 3846 3847 3848 3849 3850 3851 3852 3853 3854 3855
.RE
.PP
\-notree
.RS 4
生成ドキュメントから、クラスおよびインタフェースの階層ページを省略します。これらのページには、ナビゲーション・バーの「階層ツリー」ボタンからアクセスできます。デフォルトでは、階層が生成されます。
.RE
.PP
\-noindex
.RS 4
生成ドキュメントから、索引を省略します。デフォルトでは、索引が生成されます。
.RE
.PP
\-nohelp
.RS 4
出力の各ページの最上部と最下部にあるナビゲーション・バーから「ヘルプ」リンクを省略します。
.RE
.PP
\-nonavbar
.RS 4
3856
通常、生成されるページの最上部と最下部に表示されるナビゲーション・バー、ヘッダー、およびフッターを生成しないようにします。\fB\-nonavbar\fRオプションは\fB\-bottom\fRオプションに影響を与えません。\fB\-nonavbar\fRオプションは、印刷するためにのみファイルをPostScriptやPDFに変換する場合など、内容のみが重要で、ナビゲーションの必要がない場合に便利です。
M
mfang 已提交
3857 3858 3859 3860
.RE
.PP
\-helpfile \fIpath\efilename\fR
.RS 4
3861
最上部および最下部のナビゲーション・バーの「ヘルプ」リンクのリンク先となる代替ヘルプ・ファイルpath\efilenameのパスを指定します。このオプションが指定されていないと、\fBjavadoc\fRコマンドは、\fBjavadoc\fRコマンド内でハードコードされているヘルプ・ファイルhelp\-doc\&.htmlを自動作成します。このオプションを使用すると、デフォルトをオーバーライドできます。ファイル名にはどんな名前でも指定でき、help\-doc\&.htmlに限定されません。\fBjavadoc\fRコマンドは、次の例のように、ナビゲーション・バー内のリンクを必要に応じて調整します。
M
mfang 已提交
3862 3863 3864 3865 3866
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3867 3868
\fBjavadoc \-helpfile /home/user/myhelp\&.html java\&.awt\&.\fR
 
M
mfang 已提交
3869 3870 3871 3872 3873 3874 3875 3876
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-stylesheet \fIpath/filename \fR
.RS 4
3877
代替HTMLスタイルシート・ファイルのパスを指定します。このオプションが指定されていないと、\fBjavadoc\fRコマンドは、\fBjavadoc\fRコマンド内でハードコードされているスタイルシート・ファイルstylesheet\&.cssを自動作成します。このオプションを使用すると、デフォルトをオーバーライドできます。ファイル名にはどんな名前でも指定でき、stylesheet\&.cssに限定されません。
M
mfang 已提交
3878 3879 3880 3881 3882
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3883 3884
\fBjavadoc \-stylesheet file /home/user/mystylesheet\&.css com\&.mypackage\fR
 
M
mfang 已提交
3885 3886 3887 3888 3889 3890 3891 3892
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-serialwarn
.RS 4
3893
\fB@serial\fRタグがない場合は、コンパイル時に警告を生成します。デフォルトでは、Javadoc 1\&.2\&.2以降では、直列化の警告は生成されません。以前のリリースとは逆の動作です。このオプションを使用すると、直列化の警告が表示されるので、デフォルトの直列化可能フィールドと\fBwriteExternal\fRメソッドを適切にドキュメント化するのに役立ちます。
M
mfang 已提交
3894 3895 3896 3897 3898 3899 3900
.RE
.PP
\-charset \fIname\fR
.RS 4
このドキュメント用のHTML文字セットを指定します。この名前は、IANA RegistryのCharacter Sets
(http://www\&.iana\&.org/assignments/character\-sets)に示された、優先MIME名である必要があります。
.sp
3901
たとえば、\fBjavadoc \-charset "iso\-8859\-1" mypackage\fRは次の行を生成された各ページのヘッダーに挿入します。
M
mfang 已提交
3902 3903 3904 3905 3906
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3907 3908
\fB<META http\-equiv="Content\-Type" content="text/html; charset=ISO\-8859\-1">\fR
 
M
mfang 已提交
3909 3910 3911 3912
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
3913
この\fBMETA\fRタグは、HTML標準(4197265および4137321)のHTML Document Representation
M
mfang 已提交
3914 3915 3916 3917 3918 3919 3920 3921 3922 3923
(http://www\&.w3\&.org/TR/REC\-html40/charset\&.html#h\-5\&.2\&.2)に記載されています。
.sp
およびオプションも参照してください。
.RE
.PP
\-docencoding \fIname\fR
.RS 4
生成されるHTMLファイルのエンコーディングを指定します。この名前は、IANA RegistryのCharacter Sets
(http://www\&.iana\&.org/assignments/character\-sets)に示された、優先MIME名である必要があります。
.sp
3924 3925
\fB\-docencoding\fRオプションを省略し、\fB\-encoding\fRオプションを使用すると、生成されたHTMLファイルの暗号化は\fB\-encoding\fRオプションで特定されます。例:
\fBjavadoc \-docencoding "iso\-8859\-1" mypackage\fRおよびオプションも参照してください。
M
mfang 已提交
3926 3927 3928 3929
.RE
.PP
\-keywords
.RS 4
3930
HTMLキーワード<META>タグを、クラスごとに生成されるファイルに追加します。これらのタグは、<META>タグを検索するサーチ・エンジンがページを見つける場合に役立ちます。インターネット全体を検索する検索エンジンのほとんどは<META>タグを参照しません。ページが誤用している可能性があるからです。自身のWebサイトへの検索を制限する、企業により提供される検索エンジンは、<META>タグを参照することで恩恵を受けることができます。<META>タグには、クラスの完全修飾名と、フィールドおよびメソッドの修飾されていない名前が含まれます。コンストラクタは、クラス名と同じであるため含まれません。たとえば、クラス\fBString\fRは次のキーワードで開始します。
M
mfang 已提交
3931 3932 3933 3934 3935
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
3936 3937 3938 3939 3940
\fB<META NAME="keywords" CONTENT="java\&.lang\&.String class">\fR
\fB<META NAME="keywords" CONTENT="CASE_INSENSITIVE_ORDER">\fR
\fB<META NAME="keywords" CONTENT="length()">\fR
\fB<META NAME="keywords" CONTENT="charAt()">\fR
 
M
mfang 已提交
3941 3942 3943 3944 3945 3946 3947 3948
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-tag \fItagname\fR:Xaoptcmf:"\fItaghead\fR"
.RS 4
3949
\fBjavadoc\fRコマンドがドキュメンテーション・コメント内の引数を1つ取る単純なカスタム・ブロック・タグ\fB@tagname\fRを解釈できるようにします。これにより、\fBjavadoc\fRコマンドはタグ名のスペルチェックを行うことができるので、ソース・コード内に存在するすべてのカスタム・タグについて、\fB\-tag\fRオプションを組み込むことが重要です。今回の実行では出力されないタグは、\fBX\fRを付けて無効にします。\fB\-tag\fRオプションは、タグの見出し\fItaghead\fRを太字で出力します。その次の行には、このオプションの1つの引数で指定したテキストが続きます。ブロック・タグと同様、この引数のテキストにはインライン・タグを含めることができます。このインライン・タグも解釈されます。出力は、引数を1つ取る標準のタグ(\fB@return\fRや\fB@author\fRなど)の出力とよく似ています。\fItaghead\fRの値を省略すると、\fBtagname\fRが見出しとして表示されます。
M
mfang 已提交
3950 3951
.sp
\fBタグの配置\fR:
3952
\fBXaoptcmf\fR引数により、ソース・コード内でタグを配置できる場所が決まり、タグを無効にできるかどうか(\fBX\fRを使用して)が決まります。タグの配置位置を制限しない場合は\fBa\fRを指定します。それ以外の文字の組合せも可能です。
M
mfang 已提交
3953
.sp
3954
\fBX\fR
M
mfang 已提交
3955 3956
(タグの無効化)
.sp
3957
\fBa\fR
M
mfang 已提交
3958 3959
(すべて)
.sp
3960
\fBo\fR
M
mfang 已提交
3961 3962
(概要)
.sp
3963
\fBp\fR
M
mfang 已提交
3964 3965
(パッケージ)
.sp
3966
\fBt\fR
M
mfang 已提交
3967 3968
(タイプ、つまりクラスとインタフェース)
.sp
3969
\fBc\fR
M
mfang 已提交
3970 3971
(コンストラクタ)
.sp
3972
\fBm\fR
M
mfang 已提交
3973 3974
(メソッド)
.sp
3975
\fBf\fR
M
mfang 已提交
3976 3977
(フィールド)
.sp
3978
\fBシングル・タグの例\fR: ソース・コード内の任意の位置で使用できるタグのタグ・オプションの例を示します。\fB\-tag todo:a:"To Do:"\fR
M
mfang 已提交
3979
.sp
3980
\fB@todo\fRタグをコンストラクタ、メソッドおよびフィールドとのみ使用する場合、\fB\-tag todo:cmf:"To Do:"\fRを使用します。
M
mfang 已提交
3981
.sp
3982
最後のコロン(:)は、パラメータ区切り文字ではなく、見出しテキストの一部になっています。\fB@todo\fRタグを含む、ソース・コード用のいずれかのタグ・オプションを使用します。たとえば、\fB@todo The documentation for this method needs work\fRです。
M
mfang 已提交
3983
.sp
3984
\fBタグ名内のコロン\fR: タグ名内でコロンを使用する場合はバックスラッシュを使用してエスケープします。次のドキュメンテーション・コメントには、\fB\-tag ejb\e\e:bean:a:"EJB Bean:"\fRオプションを使用します。
M
mfang 已提交
3985 3986 3987 3988
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
3989
.nf
3990 3991 3992 3993
\fB/**\fR
\fB * @ejb:bean\fR
\fB */\fR
 
D
duke 已提交
3994
.fi
M
mfang 已提交
3995 3996 3997
.if n \{\
.RE
.\}
3998
\fBタグ名のスペルチェック\fR: 一部の開発者が必ずしも出力しないカスタム・タグをソース・コード内に配置することがあります。この場合、ソース・コード内のすべてのタグをリストし、出力するタグを有効にし、出力しないタグを無効にする必要があります。\fBX\fRを指定するとタグは無効になります。指定しないと、タグは有効になります。これにより、\fBjavadoc\fRコマンドは、検出したタグが入力ミスなどによる不明タグであるかどうかを特定できます。このような場合に、\fBjavadoc\fRコマンドから警告が出力されます。すでに配置されている値に\fBX\fRを追加できます。こうしておけば、\fBX\fRを削除するのみでタグを有効にすることができます。たとえば、\fB@todo\fRタグを出力で抑制する場合、\fB\-tag todo:Xcmf:"To Do:"\fRを使用します。さらに簡単にする場合、\fB\-tag todo:X\fRを使用します。構文\fB\-tag todo:X\fRは、\fB@todo\fRタグがタグレットで定義されていても機能します。
M
mfang 已提交
3999 4000
.sp
\fBタグの順序\fR:
4001
\fB\-ta\fR\fBg\fRおよび\fB\-taglet\fRオプションの順序によって、タグの出力順が決まります。カスタム・タグと標準タグを組み合せて使用することもできます。標準タグのタグ・オプションは、順序を決定するためだけのプレースホルダです。標準タグの名前のみを取ります。標準タグの小見出しは変更できません。これを次の例に示します。\fB\-tag\fRオプションを指定しないと、\fB\-tagle\fR\fBt\fRオプションの位置により、順序が決まります。タグが両方とも存在する場合、コマンド行の最後にある方がその順序を決定します。これは、タグやタグレットがコマンド行に指定された順番に処理されるためです。たとえば、\fB\-taglet\fRおよび\fB\-tag\fRオプションが名前\fBtodo\fR値を持つ場合、コマンド行に最後に指定されたものが順序を決定します。
M
mfang 已提交
4002
.sp
4003
\fBタグの完全セットの例\fR: この例では、出力のParametersとThrowsの間にTo Doを挿入します。\fBX\fRを使用して、\fB@example\fRタグが、ソース・コード内の今回の実行では出力されないタグであることも指定します。\fB@argfile\fRタグを使用する場合は、次のように、引数ファイル内の別々の行にタグを配置できます(行の継続を示す文字は不要)。
M
mfang 已提交
4004 4005 4006 4007 4008
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4009 4010 4011 4012 4013 4014 4015
\fB\-tag param\fR
\fB\-tag return\fR
\fB\-tag todo:a:"To Do:"\fR
\fB\-tag throws\fR
\fB\-tag see\fR
\fB\-tag example:X\fR
 
M
mfang 已提交
4016 4017 4018 4019
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
4020
\fBjavadoc\fRコマンドがドキュメンテーション・コメントを解析する際に検索されたタグのうち、標準タグでも、\fB\-tag\fRや\fB\-taglet\fRオプションで渡されたタグでもないものはすべて不明タグとみなされ、警告がスローされます。
M
mfang 已提交
4021
.sp
4022
標準タグは、最初、デフォルトの順序でリスト内に内部的に格納されます。\fB\-tag\fRオプションを使用すると、それらのタグはこのリストに追加されます。標準タグは、デフォルトの位置から移動されます。そのため、標準タグの\fB\-tag\fRオプションを省略すると、それはデフォルトの位置に配置されたままになります。
M
mfang 已提交
4023
.sp
4024
\fB競合の回避\fR: 固有の名前空間を作成する場合、パッケージに使用されている\fBcom\&.mycompany\&.todo\fRのようなドットで区切りの命名規則を使用できます。Oracleは、今後も名前にドットを含まない標準タグを作成します。ユーザーが作成したタグは、Oracleが定義する同じ名前のタグの動作をオーバーライドします。\fB@todo\fRという名前のタグまたはタグレットをユーザーが作成した場合、その後にOracleが同じ名前の標準タグを作成しても、そのタグまたはタグレットは常にユーザーが定義したのと同じ動作を保持します。
M
mfang 已提交
4025 4026 4027 4028
.sp
\fB注釈vs\&. Javadocタグ\fR: 一般に、追加する必要のあるマークアップが、ドキュメントに影響を与えたりドキュメントを生成したりするためのものである場合、そのマークアップはJavadocタグにします。それ以外の場合は注釈にします。JavadocツールでのDocコメントの記述方法のカスタム・タグと注釈に関する項
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html#annotations)を参照してください。
.sp
4029
\fB\-taglet\fRオプションを使用して、より複雑なブロック・タグやカスタム・インライン・タグも作成できます。
M
mfang 已提交
4030 4031 4032 4033
.RE
.PP
\-taglet \fIclass\fR
.RS 4
4034
そのタグのドキュメントの生成に使用するドックレットを起動するためのクラス・ファイルを指定します。\fBclass\fR値の完全修飾名を使用します。このタグレットは、カスタム・タグのテキスト引数の数も定義します。タグレットは、これらの引数を受け付け、処理し、出力を生成します。タグレットの例を使用した豊富なドキュメントについては、タグレットの概要
M
mfang 已提交
4035 4036
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/taglet/overview\&.html)を参照してください。
.sp
4037
タグレットは、ブロックタグまたはインライン・タグで便利です。タグレットは任意の数の引数をとることができます。また、テキストを太字にする、箇条書きを作成する、テキストをファイルに書き出す、その他のプロセスを開始するなどのカスタム動作を実装できます。タグレットで指定できるのは、タグの配置場所と配置形式のみです。その他のすべての決定は、ドックレットによって行われます。タグレットを使用しても、包含クラスのリストからクラス名を削除するなどの処理は実行できません。ただし、タグのテキストをファイルに出力したり、別のプロセスをトリガーするなどの副作用は得られます。タグレットへのパスを指定するには、\fB\-tagletpath\fRオプションを使用します。次に、生成されるページのParametersとThrowsの間にTo Doタグレットを挿入する例を示します。または、\fB\-taglet\fRオプションをその\fB\-tag\fRオプションのかわりに使用することができますが、読み取りが困難になる可能性があります。
M
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4038 4039 4040 4041 4042
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050
\fB\-taglet com\&.sun\&.tools\&.doclets\&.ToDoTaglet\fR
\fB\-tagletpath /home/taglets \fR
\fB\-tag return\fR
\fB\-tag param\fR
\fB\-tag todo\fR
\fB\-tag throws\fR
\fB\-tag see\fR
 
M
mfang 已提交
4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
\-tagletpath \fItagletpathlist\fR
.RS 4
4059
tagletクラス・ファイルを検索するための検索パスを指定します。\fBtagletpathlist\fRには、コロン(:)で区切って複数のパスを含めることができます。\fBjavadoc\fRコマンドは、指定されたパス以下のすべてのサブディレクトリを検索します。
M
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4060 4061 4062 4063 4064 4065 4066 4067 4068 4069 4070 4071 4072 4073
.RE
.PP
\-docfilesubdirs
.RS 4
doc\-filesディレクトリのディープ・コピーを有効にします。宛先には、サブディレクトリとそのすべて内容が再帰的にコピーされます。たとえば、ディレクトリoc\-files/example/imagesとその内容がすべてコピーされます。ここでも、サブディレクトリを除外する指定が可能です。
.RE
.PP
\-excludedocfilessubdir \fIname1:name2\fR
.RS 4
指定された名前のdoc\-filesサブディレクトリをすべて除外します。これにより、SCCSとその他のソース・コード制御サブディレクトリのコピーを防ぎます。
.RE
.PP
\-noqualifier all | \fIpackagename1\fR:\fIpackagename2\&.\&.\&.\fR
.RS 4
4074
出力されるクラス名から修飾パッケージ名を省略します。\fB\-noqualifier\fRオプションの引数は、\fBall\fR(すべてのパッケージ修飾子を省略)、または修飾子として削除するパッケージのコロン区切りリスト(ワイルドカードも可)、のいずれかとなります。クラスまたはインタフェース名が表示される位置からパッケージ名が削除されます。ソース・ファイルの処理を参照してください。
M
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4075
.sp
4076
次の例では、すべてのパッケージ修飾子を省略します。\fB\-noqualifier all\fR
M
mfang 已提交
4077
.sp
4078 4079
次の例では、\fBjava\&.lang\fRおよび\fBjava\&.io\fRパッケージ修飾子を省略します:
\fB\-noqualifier java\&.lang:java\&.io\fR。
M
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4080
.sp
4081
次の例では、\fBjava\fRで始まるパッケージ修飾子および\fBcom\&.sun\fRサブパッケージを省略しますが、\fBjavax\fRは省略しません。\fB\-noqualifier java\&.*:com\&.sun\&.*\fR
M
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4082
.sp
4083
パッケージ修飾子が前述の動作に従って表示される場合、名前は適切に短縮されます。「名前が表示される方法」を参照してください。このルールは、\fB\-noqualifier\fRオプションを使用するかどうかにかかわらず有効です。
M
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4084 4085 4086 4087
.RE
.PP
\-notimestamp
.RS 4
4088
タイムスタンプが抑制されます。各ページの先頭近くにある、生成されたHTML内のHTMLコメントでタイムスタンプが隠されます。\fB\-notimestamp\fRオプションは、\fBjavadoc\fRコマンドを2つのソース・ベースで実行し、それらの間の差分\fBdiff\fRを取得する場合に役立ちます。タイムスタンプによる\fBdiff\fRの発生を防ぐからです(そうでないとすべてのページで\fBdiff\fRになります)。タイムスタンプには\fBjavadoc\fRコマンドのリリース番号が含まれ、現在では、\fB<!\-\- Generated by javadoc (build 1\&.5\&.0_01) on Thu Apr 02 14:04:52 IST 2009 \-\->\fRのように表示されます。
M
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4089 4090 4091 4092 4093 4094 4095 4096 4097 4098 4099
.RE
.PP
\-nocomment
.RS 4
主説明およびすべてのタグを含むコメント本文全体を抑制し、宣言のみを生成します。このオプションにより、元は異なる目的のためだったソース・ファイルを再利用し、新しいプロジェクトの早い段階でスケルトンHTMLドキュメントを作成できるようになります。
.RE
.PP
\-sourcetab \fItablength\fR
.RS 4
ソース内で各タブが使用する空白文字の数を指定します。
.RE
4100
.SH "コマンド行引数ファイル"
M
mfang 已提交
4101
.PP
4102
\fBjavadoc\fRコマンドを短くしたり簡潔にしたりするために、\fBjavadoc\fRコマンドに対する引数(\fB\-J\fRオプションを除く)が入った1つ以上のファイルを指定することができます。このことを利用すれば、どのオペレーティング・システム上でも、任意の長さの\fBjavadoc\fRコマンドを作成できます。
M
mfang 已提交
4103
.PP
4104
引数ファイルには、\fBjavac\fRのオプションとソース・ファイル名を自由に組み合せて記述できます。ファイル内の各引数は、スペースまたは改行で区切ります。ファイル名に埋め込まれた空白がある場合、ファイル名全体を二重引用符で囲みます。
M
mfang 已提交
4105
.PP
4106
引数ファイル内のファイル名は、引数ファイルの位置ではなく、現在のディレクトリに相対的となります。これらのリストでは、ワイルドカード(\fB*\fR)は使用できません。たとえば、*\&.javaとは指定できません。アットマーク(@)を使用して、ファイルを再帰的に解釈することはできません。また、\fB\-J\fRオプションもサポートされていません。このオプションは起動ツールに渡されますが、起動ツールでは引数ファイルをサポートしていないからです。
M
mfang 已提交
4107
.PP
4108
\fBjavadoc\fRを実行するときに、各引数ファイルのパスとファイル名の先頭に@文字を付けて渡します。\fBjavadoc\fRコマンドは、アットマーク(@)文字で始まる引数を見つけると、そのファイルの内容を展開して引数リストに挿入します。
M
mfang 已提交
4109
.PP
4110
\fB例 1 \fR単一の引数ファイル
M
mfang 已提交
4111
.RS 4
4112
\fBargfile\fRという名前の1つの引数ファイルを使用して、すべての\fBjavadoc\fRコマンド引数を保持できます。\fBjavadoc @argfile\fR次の例に示すように、この引数ファイルには両方のファイルの内容が含まれています。
M
mfang 已提交
4113 4114
.RE
.PP
4115
\fB例 2 \fR2つの引数ファイル
M
mfang 已提交
4116
.RS 4
4117
次のように、2つの引数ファイルを作成できます。\fBjavadoc\fRコマンドのオプション用に1つ、パッケージ名またはソース・ファイル名用に1つです。次のリストでは行継続文字を使用していません。
M
mfang 已提交
4118 4119 4120 4121 4122 4123 4124
.sp
次の内容を含む、optionsという名前のファイルを作成します。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4125 4126 4127 4128 4129 4130 4131 4132 4133 4134 4135
\fB\-d docs\-filelist \fR
\fB\-use \fR
\fB\-splitindex\fR
\fB\-windowtitle \*(AqJava SE 7 API Specification\*(Aq\fR
\fB\-doctitle \*(AqJava SE 7 API Specification\*(Aq\fR
\fB\-header \*(Aq<b>Java(TM) SE 7</b>\*(Aq\fR
\fB\-bottom \*(AqCopyright &copy; 1993\-2011 Oracle and/or its affiliates\&. All rights reserved\&.\*(Aq\fR
\fB\-group "Core Packages" "java\&.*"\fR
\fB\-overview /java/pubs/ws/1\&.7\&.0/src/share/classes/overview\-core\&.html\fR
\fB\-sourcepath /java/pubs/ws/1\&.7\&.0/src/share/classes\fR
 
M
mfang 已提交
4136 4137 4138 4139 4140 4141 4142 4143 4144 4145
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
次の内容を含む、packagesという名前のファイルを作成します。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4146 4147 4148 4149
\fBcom\&.mypackage1\fR
\fBcom\&.mypackage2\fR
\fBcom\&.mypackage3\fR
 
M
mfang 已提交
4150 4151 4152 4153
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
4154
次のように、\fBjavadoc\fRコマンドを実行します。
M
mfang 已提交
4155 4156 4157 4158
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
4159
.nf
4160 4161
\fBjavadoc @options @packages\fR
 
D
duke 已提交
4162
.fi
M
mfang 已提交
4163 4164 4165 4166 4167
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4168
\fB例 3 \fRパスを使用した引数ファイル
M
mfang 已提交
4169
.RS 4
4170
引数ファイルはパスを指定できますが、ファイル内のすべてのファイル名は、(\fBpath1\fRや\fBpath2\fRではなく)次のように現在の作業ディレクトリに相対的となります。
M
mfang 已提交
4171 4172 4173 4174 4175
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4176 4177
\fBjavadoc @path1/options @path2/packages\fR
 
M
mfang 已提交
4178 4179 4180 4181 4182 4183
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4184
\fB例 4 \fRオプション引数
M
mfang 已提交
4185
.RS 4
4186
次に、\fBjavadoc\fRコマンドのオプションに対する引数を引数ファイルに格納する例を示します。長い引数を指定できるので、\fB\-bottom\fRオプションを使用します。次のようなテキスト引数を含む、bottomという名前のファイルを作成できます。
M
mfang 已提交
4187 4188 4189 4190
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
4191
.nf
4192 4193 4194 4195 4196 4197
\fB<font size="\-1">\fR
\fB    <a href="http://bugreport\&.sun\&.com/bugreport/">Submit a bug or feature</a><br/>\fR
\fB    Copyright &copy; 1993, 2011, Oracle and/or its affiliates\&. All rights reserved\&. <br/>\fR
\fB    Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its affiliates\&.\fR
\fB    Other names may be trademarks of their respective owners\&.</font>\fR
 
D
duke 已提交
4198
.fi
M
mfang 已提交
4199
.if n \{\
D
duke 已提交
4200
.RE
M
mfang 已提交
4201
.\}
4202
\fBjavadoc\fRコマンドを次のように実行します。\fB javadoc \-bottom @bottom @packages\fR
M
mfang 已提交
4203
.sp
4204
\fB\-bottom\fRオプションを引数ファイルの最初に含めて、次のように\fBjavadoc\fRコマンドを実行することもできます。\fBjavadoc @bottom @packages\fR
D
duke 已提交
4205
.RE
M
mfang 已提交
4206 4207
.SH "JAVADOCコマンドの実行"
.PP
4208
\fBjavadoc\fRコマンドのリリース番号は\fBjavadoc \-J\-version\fRオプションで特定できます。出力ストリームには標準ドックレットのリリース番号が含まれます。\fB\-quiet\fRオプションで無効にできます。
M
mfang 已提交
4209
.PP
4210
Java言語で記述されたプログラムから\fBjavadoc\fRコマンドを起動するには公開プログラマティック・インタフェースを使用します。このインタフェースは\fBcom\&.sun\&.tools\&.javadoc\&.Main\fRにあります(また\fBjavadoc\fRコマンドは再入可能です)。詳細は、標準ドックレット
M
mfang 已提交
4211 4212
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/standard\-doclet\&.html#runningprogrammatically)を参照してください。
.PP
4213
次の手順では、標準HTMLドックレットを呼び出します。カスタム・ドックレットを呼び出すには、\fB\-doclet\fRおよび\fB\-docletpath\fRオプションを使用しますドックレットの概要
M
mfang 已提交
4214 4215 4216
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/doclet/overview\&.html)を参照してください
.SS "簡単な例"
.PP
4217
\fBjavadoc\fRコマンドは、パッケージ全体に対して実行することも、個々のソース・ファイルに対して実行することもできます。各パッケージ名は、それぞれのパッケージ名に対応するディレクトリ名を持ちます。
M
mfang 已提交
4218 4219
.PP
次の例では、ソース・ファイルは/home/src/java/awt/*\&.javaにあります。生成先ディレクトリは/home/htmlです。
4220 4221 4222
.PP
1つ以上のパッケージのドキュメント化
.PP
M
mfang 已提交
4223 4224
パッケージをドキュメント化するには、そのパッケージのソース・ファイルを、そのパッケージと同じ名前のディレクトリ内に格納する必要があります。
.PP
4225
パッケージ名が(\fBjava\&.awt\&.color\fRのようにドットで区切られた)複数の識別子から構成されている場合、後続の各識別子が下位のサブディレクトリ(ava/awt/colorなど)に対応している必要があります。
M
mfang 已提交
4226
.PP
4227
1つのパッケージのための複数のソース・ファイルを、異なる場所にあるそのような2つのディレクトリ・ツリーに分けて格納することもできます。ただし、その場合は\fB\-sourcepath\fRによってその両方の場所を指定する必要があります。たとえば、src1/java/awt/colorとsrc2/java/awt/color。
M
mfang 已提交
4228
.PP
4229
ディレクトリの変更(\fBcd\fRコマンドを使用)または\fB\-sourcepath\fRオプションにより、\fBjavadoc\fRコマンドを実行できます。次の例で両方の選択肢を示します。
M
mfang 已提交
4230
.PP
4231
\fB例 1 \fR1つ以上のパッケージから再帰的に実行
M
mfang 已提交
4232
.RS 4
4233
この例では\fBjavadoc\fRコマンドが任意のディレクトリから実行できるように、\fB\-sourcepath\fRを使用し、再帰的処理のために\fB\-subpackages\fR(1\&.4の新オプション)を使用します。これは、javaディレクトリのサブパッケージをたどりますが、\fBjava\&.net\fRと\fBjava\&.lang\fRをルートに持つパッケージは除外されます。\fBjava\&.lang\fRのサブパッケージである\fBjava\&.lang\&.ref\fRが除外される点に注意してください。また、他のパッケージ・ツリーを下方にたどるには、\fBjava:javax:org\&.xml\&.sax\fRのように、それらのパッケージの名前を\fB\-subpackages\fRの引数に追加します。
M
mfang 已提交
4234 4235 4236 4237 4238
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4239 4240
\fBjavadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src \-subpackages java \-exclude\fR
 
M
mfang 已提交
4241 4242 4243 4244 4245 4246
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4247
\fB例 2 \fRルートへの移動および明示的なパッケージの実行
M
mfang 已提交
4248
.RS 4
4249
完全修飾されたパッケージの親ディレクトリに移動します。次に、ドキュメント化する1つ以上のパッケージの名前を指定して\fBjavadoc\fRコマンドを実行します。
M
mfang 已提交
4250 4251 4252 4253 4254
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4255 4256 4257
\fBcd /home/src/\fR
\fBjavadoc \-d /home/html java\&.awt java\&.awt\&.event\fR
 
M
mfang 已提交
4258 4259 4260 4261
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
4262
また、他のパッケージ・ツリーを下方にたどるには、j\fBava:javax:org\&.xml\&.sax\fRのように、それらのパッケージの名前を\fB\-subpackages\fRの引数に追加します。
M
mfang 已提交
4263 4264
.RE
.PP
4265
\fB例 3 \fR1つのツリーの明示的なパッケージの任意のディレクトリから実行
M
mfang 已提交
4266
.RS 4
4267
この場合、現在のディレクトリがどこかは問題ではありません。\fBjavadoc\fRコマンドを実行し、最上位パッケージの親ディレクトリを指定して\fB\-sourcepath\fRオプションを使用します。ドキュメント化する1つ以上のパッケージの名前を指定します。
M
mfang 已提交
4268 4269 4270 4271 4272
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4273 4274
\fBjavadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src java\&.awt java\&.awt\&.event\fR
 
M
mfang 已提交
4275 4276 4277 4278 4279 4280
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4281
\fB例 4 \fR複数のツリーの明示的なパッケージの任意のディレクトリから実行
M
mfang 已提交
4282
.RS 4
4283
\fBjavadoc\fRコマンドを実行し、各ツリーのルートへのパスのコロン区切りリストを指定して\fB\-sourcepath\fRオプションを使用します。ドキュメント化する1つ以上のパッケージの名前を指定します。指定したパッケージのすべてのソース・ファイルが、1つのルート・ディレクトリの下に存在する必要はありませんが、ソース・パスで指定された場所のどこかで見つかる必要があります。
M
mfang 已提交
4284 4285 4286 4287 4288
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4289 4290
\fBjavadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src1:/home/src2 java\&.awt java\&.awt\&.event\fR
 
M
mfang 已提交
4291 4292 4293 4294
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
4295
すべてのケースでj\fBava\&.awt\fRおよび\fBjava\&.awt\&.even\fRtパッケージ内の\fBpublic\fRおよび\fBprotected\fRクラスとインタフェースについて、HTML形式のドキュメントが生成され、指定された生成先ディレクトリにHTMLファイルが保存されます。2つ以上のパッケージが生成されているので、ドキュメントは、パッケージのリスト、クラスのリスト、およびメインのクラス・ページという3つのHTMLフレームを持つことになります。
M
mfang 已提交
4296 4297
.RE
.PP
4298 4299 4300 4301
1つ以上のクラスのドキュメント化
.PP
また、1つ以上のソース・ファイルを渡して、\fBjavadoc\fRコマンドを実行することもできます。\fBjavadoc\fRは、次の2つの方法のいずれかで実行できます。1つはディレクトリを変更する方法(\fBcd\fRを使用)、もう1つはソース・ファイルへのパスを完全に指定する方法です。相対パスは、現在のディレクトリを起点とします。ソース・ファイルを渡すときは、\fB\-sourcepath\fRオプションは無視されます。アスタリスク(*)のようなコマンド行ワイルドカードを使用すると、クラスのグループを指定できます。
.PP
4302
\fB例 1 \fRソース・ディレクトリに変更
M
mfang 已提交
4303
.RS 4
4304
ソースを保持するディレクトリに変更します。次に、ドキュメント化する1つ以上のソース・ファイルの名前を指定して\fBjavadoc\fRコマンドを実行します。
M
mfang 已提交
4305
.sp
4306
この例では、\fBButton\fRクラスと\fBCanvas\fRクラス、および名前が\fBGraphics\fRで始まるクラスについて、HTML形式のドキュメントが生成されます。パッケージ名ではなくソース・ファイルが\fBjavadoc\fRコマンドに引数として渡されているので、ドキュメントは、クラスのリストとメイン・ページという2つのフレームを持つことになります。
M
mfang 已提交
4307 4308 4309 4310 4311
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4312 4313 4314
\fBcd /home/src/java/awt\fR
\fBjavadoc \-d /home/html Button\&.java Canvas\&.java Graphics*\&.java\fR
 
M
mfang 已提交
4315 4316 4317 4318 4319 4320
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4321
\fB例 2 \fRパッケージのルート・ディレクトリに変更
M
mfang 已提交
4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328
.RS 4
これは、同じルートからの別のサブパッケージの個々のソース・ファイルをドキュメント化するのに役立ちます。パッケージのルート・ディレクトリに移り、各ソース・ファイルを、ルートからのパスとともに指定します。
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4329 4330 4331
\fBcd /home/src/\fR
\fBjavadoc \-d /home/html java/awt/Button\&.java java/applet/Applet\&.java\fR
 
M
mfang 已提交
4332 4333 4334 4335 4336 4337
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
.PP
4338
\fB例 3 \fR任意のディレクトリからのファイルのドキュメント化
M
mfang 已提交
4339
.RS 4
4340
この場合、現在のディレクトリがどこかは問題ではありません。ドキュメント化するソース・ファイルへの絶対パス(または現在のディレクトリからの相対パス)を指定して\fBjavadoc\fRコマンドを実行します。
M
mfang 已提交
4341 4342 4343 4344 4345
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4346 4347 4348
\fBjavadoc \-d /home/html /home/src/java/awt/Button\&.java\fR
\fB/home/src/java/awt/Graphics*\&.java\fR
 
M
mfang 已提交
4349 4350 4351 4352 4353
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.RE
4354 4355 4356 4357
.PP
パッケージおよびクラスのドキュメント化
.PP
パッケージ全体と個々のクラスを同時に指定してドキュメント化することもできます。次に、前述の2つの例を組み合せた例を示します。\fB\-sourcepath\fRオプションは、パッケージへのパスに対しては使用できますが、個々のクラスへのパスに対しては使用できません。
M
mfang 已提交
4358 4359 4360 4361
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
D
duke 已提交
4362
.nf
4363 4364 4365
\fBjavadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src java\&.awt\fR
\fB/home/src/java/applet/Applet\&.java\fR
 
D
duke 已提交
4366
.fi
M
mfang 已提交
4367 4368 4369 4370 4371
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "実際の例"
.PP
4372 4373 4374 4375 4376
次のコマンド行および\fBmakefile\fRバージョンの\fBjavadoc\fRコマンドをJavaプラットフォームAPIで実行します。Java SE 1\&.2で約1500個のpublicおよびprotectedクラスのドキュメントを生成するには、180MBのメモリーを使用します。どちらの例もオプションの引数で絶対パスが使用されているため、任意のディレクトリから同じ\fBjavadoc\fRコマンドを実行できます。
.PP
コマンド行の例
.PP
次のコマンドは、一部のシェルに対して長すぎる可能性があります。この制限を回避するには、コマンド行引数ファイルを使用します。または、シェル・スクリプトを記述します。
M
mfang 已提交
4377
.PP
4378 4379
この例では、\fBpackages\fRは処理するパッケージを含む名前で、\fBjava\&.applet\fR
\fBjava\&.lang\fRなどです。各オプションの、一重引用符で囲まれた引数の内側には、改行文字を挿入できません。たとえば、この例をコピー・アンド・ペーストする場合は、\fB\-bottom\fRオプションから改行文字を削除してください。
M
mfang 已提交
4380 4381 4382 4383 4384
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4385 4386 4387 4388 4389 4390 4391 4392 4393 4394 4395 4396 4397 4398 4399 4400 4401 4402
\fBjavadoc \-sourcepath /java/jdk/src/share/classes \e\fR
\fB\-overview /java/jdk/src/share/classes/overview\&.html \e\fR
\fB\-d /java/jdk/build/api \e\fR
\fB\-use \e\fR
\fB\-splitIndex \e\fR
\fB\-windowtitle \*(AqJava Platform, Standard Edition 7 API Specification\*(Aq \e\fR
\fB\-doctitle \*(AqJava Platform, Standard Edition 7 API Specification\*(Aq \e\fR
\fB\-header \*(Aq<b>Java(TM) SE 7</b>\*(Aq \e\fR
\fB\-bottom \*(Aq<font size="\-1">\fR
\fB<a href="http://bugreport\&.sun\&.com/bugreport/">Submit a bug or feature</a><br/>\fR
\fBCopyright &copy; 1993, 2011, Oracle and/or its affiliates\&. All rights reserved\&.<br/>\fR
\fBOracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its affiliates\&.\fR
\fBOther names may be trademarks of their respective owners\&.</font>\*(Aq \e\fR
\fB\-group "Core Packages" "java\&.*:com\&.sun\&.java\&.*:org\&.omg\&.*" \e\fR
\fB\-group "Extension Packages" "javax\&.*" \e\fR
\fB\-J\-Xmx180m \e  \fR
\fB@packages\fR
 
M
mfang 已提交
4403 4404 4405 4406
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
4407 4408 4409
.PP
プログラマティック・インタフェース
.PP
M
mfang 已提交
4410 4411
Javadoc Access APIでは、新しいプロセスを実行しなくても、JavadocツールをJavaアプリケーションから直接起動できます。
.PP
4412
たとえば、次の文はコマンド\fBjavadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src \-subpackages java \-exclude java\&.net:java\&.lang com\&.example\fRと同等です。
M
mfang 已提交
4413 4414 4415 4416 4417
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4418 4419 4420 4421 4422 4423 4424 4425 4426 4427 4428 4429 4430 4431 4432
\fBimport javax\&.tools\&.DocumentationTool;\fR
\fBimport javax\&.tools\&.ToolProvider;\fR
 
\fBpublic class JavaAccessSample{\fR
\fB    public static void main(String[] args){\fR
\fB        DocumentationTool javadoc = ToolProvider\&.getSystemDocumentationTool();\fR
\fB        int rc = javadoc\&.run( null, null, null,\fR
\fB                 "\-d", "/home/html",\fR
\fB                 "\-sourcepath", "home/src",\fR
\fB                 "\-subpackages", "java",\fR
\fB                 "\-exclude", "java\&.net:java\&.lang",\fR
\fB                 "com\&.example");\fR
\fB     }\fR
\fB }\fR
 
D
duke 已提交
4433
.fi
M
mfang 已提交
4434 4435 4436 4437
.if n \{\
.RE
.\}
.PP
4438
\fBrun\fRメソッドの最初の3つの引数は、入力、標準出力、および標準エラー・ストリームを指定します。\fBNull\fRは\fBSystem\&.in\fR、\fBSystem\&.out\fRおよび\fBSystem\&.err\fRそれぞれのデフォルト値です。
M
mfang 已提交
4439 4440 4441
.SS "makefileの例"
.PP
ここでは、GNU
4442 4443
\fBmakefile\fRの例を示します。\fBmakefile\fRの引数は、一重引用符で囲みます。Windows
\fBmakefile\fRの例については、Javadoc FAQの\fBmakefiles\fRのセクション
M
mfang 已提交
4444 4445 4446 4447 4448 4449
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137483\&.html#makefiles)を参照してください
.sp
.if n \{\
.RS 4
.\}
.nf
4450 4451 4452 4453 4454 4455 4456 4457 4458 4459 4460 4461 4462 4463 4464 4465 4466 4467 4468 4469 4470 4471 4472 4473 4474 4475 4476 4477
\fBjavadoc \-sourcepath $(SRCDIR)              \e   /* Sets path for source files   */\fR
\fB        \-overview $(SRCDIR)/overview\&.html  \e   /* Sets file for overview text  */\fR
\fB        \-d /java/jdk/build/api             \e   /* Sets destination directory   */\fR
\fB        \-use                               \e   /* Adds "Use" files             */\fR
\fB        \-splitIndex                        \e   /* Splits index A\-Z             */\fR
\fB        \-windowtitle $(WINDOWTITLE)        \e   /* Adds a window title          */\fR
\fB        \-doctitle $(DOCTITLE)              \e   /* Adds a doc title             */\fR
\fB        \-header $(HEADER)                  \e   /* Adds running header text     */\fR
\fB        \-bottom $(BOTTOM)                  \e   /* Adds text at bottom          */\fR
\fB        \-group $(GROUPCORE)                \e   /* 1st subhead on overview page */\fR
\fB        \-group $(GROUPEXT)                 \e   /* 2nd subhead on overview page */\fR
\fB        \-J\-Xmx180m                         \e   /* Sets memory to 180MB         */\fR
\fB        java\&.lang java\&.lang\&.reflect        \e   /* Sets packages to document    */\fR
\fB        java\&.util java\&.io java\&.net         \e\fR
\fB        java\&.applet\fR
\fB        \fR
\fBWINDOWTITLE = \*(AqJava(TM) SE 7 API Specification\*(Aq\fR
\fBDOCTITLE = \*(AqJava(TM) Platform Standard Edition 7 API Specification\*(Aq\fR
\fBHEADER = \*(Aq<b>Java(TM) SE 7</font>\*(Aq\fR
\fBBOTTOM = \*(Aq<font size="\-1">\fR
\fB      <a href="http://bugreport\&.sun\&.com/bugreport/">Submit a bug or feature</a><br/>\fR
\fB      Copyright &copy; 1993, 2011, Oracle and/or its affiliates\&. All rights reserved\&.<br/>\fR
\fB      Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its affiliates\&.\fR
\fB      Other names may be trademarks of their respective owners\&.</font>\*(Aq\fR
\fBGROUPCORE = \*(Aq"Core Packages" "java\&.*:com\&.sun\&.java\&.*:org\&.omg\&.*"\*(Aq\fR
\fBGROUPEXT  = \*(Aq"Extension Packages" "javax\&.*"\*(Aq\fR
\fBSRCDIR = \*(Aq/java/jdk/1\&.7\&.0/src/share/classes\*(Aq\fR
 
M
mfang 已提交
4478 4479 4480 4481 4482 4483 4484 4485 4486 4487 4488 4489 4490 4491
.fi
.if n \{\
.RE
.\}
.SS "注意"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
4492
\fB\-windowtitle\fRオプションを省略すると、\fBjavadoc\fRコマンドによってドキュメント・タイトルがウィンドウ・タイトルにコピーされます。\fB\-windowtitle\fRオプションのテキストは、\fB\-doctitle\fRオプションと同じですが、HTMLタグは含まれません。これは、HTMLタグが、ウィンドウ・タイトル内にそのままのテキストとして表示されるのを防ぐためです。
M
mfang 已提交
4493 4494 4495 4496 4497 4498 4499 4500 4501 4502
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
4503
\fB\-footer\fRオプションを省略すると、\fBjavadoc\fRコマンドによってヘッダー・テキストがフッターにコピーされます。
M
mfang 已提交
4504 4505 4506 4507 4508 4509 4510 4511 4512 4513
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
4514
この例では必要ありませんが、\fB\-classpath\fRと\fB\-link\fRも重要なオプションです。
M
mfang 已提交
4515 4516 4517 4518 4519 4520 4521 4522 4523 4524 4525
.RE
.SH "一般的なトラブルシューティング"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
4526
\fBjavadoc\fRコマンドは有効なクラス名を含むファイルのみを読み取ります。\fBjavadoc\fRコマンドがファイルの内容を正しく読み取っていない場合は、クラス名が有効であることを確認します。ソース・ファイルの処理を参照してください。
M
mfang 已提交
4527 4528 4529 4530 4531 4532 4533 4534 4535 4536
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
4537
一般的なbugおよびトラブルシューティングのヒントについては、Javadoc FAQ
M
mfang 已提交
4538
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137483\&.html)を参照してください。
D
duke 已提交
4539
.RE
M
mfang 已提交
4540 4541 4542 4543
.SH "エラーと警告"
.PP
エラーおよび警告メッセージには、ファイル名と宣言行(ドキュメンテーション・コメント内の特定の行ではない)の行番号が含まれます。
.PP
4544
たとえば、メッセージ\fB「エラー: Class1\&.javaを読み込めません」\fRは、\fBjavadoc\fRコマンドが\fBClass1\&.jav\fR\fBa\fRを現在のディレクトリにロードしようとしていることを意味します。クラス名はそのパス(絶対または相対)で表示されます。
4545
.SH "環境"
M
mfang 已提交
4546 4547 4548
.PP
CLASSPATH
.RS 4
4549
\fBCLASSPATH\fRは、\fBjavadoc\fRコマンドがユーザー・クラス・ファイルの検出に使用するパスを提供する環境変数です。この環境変数は、\fB\-classpath\fRオプションによってオーバーライドされます。ディレクトリはセミコロン(Windowsの場合)またはコロン(Oracle Solarisの場合)で区切ります。
M
mfang 已提交
4550 4551
.sp
\fBWindowsの例\fR:
4552
\fB\&.;C:\eclasses;C:\ehome\ejava\eclasses\fR
M
mfang 已提交
4553 4554
.sp
\fBOracle Solarisの例\fR:
4555
\fB\&.:/home/classes:/usr/local/java/classes\fR
T
tbell 已提交
4556
.RE
4557
.SH "関連項目"
M
mfang 已提交
4558 4559 4560 4561 4562 4563 4564 4565 4566 4567
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
javac(1)
D
duke 已提交
4568
.RE
M
mfang 已提交
4569 4570 4571 4572 4573 4574 4575 4576 4577 4578 4579 4580 4581 4582 4583 4584 4585 4586 4587 4588 4589 4590 4591 4592 4593 4594 4595 4596 4597 4598 4599 4600 4601 4602 4603 4604 4605 4606 4607 4608 4609 4610 4611 4612 4613 4614 4615 4616 4617 4618 4619 4620 4621 4622 4623 4624 4625 4626 4627 4628 4629 4630 4631 4632 4633 4634 4635 4636 4637 4638 4639 4640 4641 4642 4643 4644 4645 4646 4647 4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
java(1)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
jdb(1)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
javah(1)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
javap(1)
.RE
.SH "関連ドキュメント"
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
Javadocテクノロジ
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/guides/javadoc/index\&.html)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
クラスの検出方法
(http://docs\&.oracle\&.com/javase/8/docs/technotes/tools/findingclasses\&.html)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
JavadocツールでのDocコメントの記述方法
(http://www\&.oracle\&.com/technetwork/java/javase/documentation/index\-137868\&.html)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
URLメモ、Uniform Resource Locators
(http://www\&.ietf\&.org/rfc/rfc1738\&.txt)
.RE
.sp
.RS 4
.ie n \{\
\h'-04'\(bu\h'+03'\c
.\}
.el \{\
.sp -1
.IP \(bu 2.3
.\}
HTML標準、HTML Document Representation (4197265および4137321)
(http://www\&.w3\&.org/TR/REC\-html40/charset\&.html#h\-5\&.2\&.2)
.RE
.br
'pl 8.5i
'bp