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."
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.TH jps 1 "02 Jun 2010"
T
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.LP
.SH "名前"
jps \- Java 仮想マシンプロセスステータスツール
.LP
.RS 3
.TP 2
o
形式 
.TP 2
o
パラメータ 
.TP 2
o
説明 
.TP 2
o
オプション 
.TP 2
o
ホスト識別子 
.TP 2
o
出力形式 
.TP 2
o

.TP 2
o
関連項目 
.RE

.LP
.SH "形式"
.LP

.LP
D
duke 已提交
60
.nf
T
tbell 已提交
61 62 63 64 65 66
\f3
.fl
\fP\f3jps\fP [ \f2options\fP ] [ \f2hostid\fP ]
.br

.fl
D
duke 已提交
67
.fi
T
tbell 已提交
68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80

.LP
.SH "パラメータ"
.LP

.LP
.RS 3
.TP 3
options 
コマンド行オプション。 
.TP 3
hostid 
プロセスレポートを生成するホストのホスト識別子。\f2hostid\fP には、通信プロトコル、ポート番号、実装に固有な他のデータを指定したオプションコンポーネントを含めることができます。 
D
duke 已提交
81
.RE
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tbell 已提交
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.LP
.SH " 説明"
.LP

.LP
.LP
\f3jps\fP ツールは、ターゲットシステム上で計測された HotSpot Java 仮想マシン (JVM) を一覧表示します。このツールで表示できるレポート情報は、アクセス権を持った JVM に関するものに限定されます。
.LP
.LP
\f2hostid\fP を指定せずに \f3jps\fP を実行した場合、ローカルホストで計測された JVM が検索されます。\f2hostid\fP を指定して起動した場合、指定されたプロトコルとポートを使用して、指定されたホスト上の JVM を検索します。\f3jstatd\fP プロセスがターゲットホスト上で実行されていると想定されます。
.LP
.LP
\f3jps\fP コマンドは、ターゲットシステムで計測された各 JVM について、ローカル VM 識別子、つまり \f2lvmid\fP をレポートします。\f3lvmid\fP は、必須ではありませんが、一般的には JVM プロセスに対するオペレーティングシステムのプロセス識別子です。オプションを指定しない場合、\f3jps\fP によって、各 Java アプリケーションの \f2lvmid\fP が一覧表示され、それぞれにアプリケーションのクラス名または JAR ファイル名が簡単な形式で示されます。この簡単な形式のクラス名と JAR ファイル名では、クラスのパッケージ情報または JAR ファイルパス情報が省略されています。
.LP
.LP
\f3jps\fP コマンドは、\f3Java\fP 起動ツールを使用して、\f2main\fP メソッドに渡されるクラス名と引数を検索します。独自の起動ツールを使用してターゲット JVM を起動した場合は、\f2main\fP メソッドに渡されるクラス名 (または JAR ファイル名) と引数は利用できません。この場合、\f3jps\fP コマンドは、main メソッドへ渡されるクラス名 (または JAR ファイル名) と引数に対して、文字列 \f2Unknown\fP を出力します。
.LP
.LP
\f3jps\fP コマンドで生成される JVM のリストは、このコマンドを実行する主体に与えられたアクセス権に基づき、制限される場合があります。このコマンドは、オペレーティングシステム独自のアクセス制御機構による決定に基づいて、主体にアクセス権が与えられている JVM だけを一覧表示します。
.LP
.LP
\f3注:\fP このユーティリティーはサポート対象外であり、将来の JDK のバージョンでは利用できなくなる可能性があります。現在、Windows 98 および Windows Me プラットフォームでは使用できません。
.LP
.SH "オプション"
.LP

.LP
.LP
\f3jps\fP コマンドでは、コマンドの出力を変更するオプションが多数サポートされています。将来、これらのオプションは、変更または廃止される可能性があります。
.LP
.RS 3
.TP 3
\-q 
ローカル VM 識別子のリストだけを生成するように、\f2main\fP メソッドに渡されるクラス名、JAR ファイル名、および引数の出力を制御します。 
.TP 3
\-m 
main メソッドに渡される引数を出力します。この出力は、組み込まれている JVM に対して null になることもあります。  
.TP 3
\-l 
アプリケーションの主要なクラスのフルパッケージ名、またはアプリケーションの JAR ファイルへのフルパス名を出力します。 
.TP 3
\-v 
JVM に渡される引数を出力します。 
.TP 3
\-V 
フラグファイル (.hotspotrc ファイルまたは \-XX:Flags=<\f2filename\fP> の引数で指定されたファイル) を通じて JVM に渡される引数を出力します。 
.TP 3
\-Joption 
\f3jps\fP が呼び出す \f3java\fP 起動ツールに、\f2option\fP を渡します。たとえば、\f3\-J\-Xms48m\fP と指定すると、スタートアップメモリーは 48M バイトに設定されます。\f3\-J\fP を使って、Java で記述されたアプリケーションを実行する背後の VM にオプション渡すことは、よく行われています。 
.RE

.LP
.SS 
ホスト識別子
.LP
.RS 3

.LP
.LP
ホスト識別子、つまり \f2hostid\fP は、ターゲットシステムを示す文字列です。\f2hostid\fP 文字列の構文の大部分は、URI の構文に対応しています。
.LP
D
duke 已提交
144
.nf
T
tbell 已提交
145 146 147 148 149 150 151
\f3
.fl
[\fP\f4protocol\fP\f3:][[//]\fP\f4hostname\fP\f3][:\fP\f4port\fP\f3][/\fP\f4servername\fP\f3]\fP
.br
\f3
.fl
\fP
D
duke 已提交
152
.fi
T
tbell 已提交
153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167

.LP
.RS 3
.TP 3
protocol 
通信プロトコルです。\f2protocol\fP が省略され、\f2hostname\fP が指定されていない場合、デフォルトのプロトコルが、プラットフォーム固有の最適化されたローカルプロトコルになります。\f2protocol\fP が省略され、\f2hostname\fP が指定されている場合は、デフォルトプロトコルは \f3rmi\fP になります。 
.TP 3
hostname 
ターゲットホストを示すホスト名または IP アドレスです。\f2hostname\fP が省略されている場合は、ターゲットホストはローカルホストになります。 
.TP 3
port 
リモートサーバーと通信するためのデフォルトポートです。\f2hostname\fP が省略されているか、\f2protocol\fP で最適化されたローカルプロトコルが指定されている場合、\f2port\fP は無視されます。そうでなければ、\f2port\fP パラメータの扱いは、実装によって異なります。デフォルトの \f3rmi\fP プロトコルの場合、\f2port\fP は、リモートホスト上の rmiregistry のポート番号を示します。\f2port\fP が省略され、\f2protocol\fP で \f3rmi\fP が指定されている場合、デフォルトの rmiregistry ポート (1099) が使用されます。 
.TP 3
servername 
このパラメータの扱いは、実装によって異なります。最適化されたローカルプロトコルの場合、このフィールドは無視されます。\f3rmi\fP プロトコルの場合、このパラメータは、リモートホスト上の RMI リモートオブジェクトの名前を示す文字列になります。jstatd(1) コマンドについては、\f3\-n\fP オプションを参照してください。 
D
duke 已提交
168
.RE
T
tbell 已提交
169

D
duke 已提交
170
.LP
T
tbell 已提交
171 172
.RE
.SH "出力形式"
D
duke 已提交
173
.LP
T
tbell 已提交
174

D
duke 已提交
175 176
.LP
.LP
T
tbell 已提交
177 178
\f3jps\fP コマンドの出力は、次のパターンに従います。
.LP
D
duke 已提交
179
.nf
T
tbell 已提交
180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214
\f3
.fl
\fP\f4lvmid\fP\f3 [ [ \fP\f4classname\fP\f3 | \fP\f4JARfilename\fP\f3 | "Unknown"] [ \fP\f4arg\fP\f3* ] [ \fP\f4jvmarg\fP\f3* ] ]\fP
.br
\f3
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
すべての出力トークンは空白で区切ります。\f2arg\fP の中で空白を使用すると、実際の定位置パラメータに引数をマッピングしようとするときに、あいまいになります。
.br
.br
\f3注\fP: 将来のリリースでこの形式は変更される可能性があるため、\f3jps\fP 出力を解析するスクリプトは作成しないことをお勧めします。\f3jps\fP 出力を解析するスクリプトを作成すると、このツールの将来のリリースで、作成したスクリプトを変更する必要が予測されます。
.br

.LP
.SH "例"
.LP

.LP
.LP
この節では、\f3jps\fP コマンドの例を示します。
.LP
.LP
ローカルホスト上で計測された JVM を一覧表示する場合:
.LP
.nf
\f3
.fl
\fP\f3jps\fP
.br

.fl
D
duke 已提交
215
18027 Java2Demo.JAR
T
tbell 已提交
216 217 218
.br

.fl
D
duke 已提交
219
18032 jps
T
tbell 已提交
220 221 222
.br

.fl
D
duke 已提交
223
18005 jstat
T
tbell 已提交
224 225 226
.br

.fl
D
duke 已提交
227
.fi
T
tbell 已提交
228 229 230 231 232

.LP
.LP
リモートホスト上で計測された JVM を一覧表示する場合:
.LP
D
duke 已提交
233
.LP
T
tbell 已提交
234
この例では、\f3jstat\fP サーバーと、その内部 RMI レジストリまたは別の外部 \f3rmiregistry\fP プロセスのいずれかとが、リモートホストのデフォルトポート (ポート 1099) で実行されていると想定しています。また、ローカルホストが、リモートホストへの有効なアクセス権を持っていることも想定しています。この例には、\f2\-l\fP オプションも含まれ、クラス名または JAR ファイル名を詳細な形式で出力します。
D
duke 已提交
235 236
.LP
.nf
T
tbell 已提交
237 238 239 240 241 242 243 244 245 246
\f3
.fl
\fP\f3jps \-l remote.domain\fP
.br

.fl
3002 /opt/jdk1.5.0/demo/jfc/Java2D/Java2Demo.JAR
.br

.fl
D
duke 已提交
247
2857 sun.tools.jstatd.jstatd
T
tbell 已提交
248 249 250
.br

.fl
D
duke 已提交
251
.fi
T
tbell 已提交
252 253

.LP
D
duke 已提交
254
.LP
T
tbell 已提交
255
RMI レジストリにデフォルトではないポートを使用して、リモートホスト上で計測された JVM を一覧表示する場合:
D
duke 已提交
256 257
.LP
.LP
T
tbell 已提交
258 259
この例では、内部 RMI レジストリがポート 2002 にバインドされた \f3jstatd\fP サーバーが、リモートホスト上で実行していると想定しています。また、\f2\-m\fP オプションを使用して、一覧表示されたそれぞれの Java アプリケーションの \f2main\fP メソッドに渡される引数を組み込んでいます。
.LP
D
duke 已提交
260
.nf
T
tbell 已提交
261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272
\f3
.fl
\fP\f3jps \-m remote.domain:2002\fP
.br

.fl
3002 /opt/jdk1.5.0/demo/jfc/Java2D/Java2Demo.JAR
.br

.fl
3102 sun.tools.jstatd.jstatd \-p 2002
.fl
D
duke 已提交
273
.fi
T
tbell 已提交
274 275 276

.LP
.SH "関連項目"
D
duke 已提交
277 278 279
.LP
.RS 3
.TP 2
T
tbell 已提交
280 281
o
「java(1) \- Java アプリケーション起動ツール」 
D
duke 已提交
282
.TP 2
T
tbell 已提交
283 284
o
「jstat(1) \- Java 仮想マシン統計データ監視ツール」 
D
duke 已提交
285
.TP 2
T
tbell 已提交
286 287
o
「jstatd(1) \- 仮想マシン jstat デーモン」 
D
duke 已提交
288
.TP 2
T
tbell 已提交
289 290
o
「rmiregistry(1) \- Java リモートオブジェクトレジストリ」 
D
duke 已提交
291 292 293 294
.RE

.LP