javadoc.1 242.3 KB
Newer Older
1
." Copyright (c) 1994, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
T
tbell 已提交
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
." DO NOT ALTER OR REMOVE COPYRIGHT NOTICES OR THIS FILE HEADER.
."
." This code is free software; you can redistribute it and/or modify it
." under the terms of the GNU General Public License version 2 only, as
." published by the Free Software Foundation.
."
." This code is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT
." ANY WARRANTY; without even the implied warranty of MERCHANTABILITY or
." FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the GNU General Public License
." version 2 for more details (a copy is included in the LICENSE file that
." accompanied this code).
."
." You should have received a copy of the GNU General Public License version
." 2 along with this work; if not, write to the Free Software Foundation,
." Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301 USA.
."
18 19 20
." Please contact Oracle, 500 Oracle Parkway, Redwood Shores, CA 94065 USA
." or visit www.oracle.com if you need additional information or have any
." questions.
T
tbell 已提交
21
."
22
.TH javadoc 1 "02 Jun 2010"
T
tbell 已提交
23 24
.SH "名前"
javadoc \- Java API ドキュメントジェネレータ
D
duke 已提交
25 26 27 28
.RS 3

.LP
.LP
T
tbell 已提交
29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
Java ソースファイルから、API ドキュメントの HTML ページを生成します。このドキュメントで紹介されている Javadoc の例は、Sun Solaris を使用した場合のものです。
.LP
.RE
.SH "形式"
.LP
.LP
\f4javadoc\fP\f2\ [\ \fP\f2options\fP\f2\ ]\ [\ packagenames\ ]\ [\ sourcefilenames\ ]\ [\ \-subpackages\fP\ \f2pkg1:pkg2:...\fP\f2\ ]\ [\ \fP\f2@argfiles\fP\f2\ ]\fP
.LP
.LP
引数を指定する順序は任意です。Javadoc ツールでの、処理対象の \f2.java\fP ファイルを決定する方法の詳細については、「ソースファイルの処理」を参照してください。
.LP
.RS 3

.LP
.RS 3
.TP 3
options 
このドキュメントで説明されているコマンド行オプションです。Javadoc オプションの標準的な使用法については、「使用例」を参照してください。 
.TP 3
packagenames 
スペースで区切られた一連のパッケージ名です。 たとえば、\f2java.lang\ java.lang.reflect\ java.awt\fP のように指定します。ドキュメント化するパッケージを個別に指定する必要があります。ワイルドカードは使用不可です。 再帰的処理のためには、\-subpackages を使用します。Javadoc ツールは、\f2\-sourcepath\fP を使ってこれらのパッケージ名を検索します。「1 つ以上のパッケージのドキュメント化」の例を参照してください。 
.TP 3
sourcefilenames 
スペースで区切られた一連のソースファイル名です。各ファイルは、パスで始まります。アスタリスク (*) などのワイルドカードを含めることができます。 Javadoc ツールが処理するのは、ファイル名が「.java」という拡張子で終わり、その拡張子を除いた名前が実際に有効なクラス名であるすべてのファイルです (
D
duke 已提交
53
.na
T
tbell 已提交
54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73
\f2「Identifiers」\fP @
.fi
http://java.sun.com/docs/books/jls/second_edition/html/lexical.doc.html#40625を参照)。したがって、ハイフンを含む名前 (\f2X\-Buffer\fP など) や、その他の無効な文字を含む名前を付けることによって、それらのファイルをドキュメント化の対象から除外できます。これは、テスト用のファイルや、テンプレートから生成されたファイルの場合に便利です。 ソースファイル名の前に指定したパスによって、javadoc がそのファイルを検索する場所が決まります。Javadoc ツールは、これらのソースファイル名を検索するときに \f2\-sourcepath\fP は使いません。相対パスは、現在のディレクトリからの相対パスです。 \f2Button.java\fP を渡すことは、\f2./Button.java\fP を渡すことと同じです。ソースファイル名をフルパスで指定すると、\f2/home/src/java/awt/Graphics*.java\fP のようになります。「1 つ以上のクラスのドキュメント化」の例を参照してください。また、「パッケージとクラスのドキュメント化」の例のように、パッケージ名とソースファイル名を混在させることもできます。 
.TP 3
\-subpackages pkg1:pkg2:... 
ソースファイルから指定されたパッケージおよびそのサブパッケージ内に再帰的にドキュメントを生成します。パッケージ名またはソースファイル名を指定する必要はありません。 
.TP 3
@argfiles 
Javadoc オプション、パッケージ名、およびソースファイル名を任意の順序で並べたリストが含まれる 1 つ以上のファイルです。このファイルの中では、ワイルドカード (*) および \f2\-J\fP オプションは指定できません。  
.RE

.LP
.RE
.SH " 説明"
.LP
.LP
\f3Javadoc\fP ツールは、一連の Java ソースファイルにある宣言およびドキュメンテーションコメントを解析し、デフォルトでは public クラス、protected クラス、入れ子にされたクラス (匿名の内部クラスは除く)、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドについて説明した一連の HTML ページを生成します。また、API (アプリケーションプログラミングインタフェース) ドキュメントの生成や、一連のソースファイルの実装ドキュメントの生成に使用できます。
.LP
.LP
Javadoc ツールは、パッケージ全体、個々のソースファイル、またはその両方に対して実行できます。javadoc ツールをパッケージ全体に対して実行する場合は、最上位ディレクトリから再帰的にたどるために \f2\-subpackages\fP を使用するか、パッケージ名の明示的なリストを渡します。個々ソースファイルに対して javadoc を実行する場合は、一連のソース (\f2.java\fP) ファイル名を渡します。具体的な例は、このドキュメントの最後に紹介します。次に、Javadoc によるソースファイルの処理について説明します。
D
duke 已提交
74 75
.LP
.SS 
T
tbell 已提交
76
ソースファイルの処理
D
duke 已提交
77 78
.LP
.LP
T
tbell 已提交
79
Javadoc ツールは、末尾に \f2.java\fP の付いたファイル以外に、ソースファイルで説明する他のファイルも処理します。個々のソースファイル名を明示的に渡すことによって Javadoc ツールを実行する場合、どの \f2.java\fP ファイルを処理するかを正確に指定できます。ただし、多くの開発者はこの方法では作業しません。 パッケージ名を渡すほうが簡単だからです。ソースファイル名を明示的に指定しなくても、Javadoc ツールは 3 つの方法で実行できます。この方法は、(1) パッケージ名を渡す、(2) \f2\-subpackages\fP を使用する、(3) ソースファイル名にワイルドカードを使用する (\f2*.java\fP) という方法です。これらの方法を使用する場合、Javadoc ツールは、\f2.java\fP ファイルが次のすべての要件を満たしている場合にかぎり、このファイルを処理します。
D
duke 已提交
80 81 82 83
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
84
名前から \f2.java\fP の接尾辞を取り除くと、実際に有効なクラス名になっている (有効な文字については、
D
duke 已提交
85
.na
T
tbell 已提交
86 87 88
\f2「Identifiers」\fP @
.fi
http://java.sun.com/docs/books/jls/second_edition/html/lexical.doc.html#40625を参照) 
D
duke 已提交
89 90
.TP 2
o
T
tbell 已提交
91
ソースツリーのルートから相対的なディレクトリパスが、区切り文字をドットに変換すると、実際に有効なパッケージ名になっている 
D
duke 已提交
92 93
.TP 2
o
T
tbell 已提交
94
パッケージ文には有効なパッケージ名が含まれる (前項目で指定) 
D
duke 已提交
95 96 97 98
.RE

.LP
.LP
T
tbell 已提交
99
\f3リンクの処理\fP \- Javadoc ツールは、処理の実行中に、その実行でドキュメント化されるパッケージ、クラス、およびメンバーの名前に対して、自動的に相互参照リンクを追加します。このようなリンクは、次のような場所に追加されます。
D
duke 已提交
100
.LP
T
tbell 已提交
101
.RS 3
D
duke 已提交
102
.TP 2
T
tbell 已提交
103 104
o
宣言 (戻り値の型、引数の型、フィールドの型) 
D
duke 已提交
105
.TP 2
T
tbell 已提交
106 107
o
\f2@see\fP タグから生成された [関連項目] セクション 
D
duke 已提交
108
.TP 2
T
tbell 已提交
109 110
o
\f2{@link}\fP タグから生成されたインラインテキスト 
D
duke 已提交
111
.TP 2
T
tbell 已提交
112 113
o
\f2@throws\fP タグから生成された例外の名前 
D
duke 已提交
114
.TP 2
T
tbell 已提交
115 116
o
"インタフェースのメンバーに対する [定義] リンクと、クラスのメンバーに対する [オーバーライド] リンク 
D
duke 已提交
117
.TP 2
T
tbell 已提交
118 119
o
パッケージ、クラス、およびメンバーを列挙している概要テーブル 
D
duke 已提交
120
.TP 2
T
tbell 已提交
121 122
o
パッケージおよびクラスの継承ツリー 
D
duke 已提交
123
.TP 2
T
tbell 已提交
124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156
o
索引 
.RE

.LP
.LP
コマンド行で指定しなかったクラスについての既存のテキスト (別に生成したテキスト) に対してハイパーリンクを追加するには、\f2\-link\fP および \f2\-linkoffline\fP オプションを利用できます。
.LP
.LP
\f3その他の処理についての詳細\fP \- Javadoc ツールは、実行するたびに 1 つの完全なドキュメントを作成します。 ドキュメントを追加生成することはできません。 つまり、Javadoc ツールの以前の実行結果を修正したり、その内容を直接組み入れたりすることはできません。ただし、前述のように、以前の実行結果に対してリンクを追加することはできます。
.LP
.LP
実装上の理由から、Javadoc ツールは、処理を実行するために java コンパイラを必要とし、java コンパイラに依存しています。Javadoc ツールは \f2javac\fP の一部を呼び出すことにより、宣言をコンパイルし、メンバーの実装は無視します。Javadoc ツールは、クラス階層を含むクラスの豊富な内部表現とクラスの「使用」関係を構築し、その情報から HTML を生成します。さらに、Javadoc ツールは、ソースコードのドキュメンテーションコメントから、ユーザーの提供したドキュメントも取得します。
.LP
.LP
Javadoc ツールは、メソッド本体のない純粋なスタブファイルである \f2.java\fP ソースファイルに対しても、実行することができます。したがって、API の作成時には、実装を記述する前の設計の早い段階で、ドキュメンテーションコメントを記述して javadoc ツールを実行できます。
.LP
.LP
コンパイラに依存することによって、HTML 出力は、実際の実装に正確に対応します。 実際の実装は、明示的なソースコードにではなく、暗黙のソースコードに依存する場合があります。たとえば、Javadoc ツールは、\f2.class\fP ファイル内に存在するが、ソースコード内には存在しない
.na
\f2デフォルトコンストラクタ\fP @
.fi
http://java.sun.com/docs/books/jls/second_edition/html/names.doc.html#36154 (Java 言語仕様のセクション 8.6.7) をドキュメント化します。
.LP
.LP
通常、Javadoc ツールでは、ソースファイルのコードが不完全またはエラーを含んでいる場合でもドキュメントを生成できます。このため、デバッグやトラブルシューティングを完了する前にドキュメントを生成できます。たとえば、Java 言語仕様によると、抽象メソッドを含むクラスは、それ自体抽象として宣言されなければなりません。このエラーを検出すると、javac コンパイラは停止しますが、Javadoc ツールは警告を出さずに処理を続行します。Javadoc ツールはドキュメンテーションコメントの基本的なチェックを行います。ドキュメンテーションコメントをより詳しくチェックする必要がある場合は、DocCheck ドックレットを使用してください。
.LP
.LP
Javadoc ツールは、ドキュメントの内部構造を構築する際、参照クラスをすべてロードします。このため、Javadoc ツールは、ブートストラップクラス、拡張機能、またはユーザークラスにかかわらず、すべての参照クラスを検索できなければなりません。詳細は、
.na
\f2「クラスの検索方法」\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/findingclasses.htmlを参照してください。通常、作成するクラスは、拡張機能としてロードするか、Javadoc ツールのクラスパス内に置く必要があります。
D
duke 已提交
157
.LP
T
tbell 已提交
158 159 160 161 162 163 164
.SS 
Javadoc のドックレット
.LP
.LP
Javadoc ツールの出力の内容と形式は、ドックレットを使ってカスタマイズできます。Javadoc ツールには、標準ドックレットと呼ばれるデフォルトの「組み込み」ドックレットがあります。 標準ドックレットは、HTML 形式の API ドキュメントを生成します。標準ドックレットを修正またはサブクラス化することや、HTMLXMLMIFRTF などの好みの出力形式を生成する独自のドックレットを記述することも可能です。ドックレットとその使用法については、次の項目を参照してください。
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
165
.TP 2
T
tbell 已提交
166 167 168 169 170
o
.na
\f2Javadoc のドックレット\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/index.html 
D
duke 已提交
171
.TP 2
T
tbell 已提交
172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183
o
\f2\-doclet\fP コマンド行オプション 
.RE

.LP
.LP
\f2\-doclet\fP コマンド行オプションでカスタムドックレットが指定されていない場合、Javadoc ツールは、デフォルトの標準ドックレットを使用します。javadoc ツールには、使用されているドックレットに関係なく使用できるコマンド行オプションがあります。標準ドックレットでは、これらのほかに、いくつかのコマンド行オプションが追加されます。どちらのオプションについても、このあとの「オプション」で説明します。
.LP
.SS 
関連ドキュメントおよびドックレット
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
184
.TP 2
T
tbell 已提交
185 186 187 188 189
o
.na
\f2Javadoc に施された機能強化\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/index.html \- Javadoc で追加された改良点の詳細 
D
duke 已提交
190
.TP 2
T
tbell 已提交
191 192 193 194 195
o
.na
\f2Javadoc FAQ\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/faq/index.html \- 頻繁に寄せられる質問に対する回答、Javadoc 関連のツールについての情報、およびバグの回避方法 
D
duke 已提交
196
.TP 2
T
tbell 已提交
197 198 199 200 201
o
.na
\f2How to Write Doc Comments for Javadoc\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html \- ドキュメンテーションコメントの記述方法に関する Sun の規約 
D
duke 已提交
202
.TP 2
T
tbell 已提交
203 204 205 206 207
o
.na
\f2Requirements for Writing API Specifications\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingapispecs/index.html \- Java 2 プラットフォーム仕様を記述する際に使用された標準要件。この情報は、ソースファイルのドキュメンテーションコメント形式で API 仕様を記述する場合にも、その他の形式で記述する場合にも役立ちます。検証可能なアサーションを満たすパッケージ、クラス、インタフェース、フィールド、およびメソッドについての要件を定めています。 
D
duke 已提交
208
.TP 2
T
tbell 已提交
209 210 211 212 213
o
.na
\f2ドキュメンテーションコメントの仕様\fP @
.fi
http://java.sun.com/docs/books/jls/first_edition/html/18.doc.html \- ドキュメンテーションコメントのオリジナル仕様については、『Java Language Specification (James GoslingBill JoyGuy Steele 共著) の初版の第 18 章「Documentation Comments」を参照してください。この章は、第 2 版では削除されました。  
D
duke 已提交
214
.TP 2
T
tbell 已提交
215 216 217 218 219
o
.na
\f2DocCheck ドックレット\fP @
.fi
http://java.sun.com/javadoc/doccheck \- ソースファイル内のドキュメンテーションコメントをチェックし、検出されたエラーや不正のレポートを生成します。Sun Doc Check ユーティリティーの一部です。Sun Doc Check ユーティリティーの一部です。 
D
duke 已提交
220
.TP 2
T
tbell 已提交
221 222 223 224 225 226 227 228 229 230
o
.na
\f2MIF ドックレット\fP @
.fi
http://java.sun.com/javadoc/mifdoclet \- MIFFrameMakerPDF の書式で API ドキュメントを自動生成します。MIF  Adobe FrameMaker の交換書式です。 
.RE

.LP
.SS 
用語
D
duke 已提交
231 232
.LP
.LP
T
tbell 已提交
233 234
\f2「ドキュメンテーションコメント」\fP\f2doc コメント」\fP\f2「主説明」\fP\f2「タグ」\fP\f2「ブロックタグ」\fP、および\f2「インラインタグ」\fPの用語については、「ドキュメンテーションコメント」で説明します。次のその他の用語は、Javadoc ツールのコンテキストで特定の意味を持ちます。
.LP
D
duke 已提交
235 236
.RS 3
.TP 3
T
tbell 已提交
237 238
生成ドキュメント (generated document) 
javadoc ツールが Java ソースコード内のドキュメンテーションコメントから生成したドキュメントのことです。デフォルトの生成ドキュメントは HTML 形式で、標準ドックレットによって作成されます。 
D
duke 已提交
239 240
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
241 242
名前 (name) 
Java 言語で書かれたプログラム要素の名前、つまりパッケージ、クラス、インタフェース、フィールド、コンストラクタ、またはメソッドの名前のことです。名前は、\f2java.lang.String.equals(java.lang.Object)\fP のように完全修飾することも、\f2equals(Object)\fP のように部分修飾することもできます。 
D
duke 已提交
243 244
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
245 246
ドキュメント化されるクラス (documented classes) 
javadoc ツールの実行によって詳細なドキュメントが生成されるクラスおよびインタフェースのことです。ドキュメント化するには、ソースファイルが使用可能でなければならず、ソースファイル名またはパッケージ名を javadoc コマンドに渡され、アクセス修飾子 (publicprotectedpackage\-private または private) によってフィルタ処理されないようにしなければなりません。ドキュメント化されるクラスは、javadoc ツールの出力に組み込まれるクラス、つまり「包含クラス」とも呼ばれます。 
D
duke 已提交
247 248
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
249 250
包含クラス (included classes) 
ツールの実行によって詳細なドキュメントが生成されるクラスおよびインタフェースのことです。「ドキュメント化されるクラス」 と同じ。 
D
duke 已提交
251 252
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
253 254
除外クラス (excluded classes) 
ツールの実行によって詳細なドキュメントが生成されないクラスおよびインタフェースのことです。 
D
duke 已提交
255 256
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
257 258 259 260 261 262
参照クラス (referenced classes) 
ドキュメント化されるクラスおよびインタフェースの定義 (実装) またはドキュメンテーションコメントの中で明示的に参照されているクラスおよびインタフェースのことです。参照の例としては、戻り値の型、パラメータの型、キャストの型、拡張されたクラス、実装されたインタフェース、インポートされたクラス、メソッド本体で使用されるクラス、@see{@link}{@linkplain}{@inheritDoc} タグなどがあります。この定義は 
.na
\f21.3\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/1.3/docs/tooldocs/solaris/javadoc.html#referencedclasses から変更されています。javadoc ツールを実行するときは、Javadoc のブートクラスパスおよびクラスパス内にあるすべての参照クラスをメモリーにロードする必要があります。参照クラスが見つからない場合は、「クラスが見つかりません」という警告が表示されます。Javadoc ツールは、クラスの存在とそのメンバーの完全指定の名前を判別するのに必要なすべての情報を、.class ファイルから引き出すことができます。 
D
duke 已提交
263 264
.LP
.TP 3
T
tbell 已提交
265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288
外部参照クラス (external referenced classes) 
参照クラスのうち、javadoc ツールの実行中にドキュメントが生成されないクラスのことです。つまり、これらのクラスは、コマンド行で Javadoc ツールに渡されていません。生成ドキュメント内でこれらのクラスにリンクしている箇所は、「外部参照」または「外部リンク」と呼ばれます。たとえば、\f2java.awt\fP パッケージに対してだけ Javadoc ツールを実行した場合、\f2Object\fP などの \f2java.lang\fP 内のすべてのクラスが外部参照クラスになります。外部参照クラスにリンクするには、\f2\-link\fP および \f2\-linkoffline\fP オプションを使用します。外部参照クラスには、通常そのソースコメントを javadoc ツールの実行で利用できないという重要な特徴があります。この場合、それらのコメントを継承することはできません。 
.RE

.LP
.SH "ソースファイル"
.LP
.LP
Javadoc ツールは、4 種類の異なるソースファイルから出力結果を生成します。そのファイルは、クラスの Java 言語ソースファイル (\f2.java\fP)、パッケージコメントファイル、概要コメントファイル、およびその他の処理されないファイルです。また、ドキュメント化しないがソースツリーに存在する場合があるテストファイルやテンプレートファイルについても説明します。
.LP
.SS 
クラスソースコードファイル
.LP
.LP
それぞれのクラスまたはインタフェース、およびそのメンバーは、独自のドキュメンテーションコメントを持つことができ、それを \f2.java\fP ファイル内に保持します。ドキュメンテーションコメントの詳細は、「ドキュメンテーションコメント」を参照してください。
.LP
.SS 
パッケージコメントファイル
.LP
.LP
それぞれのパッケージは、独自のドキュメンテーションコメントを持つことができ、それを専用の「ソース」ファイルに保持します。 その内容は、Javadoc ツールによって生成される概要ページに組み込まれます。このコメントには、通常、そのパッケージ全体に当てはまるドキュメントを記述します。
.LP
.LP
パッケージコメントファイルを作成する場合、コメントの格納先として、次の 2 つのファイルのいずれかを選択できます。
D
duke 已提交
289 290 291 292
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
293
\f2package\-info.java\fP \- パッケージ宣言、パッケージ注釈、パッケージコメント、および Javadoc タグを格納できます。このファイルは JDK 5.0 で導入されたものであり、package.html よりも推奨されています。 
D
duke 已提交
294 295
.TP 2
o
T
tbell 已提交
296
\f2package.html\fP \- 格納できるのはパッケージコメントと Javadoc タグだけです。 パッケージ注釈は格納できません。 
D
duke 已提交
297 298 299 300
.RE

.LP
.LP
T
tbell 已提交
301
各パッケージは、単一の \f2package.html\fP ファイル、単一の \f2package\-info.java\fP ファイルのいずれかを持つことができますが、両方を持つことはできません。このどちらかのファイルを \f2.java\fP ファイルとともに、ソースツリー内のそのパッケージのディレクトリ内に配置してください。
D
duke 已提交
302 303
.LP
.LP
T
tbell 已提交
304
\f4package\-info.java\fP \- このファイルには、次の構造のパッケージコメントを格納できます。 コメントはパッケージ宣言の前に配置します。
D
duke 已提交
305 306
.LP
.LP
T
tbell 已提交
307
File:\f2java/applet/package\-info.java\fP
D
duke 已提交
308
.LP
T
tbell 已提交
309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
D
duke 已提交
338
.nf
T
tbell 已提交
339 340
\f3
.fl
D
duke 已提交
341
/**
T
tbell 已提交
342 343 344
.fl
 * Provides the classes necessary to create an
.fl
D
duke 已提交
345
 * applet and the classes an applet uses 
T
tbell 已提交
346
.fl
D
duke 已提交
347
 * to communicate with its applet context.
T
tbell 已提交
348
.fl
D
duke 已提交
349
 * <p>
T
tbell 已提交
350
.fl
D
duke 已提交
351
 * The applet framework involves two entities:
T
tbell 已提交
352
.fl
D
duke 已提交
353
 * the applet and the applet context.
T
tbell 已提交
354
.fl
D
duke 已提交
355
 * An applet is an embeddable window (see the
T
tbell 已提交
356
.fl
D
duke 已提交
357
 * {@link java.awt.Panel} class) with a few extra
T
tbell 已提交
358
.fl
D
duke 已提交
359
 * methods that the applet context can use to 
T
tbell 已提交
360
.fl
D
duke 已提交
361
 * initialize, start, and stop the applet.
T
tbell 已提交
362
.fl
D
duke 已提交
363
 *
T
tbell 已提交
364
.fl
D
duke 已提交
365
 * @since 1.0
T
tbell 已提交
366
.fl
D
duke 已提交
367
 * @see java.awt
T
tbell 已提交
368
.fl
D
duke 已提交
369
 */
T
tbell 已提交
370
.fl
D
duke 已提交
371
package java.lang.applet;
T
tbell 已提交
372 373
.fl
\fP
D
duke 已提交
374
.fi
T
tbell 已提交
375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
397
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 352 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-42

.LP
D
duke 已提交
436
.LP
T
tbell 已提交
437
コメント区切り文字の \f2/**\fP  \f2/*\fP は記述する必要がありますが、中間行の行頭のアスタリスクは省略してもかまいません。
D
duke 已提交
438 439
.LP
.LP
T
tbell 已提交
440
\f4package.html\fP \- このファイルには、次の構造のパッケージコメントを格納できます。 コメントは \f2<body>\fP 要素内に配置します。
D
duke 已提交
441 442
.LP
.LP
T
tbell 已提交
443
File:\f2java/applet/package.html\fP
D
duke 已提交
444 445
.LP
.LP
T
tbell 已提交
446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
D
duke 已提交
474
.nf
T
tbell 已提交
475 476
\f3
.fl
D
duke 已提交
477
<HTML>
T
tbell 已提交
478
.fl
D
duke 已提交
479
<BODY>
T
tbell 已提交
480 481 482
.fl
Provides the classes necessary to create an applet and the
.fl
D
duke 已提交
483
classes an applet uses to communicate with its applet context.
T
tbell 已提交
484
.fl
D
duke 已提交
485
<p>
T
tbell 已提交
486
.fl
D
duke 已提交
487
The applet framework involves two entities: the applet
T
tbell 已提交
488
.fl
D
duke 已提交
489
and the applet context. An applet is an embeddable
T
tbell 已提交
490
.fl
D
duke 已提交
491
window (see the {@link java.awt.Panel} class) with a
T
tbell 已提交
492
.fl
D
duke 已提交
493
few extra methods that the applet context can use to
T
tbell 已提交
494
.fl
D
duke 已提交
495
initialize, start, and stop the applet. 
T
tbell 已提交
496
.fl
D
duke 已提交
497

T
tbell 已提交
498
.fl
D
duke 已提交
499
@since 1.0 
T
tbell 已提交
500
.fl
D
duke 已提交
501
@see java.awt
T
tbell 已提交
502
.fl
D
duke 已提交
503
</BODY>
T
tbell 已提交
504
.fl
D
duke 已提交
505
</HTML>
T
tbell 已提交
506 507
.fl
\fP
D
duke 已提交
508
.fi
T
tbell 已提交
509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
531
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 405 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-40

D
duke 已提交
569 570
.LP
.LP
T
tbell 已提交
571
これは単なる通常の HTML ファイルであり、パッケージ宣言を含んでいない点に注意してください。パッケージコメントファイルの内容は、ほかのすべてのコメントと同様に HTML で記述されています。それは、このドキュメンテーションコメントには、コメント区切り文字である \f2/**\fP  \f2*/\fP、および行頭のアスタリスクを含めてはならない、ということです。コメントを書く場合は、最初の文をパッケージの概要とし、\f2<body>\fP と最初の文の間にタイトルやその他のテキストを含めないようにします。パッケージタグを含めることはできますが、ほかのドキュメンテーションコメントと同様、すべてのブロックタグは、主説明のあとに置かなければなりません。パッケージコメントファイルに \f2@see\fP タグを追加する場合は、完全指定の名前を使用する必要があります。詳細は、 
D
duke 已提交
572
.na
T
tbell 已提交
573 574 575
\f2package.html\fP の例 @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#packagecommentsを参照してください。
D
duke 已提交
576 577
.LP
.LP
T
tbell 已提交
578
\f3パッケージコメントファイルの処理\fP \- Javadoc ツールは、実行時にパッケージコメントファイルを自動的に検索し、このファイルを見つけると次の処理を行います。
D
duke 已提交
579 580 581 582
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
583
処理できるようにコメントをコピーする (\f2package.html\fP の場合であれば、\f2<body>\fP  \f2</body>\fP HTML タグの間にある内容をすべてコピーする。\f2<head>\fP を含め、そこに \f2<title>\fP やソースファイルの著作権記述などの情報を配置することもできるが、生成後のドキュメンテーションにはそれらは一切表示されない) 
D
duke 已提交
584 585
.TP 2
o
T
tbell 已提交
586
パッケージタグがあれば、すべて処理する 
D
duke 已提交
587 588
.TP 2
o
T
tbell 已提交
589 590 591 592 593
生成したパッケージの概要ページの最後に、処理したテキストを挿入する (: 
.na
\f2パッケージの概要\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/java/applet/package\-summary.html) 
D
duke 已提交
594 595
.TP 2
o
T
tbell 已提交
596 597 598 599 600
パッケージの概要ページの先頭に、パッケージコメントの最初の文をコピーする。さらに、概要ページのパッケージリストに、パッケージ名とパッケージコメントの最初の文を追加する (: 
.na
\f2概要の要約\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/overview\-summary.html)。文の末尾は、クラスやメンバーの主説明の最初の文の末尾と同じ規則によって判断される 
D
duke 已提交
601 602 603
.RE

.LP
T
tbell 已提交
604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622
.SS 
概要コメントファイル
.LP
.LP
ドキュメント化する各アプリケーションまたはパッケージセットは、独自の概要ドキュメンテーションコメントを持つことができ、それは専用の「ソース」ファイルに保持されます。 その内容は、Javadoc ツールによって生成される概要ページに組み込まれます。このコメントには、通常、アプリケーションまたはパッケージセット全体に当てはまるドキュメントを記述します。
.LP
.LP
概要コメントファイルを作成する場合は、ファイルに任意の名前を付け、任意の場所に置くことができます。ただし、通常は、ファイル名を \f4overview.html\fP にして、ソースツリーの最上位レベルに置きます。たとえば、\f2java.applet\fP パッケージのソースファイルが \f2/home/user/src/java/applet\fP ディレクトリに含まれている場合は、\f2/home/user/src/overview.html\fP に概要コメントファイルを作成できます。
.LP
.LP
異なるパッケージのセットに対して javadoc を複数回実行する場合は、同じ 1 つのソースファイルのセットに対して複数の概要コメントファイルを作成できます。たとえば、内部ドキュメンテーション用に \-private を指定して javadoc  1 回実行したあと、公開ドキュメンテーション用にそのオプションを指定しないで再度実行することができます。この場合、各概要コメントファイルの 1 文目で、そのドキュメンテーションを公開用または内部用として記述できます。
.LP
.LP
概要コメントファイルの内容は、前述のパッケージコメントファイルと同様、HTML で記述された 1 つの大きなドキュメンテーションコメントです。詳細は、前述の説明を参照してください。要点を繰り返すと、このコメントを記述する場合は、最初の文をアプリケーションまたはパッケージセットの要約とし、\f2<body>\fP と最初の文の間にタイトルその他のテキストを含めないようにします。概要タグを含めることができます。 どのドキュメンテーションコメントについても、インラインタグ (\f2{@link}\fP など) 以外のすべてのタグは、主説明のあとに置く必要があります。\f2@see\fP タグを追加する場合は、完全指定の名前を使用しなければなりません。
.LP
.LP
Javadoc ツールの実行時に、\-overview オプションを使って概要コメントファイル名を指定します。このファイルは、パッケージコメントファイルと同じように処理されます。
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
623
.TP 2
T
tbell 已提交
624 625
o
\f2<body>\fP タグと \f2</body>\fP タグの間にあるすべての内容を処理のためにコピーする 
D
duke 已提交
626
.TP 2
T
tbell 已提交
627 628
o
概要タグがあればすべて処理する 
D
duke 已提交
629
.TP 2
T
tbell 已提交
630 631 632 633 634 635
o
生成した概要ページの最後に、処理したテキストを挿入する (: 
.na
\f2概要の要約\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/overview\-summary.html) 
D
duke 已提交
636
.TP 2
T
tbell 已提交
637 638
o
概要ページの先頭に、概要コメントの最初の文をコピーする 
D
duke 已提交
639
.RE
T
tbell 已提交
640

D
duke 已提交
641
.LP
T
tbell 已提交
642 643
.SS 
その他の未処理のファイル
D
duke 已提交
644 645
.LP
.LP
T
tbell 已提交
646 647 648 649 650 651 652 653
ソースには、Javadoc ツールによって生成先のディレクトリにコピーされる、その他の任意のファイルを含めることができます。一般に、このようなファイルには、グラフィックファイル、サンプルの Java ソース (.java) およびクラス (.class) ファイル、内容が通常の Java ソースファイルのドキュメンテーションコメントの影響を受けない独立した HTML ファイルなどがあります。
.LP
.LP
未処理のファイルをソースに含めるには、それらのファイルを \f4doc\-files\fP というディレクトリに置きます。 このディレクトリは、ソースファイルがある任意のパッケージディレクトリの下に作成できます。このようなサブディレクトリは、パッケージごとに 1 つ用意できます。イメージ、サンプルコード、ソースファイル、.class ファイル、アプレット、および HTML ファイルをこのディレクトリに格納できます。たとえば、ボタンのイメージ \f2button.gif\fP  \f2java.awt.Button\fP クラスのドキュメントに含める場合は、そのファイルを \f2/home/user/src/java/awt/doc\-files/\fP ディレクトリに置きます。\f2doc\-files\fP ディレクトリを \f2/home/user/src/java/doc\-files\fP に置くことはできません。 これは、\f2java\fP はパッケージではなく、そのディレクトリそのものにソースファイルが入っていないからです。
.LP
.LP
これらの未処理のファイルへのリンクは、すべて明示的に記述する必要があります。 これは、Javadoc ツールがそれらのファイルを見ずに、単にディレクトリとその内容を生成先にコピーするだけだからです。たとえば、\f2Button.java\fP のドキュメンテーションコメント内のリンクは、次のようになります。
.LP
D
duke 已提交
654 655 656
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
657
    /**
D
duke 已提交
658
.fl
T
tbell 已提交
659
     * This button looks like this: 
D
duke 已提交
660
.fl
T
tbell 已提交
661
     * <img src="doc\-files/Button.gif">
D
duke 已提交
662
.fl
T
tbell 已提交
663
     */
D
duke 已提交
664
.fl
T
tbell 已提交
665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685
\fP
.fi

.LP
.SS 
テストファイルおよびテンプレートファイル
.LP
.LP
一部の開発者から、テストファイルおよびテンプレートファイルを対応するソースファイルの近くのソースツリーに保存したいという要望がありました。つまり、これらのソースファイルと同じディレクトリまたはサブディレクトリに保存したいということです。
.LP
.LP
個別のソースファイル名で明示的に渡して Javadoc ツールを実行する場合は、テストファイルおよびテンプレートファイルを意図的に除外して、処理されないようにすることができます。ただし、パッケージ名またはワイルドカードで渡す場合は、以下のルールに従って、これらのテストファイルおよびテンプレートファイルが処理されないようにする必要があります。
.LP
.LP
テストファイルとテンプレートファイルの違いは、テストファイルは、正当でコンパイル可能なソースファイルであるのに対して、テンプレートファイルは、そうではないという点です。 ただし、テンプレートファイルも「.java」で終わることができます。
.LP
.LP
\f3テストファイル\fP \- 開発者の多くは、あるパッケージのコンパイル可能で実行可能なテストファイルをそのパッケージのソースファイルと同じディレクトリに配置したいと考えています。しかしテストファイルは、名前なしパッケージなど、ソースファイルパッケージとは別のパッケージに属させたいとも考えています (そのため、テストファイルには package ステートメントがないか、またはソースとは別の package ステートメントがある)。このような状況では、コマンド行で指定されているソースのパッケージ名を指定してそのソースがドキュメント化されているときに、テストファイルは警告またはエラーを引き起こします。そのようなテストファイルはサブディレクトリに配置する必要があります。\f2com.package1\fP に追加する場合は、それらのテストファイルを、ハイフンが含まれるためパッケージ名としては無効になるサブディレクトリに配置します。
.LP
.nf
\f3
D
duke 已提交
686
.fl
T
tbell 已提交
687
    com/package1/test\-files/
D
duke 已提交
688
.fl
T
tbell 已提交
689 690 691 692 693 694 695 696 697 698 699 700 701 702 703 704 705 706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 827 828 829 830 831 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876
\fP
.fi

.LP
.LP
こうすると、Javadoc ツールでは警告なしで test ディレクトリをスキップします。
.LP
.LP
テストファイルに doc コメントが含まれる場合、次のようにワイルドカードを含んだテストソースファイル名で渡してテストファイルのドキュメントを生成するように、Javadoc ツールを別個に実行できるように設定できます。 たとえば、\f2com/package1/test\-files/*.java\fP などです。
.LP
.LP
\f3ソースファイルのテンプレート\fP \- テンプレートファイルの名前は「.java」で終わることもありますが、テンプレートファイルはコンパイルできません。ソースディレクトリに保持したいソースファイルのテンプレートがある場合は、このファイル名にハイフン (\f2Buffer\-Template.java\fP など) やその他の不正な Java 文字を使用します。 こうすることで、処理されないようになります。これは、Javadoc ツールが処理するのは、「.java」接尾辞を除いた名前が 正規のクラス名であるソースファイルだけであるためです (
.na
\f2「識別子」\fP @
.fi
http://java.sun.com/docs/books/jls/second_edition/html/lexical.doc.html#40625参照)
.LP
.SH "生成されるファイル"
.LP
.LP
デフォルトでは、javadoc ツールは、HTML 形式のドキュメントを生成する標準ドックレットを使います。このドックレットは、以下の種類のファイルを生成します。 それぞれの HTML ページは、個々のファイルに相当します。javadoc が生成するファイルの名前には、クラスやインタフェースの名前にちなんだものと、そうでないもの (\f2package\-summary.html\fP など)  2 種類があります。後者のグループのファイル名には、前者のグループとファイル名が競合しないように、ハイフンが含まれています。
.LP
.LP
\f3基本内容ページ\fP
.LP
.RS 3
.TP 2
o
ドキュメント化するクラスまたはインタフェースごとに 1 つの\f3クラスページまたはインタフェースページ\fP (\f2クラス名\fP\f2.html\fP)  
.TP 2
o
ドキュメント化するパッケージごとに 1 つの\f3パッケージページ\fP (\f2package\-summary.html\fP)Javadoc ツールは、ソースツリーのパッケージディレクトリ内に \f2package.html\fP または \f2package\-info.java\fP というファイルがあれば、その中の HTML テキストをこのページに組み入れます。  
.TP 2
o
パッケージセット全体に対して 1 つの\f3概要ページ\fP (\f2overview\-summary.html\fP)。これは、生成ドキュメントの先頭ページになります。Javadoc ツールは、\f2\-overview\fP オプションで指定されたファイル内の HTML テキストをこのページに組み入れます。このページのファイルは、javadoc に複数のパッケージ名を渡した場合にだけ作成されます。詳細は、「HTML フレーム」を参照してください。 
.RE

.LP
.LP
\f3相互参照ページ\fP
.LP
.RS 3
.TP 2
o
\f3パッケージのセット全体に対して 1 つのクラス階層ページ\fP (\f2overview\-tree.html\fP)。このページを表示するには、ナビゲーションバーの [概要] をクリックしてから、[階層ツリー] をクリックします。  
.TP 2
o
\f3パッケージごとに 1 つのクラス階層ページ\fP (\f2package\-tree.html\fP) 特定のパッケージ、クラス、またはインタフェースのページを表示してから、[階層ツリー] をクリックすると、そのパッケージのクラス階層が表示されます。  
.TP 2
o
\f3パッケージごとに 1 つの [使用] ページ\fP (\f2package\-use.html\fP)と、\f3クラスおよびインタフェースごとに 1 つずつの [使用] ページ\fP (\f2class\-use/\fP\f2クラス名\fP\f2.html\fP)。このページには、特定のクラス、インタフェース、またはパッケージの一部を使っているパッケージ、クラス、メソッド、コンストラクタ、およびフィールドについて記述されます。クラスまたはインタフェース A を例にして考えると、その [使用] ページには、A のサブクラス、A として宣言されたフィールド、A を返すメソッド、A 型のパラメータを持つメソッドおよびコンストラクタが表示されます。 このページを表示するには、まず、パッケージ、クラス、またはインタフェースのページに移動してから、ナビゲーションバーの [使用] リンクをクリックします。  
.TP 2
o
\f3非推奨 API ページ\fP (\f2deprecated\-list.html\fP) 推奨されないすべての名前が一覧表示されます。非推奨名は、一般に改良された API が存在するために使用が推奨されていない API の名前であり、通常、それに置き換わる名前が提示されています。非推奨 API は、将来の実装では削除される可能性があります。  
.TP 2
o
\f3定数フィールド値ページ\fP (\f2constant\-values.html\fP) static フィールドの値用です。  
.TP 2
o
\f3直列化されたフォームページ\fP (\f2serialized\-form.html\fP) 直列化および外部化可能なクラスです。これらの各クラスには、直列化フィールドおよびメソッドに関する説明があります。これらの情報は、API を使う開発者ではなく、再実装を行う開発者に必要な情報です。ナビゲーションバーにこのページへのリンクはありませんが、直列化されたクラスに移動して、そのクラスの説明にある [関連項目] セクションで [直列化された形式] をクリックすると、この情報を取得できます。標準ドックレットは、直列化された形式のページを自動的に生成します。ここには、Serializable を実装する public または非 public のクラスが組み込まれており、さらに、\f2readObject\fP メソッド、\f2writeObject\fP メソッド、直列化されたフィールド、および \f2@serial\fP タグ、\f2@serialField\fP タグ、\f2@serialData\fP タグからのドキュメンテーションコメントが組み込まれています。直列化が可能な public クラスを除外するには、そのクラスまたはそのクラスが属するパッケージを \f2@serial exclude\fP タグで指定します。 直列化が可能な package private クラスを含めるには、そのクラスまたはそのクラスが属するパッケージを \f2@serial include\fP タグで指定します。バージョン 1.4 では、\f2\-private\fP オプションの指定なしで javadoc ツールを実行することにより、public クラスおよび private クラスの完全に直列化されたクラスを生成できます。  
.TP 2
o
\f3索引\fP (\f2index\-*.html\fP) すべてのクラス名、インタフェース名、コンストラクタ名、フィールド名、およびメソッド名が、アルファベット順に並んでいます。索引は、Unicode を扱えるように国際化されています。 1 つのファイルとして生成することも、先頭文字 (英語の場合 A  Z) ごとに別々のファイルとして生成することもできます。 
.RE

.LP
.LP
\f3サポートファイル\fP
.LP
.RS 3
.TP 2
o
\f3ヘルプページ\fP (\f2help\-doc.html\fP) ナビゲーションバーや前述の各ページに関する説明が記載されています。\f2\-helpfile\fP を使うと、デフォルトのヘルプファイルに代わる独自のカスタムヘルプファイルを提供することもできます。  
.TP 2
o
表示用の HTML フレームを作成する 1 つの \f3index.html ファイル\fP。このファイルは、フレーム付きの先頭ページを表示する場合にロードします。このファイル自体には、テキスト内容は含まれていません。  
.TP 2
o
複数の\f3フレームファイル\fP (\f2*\-frame.html\fP) パッケージ、クラス、およびインタフェースのリストが含まれています。 HTML フレームを表示するときに使用されます。  
.TP 2
o
\f3パッケージリスト\fPファイル (\f2package\-list\fP) \f2\-link\fP オプションおよび \f2\-linkoffline\fP オプションで使用されます。これは、HTML ファイルではなくテキストファイルであり、どのリンクからもアクセスできません。  
.TP 2
o
\f3スタイルシート\fPファイル (\f2stylesheet.css\fP) 生成されるページ上のいくつかの要素について、色、フォントファミリ、フォントサイズ、フォントのスタイル、および配置を制御します。  
.TP 2
o
\f3doc\-files\fP ディレクトリ。 生成先ディレクトリにコピーするイメージ、サンプルコード、ソースコードなどのファイルがすべて格納されます。これらのファイルは、Javadoc ツールによって処理されないため、ファイル内に javadoc タグがあっても無視されます。このディレクトリは、ソースツリーの中にある場合にのみ生成されます。 
.RE

.LP
.LP
\f3HTML フレーム\fP
.LP
.LP
Javadoc ツールは、下の図に示すように、2  3 つの HTML フレームを生成します。1 つのパッケージしかない場合 (またはパッケージがない場合) は、パッケージの一覧を省略することによって最低限必要な数のフレームを作成します。単一のパッケージに属するソースファイル (*.java) または単一のパッケージ名を引数として javadoc コマンドに渡す場合は、左側の列にクラスの一覧を表示するフレーム (C) 1 つだけが作成されます。Javadoc に複数のパッケージ名を渡した場合は、概要ページ (Detail) に加えて、すべてのパッケージを一覧表示する第 3 のフレーム (P) が作成されます。この概要ページのファイル名は、\f2overview\-summary.html\fP です。したがって、このファイルは、2 つ以上のパッケージ名を渡した場合にだけ作成されます。[フレームなし] リンクをクリックするか、overview\-summary.html を最初に表示すると、フレームを省略できます。
.LP
.LP
HTML フレームに慣れていない場合は、特定のフレームを印刷およびスクロールするには、そのフレームに「フォーカス」がなければならないことに注意してください。フレームにフォーカスを与えるには、そのフレームをクリックします。このようにすると、多くのブラウザでは、矢印キーやページキーを使ってそのフレームをスクロールしたり、[印刷] メニューコマンドを使ってそのフレームを印刷したりできます。
.LP
.nf
\f3
.fl
              \-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-                  \-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-
.fl
              |C| Detail |                  |P| Detail |
.fl
              | |        |                  | |        |
.fl
              | |        |                  |\-|        |
.fl
              | |        |                  |C|        |
.fl
              | |        |                  | |        |
.fl
              | |        |                  | |        |
.fl
              \-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-                  \-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-\-
.fl
             javadoc *.java           javadoc java.lang java.awt
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
HTML フレームが必要かどうかによって、次のどちらかのファイルを開始ページとしてロードします。
.LP
.RS 3
.TP 2
o
\f2index.html\fP (フレームあり) 
.TP 2
o
\f2overview\-summary.html\fP (フレームなし) 
.RE

.LP
.LP
\f3生成されるファイルの構造\fP
.LP
.LP
生成されるクラスファイルおよびインタフェースファイルは、Java ソースファイルおよびクラスファイルと同じディレクトリ階層に編成されます。1 つのサブパッケージにつき 1 つのディレクトリ、という構造になります。
.LP
.LP
たとえば、\f2java.applet.Applet\fP クラスに対して生成されるドキュメントは、\f2java/applet/Applet.html\fP に格納されます。生成先のディレクトリの名前が \f2apidocs\fP だとすると、java.applet パッケージのファイル構造は、その下に構築されます。前述のように、「frame」という語を名前に含むファイルは、すべて左上または左下のフレームに表示されます。それ以外の HTML ファイルは、すべて右側のフレームに表示されます。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
 \- 下の階層図で、ディレクトリは\f3太字\fP (\f3bold\fP) で示してあります。アスタリスク (\f2*\fP) は、javadoc への引数がパッケージ名ではなくソースファイル名 (*.java) である場合に省略されるファイルおよびディレクトリを示しています。また、引数がソースファイル名の場合は、\f2package\-list\fP は作成されますが、内容は空です。doc\-files ディレクトリは、ソースツリー内に存在する場合にのみ、生成先に作成されます。
.LP
.RE
.nf
\f3
.fl

.fl
\fP\f3apidocs\fP                             最上位ディレクトリ
.fl
   index.html                       HTML フレームを設定する初期ページ
.fl
 * overview\-summary.html            全パッケージのリスト。 先頭に要約文がある
.fl
   overview\-tree.html               全パッケージのクラス階層のリスト
.fl
   deprecated\-list.html             全パッケージの推奨されない API のリスト
.fl
   constant\-values.html             全パッケージの static フィールドの値のリスト
.fl
   serialized\-form.html             全パッケージの直列化された形式のリスト
.fl
 * overview\-frame.html              全パッケージのリスト。 左上のフレームに表示される
.fl
   allclasses\-frame.html            全パッケージの全クラスのリスト。 左下のフレームに表示される
.fl
   help\-doc.html                    これらのページの構成を示すユーザーヘルプを表示する
.fl
   index\-all.html                   \-splitindex オプションなしで作成されたデフォルト索引
.fl
   \f3index\-files\fP                      \-splitindex オプションを指定して作成されたディレクトリ
.fl
       index\-<number>.html          \-splitindex オプションを指定して作成された索引ファイル
.fl
   package\-list                     パッケージ名のリスト。 外部参照を解決するためだけに使用される
.fl
   stylesheet.css                   フォント、色、配置を定義する HTML スタイルシート
D
duke 已提交
877
.fl
T
tbell 已提交
878
   \f3java\fP                             パッケージディレクトリ
D
duke 已提交
879
.fl
T
tbell 已提交
880
       \f3applet\fP                       サブパッケージディレクトリ
D
duke 已提交
881
.fl
T
tbell 已提交
882
            Applet.html             Applet クラスのページ
D
duke 已提交
883
.fl
T
tbell 已提交
884
            AppletContext.html      AppletContext インタフェースのページ
D
duke 已提交
885
.fl
T
tbell 已提交
886
            AppletStub.html         AppletStub インタフェースのページ
D
duke 已提交
887
.fl
T
tbell 已提交
888
            AudioClip.html          AudioClip インタフェースのページ
D
duke 已提交
889
.fl
T
tbell 已提交
890
          * package\-summary.html    このパッケージのクラスのリスト。 先頭に要約文がある
D
duke 已提交
891
.fl
T
tbell 已提交
892
          * package\-frame.html      このパッケージのクラスのリスト。 左下のフレームに表示される
D
duke 已提交
893
.fl
T
tbell 已提交
894
          * package\-tree.html       このパッケージのクラス階層のリスト
D
duke 已提交
895
.fl
T
tbell 已提交
896
            package\-use             このパッケージが使用されている場所のリスト
D
duke 已提交
897
.fl
T
tbell 已提交
898
            \f3doc\-files\fP               イメージやサンプルのファイルが格納されるディレクトリ
D
duke 已提交
899
.fl
T
tbell 已提交
900
            \f3class\-use\fP               API が使用されている場所のページを格納するディレクトリ
D
duke 已提交
901
.fl
T
tbell 已提交
902
                Applet.html         Applet クラスを使用するページ
D
duke 已提交
903
.fl
T
tbell 已提交
904
                AppletContext.html  AppletContext インタフェースを使用するページ
D
duke 已提交
905
.fl
T
tbell 已提交
906
                AppletStub.html     AppletStub インタフェースを使用するページ
D
duke 已提交
907
.fl
T
tbell 已提交
908
                AudioClip.html      AudioClip インタフェースを使用するページ
D
duke 已提交
909
.fl
T
tbell 已提交
910
   \f3src\-html\fP                         ソースコードディレクトリ
D
duke 已提交
911
.fl
T
tbell 已提交
912
       \f3java\fP                         パッケージディレクトリ
D
duke 已提交
913
.fl
T
tbell 已提交
914 915 916 917 918 919 920 921 922
           \f3applet\fP                   サブパッケージディレクトリ
.fl
                Applet.html         Applet ソースコードのページ
.fl
                AppletContext.html  AppletContext ソースコードのページ
.fl
                AppletStub.html     AppletStub ソースコードのページ
.fl
                AudioClip.html      AudioClip ソースコードのページ
D
duke 已提交
923 924 925 926
.fl
.fi

.LP
T
tbell 已提交
927 928 929 930 931
.SS 
生成される API 宣言
.LP
.LP
Javadoc ツールは、それぞれのクラス、インタフェース、フィールド、コンストラクタ、およびメソッドの説明の最初に、その API 用の宣言を生成します。 この宣言は、その API 項目の宣言です。たとえば、\f2Boolean\fP クラスの宣言は、次のようになります。
D
duke 已提交
932 933 934 935 936 937 938 939 940
.LP
.LP
\f2public final class Boolean\fP
.br
\f2extends Object\fP
.br
\f2implements Serializable\fP
.LP
.LP
T
tbell 已提交
941
また、\f2Boolean.valueOf\fP メソッドの宣言は、次のようになります。
D
duke 已提交
942 943 944 945 946
.LP
.LP
\f2public static Boolean valueOf(String s)\fP
.LP
.LP
T
tbell 已提交
947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962
Javadoc ツールは、修飾子 \f2public\fP\f2protected\fP\f2private\fP\f2abstract\fP\f2final\fP\f2static\fP\f2transient\fP、および \f2volatile\fP を組み込むことができますが、\f2synchronized\fP  \f2native\fP を組み込むことができません。これら後者の 2 つの修飾子は、実装の詳細と見なされているため、API 仕様には含まれません。
.LP
.LP
API では、並行性のセマンティクスについて、キーワード \f2synchronized\fP に依存するのではなく、コメントによる主説明としてドキュメント化する必要があります。 たとえば、「1 つの \f2Enumeration\fP を複数のスレッドから並行して使用することはできない」などのコメントを記述します。ドキュメントには、これらのセマンティクスを実現する方法を記述するべきではありません。たとえば、\f2Hashtable\fP はスレッドに対して安全である必要がありますが、「エクスポートされるすべてのメソッドを同期化すればそれを実現できる」のようには指定する根拠はありません。バケットレベルで内部的に同期化する権利を残しておく必要があります。 そうすれば、より高度な並行性が提供されます。
.LP
.SH "ドキュメンテーションコメント"
.LP
.LP
オリジナルの「ドキュメンテーションコメントの仕様」は、「関連項目」を参照してください。
.LP
.SS 
ソースコードへのコメントの挿入
.LP
.LP
ソースコードの任意のクラス、インタフェース、メソッド、コンストラクタ、またはフィールドの宣言の前に、ドキュメンテーションコメント ("doc comments") を記述することができます。各パッケージにドキュメンテーションコメントを作成できます。 構文は若干異なりますが、概要にもドキュメンテーションコメントを作成できます。ドキュメンテーションコメントは、非公式に「Javadoc コメント」と呼ばれています (この用語は商標関連の使用法に違反)。ドキュメンテーションコメントは、コメントの始まりを示す文字列 \f2/**\fP と、コメントの終わりを示す文字列 \f2*/\fP の間にある文字で構成されます。行の先頭のアスタリスクは、各行に記述できます。 詳細は、以下で説明します。コメントのテキストは、複数行にわたって記述できます。
.LP
D
duke 已提交
963
.nf
T
tbell 已提交
964 965
\f3
.fl
D
duke 已提交
966
/**
T
tbell 已提交
967 968 969 970 971 972 973 974
.fl
 * This is the typical format of a simple documentation comment
.fl
 * that spans two lines.
.fl
 */
.fl
\fP
D
duke 已提交
975
.fi
T
tbell 已提交
976 977

.LP
D
duke 已提交
978
.LP
T
tbell 已提交
979
次のようにして 1 行に記述すると、スペースを節約できます。
D
duke 已提交
980 981
.LP
.nf
T
tbell 已提交
982 983
\f3
.fl
D
duke 已提交
984
/** This comment takes up only one line. */
T
tbell 已提交
985 986
.fl
\fP
D
duke 已提交
987
.fi
T
tbell 已提交
988 989 990 991

.LP
.LP
\f3コメントの配置\fP \- ドキュメンテーションコメントは、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドの宣言の直前に置かれているときにだけ認識されます。 クラスの例、メソッドの例、およびフィールドの例を参照してください。メソッドの本体に置かれているドキュメンテーションコメントは無視されます。javadoc ツールでは、1 つの宣言文につき 1 つのドキュメンテーションコメントだけが認識されます。
D
duke 已提交
992 993
.LP
.LP
T
tbell 已提交
994
よくある間違いは、クラスのコメントとクラスの宣言の間に \f2import\fP 文を置いてしまうことです。このような記述はしないでください。 このようなクラスコメントは無視されます。
D
duke 已提交
995 996
.LP
.nf
T
tbell 已提交
997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004
\f3
.fl
   /**
.fl
    * This is the class comment for the class Whatever.
.fl
    */
.fl
D
duke 已提交
1005

T
tbell 已提交
1006 1007 1008
.fl
    import com.sun;   // MISTAKE \- Important not to put import statement here
.fl
D
duke 已提交
1009

T
tbell 已提交
1010 1011 1012 1013 1014 1015
.fl
    public class Whatever {
.fl
    }
.fl
\fP
D
duke 已提交
1016
.fi
T
tbell 已提交
1017 1018

.LP
D
duke 已提交
1019
.LP
T
tbell 已提交
1020
\f3ドキュメンテーションコメントは主説明のあとにタグセクションが続く\fP \- コメントの開始区切り文字である \f2/**\fP のあとからタグセクションまでが主説明になります。タグセクションは、先頭文字が \f2@\fP である行で定義される最初のブロックタグから始まります (行の先頭のアスタリスク、空白、および行の先頭の区切り文字 \f2/**\fP は除く)。主説明を記述せず、タグセクションだけのコメントを記述することもできます。主説明は、タグセクション以降に続けることはできません。タグの引数は、複数行にわたって記述できます。タグの数に制限はありません。 何回も記述できるタグと、1 回しか記述できないタグがあります。例えば、次の \f2@see\fP からタグセクションが始まります。
D
duke 已提交
1021 1022 1023 1024 1025 1026 1027 1028 1029 1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037
.LP
.nf
\f3
.fl
/**
.fl
 * This sentence would hold the main description for this doc comment.
.fl
 * @see java.lang.Object
.fl
 */
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1038 1039
\f3ブロックタグとインラインタグ\fP \- 「タグ」は、Javadoc が処理できる、ドキュメンテーションコメント内の特別なキーワードです。\f2@tag\fP のように記述するブロックタグ (「スタンドアロンタグ」とも呼ばれる) と、インラインタグ (\f2{@tag}\fP のように中括弧で囲んで記述)  2 種類のタグがあります。ブロックタグが正しく解釈されるためには、行の先頭のアスタリスク、空白、区切り文字 (\f2/**\fP) を除いて、行の先頭に置かなければなりません。これは、テキスト内のそれ以外の位置で \f2@\fP 文字を使用しても、タグの開始としては解釈されないことを意味しています。行の最初に \f2@\fP 文字を使用してもタグとして解釈されないようにするには、HTML エンティティーの「\f2@\fP」を使用してください。それぞれのブロックタグには、対応付けられたテキストがあります。 このテキストは、タグのあとから、次のタグの前、またはドキュメンテーションコメントの最後までの間に記述されたテキスト (タグやコメント区切り文字を除く) です。この関連テキストは複数行にわたって記述できます。インラインタグは、テキストを記述できる場所であればどこにでも置くことができ、正しく解釈されます。次のコード例には、ブロックタグ \f2@deprecated\fP と、インラインタグ \f2{@link}\fP が含まれています。
.LP
D
duke 已提交
1040
.nf
T
tbell 已提交
1041 1042
\f3
.fl
D
duke 已提交
1043
/**
T
tbell 已提交
1044 1045 1046
.fl
 * @deprecated  As of JDK 1.1, replaced by {@link #setBounds(int,int,int,int)}
.fl
D
duke 已提交
1047
 */
T
tbell 已提交
1048 1049
.fl
\fP
D
duke 已提交
1050
.fi
T
tbell 已提交
1051 1052 1053 1054 1055 1056 1057 1058 1059 1060

.LP
.LP
\f3コメントは HTML で記述する\fP \- テキストは HTML 形式で記述しなければなりません。 これは、HTML のエンティティーを使う必要があること、および HTML タグを使用できることを意味します。記述する HTML のバージョンとしては、使用するブラウザがサポートする任意のバージョンを使用できます。 標準ドックレットは、カスケーディングスタイルシート (CSS) とフレームを含め、すべての部分 (ドキュメンテーションコメント以外の部分)  HTML 3.2 に準拠したコードを生成するように作成されています。ただし、フレームセット対応のため、生成される各ファイルには「HTML 4.0」と記述されます。
.LP
.LP
たとえば、より小さい (\f2<\fP) およびより大きい (\f2>\fP) という記号は\f2<\fP および \f2>\fP として記述する必要があります。同様に、アンパサンド (\f2&\fP) は、\f2&\fP と記述する必要があります。次の例では、ボールドの HTML タグ \f2<b>\fP を使っています。
.LP
.LP
次に、ドキュメンテーションコメントを示します。
D
duke 已提交
1061 1062
.LP
.nf
T
tbell 已提交
1063 1064
\f3
.fl
D
duke 已提交
1065
/**
T
tbell 已提交
1066 1067 1068 1069 1070 1071 1072 1073
.fl
 * This is a <b>doc</b> comment.
.fl
 * @see java.lang.Object
.fl
 */
.fl
\fP
D
duke 已提交
1074
.fi
T
tbell 已提交
1075 1076 1077 1078 1079 1080 1081 1082 1083 1084 1085 1086 1087

.LP
.LP
\f3行頭のアスタリスク\fP \- Javadoc は、ドキュメンテーションコメントを解析するときに、各行の先頭にあるアスタリスク (\f2*\fP) をすべて破棄します。 また、最初のアスタリスク (\f2*\fP) より前の空白とタブも破棄します。バージョン 1.4 からは、行の先頭のアスタリスクを省略しても、先頭の空白文字は削除されなくなりました。このため、コード例を直接ドキュメンテーションコメントの \f2<PRE>\fP タグ内にペーストしても、インデントが保持されます。通常、ブラウザは、空白文字をタブよりも一律に解釈します。インデントは区切り文字 \f2/**\fP または \f2<PRE>\fP タグよりも左寄りになります。
.LP
.LP
\f3最初の文\fP \- 各ドキュメンテーションコメントの最初の文は、宣言されているエンティティーに関する簡潔かつ完全な要約文である必要があります。この「最初の文」は、直後にスペース、タブ、または改行が続く最初のピリオド (ロケールが英語に設定されている場合)、または最初のタグがある位置で終わります。最初の文は、Javadoc ツールによって HTML ページの最初にあるメンバーの概要の部分にコピーされます。
.LP
.LP
\f3複数フィールドの宣言\fP \- Java では、1 つの文で複数のフィールドを宣言できます。 ただし、この文には、1 つのドキュメンテーションコメントしか記述できません。 そのコメントが、すべてのフィールドに対してコピーされます。したがって、フィールドごとにドキュメンテーションコメントを記述する必要がある場合は、各フィールドを別々の文で宣言しなければなりません。たとえば、次のドキュメンテーションコメントは、1 つの宣言として記述すると不適切です。 この場合は、宣言を 2 つに分けることをお勧めします。
.LP
.RS 3

D
duke 已提交
1088 1089
.LP
.nf
T
tbell 已提交
1090 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1100
\f3
.fl
/** 
.fl
 * The horizontal and vertical distances of point (x,y)
.fl
 */
.fl
public int x, y;      // Avoid this  
.fl
\fP
D
duke 已提交
1101 1102
.fi
.RE
T
tbell 已提交
1103 1104

.LP
D
duke 已提交
1105
.LP
T
tbell 已提交
1106 1107 1108 1109
上記のコードからは、次のようなドキュメントが生成されます。
.LP
.RS 3

D
duke 已提交
1110
.LP
T
tbell 已提交
1111 1112 1113 1114 1115
.nf
\f3
.fl
public int \fP\f3x\fP
.fl
D
duke 已提交
1116
.fi
T
tbell 已提交
1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123

.LP
.RS 3
The horizontal and vertical distances of point (x,y) 
.RE

.LP
D
duke 已提交
1124
.nf
T
tbell 已提交
1125 1126 1127 1128
\f3
.fl
public int \fP\f3y\fP
.fl
D
duke 已提交
1129
.fi
T
tbell 已提交
1130 1131 1132 1133 1134 1135 1136

.LP
.RS 3
The horizontal and vertical distances of point (x,y) 
.RE

.LP
D
duke 已提交
1137 1138
.RE
.LP
T
tbell 已提交
1139
\f3見出しタグはなるべく使用しない\fP \- メンバーに対してドキュメンテーションコメントを記述するときには、<H1>  <H2> などの HTML 見出しタグは、なるべく使わないでください。 Javadoc ツールは、完全に構造化されたドキュメントを作成するので、このような構造化タグが使われていると、生成ドキュメントの形式が悪影響を受けることがあります。ただし、クラスやパッケージのコメントでは、これらの見出しタグを使って独自の構造を組み立ててかまいません。
D
duke 已提交
1140
.LP
T
tbell 已提交
1141 1142
.SS 
メソッドコメントの自動コピー
D
duke 已提交
1143 1144
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1145
Javadoc ツールには、次の 2 つの場合に、クラスおよびインタフェースのメソッドコメントをコピーまたは「継承」する機能があります。コンストラクタ、フィールド、および入れ子のクラスは、ドキュメンテーションコメントを継承しません。
D
duke 已提交
1146 1147 1148 1149
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
1150
\f3自動的にコメントを継承して、見つからないテキストを埋める\fP \- 主説明、または \f2@return\fP タグ、\f2@param\fP タグ、\f2@throws\fP  タグが、メソッドコメントで見つからない場合、Javadoc ツールは、オーバーライドしたメソッドまたは実装している場合はそのメソッドから、対応する主説明またはタグコメントを、次のアルゴリズムに従ってコピーします。 
D
duke 已提交
1151
.LP
T
tbell 已提交
1152
厳密には、特定のパラメータの \f2@param\fP タグが見つからない場合、そのパラメータのコメントが、上位の継承階層のメソッドからコピーされます。特定の例外の \f2@throws\fP タグが見つからない場合、その例外が宣言されている場合にかぎり、その \f2@throws\fP タグがコピーされます。 
D
duke 已提交
1153
.LP
T
tbell 已提交
1154
この動作はバージョン 1.3 以前の動作とは対照的です。 これまでのバージョンでは、主説明またはタグが存在すれば、コメントは一切継承されませんでした。  
D
duke 已提交
1155 1156
.TP 2
o
T
tbell 已提交
1157
\f3{@inheritDoc} タグを持つコメントを明示的に継承する\fP \- インラインタグ \f2{@inheritDoc}\fP を、メソッドの主説明、または \f2@return\fP\f2@param\fP\f2@throws\fP タグコメントに挿入します。 継承した対応する主説明またはタグコメントは、その箇所にコピーされます。 
D
duke 已提交
1158 1159 1160 1161
.RE

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1162
ドキュメンテーションコメントを実際にコピーに利用するには、継承したメソッドのソースファイルが \-sourcepath で指定したパスだけに置かれていることが必要になります。コマンド行で、クラスもパッケージも渡す必要はありません。この点は、クラスがドキュメント化されるクラスでなければならなかった 1.3.x 以前のリリースと異なります。
D
duke 已提交
1163 1164
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1165
\f3クラスおよびインタフェースからの継承\fP \- クラスおよびインタフェースから継承する次の 3 つの場合に、コメントの継承が行われます。
D
duke 已提交
1166 1167 1168 1169
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
1170
クラスのメソッドがスーパークラスのメソッドをオーバーライドしている 
D
duke 已提交
1171 1172
.TP 2
o
T
tbell 已提交
1173
インタフェースのメソッドがスーパーインタフェースのメソッドをオーバーライドしている 
D
duke 已提交
1174 1175
.TP 2
o
T
tbell 已提交
1176
クラスのメソッドがインタフェースのメソッドを実装している 
D
duke 已提交
1177 1178 1179 1180
.RE

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1181
最初の 2 つのケース (メソッドがオーバーライドしている場合) では、Javadoc ツールは、そのコメントが継承されているかどうかにかかわらず、オーバーライドしているメソッドのドキュメント内に「オーバーライド」という小見出しを生成し、オーバーライドされているメソッドへのリンクを書き込みます。
D
duke 已提交
1182 1183
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1184
3 つ目のケース (特定のクラスのメソッドがインタフェースのメソッドを実装している場合) では、javadoc ツールは、オーバーライドしているメソッドのドキュメント内に「定義」という小見出しを生成し、実装されているメソッドへのリンクを書き込みます。これは、コメントが継承されているかどうかにかかわりません。
D
duke 已提交
1185 1186
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1187
\f3メソッドの説明が継承されるアルゴリズム\fP \- あるメソッドにドキュメンテーションコメントが記述されていない場合、または {@inheritDoc} タグがある場合、Javadoc ツールは、次のようなアルゴリズムを使用して適切なコメントを検索します。 このアルゴリズムは、もっとも適切なドキュメンテーションコメントを検索できるように設計されており、スーパークラスよりもインタフェースが優先されるようになっています。
D
duke 已提交
1188
.LP
T
tbell 已提交
1189
.RS 3
D
duke 已提交
1190
.TP 3
T
tbell 已提交
1191 1192 1193 1194 1195 1196 1197 1198
1.
直接に実装されている (または、拡張されている) インタフェースを、メソッドの宣言で implements (または extends) キーワードのあとに登場する順序で、1 つずつ調べる。このメソッドについて最初に見つかったドキュメンテーションコメントを採用する 
.TP 3
2.
手順 1 でドキュメンテーションコメントが見つからなかった場合は、直接実装されている (または、拡張されている) インタフェースのそれぞれに対して、このアルゴリズム全体を再帰的に適用する (その際の順序は、手順 1 でインタフェースを調べたときの順序と同じ) 
.TP 3
3.
手順 2 でドキュメンテーションコメントが見つからなかった場合で、このクラスが Object 以外のクラスである (インタフェースではない) 場合は、次のように処理する 
D
duke 已提交
1199
.RS 3
T
tbell 已提交
1200 1201 1202 1203 1204 1205 1206 1207
.TP 3
a.
スーパークラスにこのメソッドについてのドキュメンテーションコメントが記述されていれば、そのコメントを採用する 
.TP 3
b.
手順 3a でドキュメンテーションコメントが見つからなかった場合は、スーパークラスに対して、このアルゴリズム全体を適用する 
.RE
.RE
D
duke 已提交
1208 1209

.LP
T
tbell 已提交
1210
.SH "javadoc タグ"
D
duke 已提交
1211 1212
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1213
Javadoc ツールは、Java のドキュメンテーションコメント内に埋め込まれた特別なタグを解析します。これらのドキュメンテーションタグを使うと、書式の整った完全な API ドキュメントをソースコードから自動的に生成できます。タグは、単価記号 (\f2@\fP) で始まり、大文字と小文字が区別されます。 これらのタグは、定められたとおりの大文字と小文字を使用して記述する必要があります。タグは、行の先頭 (先行する空白と省略可能なアスタリスクは除く) に置かなければなりません。慣例として、同じ名前のタグは 1 か所にまとめて記述するようにします。たとえば、\f2@see\fP タグが複数ある場合は、すべてを 1 か所にまとめて記述します。 
D
duke 已提交
1214 1215
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1216
タグには 2 つのタイプがあります。
D
duke 已提交
1217
.LP
T
tbell 已提交
1218
.RS 3
D
duke 已提交
1219
.TP 2
T
tbell 已提交
1220 1221
o
\f3ブロックタグ\fP \- 主説明に続くタグセクション内にのみ記述可能。ブロックタグは、\f2@tag\fP の形式をとります。 
D
duke 已提交
1222
.TP 2
T
tbell 已提交
1223 1224
o
\f3インラインタグ\fP \- コメントの主説明内またはブロックタグのコメント内に記述可能。インラインタグは、\f2{@tag}\fP のように中括弧で囲みます。 
D
duke 已提交
1225
.RE
T
tbell 已提交
1226

D
duke 已提交
1227 1228
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1229 1230 1231 1232 1233
今後のリリースで導入されるタグについては、
.na
\f2Proposed Javadoc Tags\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/proposed\-tags.htmlを参照してください。
D
duke 已提交
1234 1235
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1236
現時点で有効なタグは、次のとおりです。
D
duke 已提交
1237
.LP
T
tbell 已提交
1238 1239
.RS 3

D
duke 已提交
1240 1241
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1242 1243 1244 1245 1246 1247 1248 1249 1250 1251 1252 1253 1254 1255 1256 1257 1258 1259 1260 1261 1262 1263 1264 1265 1266 1267 1268 1269 1270 1271 1272 1273 1274 1275 1276 1277 1278 1279 1280 1281 1282 1283 1284 1285 1286 1287 1288 1289 1290 1291 1292 1293 1294 1295 1296 1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323 1324 1325 1326 1327 1328 1329 1330 1331 1332 1333 1334 1335 1336 1337 1338 1339 1340 1341 1342 1343 1344 1345 1346 1347 1348 1349 1350 1351 1352 1353 1354 1355 1356 1357 1358 1359 1360 1361 1362 1363 1364 1365 1366 1367 1368 1369 1370 1371 1372 1373 1374 1375
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80 81
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 81
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/3u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
\f3導入された JDK/SDK のバージョン\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 38 \w\f3タグ\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@author\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@code}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@docRoot}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@deprecated\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@exception\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@inheritDoc}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@link}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@linkplain}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@literal}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@param\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@return\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@see\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@serial\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@serialData\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@serialField\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@since\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@throws\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2{@value}\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \w\f2@version\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.80
.rm 80
.nr 81 0
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.5
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.3
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.4
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.2
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.4
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.5
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.2
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.2
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.2
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.1
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.2
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.4
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \w1.0
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.81
.rm 81
.nr 38 \n(a-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr 41 \n(80+(3*\n(38)
.nr 81 +\n(41
.nr TW \n(81
1376
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 1124 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
1377 1378 1379 1380 1381 1382 1383 1384 1385 1386 1387 1388 1389 1390 1391 1392 1393 1394 1395 1396 1397 1398 1399 1400 1401 1402 1403 1404 1405 1406 1407 1408 1409 1410 1411 1412 1413 1414 1415 1416 1417 1418 1419 1420 1421 1422 1423 1424 1425 1426 1427 1428 1429 1430 1431 1432 1433 1434 1435 1436 1437 1438 1439 1440 1441 1442 1443 1444 1445 1446 1447 1448 1449 1450 1451 1452 1453 1454 1455 1456 1457 1458 1459 1460 1461 1462 1463 1464 1465 1466 1467 1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f3タグ\fP\h'|\n(41u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 (\n(41u+\n(81u-\n(a-u)/2u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@author\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@code}\fP\h'|\n(41u'1.5
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@docRoot}\fP\h'|\n(41u'1.3
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@deprecated\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@exception\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@inheritDoc}\fP\h'|\n(41u'1.4
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@link}\fP\h'|\n(41u'1.2
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@linkplain}\fP\h'|\n(41u'1.4
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@literal}\fP\h'|\n(41u'1.5
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@param\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@return\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@see\fP\h'|\n(41u'1.0
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@serial\fP\h'|\n(41u'1.2
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@serialData\fP\h'|\n(41u'1.2
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@serialField\fP\h'|\n(41u'1.2
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@since\fP\h'|\n(41u'1.1
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@throws\fP\h'|\n(41u'1.2
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2{@value}\fP\h'|\n(41u'1.4
.ta \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f2@version\fP\h'|\n(41u'1.0
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-44

D
duke 已提交
1490 1491 1492
.LP
.RE
.LP
T
tbell 已提交
1493
カスタムタグについては、\-tag オプションを参照してください。
D
duke 已提交
1494
.LP
T
tbell 已提交
1495
.RS 3
D
duke 已提交
1496
.TP 3
T
tbell 已提交
1497 1498 1499 1500
@author\  name\-text 
\-author オプションが使われている場合、生成ドキュメントに「著者」の項目を追加し、指定された \f2name\-text\fP を書き込みます。1 つのドキュメンテーションコメントに複数の \f2@author\fP タグを含めることができます。1 つの \f2@author\fP タグに 1 つの名前を指定することも、1 つのタグに複数の名前を指定することもできます。前者の場合は、Javadoc ツールによって、名前と名前の間にコンマ (\f2,\fP) とスペースが挿入されます。後者の場合は、テキスト全体が、解析されることなく、生成ドキュメントにそのままコピーされます。したがって、コンマではなく、各言語に対応した名前区切り文字を使う必要があるときは、1 つのタグに複数の名前を指定してください。 
.RE

D
duke 已提交
1501
.LP
T
tbell 已提交
1502 1503
.RS 3

D
duke 已提交
1504 1505
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1506 1507 1508
詳細については、「タグを使用できる場所」および 
.na
\f2@author タグのドキュメント\fP @
D
duke 已提交
1509
.fi
T
tbell 已提交
1510
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@authorを参照してください。
D
duke 已提交
1511 1512
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1513

D
duke 已提交
1514
.LP
T
tbell 已提交
1515 1516 1517 1518 1519 1520
.RE
.RS 3
.TP 3
@deprecated\  deprecated\-text 
.RS 3

D
duke 已提交
1521 1522
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1523
: JDK 5.0 から、
D
duke 已提交
1524
.na
T
tbell 已提交
1525
\f2@Deprecated 注釈\fP @
D
duke 已提交
1526
.fi
T
tbell 已提交
1527
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/deprecation/deprecation.htmlを使って特定のプログラム要素を非推奨にできるようになりました。
D
duke 已提交
1528
.LP
T
tbell 已提交
1529 1530 1531 1532
.RE
.RE
.RS 3

D
duke 已提交
1533 1534
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1535
この API は動作し続けますが、この API を使用するべきではないことを示すコメントを追加します。Javadoc ツールは、\f2deprecated\-text\fP を主説明の前に移動してイタリックにし、その前にボールドの警告「推奨されません。」を追加します。このタグは、すべてのドキュメンテーションコメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。
D
duke 已提交
1536 1537
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1538
\f2deprecated\-text\fP の最初の文では、少なくとも、その API が推奨されなくなった時期と、代替使用するべき API を読者に提示する必要があります。Javadoc ツールは、この最初の文だけを、概要セクションと索引にコピーします。そのあとの文では、その API が推奨されない理由を説明することもできます。また、代わりの API を指し示す \f2{@link}\fP タグ (Javadoc 1.2 以降の場合) を含める必要があります。 次のように記述します。
D
duke 已提交
1539 1540
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1541 1542 1543 1544 1545
詳細については、
.na
\f2@deprecated タグのドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@deprecatedを参照してください。
D
duke 已提交
1546
.LP
T
tbell 已提交
1547 1548 1549 1550 1551 1552
.RS 3
.TP 2
o
Javadoc 1.2 以降では、\f2{@link}\fP タグを使用します。これにより、必要な場所にインラインでリンクを作成できます。例を示します。 
.RE

D
duke 已提交
1553
.LP
T
tbell 已提交
1554 1555
.RS 3

D
duke 已提交
1556 1557 1558 1559
.LP
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1560
/**
D
duke 已提交
1561
.fl
T
tbell 已提交
1562
 * @deprecated  As of JDK 1.1, replaced by {@link #setBounds(int,int,int,int)}
D
duke 已提交
1563
.fl
T
tbell 已提交
1564
 */
D
duke 已提交
1565
.fl
T
tbell 已提交
1566
            
D
duke 已提交
1567 1568 1569
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
1570 1571
.RE

D
duke 已提交
1572
.LP
T
tbell 已提交
1573 1574 1575 1576 1577 1578
.RS 3
.TP 2
o
Javadoc 1.1 では、各 \f2@deprecated\fP タグに対して \f2@see\fP タグ (インラインにはできない) を記述するのが標準の形式です。 
.RE

D
duke 已提交
1579 1580
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1581
推奨されないタグについての詳細は、
D
duke 已提交
1582
.na
T
tbell 已提交
1583 1584 1585
\f2@deprecated タグ\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/deprecation/index.htmlのドキュメントを参照してください。
D
duke 已提交
1586
.LP
T
tbell 已提交
1587 1588 1589 1590
.LP

.LP
.RE
D
duke 已提交
1591 1592
.RS 3
.TP 3
T
tbell 已提交
1593 1594 1595 1596
{@code\  text} 
\f2<code>{@literal}</code>\fP と同等です。 
.RE

D
duke 已提交
1597
.LP
T
tbell 已提交
1598 1599
.RS 3

D
duke 已提交
1600 1601
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1602 1603
テキストを HTML マークアップまたは入れ子になった javadoc タグとして解釈せずに、\f2text\fP  \f2code\fP フォントで表示します。これにより doc コメントでは、パラメータの種類 (\f2<Object>\fP)、不等号 (\f23 < 4\fP)、または矢印 (\f2<\-\fP) などで、HTML エンティティー (\f2<\fP および \f2>\fP) ではなく、通常の山括弧 (\f2<\fP および \f2>\fP) を使用できます。たとえば doc コメントのテキスト
.LP
D
duke 已提交
1604
.nf
T
tbell 已提交
1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611
\f3
.fl
     \fP\f4{@code A<B>C}\fP\f3
.fl
            
.fl
\fP
D
duke 已提交
1612
.fi
T
tbell 已提交
1613

D
duke 已提交
1614 1615
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1616 1617
は、生成された HTML ページで、次のようにそのまま表示されます。
.LP
D
duke 已提交
1618
.nf
T
tbell 已提交
1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625
\f3
.fl
     \fP\f4A<B>C\fP\f3
.fl
            
.fl
\fP
D
duke 已提交
1626
.fi
T
tbell 已提交
1627

D
duke 已提交
1628 1629
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1630
注目すべき点として、\f2<B>\fP は太字であると解釈されませんが、コードフォントになります。
D
duke 已提交
1631 1632
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1633
コードフォントなしで同じ機能を実現するには、\f2{@literal}\fP を使用します。
D
duke 已提交
1634 1635
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1636

D
duke 已提交
1637
.LP
T
tbell 已提交
1638 1639 1640 1641 1642 1643 1644
.RE
.RS 3
.TP 3
{@docRoot} 
生成されるページから見た、生成ドキュメントの (生成先の) ルートディレクトリへの相対パスを表します。このタグは、著作権のページや会社のロゴなど、生成されるすべてのページから参照するファイルを組み込むときに便利です。通常は、各ページの下部から著作権のページにリンクします。 
.RE

D
duke 已提交
1645
.LP
T
tbell 已提交
1646 1647
.RS 3

D
duke 已提交
1648 1649
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1650
この \f2{@docRoot}\fP タグは、コマンド行からも、ドキュメンテーションコメントの中でも使用できます。このタグは、@return@param@deprecated などの任意のタグのテキスト部分を含む、すべてのドキュメンテーションコメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。
D
duke 已提交
1651
.LP
T
tbell 已提交
1652 1653 1654 1655
.RS 3
.TP 3
1.
コマンド行では、ヘッダー、フッター、またはボトムノートは次のように定義します。 
D
duke 已提交
1656 1657 1658
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1659
   javadoc \-bottom '<a href="{@docRoot}/copyright.html">Copyright</a>'
D
duke 已提交
1660
.fl
T
tbell 已提交
1661
              
D
duke 已提交
1662
.fl
T
tbell 已提交
1663 1664 1665 1666 1667 1668 1669 1670 1671
\fP
.fi
.LP
\- \f2{@docRoot}\fP をこのように利用する場合、一部の Makefile プログラムでは、中括弧 { } 文字をエスケープする必要があります。たとえば、Inprise MAKE バージョン 5.2  Windows 上で実行する場合は、「\f2{{@docRoot}}\fP」のように、中括弧を二重にする必要があります。さらに、\f2\-bottom\fP などのオプションに対する引数を、単一引用符ではなく、二重引用符で囲む必要があります。 \f2href\fP 引数の値を囲む引用符は省略します。  
.TP 3
2.
ドキュメンテーションコメントの中では、次のように使用します。 
.nf
\f3
D
duke 已提交
1672
.fl
T
tbell 已提交
1673
   /**
D
duke 已提交
1674
.fl
T
tbell 已提交
1675
    * See the <a href="{@docRoot}/copyright.html">Copyright</a>.
D
duke 已提交
1676
.fl
T
tbell 已提交
1677
    */
D
duke 已提交
1678
.fl
T
tbell 已提交
1679
              
D
duke 已提交
1680 1681 1682 1683
.fl
\fP
.fi
.RE
T
tbell 已提交
1684

D
duke 已提交
1685 1686
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1687
このタグが必要な理由は、生成ドキュメントが、サブパッケージと同じ深さを持つ階層構造のディレクトリに格納されるからです。次に例を示します。
D
duke 已提交
1688 1689 1690 1691
.LP
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1692 1693 1694
  <a href="{@docRoot}/copyright.html">
.fl
          
D
duke 已提交
1695 1696 1697
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
1698

D
duke 已提交
1699 1700
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1701
次のように解決されます。
D
duke 已提交
1702 1703
.LP
.nf
T
tbell 已提交
1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710
\f3
.fl
  <a href="../../copyright.html">      java/lang/Object.java の場合
.fl
          
.fl
\fP
D
duke 已提交
1711
.fi
T
tbell 已提交
1712

D
duke 已提交
1713 1714
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1715
および
D
duke 已提交
1716
.LP
T
tbell 已提交
1717 1718 1719 1720 1721 1722 1723 1724
.nf
\f3
.fl
  <a href="../../../copyright.html">   java/lang/ref/Reference.java の場合
.fl
          
.fl
\fP
D
duke 已提交
1725
.fi
T
tbell 已提交
1726

D
duke 已提交
1727 1728 1729 1730
.LP
.LP

.LP
T
tbell 已提交
1731 1732 1733 1734 1735 1736 1737
.RE
.RS 3
.TP 3
@exception\  class\-name\  description 
\f2@exception\fP タグは、\f2@throws\fP タグと同義です。 
.RE

D
duke 已提交
1738
.LP
T
tbell 已提交
1739
.RS 3
D
duke 已提交
1740 1741 1742

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1743

D
duke 已提交
1744
.LP
T
tbell 已提交
1745 1746 1747 1748 1749 1750
.RE
.RS 3
.TP 3
{@inheritDoc}\  
もっとも近い継承可能なクラスまたは実装可能なインタフェースから、このタグの現在のドキュメンテーションコメントに、ドキュメントを継承 (コピー) します。この機能により、より汎用的なコメントを継承ツリーの上位に記述し、コピーしたテキストを使って記述することができます。 
.RE
D
duke 已提交
1751 1752

.LP
T
tbell 已提交
1753 1754
.RS 3

D
duke 已提交
1755 1756
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1757
このタグは、ドキュメンテーションコメントの次の位置でのみ有効です。
D
duke 已提交
1758
.LP
T
tbell 已提交
1759 1760 1761 1762 1763 1764 1765 1766
.RS 3
.TP 2
o
メソッドの主説明ブロック内。この場合、主説明は、上位階層のクラスまたはインタフェースからコピーされる 
.TP 2
o
メソッドの @return@param@throws タグのテキスト引数内。この場合、タグテキストは、上位階層の対応するタグからコピーされる 
.RE
D
duke 已提交
1767 1768 1769

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1770
継承階層でコメントを見つける方法に関する正確な説明について、「メソッドコメントの自動コピー」を参照してください。このタグが見つからない場合、コメントは、この節で説明するルールに応じて、自動的に継承されるかどうかが決まります。
D
duke 已提交
1771 1772 1773 1774 1775
.LP
.LP

.LP
.RE
T
tbell 已提交
1776 1777 1778 1779 1780 1781
.RS 3
.TP 3
{@link\ \  package.class#member\ \  label}\  
表示テキスト \f2label\fP とのインラインリンクを挿入します。 \f2label\fP は、参照クラスの指定されたパッケージ、クラス、またはメンバーの名前のドキュメンテーションを指し示します。このタグは、@return@param@deprecated などの任意のタグのテキスト部分を含む、すべてのドキュメンテーションコメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。 
.RE

D
duke 已提交
1782 1783 1784 1785 1786
.LP
.RS 3

.LP
.LP
T
tbell 已提交
1787
このタグは、\f2@see\fP タグとよく似ています。 どちらのタグも、\f2package.class\fP\f2#\fP\f2member\fP および \f2label\fP の参照の仕方が同じで、有効な構文もまったく同じです。大きな違いは、\f2{@link}\fP は、リンクを [関連項目] セクションに置くのではなく、インラインリンクを生成するということです。また、インラインテキストのほかの部分と区別するために、\f2{@link}\fP タグの最初と最後に中括弧を記述します。ラベルの中で「}」を使う必要がある場合は、HTML エンティティーの「}」を使います。
D
duke 已提交
1788 1789
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1790 1791 1792 1793 1794
1 つの文の中で使用できる \f2{@link}\fP タグの数に制限はありません。このタグは、ドキュメンテーションコメントの主説明部分、または @deprecated@return@param などの任意のタグのテキスト部分で使うことができます。
.LP
.LP
たとえば、次のコメントでは \f2getComponentAt(int, int)\fP メソッドを参照しています。
.LP
D
duke 已提交
1795 1796 1797
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1798 1799 1800
{@link #getComponentAt(int, int) getComponentAt} メソッドを使用します。
.fl
        
D
duke 已提交
1801 1802 1803
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
1804 1805 1806 1807 1808

.LP
.LP
標準ドックレットでは、上記のコメントから次の HTML が生成されます (このコメントが同じパッケージの別のクラスを参照している場合)
.LP
D
duke 已提交
1809 1810 1811
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1812 1813 1814
<a href="Component.html#getComponentAt(int, int)">getComponentAt</a> メソッドを使用します。
.fl
        
D
duke 已提交
1815 1816 1817
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
1818 1819 1820 1821 1822 1823 1824 1825 1826 1827 1828 1829 1830

.LP
.LP
この HTML は、Web ページ上では次のように表示されます。
.LP
.nf
\f3
.fl
getComponentAt メソッドを使用します。
.fl
        
.fl
\fP
D
duke 已提交
1831
.fi
T
tbell 已提交
1832 1833 1834 1835 1836 1837 1838

.LP
.LP
\f2{@link}\fP を、ドキュメント化の対象にしていないクラスにまで拡張するには、\f2\-link\fP オプションを使用します。
.LP
.LP
詳細については、
D
duke 已提交
1839
.na
T
tbell 已提交
1840 1841 1842
\f2{@link} タグのドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#{@link}を参照してください。
D
duke 已提交
1843 1844
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1845

D
duke 已提交
1846 1847
.LP
.RE
T
tbell 已提交
1848 1849 1850 1851 1852 1853
.RS 3
.TP 3
{@linkplain\  package.class#member\  label} 
リンクのラベルがコードフォントではなくプレーンテキストで表示される点以外は \f2{@link}\fP と同じです。ラベルがプレーンテキストで記述されていると便利です。例: 
.RE

D
duke 已提交
1854
.LP
T
tbell 已提交
1855 1856
.RS 3

D
duke 已提交
1857 1858
.LP
.nf
T
tbell 已提交
1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865
\f3
.fl
     {@linkplain add() the overridden method} を参照してください。
.fl
        
.fl
\fP
D
duke 已提交
1866
.fi
T
tbell 已提交
1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881

.LP
.LP
これは以下のように表示されます。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
the overridden method を参照してください。
.LP
.RE
.LP

.LP
D
duke 已提交
1882
.RE
T
tbell 已提交
1883 1884 1885 1886
.RS 3
.TP 3
{@literal\  text} 
テキストを HTML マークアップまたは入れ子になった javadoc タグとして解釈せずに、\f2text\fP を表示します。これにより doc コメントでは、パラメータの種類 (\f2<Object>\fP)、不等号 (\f23 < 4\fP)、または矢印 (\f2<\-\fP) などで、HTML エンティティー (\f2<\fP および \f2>\fP) ではなく、通常の山括弧 (\f2<\fP および \f2>\fP) を使用できます。たとえば doc コメントのテキスト 
D
duke 已提交
1887
.RE
T
tbell 已提交
1888

D
duke 已提交
1889
.LP
T
tbell 已提交
1890 1891
.RS 3

D
duke 已提交
1892 1893
.LP
.nf
T
tbell 已提交
1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900
\f3
.fl
     \fP\f4{@literal A<B>C}\fP\f3
.fl
        
.fl
\fP
D
duke 已提交
1901
.fi
T
tbell 已提交
1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918

.LP
.LP
は、生成された HTML ページはブラウザで次のようにそのまま表示されます。
.LP
.LP
\f2\ \ \ \ \ \fPA<B>C 
.LP
.LP
注目すべき点として、\f2<B>\fP は太字であると解釈されません (コードフォントにならない)
.LP
.LP
コードフォントで同じ機能を実現するには、\f2{@code}\fP を使用します。
.LP
.LP

.LP
D
duke 已提交
1919
.RE
T
tbell 已提交
1920 1921 1922 1923
.RS 3
.TP 3
@param\  parameter\-name description 
指定した \f2parameter\-name\fP と指定した \f2description\fP を使用してパラメータを「Parameters」セクションに追加します。doc コメントを記述するときは、\f2description\fP を複数行に続けることができます。このタグは、メソッド、コンストラクタ、またはクラスの doc コメント内でのみ有効です。 
D
duke 已提交
1924
.RE
T
tbell 已提交
1925 1926 1927 1928

.LP
.RS 3

D
duke 已提交
1929 1930
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1931
\f2parameter\-name\fP は、メソッドまたはコンストラクタでのパラメータの名前か、クラス、メソッドまたはコンストラクタのタイプパラメータの名前になります。山括弧でパラメータ名を囲むと、型パラメータを使用することを指定します。
D
duke 已提交
1932 1933
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1934
クラスの型パラメータの例:
D
duke 已提交
1935 1936 1937 1938
.LP
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1939
     /**
D
duke 已提交
1940
.fl
T
tbell 已提交
1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951
      * @param <E> Type of element stored in a list
.fl
      */
.fl
     public interface List<E> extends Collection<E> {
.fl
     }
.fl
        
.fl
\fP
D
duke 已提交
1952
.fi
T
tbell 已提交
1953

D
duke 已提交
1954 1955
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1956 1957
メソッドの型パラメータの例:
.LP
D
duke 已提交
1958 1959 1960
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977
     /**
.fl
      * @param string  the string to be converted
.fl
      * @param type    the type to convert the string to
.fl
      * @param <T>     the type of the element
.fl
      * @param <V>     the value of the element
.fl
      */
.fl
     <T, V extends T> V convert(String string, Class<T> type) {
.fl
     }
.fl
        
D
duke 已提交
1978
.fl
T
tbell 已提交
1979
\fP
D
duke 已提交
1980
.fi
T
tbell 已提交
1981

D
duke 已提交
1982 1983
.LP
.LP
T
tbell 已提交
1984 1985 1986 1987 1988 1989
詳細については、
.na
\f2@param タグのドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@paramを参照してください。
.LP
D
duke 已提交
1990
.LP
T
tbell 已提交
1991

D
duke 已提交
1992 1993
.LP
.RE
T
tbell 已提交
1994 1995 1996 1997
.RS 3
.TP 3
@return\  description 
[戻り値] セクションを追加して、\f2description\fP のテキストを書き込みます。このテキストでは、戻り値の型と、取り得る値の範囲について記述する必要があります。このタグは、メソッドのドキュメンテーションコメントでのみ有効です。 
D
duke 已提交
1998 1999
.RE

T
tbell 已提交
2000 2001
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
2002 2003 2004

.LP
.LP
T
tbell 已提交
2005 2006 2007
詳細については、
.na
\f2@return タグのドキュメント\fP @
D
duke 已提交
2008
.fi
T
tbell 已提交
2009 2010 2011 2012 2013
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@returnを参照してください。
.LP
.LP

.LP
D
duke 已提交
2014
.RE
T
tbell 已提交
2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031
.RS 3
.TP 3
@see\ \  reference 
[関連項目] 見出しを追加し、\f2reference\fP を指すリンクか、またはテキストエントリを書き込みます。1 つのドキュメンテーションコメントには、任意の数の \f2@see\fP タグを指定できます。 すべての \f2@see\fP タグの内容は、同じの見出しの下にグループ化されます。\f2@see\fP タグには、次の 3 種類の形式があります。 もっともよく使われるのは、3 番目の形式です。このタグは、すべてのドキュメンテーションコメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。パッケージ、クラス、またはメンバーに対するインラインリンクを文中に挿入する方法は、\f2{@link}\fP を参照してください。 
.RS 3
.TP 3
@see "string" 
\f2string\fP のテキストエントリを追加します。リンクは生成されません。\f2string\fP は、書籍または URL ではアクセスできない情報の参照先です。Javadoc ツールは、最初の文字が二重引用符 (\f2"\fP) かどうかを調べて、この形式をほかの 2 つの形式と区別します。例を示します。 
.nf
\f3
.fl
     @see "The Java Programming Language"
.fl
                  
.fl
\fP
.fi
D
duke 已提交
2032
.LP
T
tbell 已提交
2033
これは次のようなテキストを生成します。  
D
duke 已提交
2034
.RE
T
tbell 已提交
2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042
.RS 3
.RS 3

.LP
.RS 3
.TP 3
関連項目: 
The Java Programming Language 
D
duke 已提交
2043
.RE
T
tbell 已提交
2044 2045

.LP
D
duke 已提交
2046 2047
.RE
.RE
T
tbell 已提交
2048 2049 2050
.TP 3
@see <a href="URL#value">label</a> 
\f2URL\fP#\f2value\fP で定義されたとおりにリンクを追加します。\f2URL\fP#\f2value\fP は、相対 URL または絶対 URL です。Javadoc ツールは、最初の文字が「より小さい」記号 (\f2<\fP) かどうかを調べて、この形式をほかの 2 つの形式と区別します。例を示します。 
D
duke 已提交
2051 2052 2053
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
2054
     @see <a href="spec.html#section">Java Spec</a>
D
duke 已提交
2055
.fl
T
tbell 已提交
2056 2057 2058
            
.fl
\fP
D
duke 已提交
2059 2060
.fi
.LP
T
tbell 已提交
2061 2062
これは次のようなリンクを生成します。  
.RS 3
D
duke 已提交
2063 2064
.RS 3
.TP 3
T
tbell 已提交
2065 2066 2067
関連項目: 
Java Spec 
.RE
D
duke 已提交
2068 2069
.RE
.RE
T
tbell 已提交
2070 2071
.RS 3

D
duke 已提交
2072 2073
.LP
.LP
T
tbell 已提交
2074

D
duke 已提交
2075
.LP
T
tbell 已提交
2076 2077
.RE
.RS 3
D
duke 已提交
2078
.TP 3
T
tbell 已提交
2079 2080 2081 2082 2083 2084 2085 2086 2087 2088 2089 2090 2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 2117 2118 2119 2120 2121 2122 2123 2124 2125 2126 2127 2128 2129 2130 2131 2132 2133 2134
@see\  package.class#member\  label 
指定された名前を持つ、参照されている Java 言語のメンバーについてのドキュメントを指すリンクを、表示テキスト \f2label\fP とともに追加します。\f2label\fP は省略可能です。 \f2label\fP を省略すると、リンク先のメンバーの名前が適切に短縮されて表示されます。 「名前が表示される方法」を参照してください。\-noqualifier を使用すると、表示テキストからパッケージ名が全体的に削除されます。ラベルは、自動生成される表示テキストとは異なる表示テキストを指定する場合に使います。 
.LP
バージョン 1.2 だけは、ラベルではなく、名前が <code> HTML タグ内に自動的に表示されます。 1.2.2 からは、ラベルを使用するか、しないかにかかわらず、<code> は常に表示テキストを囲むかたちで、含まれます。 
.LP
.RS 3
.TP 2
o
\f4package.class\fP\f4#\fP\f4member\fP には、参照されている任意の有効なプログラム要素の名前を指定します。 つまり、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、またはフィールドの名前です。 ただし、メンバー名ーの前のドットは、シャープ記号 (\f2#\fP) で置き換えます。\f2class\fP は、任意のトップレベルまたは入れ子にされたクラスまたはインタフェースを表します。\f2member\fP は、任意のコンストラクタ、メソッドまたはフィールド (入れ子にされたクラスまたはインタフェースではない) を表します。指定した名前が、ドキュメント化されているクラスに含まれている場合、Javadoc ツールは、その名前へのリンクを自動的に作成します。外部参照クラスへのリンクを作成するには、\f2\-link\fP オプションを使います。参照クラスに属していない名前のドキュメントを参照するには、ほかの 2 つの形式の \f2@see\fP タグを使います。この引数については、このあとの「名前の指定」で詳しく説明します。 
.TP 2
o
\f4label\fP は、省略可能なテキストで、リンクのラベルとして表示されます。\f2label\fP には空白を含めることができます。\f2label\fP を省略すると、\f2package.class.member\fP が、現在のクラスおよびパッケージに応じて適切に短縮されて表示されます。 「名前が表示される方法」を参照してください。 
.TP 2
o
空白文字は、\f2package.class\fP\f2#\fP\f2member\fP と \f2label\fP の間の区切り文字です。括弧の内側の空白文字はラベルの先頭とは解釈されないため、メソッドのパラメータ間に空白文字を入れてもかまいません。 
.RE
.LP
\f3例\fP \- この例では、\f2Character\fP クラスにある \f2@see\fP タグが、\f2String\fP クラスの \f2equals\fP メソッドを参照しています。タグには、名前 \f2String#equals(Object)\fP とラベル \f2equals\fP の両方の引数が含まれています。 
.RS 3

.LP
.nf
\f3
.fl
 /**
.fl
  * @see String#equals(Object) equals
.fl
  */
.fl
            
.fl
\fP
.fi
.RE
.LP
標準ドックレットは、次のような HTML を生成します。 
.RS 3

.LP
.nf
\f3
.fl
<dl>
.fl
<dt><b>See also:</b>
.fl
<dd><a href="../../java/lang/String#equals(java.lang.Object)"><code>equals<code></a>
.fl
</dl>
.fl
            
.fl
\fP
.fi
.RE
D
duke 已提交
2135
.LP
T
tbell 已提交
2136 2137 2138
これは、ブラウザでは次のように表示され、ラベルがリンクテキストになります。  
.RS 3
.RS 3
D
duke 已提交
2139
.TP 3
T
tbell 已提交
2140 2141 2142 2143 2144 2145 2146 2147 2148 2149 2150 2151 2152 2153 2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161
関連項目: 
equals 
.RE
.RE
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.LP

.LP
.LP
\f3名前の指定\fP \- このタグに指定する \f2package.class\fP\f2#\fP\f2member\fP という名前は、\f2java.lang.String#toUpperCase()\fP のように完全指定することも、\f2String#toUpperCase()\fP や \f2#toUpperCase()\fP のように部分的に指定することもできます。名前が完全指定されていない場合、Javadoc ツールは、Java コンパイラの通常の検索順序でその名前を検索します。詳細は、このあとの「@see の検索順序」を参照してください。名前には、メソッドの複数の引数の間など、括弧の内側であれば空白を含めることができます。
.LP
.LP
「部分的に指定」した短い名前を指定することの利点は、入力する文字数が減ることや、ソースコードが読みやすくなることです。次の表に、さまざまな形式の名前を示します。 この表の中で、\f2Class\fP にはクラスまたはインタフェースを、\f2Type\fP にはクラス、インタフェース、配列、または基本データ型を、そして \f2method\fP にはメソッドまたはコンストラクタを指定できます。
.LP
.LP

.LP
D
duke 已提交
2162
.RE
T
tbell 已提交
2163 2164
.RS 3
.RS 3
D
duke 已提交
2165
.LP
T
tbell 已提交
2166 2167 2168 2169 2170 2171 2172 2173 2174 2175 2176 2177 2178 2179 2180 2181 2182 2183 2184 2185 2186 2187 2188 2189 2190 2191 2192 2193 2194 2195 2196 2197 2198 2199 2200 2201 2202 2203 2204 2205 2206 2207 2208 2209 2210 2211 2212 2213 2214 2215 2216 2217 2218 2219 2220 2221 2222 2223 2224 2225 2226 2227 2228 2229 2230 2231 2232 2233 2234 2235 2236 2237 2238 2239 2240 2241 2242 2243 2244 2245 2246 2247 2248 2249 2250 2251 2252 2253 2254 2255 2256 2257 2258 2259 2260 2261 2262 2263 2264 2265 2266 2267 2268 2269 2270 2271 2272 2273 2274 2275 2276 2277 2278 2279 2280 2281 2282 2283 2284 2285 2286 2287 2288 2289 2290 2291 2292 2293 2294 2295 2296 2297 2298 2299 2300 2301 2302 2303 2304 2305 2306 2307 2308 2309 2310
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f4@see\fP\f3\ \fP\f4package.class#member\fP\f3 の一般的な形式\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f3現在のクラスのメンバーを参照する\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2#\fP\f2field\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2#\fP\f2method(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2#\fP\f2method(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2#\fP\f2constructor(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2#\fP\f2constructor(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di c+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f3現在の、またはインポートされたパッケージの別のクラスを参照する\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP\f2#\fP\f2field\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP\f2#\fP\f2method(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP\f2#\fP\f2method(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP\f2#\fP\f2constructor(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP\f2#\fP\f2constructor(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class.NestedClass\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2Class\fP
.br
.di
.nr c| \n(dn
.nr c- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di d+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f3別のパッケージの要素を参照する\fP\ (完全修飾)
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP\f2#\fP\f2field\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP\f2#\fP\f2method(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP\f2#\fP\f2method(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP\f2#\fP\f2constructor(Type,\ Type,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP\f2#\fP\f2constructor(Type\ argname,\ Type\ argname,...)\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class.NestedClass\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package.Class\fP
.br
\f2@see\fP\ \f2package\fP
.br
.di
.nr d| \n(dn
.nr d- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(b-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(c-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(d-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
2311
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 1860 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
2312 2313 2314 2315 2316 2317 2318 2319 2320 2321 2322 2323 2324 2325 2326 2327 2328 2329 2330 2331 2332 2333 2334 2335 2336 2337 2338 2339 2340 2341 2342 2343 2344 2345 2346 2347 2348 2349 2350 2351 2352 2353 2354 2355 2356 2357 2358 2359 2360 2361 2362 2363 2364 2365 2366 2367 2368 2369 2370 2371 2372 2373 2374 2375 2376 2377 2378 2379 2380 2381 2382 2383 2384 2385 2386 2387 2388 2389 2390 2391 2392 2393 2394 2395 2396 2397 2398
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(c|u+\n(.Vu
.if (\n(c|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(c|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.c+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(d|u+\n(.Vu
.if (\n(d|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(d|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.d+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.rm c+
.rm d+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-58
D
duke 已提交
2399
.RE
T
tbell 已提交
2400 2401 2402 2403 2404 2405 2406 2407
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.LP
上の表に対する補足事項を次に示します。
D
duke 已提交
2408 2409 2410 2411
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
2412
最初の種類の形式 (パッケージとクラスを省略) の場合、Javadoc ツールは、現在のクラスの階層だけを検索します。つまり、現在のクラスかインタフェース、そのスーパークラスかスーパーインタフェース、または現在のクラスかインタフェースを囲んでいるクラスかインタフェースからメンバーを検索します (このあとの検索手順 1 〜 3)。現在のパッケージのほかの部分や、ほかのパッケージは検索しません (検索手順 4 〜 5)。 
D
duke 已提交
2413 2414
.TP 2
o
T
tbell 已提交
2415 2416 2417 2418 2419 2420 2421 2422 2423 2424 2425 2426 2427 2428 2429 2430 2431 2432 2433 2434 2435 2436 2437 2438 2439 2440 2441 2442 2443 2444 2445 2446 2447 2448 2449 2450 2451 2452 2453 2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460
メソッドまたはコンストラクタを指定するときに括弧を付けずに名前だけ (\f2getValue\fP など) を使用した場合、同じ名前のフィールドが存在しなければ、Javadoc ツールはそのメソッドに対して正しくリンクを作成します。 ただし、括弧と引数を追加するように促す警告メッセージを出力します。このメソッドがオーバーロードされている場合、Javadoc ツールは、検索で最初に見つかったメソッドにリンクします。 結果は前もって特定できません。 
.TP 2
o
入れ子にされたクラスは、上記のどの形式の場合も、単に「\f2inner\fP」ではなく、「\f2outer\fP\f2.\fP\f2inner\fP」として指定しなければなりません。 
.TP 2
o
すでに述べたとおり、クラスとメンバーを区切るために、ドット (\f2.\fP) ではなくシャープ記号 (\f2#\fP) を使用することに注意してください。このように指定すると、Javadoc ツールは、あいまいさを解決できます。 ドットは、クラス、入れ子にされたクラス、パッケージ、およびサブパッケージを区切るためにも使用されます。ただし、Javadoc ツールでは一般に許容範囲が広く、あいまいさがなければ、ドットでも正しく解析されます。 その場合でも警告は表示されます。 
.RE

.LP
.LP
\f3@see の検索順序\fP \- Javadoc ツールは、ソースファイル (.java)、パッケージファイル (package.html または package\-info.java)、または概要ファイル (overview.html) の中に登場する \f2@see\fP タグを処理します。後者の 2 つのファイルでは、完全指定の名前を \f2@see\fP タグに指定しなければなりません。ソースファイルでは、完全指定の名前、または部分指定の名前を指定できます。
.LP
.LP
Javadoc ツールは、\f2.java\fP ファイル内で完全指定でない名前が記述された \f2@see\fP タグを見つけると、Java コンパイラと同じ順序で指定された名前を検索します。 ただし、Javadoc ツールは、特定の名前空間のあいまいさを検出しません。 これは、ソースコードにこれらのエラーが存在していないことを前提としているためです。この検索順序は、Java 言語仕様第 2 版の第 6 章「Names」で正式に定義されています。Javadoc ツールは、関連するクラスとパッケージ、およびインポートされたクラスとパッケージのすべてから名前を検索します。具体的には、次の順序で検索します。
.LP
.RS 3
.TP 3
1.
現在のクラスまたはインタフェース 
.TP 3
2.
外側を囲んでいるクラスとインタフェース (もっとも近いものから検索) 
.TP 3
3.
スーパークラスとスーパーインタフェース (もっとも近いものから検索) 
.TP 3
4.
現在のパッケージ 
.TP 3
5.
インポートされているパッケージ、クラス、およびインタフェース (import 文の順序に従って検索) 
.RE

.LP
.LP
Javadoc ツールは、各クラスについて手順 1 〜 3 を再帰的に適用しながら、一致する名前が見つかるまで検索を続けます。つまり、まず現在のクラスを検索し、次にそのクラスを囲んでいるクラス E を検索し、その次に E のスーパークラスを検索し、さらにその次に E を囲んでいるクラスを検索します。 手順 4 と 5 では、1 つのパッケージ内のクラスまたはインタフェースを検索する順序は決まっていません。 その順序は、個々のコンパイラによって異なります。手順 5 では、Javadoc ツールは、java.lang を検索します。 このパッケージは、すべてのプログラムに自動的にインポートされるからです。
.LP
.LP
Javadoc ツールは、必ずしもサブクラスを検索するとは限りません。 また、javadoc の実行中にほかのパッケージのドキュメントが生成される場合でも、ほかのパッケージを検索しません。たとえば、\f2@see\fP タグが \f2java.awt.event.KeyEvent\fP クラス内にあって、\f2java.awt\fP パッケージにある名前を参照している場合、Javadoc は、そのクラスがインポートしないかぎりそのパッケージを検索しません。
.LP
.LP
\f3名前が表示される方法\fP \- \f2label\fP を省略すると、\f2package.class.member\fP が表示されます。一般に、package.class.member は、現在のクラスおよびパッケージに応じて適切に短縮されます。「短縮される」とは、必要最小限の名前だけが表示されるということです。たとえば、\f2String.toUpperCase()\fP メソッドに、同じクラスのメンバーへの参照とほかのクラスのメンバーへの参照が含まれている場合、クラス名が表示されるのは後者のケースだけです (次の表を参照)。
.LP
.LP
パッケージ名を広域的に削除するには、\-noqualifier を使用します。
D
duke 已提交
2461
.br
T
tbell 已提交
2462 2463

.LP
D
duke 已提交
2464
.RE
T
tbell 已提交
2465 2466
.RS 3
.RS 3
D
duke 已提交
2467
.LP
T
tbell 已提交
2468 2469 2470 2471 2472 2473 2474 2475 2476 2477 2478 2479 2480 2481 2482 2483 2484 2485 2486 2487 2488 2489 2490 2491 2492 2493 2494 2495 2496 2497 2498 2499 2500 2501 2502 2503 2504 2505 2506 2507 2508 2509 2510 2511 2512 2513 2514 2515 2516 2517 2518 2519 2520 2521 2522 2523 2524 2525 2526 2527 2528 2529 2530 2531 2532 2533 2534 2535 2536 2537 2538 2539 2540 2541 2542 2543 2544 2545 2546 2547 2548 2549 2550 2551 2552 2553 2554 2555 2556 2557 2558 2559 2560 2561 2562 2563 2564 2565 2566 2567 2568 2569 2570 2571 2572 2573 2574 2575 2576 2577 2578 2579 2580 2581 2582 2583 2584 2585 2586 2587 2588 2589 2590 2591 2592 2593 2594 2595 2596 2597 2598 2599 2600 2601 2602 2603 2604 2605 2606 2607 2608 2609 2610 2611 2612 2613 2614 2615 2616 2617 2618 2619 2620 2621 2622 2623 2624 2625 2626 2627 2628 2629 2630 2631 2632 2633 2634 2635 2636 2637 2638 2639 2640 2641 2642 2643 2644 2645 2646 2647 2648 2649 2650 2651 2652 2653 2654 2655 2656 2657 2658 2659 2660 2661 2662 2663 2664 2665 2666 2667 2668 2669 2670 2671 2672 2673 2674 2675 2676 2677 2678
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80 81 82
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 81
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
\f4String.toUpperCase()\fP\f3 での例\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP タグが同じクラスのメンバーを参照している
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 82
.br
.di c+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(82 .ll \n(82u
.in 0
\f2toLowerCase()\fP (クラス名は省略)
.br
.di
.nr c| \n(dn
.nr c- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di d+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP タグが別のクラスのメンバーを参照している
.br
.di
.nr d| \n(dn
.nr d- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 81
.br
.di e+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
\f2@see Character#toLowerCase(char)\fP
.br
.di
.nr e| \n(dn
.nr e- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 82
.br
.di f+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(82 .ll \n(82u
.in 0
\f2Character.toLowerCase(char)\fP (パッケージ名は省略し、クラス名を含む)
.br
.di
.nr f| \n(dn
.nr f- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di g+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP タグが別のクラスのメンバーを参照している
.br
.di
.nr g| \n(dn
.nr g- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 81
.br
.di h+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
\f2@see java.io.File#exists()\fP
.br
.di
.nr h| \n(dn
.nr h- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 82
.br
.di i+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(82 .ll \n(82u
.in 0
\f2java.io.File.exists()\fP (パッケージ名とクラス名を含む)
.br
.di
.nr i| \n(dn
.nr i- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 38 \w\f3参照の種類\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.80
.rm 80
.nr 38 \n(b-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(d-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(g-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 81 0
.nr 38 \w\f2@see String#toLowerCase()\fP
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.81
.rm 81
.nr 38 \n(a-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \n(e-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \n(h-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 82 0
.nr 38 \w\f3表示される名前\fP
.if \n(82<\n(38 .nr 82 \n(38
.82
.rm 82
.nr 38 \n(c-
.if \n(82<\n(38 .nr 82 \n(38
.nr 38 \n(f-
.if \n(82<\n(38 .nr 82 \n(38
.nr 38 \n(i-
.if \n(82<\n(38 .nr 82 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr 41 \n(80+(3*\n(38)
.nr 81 +\n(41
.nr 42 \n(81+(3*\n(38)
.nr 82 +\n(42
.nr TW \n(82
2679
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 1958 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
2680 2681 2682 2683 2684 2685 2686 2687 2688 2689 2690 2691 2692 2693 2694 2695 2696 2697 2698 2699 2700 2701 2702 2703 2704 2705 2706 2707 2708 2709 2710 2711 2712 2713 2714 2715 2716 2717 2718 2719 2720 2721 2722 2723 2724 2725 2726 2727 2728 2729 2730 2731 2732 2733 2734 2735 2736 2737 2738 2739 2740 2741 2742 2743 2744 2745 2746 2747 2748 2749 2750 2751 2752 2753 2754 2755 2756 2757 2758 2759 2760 2761 2762 2763 2764 2765 2766 2767 2768 2769 2770 2771 2772 2773 2774 2775 2776 2777 2778 2779 2780 2781 2782 2783 2784 2785 2786 2787 2788 2789 2790 2791 2792 2793 2794 2795 2796 2797 2798 2799 2800 2801 2802 2803 2804 2805 2806 2807 2808 2809 2810 2811 2812 2813 2814 2815 2816
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u \n(82u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f3参照の種類\fP\h'|\n(41u'\h'|\n(42u'\f3表示される名前\fP
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.ne \n(c|u+\n(.Vu
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(c|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(c|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u \n(82u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\h'|\n(41u'\f2@see String#toLowerCase()\fP\h'|\n(42u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(42u
.in +\n(37u
.c+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(d|u+\n(.Vu
.ne \n(e|u+\n(.Vu
.ne \n(f|u+\n(.Vu
.if (\n(d|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(d|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(e|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(e|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(f|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(f|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u \n(82u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\h'|\n(41u'\h'|\n(42u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.d+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.e+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(42u
.in +\n(37u
.f+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(g|u+\n(.Vu
.ne \n(h|u+\n(.Vu
.ne \n(i|u+\n(.Vu
.if (\n(g|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(g|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(h|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(h|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(i|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(i|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u \n(82u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\h'|\n(41u'\h'|\n(42u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.g+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.h+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(42u
.in +\n(37u
.i+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.rm c+
.rm d+
.rm e+
.rm f+
.rm g+
.rm h+
.rm i+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-28
D
duke 已提交
2817
.RE
T
tbell 已提交
2818 2819 2820 2821 2822 2823
.RE

.LP
.RS 3

.LP
D
duke 已提交
2824
.LP
T
tbell 已提交
2825 2826 2827
\f3@see の例\fP
.br
右側のコメントは、\f2@see\fP タグが別のパッケージ (\f2java.applet.Applet\fP など) のクラス内にある場合に、名前がどのように表示されるかを示しています。
D
duke 已提交
2828 2829
.LP
.nf
T
tbell 已提交
2830 2831 2832 2833 2834 2835 2836 2837 2838 2839 2840 2841 2842 2843 2844 2845 2846 2847 2848 2849 2850 2851 2852 2853 2854 2855 2856 2857 2858 2859 2860 2861 2862 2863 2864
\f3
.fl
                                           関連項目: 
.fl
@see java.lang.String                   //  String                          \fP\f3 
.fl
@see java.lang.String The String class  //  The String class                \fP\f3 
.fl
@see String                             //  String                          \fP\f3 
.fl
@see String#equals(Object)              //  String.equals(Object)           \fP\f3 
.fl
@see String#equals                      //  String.equals(java.lang.Object) \fP\f3  
.fl
@see java.lang.Object#wait(long)        //  java.lang.Object.wait(long)     \fP\f3 
.fl
@see Character#MAX_RADIX                //  Character.MAX_RADIX             \fP\f3 
.fl
@see <a href="spec.html">Java Spec</a>  //  Java Spec           \fP\f3 
.fl
@see "The Java Programming Language"    //  "The Java Programming Language"        \fP\f3 
.fl
          
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
\f2@see\fP を、ドキュメント化の対象にしていないクラスにまで拡張するには、\f2\-link\fP オプションを使用します。
.LP
.LP
詳細については、
.na
\f2@see タグのドキュメント\fP @
D
duke 已提交
2865
.fi
T
tbell 已提交
2866 2867
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@seeを参照してください。
.LP
D
duke 已提交
2868 2869
.RE
.LP
T
tbell 已提交
2870 2871 2872 2873 2874 2875

.LP
.RS 3
.TP 3
@serial\  field\-description | include | exclude 
デフォルトの直列化可能フィールドのドキュメンテーションコメントで使用します。 
D
duke 已提交
2876
.RE
T
tbell 已提交
2877 2878 2879 2880 2881 2882 2883

.LP
.RS 3

.LP
.LP
\f2field\-description\fP (省略可能) では、フィールドの意味を説明し、取り得る値のリストを示す必要があります。必要に応じて、複数の行に渡って説明を記述できます。標準ドックレットは、この情報を、直列化された形式のページに追加します。
D
duke 已提交
2884
.LP
T
tbell 已提交
2885 2886 2887 2888 2889 2890 2891
.LP
クラスを直列化したあとしばらくしてから直列化可能フィールドをクラスに追加した場合、主説明に、追加したバージョンを識別する文を追加する必要があります。
.LP
.LP
\f2include\fP および \f2exclude\fP 引数は、直列化された形式のページにクラスまたはパッケージを含めるか除外するかを示します。これらの引数には、次のような効果があります。
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
2892
.TP 2
T
tbell 已提交
2893 2894
o
\f2Serializable\fP を実装している public または protected クラスは、通常はそのページに含められます。 ただし、そのクラスまたはそのクラスが属するパッケージが \f2@serial exclude\fP で指定されていると、そのページから除外されます。 
D
duke 已提交
2895
.TP 2
T
tbell 已提交
2896 2897 2898 2899 2900 2901 2902 2903 2904 2905 2906 2907 2908 2909 2910 2911 2912 2913 2914
o
\f2Serializable\fP を実装している private または package private クラスは、通常はそのページから除外されます。 ただし、そのクラスまたはそのクラスが属するパッケージが \f2@serial include\fP で指定されていると、そのページに含められます。 
.RE

.LP
.LP
例: \f2javax.swing\fP パッケージは、\f2@serial exclude\fP で指定されています (\f2package.html\fP または \f2package\-info.java\fP 内)。public クラス \f2java.security.BasicPermission\fP は、\f2@serial exclude\fP で指定されています。package private クラス \f2java.util.PropertyPermissionCollection\fP は、\f2@serial include\fP で指定されています。
.LP
.LP
クラスレベルで指定された @serial タグは、パッケージレベルで指定された @serial タグをオーバーライドします。
.LP
.LP
これらのタグの使用法についての詳細と使用例は、「Java オブジェクト直列化仕様」の第 1.6 節
.na
\f2「クラスの直列化可能なフィールドおよびデータの文書化」\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/platform/serialization/spec/serial\-arch.htmlを参照してください。また、
.na
\f2「直列化の FAQ」\fP @
D
duke 已提交
2915
.fi
T
tbell 已提交
2916 2917 2918 2919 2920 2921 2922 2923 2924 2925 2926 2927 2928 2929
http://java.sun.com/products/jdk/serialization/faq/#javadoc_warn_missingも参照してください。 この FAQ には、「\-private スイッチを指定しないで javadoc を実行しているのに private フィールドの @serial タグが見つからないという javadoc の警告が表示される」などの一般的な質問への回答が記載されています。直列化形式仕様にクラスを含める場合には、
.na
\f2「Sun の仕様」\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingapispecs/serialized\-criteria.htmlも参照してください。
.LP
.LP

.LP
.RE
.RS 3
.TP 3
@serialField\  field\-name\  field\-type\  field\-description 
\f2Serializable\fP クラスの \f2serialPersistentFields\fP メンバーの \f2ObjectStreamField\fP コンポーネントをドキュメント化します。各 \f2ObjectStreamField\fP コンポーネントに対して \f2@serialField\fP タグを 1 つ使う必要があります。 
D
duke 已提交
2930
.RE
T
tbell 已提交
2931 2932 2933 2934 2935 2936 2937

.LP
.RS 3

.LP
.LP

D
duke 已提交
2938
.LP
T
tbell 已提交
2939 2940 2941 2942 2943 2944 2945 2946 2947 2948 2949 2950 2951 2952 2953 2954 2955 2956 2957 2958 2959 2960 2961 2962 2963 2964 2965 2966 2967 2968 2969 2970 2971 2972 2973 2974 2975 2976 2977 2978 2979 2980 2981 2982 2983 2984 2985 2986 2987 2988 2989 2990 2991 2992 2993 2994 2995 2996 2997 2998 2999 3000 3001 3002 3003 3004 3005 3006 3007 3008 3009 3010 3011 3012 3013 3014 3015 3016 3017 3018 3019 3020 3021 3022 3023 3024 3025 3026 3027 3028 3029 3030 3031 3032 3033 3034 3035 3036 3037 3038 3039 3040 3041 3042 3043 3044 3045 3046 3047 3048 3049 3050 3051 3052 3053 3054 3055 3056 3057 3058 3059 3060 3061 3062 3063 3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085 3086 3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 3103 3104 3105 3106 3107 3108 3109 3110 3111 3112 3113 3114 3115 3116 3117 3118 3119 3120 3121 3122 3123 3124 3125 3126 3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140 3141 3142 3143 3144 3145 3146 3147 3148 3149 3150 3151 3152 3153 3154 3155 3156 3157 3158 3159 3160 3161 3162 3163 3164 3165 3166 3167 3168 3169 3170 3171 3172 3173 3174 3175 3176 3177 3178 3179 3180 3181
.RE
.RS 3
.TP 3
@serialData\  data\-description 
\f2data\-description\fP は、直列化された形式でのデータの型と順序を説明するテキストです。このデータには、特に、\f2writeObject\fP メソッドによって書き込まれる省略可能なデータ、および \f2Externalizable.writeExternal\fP メソッドによって書き込まれるすべてのデータ (基底クラスを含む) が含まれます。 
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.LP
\f2@serialData\fP タグは、\f2writeObject\fP、\f2readObject\fP、\f2writeExternal\fP、\f2readExternal\fP、\f2writeReplace\fP、および \f2readResolve\fP メソッドのドキュメンテーションコメントで使用できます。
.LP
.LP

.LP
.RE
.RS 3
.TP 3
@since\  since\-text 
生成ドキュメントに [導入されたバージョン] 見出しを追加し、指定された \f2since\-text\fP を書き込みます。このテキストには、特別な内部構造はありません。このタグは、すべてのドキュメンテーションコメント、つまり概要、パッケージ、クラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、およびフィールドで有効です。このタグは、特定の変更または機能が、\f2since\-text\fP に示されたソフトウェアリリース以降、存在していることを意味します。例を示します。 
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.nf
\f3
.fl
    @since 1.5
.fl
        
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
Java プラットフォームのソースコードの場合、このタグは、Java プラットフォーム API 仕様のバージョンを示します。 その変更や機能がリファレンス実装に追加された時期を示すとは限りません。複数の @since タグを使用でき、複数の @author タグのように扱われます。プログラム要素が複数の API で使用される場合、複数のタグを使用できます。
.LP
.LP

.LP
.RE
.RS 3
.TP 3
@throws\  class\-name\  description\  
\f2@throws\fP タグと \f2@exception\fP タグは同義です。生成ドキュメントに [例外] 小見出しを追加して、\f2class\-name\fP と \f2description\fP テキストを書き込みます。\f2class\-name\fP は、そのメソッドからスローされる可能性のある例外の名前です。このタグは、メソッド、コンストラクタの doc コメント内でのみ有効です。このクラスが完全指定の名前で記述されていない場合、Javadoc ツールは、検索順序に従ってクラスを探します。同じまたは異なる例外の doc コメントで、複数の \f2@throws\fP タグを使用できます。 
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.LP
すべてのチェック済み例外がドキュメント化されるようにするために、\f2@throws\fP タグが throws 節内の例外用に存在しない場合は、@throws タグのあるドキュメントであるかのように、Javadoc ツールによって例外が HTML 出力に説明なしで自動的に追加されます。
.LP
.LP
オーバーライドされるメソッド内で例外が明示的に宣言されている場合のみ、\f2@throws\fP ドキュメンテーションをそのメソッドからサブクラスにコピーされます。インタフェースメソッドから実装メソッドにコピーされる場合も同様です。@throws にドキュメンテーションを継承させるには、{@inheritDoc} を使用できます。
.LP
.LP
詳細については、
.na
\f2@throws タグのドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@exceptionを参照してください。
.LP
.LP

.LP
.RE
.RS 3
.TP 3
{@value\  package.class#field} 
\f2{@value}\fP が静的フィールドの doc コメントで 引数なしで使用されている場合、その定数の値が表示されます。 
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.nf
\f3
.fl
    /**
.fl
     * The value of this constant is {@value}.
.fl
     */
.fl
    public static final String SCRIPT_START = "<script>"
.fl
        
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
任意の doc コメント内で引数 \f2package.class#field\fP ありで使用されている場合は、指定した定数の値が表示されます。
.LP
.nf
\f3
.fl
    /**
.fl
     * Evaluates the script starting with {@value #SCRIPT_START}.
.fl
     */
.fl
    public String evalScript(String script) {
.fl
    }
.fl
        
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
引数 \f2package.class#field\fP は、@see 引数と同一の形式になります。ただし、メンバーが静的フィールドになければならない点が異なります。
.LP
.LP
これらの定数での値は、
.na
\f2定数フィールド値\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/constant\-values.htmlページにも表示されます。
.LP
.LP

.LP
.RE
.RS 3
.TP 3
@version\  version\-text 
\-version オプションが使われている場合、生成ドキュメントに [バージョン] 小見出しを追加して、指定された \f2version\-text\fP を書き込みます。このタグは、このコードが含まれるソフトウェアの現在のバージョン番号を保持するように意図されています。 これに対し、@since は、このコードが導入されたバージョン番号を保持します。\f2version\-text\fP には、特別な内部構造はありません。バージョンタグを使用できる場所を調べるには、「タグを使用できる場所」を参照してください。 
.RE

.LP
.RS 3

.LP
.LP
1 つのドキュメンテーションコメントに複数の \f2@version\fP タグを含めることができます。必要に応じて、\f2@version\fP タグごとに 1 つのバージョン番号を指定することも、タグごとに複数のバージョン番号を指定することもできます。前者の場合は、Javadoc ツールによって、名前と名前の間にコンマ (\f2,\fP) とスペースが挿入されます。後者の場合は、テキスト全体が、解析されることなく、生成ドキュメントにそのままコピーされます。したがって、コンマではなく、各言語に対応した名前区切り文字を使う必要があるときは、1 つのタグに複数の名前を指定してください。
.LP
.LP
詳細については、
.na
\f2@version タグのドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#@versionを参照してください。
.LP
.RE
.LP
.SS 
タグを使用できる場所
.LP
ここでは、タグを使用できる場所について説明します。\f2@see\fP、\f2@since\fP、\f2@deprecated\fP、\f2{@link}\fP、\f2{@linkplain}\fP および \f2{@docroot}\fP のタグは、すべての doc コメントで使用できます。
.RS 3

.LP
.SS 
概要のドキュメンテーションタグ
.LP
.LP
概要タグは、概要ページのドキュメンテーションコメントで使用できるタグです。 このドキュメンテーションコメントは、通常 \f2overview.html\fP という名前ソースファイル内にあります。ほかのドキュメンテーションコメントの場合と同様に、これらのタグは、主説明のあとで使う必要があります。
.LP
.LP
\f3注\fP \- バージョン 1.2 では、概要ドキュメント内の \f2{@link}\fP タグにバグがあります。テキストは正しく表示されますが、リンクが設定されません。現在のところ、\f2{@docRoot}\fP タグは、概要ドキュメント内では動作しません。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP
.br
\f2@since\fP
.br
\f2@author\fP
.br
\f2@version\fP
.br
\f2{@link}\fP
.br
\f2{@linkplain}\fP
.br
\f2{@docRoot}\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 38 \w\f3概要タグ\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
3182
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2279 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
3183 3184 3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 3221 3222 3223 3224 3225 3226 3227 3228 3229 3230 3231 3232 3233 3234 3235 3236 3237 3238 3239 3240 3241 3242 3243 3244 3245 3246 3247 3248 3249 3250 3251 3252 3253 3254 3255 3256 3257 3258 3259 3260 3261 3262 3263 3264 3265 3266 3267 3268 3269 3270 3271 3272 3273 3274 3275 3276 3277 3278 3279 3280 3281 3282 3283 3284 3285 3286 3287 3288 3289 3290 3291 3292 3293 3294 3295 3296 3297 3298 3299 3300 3301 3302
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f3概要タグ\fP
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-20

.LP
.RE
.SS 
パッケージドキュメンテーションタグ
.LP
.LP
パッケージタグは、パッケージのドキュメンテーションコメントで使用できるタグです。 このドキュメンテーションコメントは、\f2package.html\fP または \f2package\-info.java\fP という名前のソースファイル内にあります。ここで使用できる \f2@serial\fP タグは、\f2include\fP または \f2exclude\fP 引数を指定したものだけです。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP
.br
\f2@since\fP
.br
\f2@serial\fP
.br
\f2@author\fP
.br
\f2@version\fP
.br
\f2{@link}\fP
.br
\f2{@linkplain}\fP
.br
\f2{@docRoot}\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 38 \w\f3パッケージタグ\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
3303
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2315 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
3304 3305 3306 3307 3308 3309 3310 3311 3312 3313 3314 3315 3316 3317 3318 3319 3320 3321 3322 3323 3324 3325 3326 3327 3328 3329 3330 3331 3332 3333 3334 3335 3336 3337 3338 3339 3340 3341 3342 3343 3344 3345 3346 3347 3348 3349 3350 3351 3352 3353 3354 3355 3356 3357 3358 3359 3360 3361 3362 3363 3364 3365 3366 3367 3368 3369 3370 3371 3372 3373 3374 3375 3376 3377 3378 3379 3380 3381 3382 3383 3384 3385 3386 3387 3388 3389 3390 3391 3392 3393 3394 3395 3396 3397 3398 3399 3400 3401 3402 3403 3404 3405 3406 3407 3408 3409 3410 3411 3412 3413 3414 3415 3416 3417 3418 3419 3420 3421 3422 3423 3424 3425 3426 3427 3428 3429 3430 3431 3432 3433 3434 3435 3436 3437 3438 3439 3440 3441
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f3パッケージタグ\fP
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-22

.LP
.RE
.SS 
クラスおよびインタフェースドキュメンテーションタグ
.LP
.LP
次に、クラスまたはインタフェースのドキュメンテーションコメントで使用できるタグを示します。ここで使用できる \f2@serial\fP タグは、\f2include\fP または \f2exclude\fP 引数を指定したものだけです。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f3クラスおよびインタフェースタグ\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP
.br
\f2@since\fP
.br
\f2@deprecated\fP
.br
\f2@serial\fP
.br
\f2@author\fP
.br
\f2@version\fP
.br
\f2{@link}\fP
.br
\f2{@linkplain}\fP
.br
\f2{@docRoot}\fP
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(b-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
3442
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2355 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
3443 3444 3445 3446 3447 3448 3449 3450 3451 3452 3453 3454 3455 3456 3457 3458 3459 3460 3461 3462 3463 3464 3465 3466 3467 3468 3469 3470 3471 3472 3473 3474 3475 3476 3477 3478 3479 3480 3481 3482 3483 3484 3485 3486 3487 3488 3489 3490 3491 3492 3493 3494 3495 3496 3497 3498 3499 3500 3501 3502 3503 3504 3505 3506 3507 3508 3509 3510 3511 3512 3513 3514 3515 3516 3517 3518 3519 3520 3521 3522 3523 3524 3525 3526 3527 3528 3529 3530 3531 3532 3533 3534 3535 3536 3537 3538 3539 3540 3541 3542 3543 3544 3545 3546 3547 3548 3549 3550 3551 3552 3553 3554 3555 3556 3557 3558 3559 3560 3561 3562 3563 3564 3565 3566 3567 3568 3569 3570 3571 3572 3573 3574 3575 3576 3577 3578 3579 3580 3581 3582 3583 3584 3585 3586 3587 3588 3589 3590 3591 3592 3593 3594 3595 3596 3597 3598 3599 3600 3601 3602 3603 3604 3605 3606 3607 3608 3609 3610 3611 3612 3613 3614 3615 3616 3617 3618 3619 3620
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-26

.LP
.RE
\f3次にクラスコメントの例を示します。\fP
.LP
.nf
\f3
.fl
/**
.fl
 * A class representing a window on the screen.
.fl
 * For example:
.fl
 * <pre>
.fl
 *    Window win = new Window(parent);
.fl
 *    win.show();
.fl
 * </pre>
.fl
 *
.fl
 * @author  Sami Shaio
.fl
 * @version 1.13, 06/08/06
.fl
 * @see     java.awt.BaseWindow
.fl
 * @see     java.awt.Button
.fl
 */
.fl
class Window extends BaseWindow {
.fl
   ...
.fl
}
.fl
  
.fl
\fP
.fi

.LP
.SS 
フィールドドキュメンテーションタグ
.LP
.LP
次に、フィールドのドキュメンテーションコメントで使用できるタグを示します。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP
.br
\f2@since\fP
.br
\f2@deprecated\fP
.br
\f2@serial\fP
.br
\f2@serialField\fP
.br
\f2{@link}\fP
.br
\f2{@linkplain}\fP
.br
\f2{@docRoot}\fP
.br
\f2{@value}\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 38 \w\f3フィールドタグ\fP
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
3621
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2436 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
3622 3623 3624 3625 3626 3627 3628 3629 3630 3631 3632 3633 3634 3635 3636 3637 3638 3639 3640 3641 3642 3643 3644 3645 3646 3647 3648 3649 3650 3651 3652 3653 3654 3655 3656 3657 3658 3659 3660 3661 3662 3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672 3673 3674 3675 3676 3677 3678 3679 3680 3681 3682 3683 3684 3685 3686 3687 3688 3689 3690 3691 3692 3693 3694 3695 3696 3697 3698 3699 3700 3701 3702 3703 3704 3705 3706 3707 3708 3709 3710 3711 3712 3713 3714 3715 3716 3717 3718 3719 3720 3721 3722 3723 3724 3725 3726 3727 3728 3729 3730 3731 3732 3733 3734 3735 3736 3737 3738 3739 3740 3741 3742 3743 3744 3745 3746 3747 3748 3749 3750 3751 3752 3753 3754 3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761 3762 3763 3764 3765 3766 3767 3768 3769 3770 3771 3772 3773 3774 3775 3776 3777 3778 3779 3780 3781 3782 3783 3784 3785 3786
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f3フィールドタグ\fP
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-24

.LP
.RE
\f3次にフィールドコメントの例を示します。\fP
.LP
.nf
\f3
.fl
    /**
.fl
     * The X\-coordinate of the component.
.fl
     *
.fl
     * @see #getLocation()
.fl
     */
.fl
    int x = 1263732;
.fl
  
.fl
\fP
.fi

.LP
.SS 
コンストラクタおよびメソッドドキュメンテーションタグ
.LP
.LP
次に、コンストラクタまたはメソッドのドキュメンテーションコメント内で表示できるタグを示します。 ただし、\f2@return\fP はコンストラクタでは表示できず、\f2{@inheritDoc}\fP は表示に制限があります。\f2@serialData\fP タグは特定の直列化メソッドの doc コメントでのみ使用できます。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f3メソッドおよびコンストラクタタグ\fP
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 80
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/2u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\f2@see\fP
.br
\f2@since\fP
.br
\f2@deprecated\fP
.br
\f2@param\fP
.br
\f2@return\fP
.br
\f2@throws\fP と \f2@exception\fP
.br
\f2@serialData\fP
.br
\f2{@link}\fP
.br
\f2{@linkplain}\fP
.br
\f2{@inheritDoc}\fP
.br
\f2{@docRoot}\fP
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 38 \n(b-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr TW \n(80
3787
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2503 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
3788 3789 3790 3791 3792 3793 3794 3795 3796 3797 3798 3799 3800 3801 3802 3803 3804 3805 3806 3807 3808 3809 3810 3811 3812 3813 3814 3815 3816 3817 3818 3819 3820 3821 3822 3823 3824 3825 3826 3827 3828 3829 3830 3831 3832 3833 3834 3835 3836 3837 3838 3839 3840 3841 3842 3843 3844 3845 3846 3847 3848 3849 3850 3851 3852 3853 3854 3855 3856 3857 3858 3859 3860 3861 3862 3863 3864 3865 3866 3867 3868 3869 3870 3871 3872 3873 3874 3875 3876 3877 3878 3879 3880 3881 3882 3883 3884 3885 3886 3887 3888 3889 3890 3891 3892 3893 3894 3895 3896 3897 3898 3899 3900 3901 3902 3903 3904 3905 3906 3907 3908 3909 3910 3911 3912 3913 3914 3915 3916 3917 3918 3919 3920 3921 3922 3923 3924 3925 3926 3927 3928 3929 3930 3931 3932 3933 3934 3935 3936 3937 3938 3939 3940 3941 3942 3943 3944 3945 3946 3947 3948 3949 3950 3951 3952 3953 3954 3955 3956 3957 3958 3959 3960 3961 3962 3963 3964 3965 3966 3967 3968 3969 3970 3971 3972 3973 3974 3975 3976 3977 3978 3979 3980 3981 3982 3983 3984 3985 3986 3987 3988 3989 3990 3991 3992 3993 3994 3995 3996 3997 3998 3999 4000 4001 4002 4003 4004 4005 4006 4007 4008 4009 4010 4011 4012 4013 4014 4015 4016 4017 4018 4019 4020 4021 4022 4023 4024 4025 4026 4027 4028 4029 4030 4031 4032 4033 4034 4035 4036 4037 4038 4039 4040 4041 4042 4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050 4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058 4059 4060 4061 4062 4063 4064 4065 4066 4067 4068 4069 4070 4071 4072 4073 4074 4075 4076 4077 4078 4079 4080 4081 4082 4083 4084 4085 4086 4087 4088 4089 4090 4091 4092 4093 4094 4095 4096 4097 4098 4099 4100 4101 4102 4103
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-30

.LP
.RE
\f3次にメソッドのドキュメンテーションコメントの例を示します。\fP
.LP
.nf
\f3
.fl
    /**
.fl
     * Returns the character at the specified index. An index 
.fl
     * ranges from <code>0</code> to <code>length() \- 1</code>.
.fl
     *
.fl
     * @param     index  the index of the desired character.
.fl
     * @return    the desired character.
.fl
     * @exception StringIndexOutOfRangeException 
.fl
     *              if the index is not in the range <code>0</code> 
.fl
     *              to <code>length()\-1</code>.
.fl
     * @see       java.lang.Character#charValue()
.fl
     */
.fl
    public char charAt(int index) {
.fl
       ...
.fl
    }
.fl
  
.fl
\fP
.fi
.RE
.SH "オプション"
.LP
.LP
javadoc ツールは、ドックレットを使って出力を決定します。Javadoc ツールは、\-doclet オプションでカスタムドックレットが指定されている場合以外は、デフォルトの標準ドックレットを使います。Javadoc ツールには、任意のドックレットとともに使用できるコマンド行オプションがあります。 これらのオプションについては、このあとの「Javadoc オプション」で説明します。標準ドックレットでは、このほかに、いくつかの追加のコマンド行オプションが提供されます。 これらのオプションについては、そのあとの「標準ドックレットが提供するオプション」で説明します。どのオプション名も、大文字と小文字が区別されません。 ただし、オプションの引数では、大文字と小文字が区別されます。
.LP
.LP
オプションを次に示します。
.LP
.RS 3

.LP
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80 81 82
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 80
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(80 .ll \n(80u
.in 0
\-\f21.1\fP
.br
\-author
.br
\-\f2bootclasspath\fP
.br
\-bottom
.br
\-\f2breakiterator\fP
.br
\-charset
.br
\-\f2classpath\fP
.br
\-d
.br
\-docencoding
.br
\-docfilessubdirs
.br
\-\f2doclet\fP
.br
\-\f2docletpath\fP
.br
\-doctitle
.br
\-\f2encoding\fP
.br
\-\f2exclude\fP
.br
\-excludedocfilessubdir
.br
\-\f2extdirs\fP
.br
\-footer
.br
\-group
.br
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 81
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
\-header
.br
\-\f2help\fP
.br
\-helpfile
.br
\-\f2J\fP
.br
\-keywords
.br
\-link
.br
\-linkoffline
.br
\-linksource
.br
\-\f2locale\fP
.br
\-nocomment
.br
\-nodeprecated
.br
\-nodeprecatedlist
.br
\-nohelp
.br
\-noindex
.br
\-nonavbar
.br
\-noqualifier
.br
\-nosince
.br
\-notimestamp
.br
\-notree
.br
\-\f2overview\fP
.br
\-\f2package\fP
.br
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 82
.br
.di c+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/4u
.if \n(.l<\n(82 .ll \n(82u
.in 0
\-\f2private\fP
.br
\-\f2protected\fP
.br
\-\f2public\fP
.br
\-\f2quiet\fP
.br
\-serialwarn
.br
\-\f2source\fP
.br
\-\f2sourcepath\fP
.br
\-splitindex
.br
\-stylesheetfile
.br
\-\f2subpackages\fP
.br
\-tag
.br
\-taglet
.br
\-tagletpath
.br
\-title
.br
\-use
.br
\-\f2verbose\fP
.br
\-version
.br
\-windowtitle
.br
.br
.di
.nr c| \n(dn
.nr c- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.80
.rm 80
.nr 38 \n(a-
.if \n(80<\n(38 .nr 80 \n(38
.nr 81 0
.81
.rm 81
.nr 38 \n(b-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 82 0
.82
.rm 82
.nr 38 \n(c-
.if \n(82<\n(38 .nr 82 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr 41 \n(80+(3*\n(38)
.nr 81 +\n(41
.nr 42 \n(81+(3*\n(38)
.nr 82 +\n(42
.nr TW \n(82
4104
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2680 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
4105 4106 4107 4108 4109 4110 4111 4112 4113 4114 4115 4116 4117 4118 4119 4120 4121 4122 4123 4124 4125 4126 4127 4128 4129 4130 4131 4132 4133 4134 4135 4136 4137 4138 4139 4140 4141 4142 4143 4144 4145 4146 4147 4148 4149 4150 4151 4152 4153 4154 4155 4156 4157 4158 4159 4160 4161 4162 4163 4164 4165 4166 4167 4168 4169 4170 4171 4172 4173 4174 4175 4176 4177 4178 4179 4180 4181 4182 4183 4184 4185 4186 4187 4188 4189 4190 4191 4192 4193 4194 4195 4196 4197 4198 4199 4200 4201 4202 4203 4204 4205 4206 4207 4208 4209 4210 4211 4212 4213 4214 4215 4216 4217 4218 4219 4220 4221 4222 4223 4224 4225 4226 4227 4228 4229 4230 4231 4232 4233 4234 4235 4236 4237 4238 4239 4240 4241 4242 4243 4244 4245 4246 4247 4248 4249 4250 4251 4252 4253 4254 4255 4256 4257 4258 4259 4260 4261 4262 4263 4264 4265 4266 4267 4268 4269 4270 4271 4272 4273 4274 4275 4276 4277 4278 4279 4280 4281 4282 4283 4284 4285 4286 4287 4288 4289 4290 4291 4292 4293 4294 4295 4296 4297 4298 4299 4300 4301 4302 4303 4304 4305 4306 4307 4308 4309 4310 4311 4312 4313 4314 4315 4316 4317 4318 4319 4320 4321 4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 4335 4336 4337 4338 4339 4340 4341 4342 4343 4344 4345 4346 4347 4348 4349 4350 4351 4352 4353 4354 4355 4356 4357 4358 4359 4360 4361 4362 4363 4364 4365 4366
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.ne \n(c|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.if (\n(c|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(c|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(80u \n(81u \n(82u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\h'|\n(41u'\h'|\n(42u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(40u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(42u
.in +\n(37u
.c+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.rm c+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-123

.LP
.RE
.LP
\f2イタリック\fPで示されたオプションは、Javadoc の基本オプションであり、Javadoc ツールのフロントエンドによって提供され、すべてのドックレットで使用できます。標準ドックレット自体は、イタリックでないオプションを提供します。
.LP
.SS 
Javadoc オプション
.LP
.RS 3
.TP 3
\-overview \ path/filename 
Javadoc に対して、\f2path/filename\fP で指定された「ソース」ファイルから概要ドキュメント用のテキストを取得し、そのテキストを概要ページ (\f2overview\-summary.html\fP) に配置するように指定します。\f2path/filename\fP は、\f2\-sourcepath\fP への相対パスです。 
.LP
\f2filename\fP と \f2path\fP には、それぞれ任意の名前と場所を指定できますが、通常は、\f2overview.html\fP という名前を付けて、ソースツリー内の最上位のパッケージディレクトリがあるディレクトリに配置します。この場所に配置すると、\f2\-sourcepath\fP によってこのファイルが指し示されるので、パッケージをドキュメント化する際に \f2path\fP が不要になります。たとえば、\f2java.lang\fP パッケージのソースツリーが \f2/src/classes/java/lang/\fP の場合、概要ファイルを \f2/src/classes/overview.html\fP に配置できます。「使用例」を参照してください。 
.LP
\f2path/filename\fP で指定するファイルについては、「概要コメントファイル」を参照してください。 
.LP
概要ページが作成されるのは、Javadoc に複数のパッケージ名を渡した場合だけです。詳細は、「HTML フレーム」を参照してください。 
.LP
概要ページのタイトルは、\f2\-doctitle\fP によって設定されます。 
.LP
.TP 3
\-public 
public クラスおよびメンバーだけを表示します。 
.LP
.TP 3
\-protected 
protected および public のクラスとメンバーだけを表示します。これはデフォルトの設定です。 
.LP
.TP 3
\-package 
package、protected、および public のクラスとメンバーだけを表示します。 
.LP
.TP 3
\-private 
すべてのクラスとメンバーを表示します。 
.LP
.TP 3
\-help 
オンラインヘルプを表示します。 Javadoc とドックレットのコマンド行オプションが一覧表示されます。 
.LP
.TP 3
\-doclet\  class 
ドキュメントの生成に使うドックレットを起動するためのクラスファイルを指定します。完全指定の名前を指定してください。このドックレットにより、出力の内容と形式が定義されます。\f4\-doclet\fP オプションが使われていない場合、Javadoc は、標準ドックレットを使ってデフォルトの HTML 形式を生成します。このクラスには、\f2start(Root)\fP メソッドが含まれていなければなりません。この起動クラスへのパスは、\f2\-docletpath\fP オプションによって定義されます。 
.LP
たとえば、MIF ドックレットを呼び出すには、次のように指定します。 
.nf
\f3
.fl
    \-doclet com.sun.tools.doclets.mif.MIFDoclet
.fl
\fP
.fi
.LP
特定のドックレットを実行した完全な例については、
.na
\f2MIF Doclet のドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/mifdoclet/docs/mifdoclet.htmlを参照してください。 
.LP
.TP 3
\-docletpath\  classpathlist 
\f2\-doclet\fP オプションで指定されているドックレット開始クラスファイル、およびそれが依存するすべての jar ファイルへのパスを指定します。開始クラスファイルが jar ファイル内にある場合、以下の例のように jar ファイルのパスが指定されます。絶対パスまたは現在のディレクトリからの相対パスを指定できます。\f2classpathlist\fP には、複数のパスまたは JAR ファイルを含めることができます。 その場合、各パスまたは JAR ファイルを、Solaris の場合にはコロン (:)、Windows の場合にはセミコロン (;) で区切ります。目的のドックレット開始クラスがすでに検索パス内にある場合は、このオプションは不要です。 
.LP
jar ファイルへのパスの例には、ドックレット開始クラスファイルが含まれています。jar ファイル名が含まれている点に注目してください。 
.nf
\f3
.fl
   \-docletpath /home/user/mifdoclet/lib/mifdoclet.jar
.fl
\fP
.fi
ドックレット開始クラスファイルのパスの例。クラスファイル名が省略されている点に注目してください。 
.nf
\f3
.fl
   \-docletpath /home/user/mifdoclet/classes/com/sun/tools/doclets/mif/
.fl
\fP
.fi
特定のドックレットを実行した完全な例については、
.na
\f2MIF Doclet のドキュメント\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/mifdoclet/docs/mifdoclet.htmlを参照してください。 
.LP
.TP 3
\-1.1 
\f2この機能は、Javadoc 1.4 では削除されました。代替機能はありません。このオプションは、Javadoc 1.1 によって生成されるのと同じ外見と機能を持つドキュメントを作成するためのものでした。 入れ子のクラスはサポートされていません。このオプションが必要な場合は、Javadoc 1.2 または 1.3 を使用してください。\fP 
.LP
.TP 3
\-source release 
受け付けるソースコードのバージョンを指定します。\f2release\fP には次の値を指定できます。 
.LP
.TS
.if \n+(b.=1 .nr d. \n(.c-\n(c.-1
.de 35
.ps \n(.s
.vs \n(.vu
.in \n(.iu
.if \n(.u .fi
.if \n(.j .ad
.if \n(.j=0 .na
..
.nf
.nr #~ 0
.if n .nr #~ 0.6n
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.fc
.nr 33 \n(.s
.rm 80 81
.nr 34 \n(.lu
.eo
.am 81
.br
.di a+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/3u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
Javadoc は、JDK 1.5 で導入された総称および他の言語機能を含んだコードを受け付けます。\f3\-source\fP フラグを指定しないと、コンパイラはデフォルトとして 1.5 の動作をします。
.br
.di
.nr a| \n(dn
.nr a- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 81
.br
.di b+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/3u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
Javadoc は、JDK 1.4 で導入された、アサーションを含むコードを受け付けます。
.br
.di
.nr b| \n(dn
.nr b- \n(dl
..
.ec \
.eo
.am 81
.br
.di c+
.35
.ft \n(.f
.ll \n(34u*1u/3u
.if \n(.l<\n(81 .ll \n(81u
.in 0
Javadoc は、JDK 1.3 以降に導入されたアサーション、総称、または他の言語機能をサポートしません。
.br
.di
.nr c| \n(dn
.nr c- \n(dl
..
.ec \
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 80 0
.nr 31 0
.nr 32 0
.nr 38 \w\f31
.if \n(31<\n(38 .nr 31 \n(38
.nr 38 \w.5\fP
.if \n(32<\n(38 .nr 32 \n(38
.nr 38 \w\f31
.if \n(31<\n(38 .nr 31 \n(38
.nr 38 \w.4\fP
.if \n(32<\n(38 .nr 32 \n(38
.nr 38 \w\f31
.if \n(31<\n(38 .nr 31 \n(38
.nr 38 \w.3\fP
.if \n(32<\n(38 .nr 32 \n(38
.80
.rm 80
.nr 60 \n(31
.nr 38 \n(60+\n(32
.if \n(38>\n(80 .nr 80 \n(38
.if \n(38<\n(80 .nr 60 +(\n(80-\n(38)/2
.nr 81 0
.81
.rm 81
.nr 38 \n(a-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \n(b-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.nr 38 \n(c-
.if \n(81<\n(38 .nr 81 \n(38
.35
.nf
.ll \n(34u
.nr 38 1n
.nr 79 0
.nr 40 \n(79+(0*\n(38)
.nr 80 +\n(40
.nr 60 +\n(40
.nr 41 \n(80+(3*\n(38)
.nr 81 +\n(41
.nr TW \n(81
4367
.if t .if \n(TW>\n(.li .tm Table at line 2790 file Input is too wide - \n(TW units
T
tbell 已提交
4368 4369 4370 4371 4372 4373 4374 4375 4376 4377 4378 4379 4380 4381 4382 4383 4384 4385 4386 4387 4388 4389 4390 4391 4392 4393 4394 4395 4396 4397 4398 4399 4400 4401 4402 4403 4404 4405 4406 4407 4408 4409 4410 4411 4412 4413 4414 4415 4416 4417 4418 4419 4420 4421 4422 4423 4424 4425 4426 4427 4428 4429 4430 4431 4432 4433 4434 4435 4436 4437 4438 4439 4440 4441 4442 4443 4444 4445 4446 4447 4448 4449 4450 4451 4452 4453 4454 4455 4456 4457 4458 4459 4460 4461 4462 4463 4464 4465 4466 4467 4468 4469 4470 4471 4472 4473 4474 4475 4476 4477 4478 4479 4480 4481 4482 4483 4484 4485 4486 4487 4488 4489 4490 4491 4492 4493 4494 4495 4496 4497 4498 4499 4500 4501 4502 4503 4504 4505 4506 4507 4508 4509 4510 4511 4512 4513 4514 4515 4516 4517 4518 4519 4520 4521 4522 4523 4524 4525 4526 4527 4528 4529 4530 4531 4532 4533 4534 4535 4536 4537 4538 4539 4540 4541 4542 4543 4544 4545 4546 4547 4548 4549 4550 4551 4552 4553 4554 4555 4556 4557 4558 4559 4560 4561 4562 4563 4564 4565 4566 4567 4568 4569 4570 4571 4572 4573 4574 4575 4576 4577 4578 4579 4580 4581 4582 4583 4584 4585 4586 4587 4588 4589 4590 4591 4592 4593 4594 4595 4596 4597 4598 4599 4600 4601 4602 4603 4604 4605 4606 4607 4608 4609 4610 4611 4612 4613 4614 4615 4616 4617 4618 4619 4620 4621 4622 4623 4624 4625 4626 4627 4628 4629 4630 4631 4632 4633 4634 4635 4636 4637 4638 4639 4640 4641 4642 4643 4644 4645 4646 4647 4648 4649 4650 4651 4652 4653 4654 4655 4656 4657 4658 4659 4660 4661 4662 4663 4664 4665 4666 4667 4668 4669 4670 4671 4672 4673 4674 4675 4676 4677 4678 4679 4680 4681 4682 4683 4684 4685 4686 4687 4688 4689 4690 4691 4692 4693 4694 4695 4696 4697 4698 4699 4700 4701 4702 4703 4704 4705 4706 4707 4708 4709 4710 4711 4712 4713 4714 4715 4716 4717 4718 4719 4720 4721 4722 4723 4724 4725 4726 4727 4728 4729 4730 4731 4732 4733 4734 4735 4736 4737 4738 4739 4740 4741 4742 4743 4744 4745 4746 4747 4748 4749 4750 4751 4752 4753 4754 4755 4756 4757 4758 4759 4760 4761 4762 4763 4764 4765 4766 4767 4768 4769 4770 4771 4772 4773 4774 4775 4776 4777 4778 4779 4780 4781 4782 4783 4784 4785 4786 4787 4788 4789 4790 4791 4792 4793 4794 4795 4796 4797 4798 4799 4800 4801 4802 4803 4804 4805 4806 4807 4808 4809 4810 4811 4812 4813 4814 4815 4816 4817 4818 4819 4820 4821 4822 4823 4824 4825 4826 4827 4828 4829 4830 4831 4832 4833 4834 4835 4836 4837 4838 4839 4840 4841 4842 4843 4844 4845 4846 4847 4848 4849 4850 4851 4852 4853 4854 4855 4856 4857 4858 4859 4860 4861 4862 4863 4864 4865 4866 4867 4868 4869 4870 4871 4872 4873 4874 4875 4876 4877 4878 4879 4880 4881 4882 4883 4884 4885 4886 4887 4888 4889 4890 4891 4892 4893 4894 4895 4896 4897 4898 4899 4900 4901 4902 4903 4904 4905 4906 4907 4908 4909 4910 4911 4912 4913 4914 4915 4916 4917 4918 4919 4920 4921 4922 4923 4924 4925 4926 4927 4928 4929 4930 4931 4932 4933 4934 4935 4936 4937 4938 4939 4940 4941 4942 4943 4944 4945 4946 4947 4948 4949 4950 4951 4952 4953 4954 4955 4956 4957 4958 4959 4960 4961 4962 4963 4964 4965 4966 4967 4968 4969 4970 4971 4972 4973 4974 4975 4976 4977 4978 4979 4980 4981 4982 4983 4984 4985 4986 4987 4988 4989 4990 4991 4992 4993 4994 4995 4996 4997 4998 4999 5000 5001 5002 5003 5004 5005 5006 5007 5008 5009 5010 5011 5012 5013 5014 5015 5016 5017 5018 5019 5020 5021 5022 5023 5024 5025 5026 5027 5028 5029 5030 5031 5032 5033 5034 5035 5036 5037 5038 5039 5040 5041 5042 5043 5044 5045 5046 5047 5048 5049 5050 5051 5052 5053 5054 5055 5056 5057 5058 5059 5060 5061 5062 5063 5064 5065 5066 5067 5068 5069 5070 5071 5072 5073 5074 5075 5076 5077 5078 5079 5080 5081 5082 5083 5084 5085 5086 5087 5088 5089 5090 5091 5092 5093 5094 5095 5096 5097 5098 5099 5100 5101 5102 5103 5104 5105 5106 5107 5108 5109 5110 5111 5112 5113 5114 5115 5116 5117 5118 5119 5120 5121 5122 5123 5124 5125 5126 5127 5128 5129 5130 5131 5132 5133 5134 5135 5136 5137 5138 5139 5140 5141 5142 5143 5144 5145 5146 5147 5148 5149 5150 5151 5152 5153 5154 5155 5156 5157 5158 5159 5160 5161 5162 5163 5164 5165 5166 5167 5168 5169 5170 5171 5172 5173 5174 5175 5176 5177 5178 5179 5180 5181 5182 5183 5184 5185 5186 5187 5188 5189 5190 5191 5192 5193 5194 5195 5196 5197 5198 5199 5200 5201 5202 5203 5204 5205 5206 5207 5208 5209 5210 5211 5212 5213 5214 5215 5216 5217 5218 5219 5220 5221 5222 5223 5224 5225 5226 5227 5228 5229 5230 5231 5232 5233 5234 5235 5236 5237 5238 5239 5240 5241 5242 5243 5244 5245 5246 5247 5248 5249 5250 5251 5252 5253 5254 5255 5256 5257 5258 5259 5260 5261 5262 5263 5264 5265 5266 5267 5268 5269 5270 5271 5272 5273 5274 5275 5276 5277 5278 5279 5280 5281 5282 5283 5284 5285 5286 5287 5288 5289 5290 5291 5292 5293 5294 5295 5296 5297 5298 5299 5300 5301 5302 5303 5304 5305 5306 5307 5308 5309 5310 5311 5312 5313 5314 5315 5316 5317 5318 5319 5320 5321 5322 5323 5324 5325 5326 5327 5328 5329 5330 5331 5332 5333 5334 5335 5336 5337 5338 5339 5340 5341 5342 5343 5344 5345 5346 5347 5348 5349 5350 5351 5352 5353 5354 5355 5356 5357 5358 5359 5360 5361 5362 5363
.fc  
.nr #T 0-1
.nr #a 0-1
.eo
.de T#
.ds #d .d
.if \(ts\n(.z\(ts\(ts .ds #d nl
.mk ##
.nr ## -1v
.ls 1
.ls
..
.ec
.ne \n(a|u+\n(.Vu
.if (\n(a|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(a|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(60u \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f31.5\fP\h'|\n(41u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.a+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(b|u+\n(.Vu
.if (\n(b|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(b|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(60u \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f31.4\fP\h'|\n(41u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.b+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.ne \n(c|u+\n(.Vu
.if (\n(c|+\n(#^-1v)>\n(#- .nr #- +(\n(c|+\n(#^-\n(#--1v)
.ta \n(60u \n(80u \n(81u 
.nr 31 \n(.f
.nr 35 1m
\&\h'|\n(40u'\f31.3\fP\h'|\n(41u'
.mk ##
.nr 31 \n(##
.sp |\n(##u-1v
.nr 37 \n(41u
.in +\n(37u
.c+
.in -\n(37u
.mk 32
.if \n(32>\n(31 .nr 31 \n(32
.sp |\n(31u
.fc
.nr T. 1
.T# 1
.35
.rm a+
.rm b+
.rm c+
.TE
.if \n-(b.=0 .nr c. \n(.c-\n(d.-14
.LP
javac でコードをコンパイルするときに使用した値に対応する \f2release\fP の値を使用します。 
.LP
.TP 3
\-sourcepath\  sourcepathlist 
\f2javadoc\fP コマンドにパッケージ名または \f2\-subpackages\fP を渡すときに、ソースファイル (\f2.java\fP) を検索するためのパスを指定します。\f2sourcepathlist\fP には、コロン (\f2:\fP) で区切って複数のパスを含めることができます。Javadoc ツールは、指定されたパス以下のすべてのサブディレクトリを検索します。このオプションを使って、ドキュメント化されるソースファイルの位置だけでなく、それ自体はドキュメント化されないがドキュメント化されるソースファイルから継承されたコメントを持つソースファイルの位置も確認できます。 
.LP
\f2\-sourcepath\fP オプションは、javadoc コマンドにパッケージ名を渡すときにだけ使用できます。 \f2javadoc\fP コマンドに渡される \f2.java\fP ファイルは、このパスからは検索されません。\f2.java\fP ファイルを検索するには、そのファイルのあるディレクトリに cd によって移動するか、または各ファイルの先頭にパスを含めます (「1 つ以上のクラスのドキュメント化」を参照)。\f2\-sourcepath\fP が省略された場合、Javadoc は、クラスパスを使ってソースファイルを検索します (\-classpath を参照)。したがって、デフォルトの \-sourcepath は、クラスパスの値です。\-classpath も省略してパッケージ名を Javadoc に渡すと、Javadoc は現在のディレクトリおよびそのサブディレクトリからソースファイルを検索します。 
.LP
\f2sourcepathlist\fP には、ドキュメント化するパッケージ名のソースツリーのルートディレクトリを設定します。たとえば、\f2com.mypackage\fP というパッケージをドキュメント化する場合に、そのソースファイルが次の場所にあるとします。 
.nf
\f3
.fl
  /home/user/src/com/mypackage/*.java
.fl
\fP
.fi
この場合、次のようにして \f2sourcepath\fP を \f2/home/user/src\fP、つまり \f2com/mypackage\fP を含むディレクトリに指定し、それからパッケージ名 \f2com.mypackage\fP を指定します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-sourcepath /home/user/src/ com.mypackage\fP
.fl
.fi
この方法は、ソースパスの値とパッケージ名を連結して、ドットを (円記号) 「\\」に変えると、パッケージのフルパス (C:\\user\\src\\com\\mypackage) になることを理解すると簡単です。\f2/home/user/src/com/mypackage\fP. 
.LP
2 つのソースパスを設定するには、次のようにします。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-sourcepath /home/user1/src:/home/user2/src com.mypackage\fP
.fl
.fi
.LP
.TP 3
\-classpath\  classpathlist 
Javadoc が参照クラス (\f2.class\fP ファイル) を検索するパスを指定します。 参照クラスとは、ドキュメント化されるクラスとそれらのクラスによって参照されるすべてのクラスのことです。\f2classpathlist\fP には、コロン (\f2:\fP) で区切って複数のパスを含めることができます。Javadoc ツールは、指定されたパスの以下すべてのサブディレクトリを検索します。\f2classpathlist\fP を指定するときは、
.na
\f2クラスパス\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/index.html#generalのドキュメントにある指示に従ってください。 
.LP
\f2\-sourcepath\fP が省略されている場合、Javadoc ツールは、\f2\-classpath\fP を使って、クラスファイルだけでなくソースファイルも検索します (下位互換性のため)。したがって、ソースファイルとクラスファイルを別々のパスから検索する必要がある場合は、\f2\-sourcepath\fP と \f2\-classpath\fP の両方を使います。 
.LP
たとえば、\f2com.mypackage\fP をドキュメント化する場合に、ソースファイルがディレクトリ \f2/home/user/src/com/mypackage\fP にあり、このパッケージが \f2/home/user/lib\fP 内のライブラリを使うのであれば、次のように指定します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-classpath /home/user/lib \-sourcepath /home/user/src com.mypackage\fP
.fl
.fi
ほかのツールと同様に、\f2\-classpath\fP が指定されていない場合は、CLASSPATH 環境変数が設定されていれば、Javadoc ツールはこの環境変数を使います。どちらも設定されていない場合、Javadoc ツールは現在のディレクトリからクラスを検索します。 
.LP
Javadoc ツールは拡張機能クラスおよびブートストラップクラスに関連しているため、Javadoc ツールが \f2\-classpath\fP を使用してユーザークラスを検索する方法についての詳細は、
.na
\f2「クラスの検索方法」\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/findingclasses.htmlをご覧ください。  
.LP
便宜上、\f2*\fP のベース名を含むクラスパス要素は、ディレクトリ内の拡張子 \f2.jar\fP または \f2.JAR\fP を持つすべてのファイルのリストを指定するのと同じとみなされます (Java プログラムはこの 2 つの呼び出しを区別できない)。
.br
.br
たとえば、ディレクトリ \f2foo\fP に \f2a.jar\fP と \f2b.JAR\fP が含まれている場合、クラスパス要素 \f2foo/*\fP は \f2A.jar:b.JAR\fP に展開されます。 ただし、JAR ファイルの順番は指定されません。このリストには、隠しファイルも含め、指定されたディレクトリ内のすべての JAR ファイルが含まれます。\f2*\fP だけから成るクラスパスエントリは、カレントディレクトリ内のすべての JAR ファイルのリストに展開されます。\f2CLASSPATH\fP 環境変数も、定義時には同様に展開されます。クラスパスのワイルドカード展開は必ず、Java 仮想マシンの起動前に実行されます。したがって、\f2System.getenv("CLASSPATH")\fP 呼び出しのように環境に問い合わせを行わない限り、Java プログラムが展開されていないワイルドカードを認識することはありません。  
.LP
.TP 3
\-subpackages\ \ package1:package2:... 
ソースファイルから指定されたパッケージおよびそのサブパッケージ内に再帰的にドキュメントを生成します。このオプションは、ソースコードに新しいサブパッケージを追加する際に便利です。新しいサブパッケージは自動的に組み込まれます。各 \f2package\fP 引数は、任意の最上位サブパッケージ (\f2java\fP など) または完全指定のパッケージ (\f2javax.swing\fP など) になります。ソースファイルを含める必要はありません。引数は、コロンで区切られます (すべてのオペレーティングシステム)。ワイルドカードは不要です (使用不可)。パッケージの検索場所を指定するには、\f2\-sourcepath\fP を使用します。このオプションは、「ソースファイルの処理」で説明したとおり、ソースツリーにあるがパッケージには属していないソースファイルを処理しないので役立ちます。 
.LP
例を示します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d docs \-sourcepath /home/user/src \-subpackages java:javax.swing\fP
.fl
.fi
このコマンドは、「java」および「javax.swing」という名前のパッケージとこれらのサブパッケージ全部のドキュメントを生成します。 
.LP
\f2\-exclude\fP とともに \f2\-subpackages\fP を使用すると、特定のパッケージを除外できます。 
.LP
.TP 3
\-exclude\ \ packagename1:packagename2:... 
指定されたパッケージとそのサブパッケージを \f2\-subpackages\fP によって作成されたリストから無条件に除外します。過去の \f2\-subpackages\fP オプションの指定によって組み込まれたパッケージ、または将来組み込まれるパッケージも除外の対象となります。例を示します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-sourcepath /home/user/src \-subpackages java \-exclude java.net:java.lang\fP
.fl
.fi
このうち、\f2java.io\fP、\f2java.util\fP、\f2java.math\fP は組み込まれますが、\f2java.net\fP と \f2java.lang\fP 以下のパッケージは除外されます。ただし、\f2java.lang\fP のサブパッケージである \f2java.lang.ref\fP は除外されます。 
.LP
.TP 3
\-bootclasspath\  classpathlist 
ブートクラスが存在するパスを指定します。ブートクラスとは、通常、Java プラットフォームのコアクラスのことです。ブートクラスパスは、Javadoc ツールがソースファイルとクラスファイルを探すときに使う検索パスの一部です。詳細は、
.na
\f2「javac と javadoc がクラスを検索する方法」\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/findingclasses.html#srcfilesを参照してください。\f2classpathlist\fP 内の複数のディレクトリは、コロン (:) で区切ります。 
.LP
.TP 3
\-extdirs\  dirlist 
拡張機能クラスが存在するディレクトリを指定します。拡張機能クラスとは、Java 拡張機能機構を使うすべてのクラスです。extdirs は、Javadoc ツールがソースファイルとクラスファイルを探すときに使う検索パスの一部です。詳細は、前述の \f2\-classpath\fP を参照してください。\f2dirlist\fP 内の複数のディレクトリは、コロン (:) で区切ります。 
.LP
.TP 3
\-verbose 
javadoc の実行中に詳細なメッセージを表示します。verbose オプションを指定しないと、ソースファイルのロード時、ドキュメントの生成時 (ソースファイルごとに 1 つのメッセージ)、およびソート時にメッセージが表示されます。verbose オプションを指定すると、各 Java ソースファイルの解析に要した時間 (ミリ秒単位) など、追加のメッセージが表示されます。 
.LP
.TP 3
\-quiet 
エラーメッセージまたは警告メッセージ以外のメッセージを抑制し、警告とエラーだけが表示されるようにして、これらを特定しやすくします。バージョン文字列も抑制します。 
.LP
.TP 3
\-breakiterator\  
英語言語というロケール固有のアルゴリズムではなく、
.na
\f2java.text.BreakIterator\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/java/text/BreakIterator.html の国際化された文境界を使用して、英文の最初の文の終わりを判断します (他のすべてのロケールはすでに \f2BreakIterator\fP を使用)。\f2「最初の文」\fPとは、パッケージ、クラス、またはメンバーの主説明での最初の文のことです。この文は、パッケージ、クラス、またはメンバーの要約にコピーされ、アルファベット順のインデックスにコピーされます。 
.LP
JDK 1.2 以降、BreakIterator クラスは、英語を除くすべての言語の文の終わりを判断するために、すでに使用されています。したがって、1.2 以降では、\f2\-breakiterator\fP オプションは英文以外には効果がありません。英文には、次のような独自のデフォルトのアルゴリズムがあります。 
.RS 3
.TP 2
o
英文のデフォルトの文区切りアルゴリズム \- 空白または HTML ブロックタグ (\f2<P>\fP など) が続くピリオドで停止する 
.TP 2
o
breakiterator 文区切りアルゴリズム \- 一般に、次の語が大文字で始まる場合、空白文字が続くピリオド、疑問符、または感嘆符で停止する。このアルゴリズムでは、ほとんどの省略表記が処理される (「The serial no. is valid」は処理されるが「Mr. Smith」は処理されない)。HTML タグや、数字または記号で始まる文では停止しない。HTML タグに埋め込まれている場合でも、「../filename」の最後のピリオドで停止する 
.RE
.RS 3

.LP
.LP
注: 1.5.0 からは、1.4.x に設けられていた breakiterator 警告メッセージを削除し、デフォルトの文区切りアルゴリズムを変更していません。つまり、\\\-breakiterator オプションは、1.5.0 ではデフォルトではなくなり、またデフォルトにするつもりもありません。これは、「次のメジャーリリース」(1.5.0) でデフォルトを変更するという、以前の目的とは逆になっています。つまり、ソースコードを変更せず、1.4.x での breakiterator 警告を除去していない場合でも、1.5.0 からは何もする必要がなく、警告は消滅しています。 この逆戻りの理由は、breakiterator をデフォルトにするメリットよりも、デフォルトにするために必要となる、互換性のないソースの変更の方が負担が大きかったためです。この件で皆様に余分の手間をおかけし、混乱を招いたことをお詫びいたします。
.LP
.RE
.TP 3
\-locale\  language_country_variant 
.RS 3
.LP
\f3重要\fP \- \f2\-locale\fP オプションは、標準ドックレットが提供するすべてのオプション、またはその他の任意のドックレットの提供するすべてのオプションより前 (左側) に指定する必要があります。そうしないと、ナビゲーションバーが英語で表示されます。このコマンド行オプションだけは、指定する順序に依存します。
.LP
.RE
.LP
Javadoc がドキュメントを生成するときに使うロケールを指定します。引数には、java.util.Locale のドキュメントで説明されているロケールの名前を指定します。たとえば、\f2en_US\fP (英語、米国)、\f2en_US_WIN\fP (Windows で使われる英語) などを指定します。 
.LP
ロケールを指定すると、指定したロケールのリソースファイルが Javadoc によって選択されて、メッセージ (ナビゲーションバー、リストと表の見出し、ヘルプファイルの目次、stylesheet.css のコメントなどの文字列) のために使われます。また、アルファベット順にソートされるリストのソート順、および最初の文の末尾を判別するための文の区切り文字も、指定したロケールによって決まります。ただし、このオプションは、ドキュメント化されるクラスのソースファイル内で指定されているドキュメンテーションコメントのテキストのロケールを決定するものではありません。 
.LP
.TP 3
\-encoding\  name 
ソースファイルのエンコーディングの名前 (\f2EUCJIS/SJIS\fP など) を指定します。このオプションが指定されていない場合は、プラットフォームのデフォルトコンバータが使われます。 
.LP
\-docencoding および \-charset も参照してください。 
.LP
.TP 3
\-Jflag 
javadoc を実行する実行時システム java に、\f2flag\fP を直接渡します。\f2J\fP と \f2flag\fP の間に空白を入れてはなりません。たとえば、生成ドキュメントを処理するためにシステムで 32M バイトのメモリーを確保しておく必要がある場合は、Java の \f2\-Xmx\fP オプションを次のように呼び出します。 \f2\-Xms\fP は、省略可能です。 これは、初期メモリーのサイズを設定するだけのオプションで、必要なメモリーの最小サイズがわかっている場合に便利です。 
.nf
\f3
.fl
   % \fP\f3javadoc \-J\-Xmx32m \-J\-Xms32m\fP \f3com.mypackage\fP
.fl
.fi
使用している javadoc のバージョンを確認するには、次のように java の「\f2\-version\fP」オプションを呼び出します。 
.nf
\f3
.fl
   % \fP\f3javadoc \-J\-version\fP
.fl
   java version "1.2"
.fl
   Classic VM (build JDK\-1.2\-V, green threads, sunwjit)
.fl
.fi
出力ストリームには標準ドックレットのバージョン番号が含まれます。 
.RE
.SS 
標準ドックレットが提供するオプション
.LP
.RS 3
.TP 3
\-d\  directory 
生成された HTML ファイルを保存する生成先ディレクトリを指定します(「d」は「生成先 (destination)」の意味)。このオプションを省略すると、生成されたファイルは現在のディレクトリに保存されます。値 \f2directory\fP には、絶対ディレクトリ、または現在の作業ディレクトリからの相対ディレクトリを指定できます。バージョン 1.4 では、javadoc を実行すると生成先ディレクトリが自動的に作成されます。 
.LP
たとえば、次の例では、\f2com.mypackage\fP パッケージのドキュメントを生成し、結果を \f2/home/user/doc/\fP ディレクトリに保存します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d /home/user/doc com.mypackage\fP
.fl
.fi
.LP
.TP 3
\-use 
ドキュメント化されるクラスおよびパッケージごとに 1 つの [使用] ページを組み込みます。このページには、その特定のクラスまたはパッケージの API を使っているパッケージ、クラス、メソッド、コンストラクタ、およびフィールドが記述されます。たとえば、クラス C を例にとると、クラス C を使っているものとしては、C のサブクラス、C として宣言されているフィールド、C を返すメソッド、および、型 C のパラメータを持つメソッドとコンストラクタがあります。 
.LP
たとえば、String の [使用] ページに何が表示されるかを見てみましょう。\f2java.awt.Font\fP クラスの \f2getName()\fP メソッドは、\f2String\fP 型を返します。したがって、\f2getName()\fP は \f2String\fP を使っているので、\f2String\fP の [使用] ページにはこのメソッドがあります。 
.LP
ただし、ドキュメント化されるのは API の使用だけであって、実装はドキュメント化されません。あるメソッドが、その実装の中で \f2String\fP を使っていても、引数として文字列をとったり、文字列を返したりしない場合は、\f2String\fP の「使用」とはみなされません。 
.LP
生成された [使用] ページにアクセスするには、目的のクラスまたはパッケージに移動し、ナビゲーションバーの [使用] リンクをクリックします。   
.TP 3
\-version 
生成ドキュメントに、@version のテキストを組み込みます。このテキストは、デフォルトでは省略されます。使用している Javadoc ツールのバージョンを確認するには、\f2\-J\-version\fP オプションを使用します。 
.LP
.TP 3
\-author 
生成ドキュメントに、@author のテキストを組み込みます。 
.LP
.TP 3
\-splitindex 
索引ファイルをアルファベットごとに複数のファイルに分割し、文字ごとに 1 つのファイルと、アルファベット以外の文字で始まる索引エントリ用に 1 つのファイルを作成します。 
.LP
.TP 3
\-windowtitle\  title 
HTML の <title> タグに配置するタイトルを指定します。指定したタイトルは、ウィンドウのタイトルや、このページに対して作成されたブラウザのブックマーク (お気に入り) に表示されます。このタイトルには HTML タグを含めないでください。 タイトルに HTML タグが含まれていると、ブラウザがタグを正しく解釈できません。\f2title\fP の中で引用符を使う場合は、引用符をエスケープする必要があります。\-windowtitle が省略されている場合、Javadoc ツールは、このオプションの代わりに \-doctitle の値を使います。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-windowtitle "Java 2 Platform" com.mypackage\fP
.fl
.fi
.TP 3
\-doctitle\  title 
概要ファイルの最上部の近くに配置するタイトルを指定します。タイトルは中央揃えになり、レベル 1 の見出しとして、上部ナビゲーションバーのすぐ下に置かれます。\f2title\fP には、HTML タグと空白を含めることができますが、これらを含める場合は、全体を引用符で囲まなければなりません。\f2title\fP の中で引用符を使う場合は、引用符をエスケープする必要があります。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-doctitle "Java (TM)" com.mypackage\fP
.fl
.fi
.TP 3
\-title\  title 
\f3このオプションは、現在は存在しません。\fPJavadoc 1.2 のベータ版にだけ存在しました。このオプションは、\f2\-doctitle\fP という名前に変更されました。名前を変更した理由は、このオプションが、ウィンドウのタイトルではなくドキュメントのタイトルを定義することを明確にするためです。 
.LP
.TP 3
\-header\  header 
各出力ファイルの上端に配置するヘッダーテキストを指定します。ヘッダーは、上部ナビゲーションバーの右側に配置されます。\f2header\fP には、HTML タグと空白を含めることができますが、これらを含める場合は、全体を引用符で囲まなければなりません。\f2header\fP の中で引用符を使う場合は、引用符をエスケープする必要があります。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-header "<b>Java 2 Platform </b><br>v1.4" com.mypackage\fP
.fl
.fi
.LP
.TP 3
\-footer\  footer 
各出力ファイルの下端に配置するフッターテキストを指定します。フッターは、下部ナビゲーションバーの右側に配置されます。 \f2footer\fP には、HTML タグと空白を含めることができますが、これらを含める場合は、全体を引用符で囲まなければなりません。\f2footer\fP の中で引用符を使う場合は、引用符をエスケープする必要があります。 
.LP
.TP 3
\-bottom\  text 
各出力ファイルの最下部に配置するテキストを指定します。このテキストは、下部ナビゲーションバーより下の、ページの最下部に配置されます。\f2text\fP には、HTML タグと空白を含めることができますが、これらを含める場合は、全体を引用符で囲まなければなりません。\f2text\fP の中で引用符を使う場合は、引用符をエスケープする必要があります。 
.LP
.TP 3
\-link\  extdocURL 
javadoc により生成された既存の外部参照クラスのドキュメンテーションへのリンクを作成します。引数を 1 つとります。 
.LP
.RS 3
.TP 2
o
\f4extdocURL\fP は、リンク先として指定する、javadoc によって生成された外部ドキュメントを含むディレクトリの絶対 URL または相対 URL です。あとで例を示します。このディレクトリ内にパッケージリストファイルが存在していなければなりません。 存在しない場合は、\f2\-linkoffline\fP を使用します。Javadoc ツールは、\f2パッケージリスト\fPファイルからパッケージ名を読み取り、これらのパッケージをその URL にリンクします。Javadoc ツールを実行すると、作成される \f2<A HREF>\fP リンク内に \f2extdocURL\fP の値がそのままコピーされます。したがって、\f2extdocURL\fP はファイルへの URL ではなく「ディレクトリへの URL」でなければなりません。 
.LP
\f2extdocURL\fP への絶対リンクを使用すると、ユーザーのドキュメントを任意の Web サイト上のドキュメントにリンクできます。 相対位置へリンクするだけでよい場合は相対リンクを使用できます。相対リンクを使用する場合、\f2\-d\fP を使って、生成先ディレクトリからリンクされるパッケージのあるディレクトリの相対パスを指定する必要があります。 
.LP
通常、絶対リンクを指定する場合は、\f2http:\fPリンクを使用します。Web サーバーを持たないファイルシステムにリンクする場合は、\f2file:\fP リンクを使用できます。ただし、この方法は、すべてのユーザーが生成された同じファイルシステムを共有するドキュメントにアクセスする必要がある場合以外は使用しないでください。 
.LP
いかなる場合にも、いかなるオペレーティングシステムでも、絶対 URL か相対 URL か、「http:」ベースか「file:」ベースかにかかわらず、スラッシュを区切り文字として使用します (
.na
\f2URL Memo\fP @
.fi
http://www.ietf.org/rfc/rfc1738.txt で指定)。 
.RS 3
.TP 3
http:ベースの絶対リンク: 
\f2\-link http://<host>/<directory>/<directory>/.../<name>\fP 
.TP 3
file:ベースの絶対リンク: 
\f2\-link file://<host>/<directory>/<directory>/.../<name>\fP 
.TP 3
相対リンク: 
\f2\-link <directory>/<directory>/.../<name>\fP 
.RE
.RE
.LP
javadoc の実行時に複数の \f2\-link\fP オプションを指定して、複数のドキュメントへのリンクを作成することもできます。 \f3\-linkoffline または \-link の選択\fP
.br
\f2\-link\fP を使用する場合: 
.RS 3
.TP 2
o
外部 API ドキュメントへの相対パスを使用する場合 
.TP 2
o
外部 API ドキュメントへの絶対 URL を使用する場合 (プログラムがその URL に接続し、読み取りを行うことがシェルによって許可されている場合) 
.RE
次のような場合は、\f2\-linkoffline\fP オプションを使用します。 
.RS 3
.TP 2
o
プログラムがその URL に接続し、読み取りを行うことがシェルによって許可されていない場合に外部 API ドキュメントへの絶対 URL を使用する場合。このような状況は、リンク先のドキュメントがファイアウォールの向こう側にある場合に発生します。 
.RE
.LP
\f3外部ドキュメントへの絶対リンクの使用例\fP \- 
.na
\f2http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api 内の \f2java.lang\fP、\f2java.io\fP、その他の Java 2 プラットフォームパッケージにリンクしたい場合があります。 次のコマンドは、\f2com.mypackage\fP パッケージのドキュメントと Java 2 プラットフォームパッケージへのリンクを生成します。生成されたドキュメントには、たとえばクラスツリー内の \f2Object\fP クラスへのリンクが含まれています。\f2\-sourcepath\fP や \f2\-d\fP などの他のオプションは表示されません。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-link http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api com.mypackage\fP
.fl
.fi
\f3外部ドキュメントへの相対リンクの使用例\fP \- 2 つのパッケージがあり、そのドキュメントが Javadoc ツールを複数回実行した結果生成されたものであるとします。 さらに、これらのドキュメントが相対パスで分割されているとします。この例の場合、2 つのパッケージは、API である \f2com.apipackage\fP とSPI (サービスプロバイダインタフェース) である \f2com.spipackage\fP です。ドキュメントの格納先は \f2docs/api/com/apipackage\fP パッケージと \f2docs/spi/com/spipackage\fP パッケージです。API パッケージのドキュメントがすでに生成されていて、現在のディレクトリが \f2docs\fP である場合、次のコマンドを実行することによって、この API ドキュメントへのリンクを持つ SPI パッケージをドキュメント化します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d ./spi \-link ../api com.spipackage\fP
.fl
.fi
.LP
\f2\-link\fP 引数は、生成先ディレクトリ (\f2docs/spi\fP) の相対パスです。 
.LP
\f3詳細\fP \- \f2\-link\fP オプションを使うと、「コードからは参照されていても、Javadoc の今回の実行ではドキュメント化されない」というクラスにリンクできるようになります。リンクから有効なページに移動できるようにするには、それらの HTML ページがある場所を調べ、その場所を \f2extdocURL\fP に指定する必要があります。このオプションを使うと、たとえば、サードパーティーのドキュメントから、\f2http://java.sun.com\fP にある \f2java.*\fP のドキュメントにリンクすることができます。 
.LP
今回の実行で Javadoc によって生成されるドキュメント内の API だけを対象にリンクを作成する場合は、\f2\-link\fP オプションを省略します。\f2\-link\fP オプションが指定されていない場合、Javadoc ツールは、外部参照されたドキュメントへのリンクを作成しません。これは、そのドキュメントが存在するかどうか、および存在する場合はその場所を判別できないからです。 
.LP
このオプションでは、生成ドキュメント内の複数の場所にリンクを作成できます。 
.LP
また、このオプションを使うと、複数のパッケージ群の間にクロスリンクを作成することもできます。つまり、ある一式のパッケージに対して javadoc を実行したあと、別の一式のパッケージに対して javadoc を実行し、これら 2 つのパッケージ群の間にクロスリンクを作成できます。 
.LP
\f3クラスの参照方法\fP \- 外部参照クラスへのリンクを、テキストラベルだけではなく実際に表示するには、次の方法でクラスを参照する必要があります。メソッドの本体でクラスを参照するだけでは十分ではありません。\f2import\fP 文または宣言で参照する必要があります。次に、クラス \f2java.io.File\fP を参照する方法の例を示します。 
.RS 3
.TP 2
o
すべての種類の \f2import\fP 文の場合: ワイルドカードによるインポート、名前による明示的なインポート、または \f2java.lang.*\fP に対する自動的なインポート。たとえば、次のようにすれば十分です。
.br
\f2import java.io.*;\fP
.br
1.3.x および 1.2.x では、名前による明示的なインポートだけです。ワイルドカードによるインポート文も、自動インポート \f2java.lang.*\fP も使用できません。 
.TP 2
o
宣言の場合:
.br
\f2void foo(File f) {}\fP
.br
この参照を使用し、メソッド、コンストラクタ、フィールド、クラス、またはインタフェースの戻り値の型またはパラメータの型に置くか、\f2implements\fP、\f2extends\fP、または \f2throws\fP 文に置きます。 
.RE
.LP
この結果、\f2\-link\fP オプションを使用しても、この制限のために誤って表示されない多くのリンクが多数発生する可能性があります。テキストはハイパーテキストリンクが付けられずに表示されます。これらのリンクが表示する警告から、このリンクを認識できます。クラスを正しく参照し、それによってリンクを追加するためのもっとも安全な方法は上で説明したとおり、当該のクラスをインポートすることです。 
.LP
\f3パッケージリスト\fP \- \f2\-link\fP オプションは、\f2package\-list\fP という名前のファイルを要求します。 このファイルは、Javadoc ツールによって生成され、\f2\-link\fP によって指定した URL に存在します。\f2package\-list\fP ファイルは、その場所にあるドキュメント化されたパッケージの名前のリストが入った単純なテキストファイルです。前の例では、Javadoc ツールは指定された URL にある \f2package\-list\fP という名前のファイルを探し、パッケージ名を読み込んで、その URL にあるそれらのパッケージへのリンクを作成しました。 
.LP
たとえば、Java プラットフォーム v5.0 API のパッケージリストは 
.na
\f2http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/package\-list\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/package\-list にあり、次のような内容で始まっています。 
.nf
\f3
.fl
  java.applet  
.fl
  java.awt
.fl
  java.awt.color
.fl
  java.awt.datatransfer
.fl
  java.awt.dnd
.fl
  java.awt.event
.fl
  java.awt.font
.fl
  その他 ...
.fl
\fP
.fi
.LP
\f2\-link\fP オプションを指定せずに javadoc を実行した場合、外部参照クラスに属する名前を見つけると、javadoc はその名前をリンクを持たない形で出力します。一方、\f2\-link\fP オプションを指定した場合は、指定した \f2extdocURL\fP にある \f2package\-list\fP ファイルから該当するパッケージ名が検索されます。パッケージ名が見つかると、\f2extdocURL\fP が名前の前に付加されます。 
.LP
すべてのリンクが正しく機能するためには、外部参照のすべてのドキュメントが、指定した URL に存在していなければなりません。Javadoc ツールは、指定された package\-list が存在するかどうかを調べるだけで、指定された URL に目的のページが存在するかどうかはチェックしません。 
.LP
\f3複数のリンク\fP \- 複数の \f2\-link\fP オプションを指定すると、生成された任意の数の外部ドキュメントに対してリンクを設定できます。Javadoc 1.2 には、複数の \f2\-link\fP オプションを指定できないというバグがあります。これは 1.2.2 で修正されました。 
.LP
リンクする外部ドキュメントごとに、次のように別々のリンクオプションを指定します。 
.LP
\ \  \f2% \fP\f4javadoc \-link\fP \f2extdocURL1\fP \f4\-link\fP \f2extdocURL2\fP \f2...\fP\f4\-link\fP \f2extdocURLn\fP \f4com.mypackage\fP 
.LP
\f2extdocURL1\fP、\f2extdocURL2\fP、... \f2extdocURLn\fP は、それぞれ外部ドキュメントのルートを指し、各ルートには \f2package\-list\fP という名前のファイルが入っています。 
.LP
\f3クロスリンク\fP \- まだ生成されていない 2 つ以上のドキュメントをクロスリンクする場合は、「ブートストラップ」が必要になります。つまり、どのドキュメントについても \f2package\-list\fP が存在していない場合は、最初のドキュメントに対して javadoc ツールを実行する時点で、2 番目のドキュメントの \f2package\-list\fP がまだ存在していません。したがって、外部リンクを作成するには、2 番目のドキュメントを生成したあとで、最初のドキュメントを生成し直す必要があります。 
.LP
この場合、最初のドキュメント生成の目的は、そのドキュメントの \f2package\-list\fP を作成することです。 パッケージ名をすべて把握している場合は、package\-list を手動で作成することもできます。次に、2 番目のドキュメントとその外部リンクを生成します。必要な外部の \f2package\-list\fP ファイルが存在しない場合、Javadoc ツールは警告を表示します。 
.LP
.TP 3
\-linkoffline\  extdocURL\  packagelistLoc 
このオプションは、\f2\-link\fP オプションを変えたものです。 どちらも、javadoc によって生成された外部参照クラスのドキュメントへのリンクを作成します。Javadoc ツール自体がオフラインになっているとき (Web 接続を使ってドキュメントにアクセスできないとき)、Web 上のドキュメントにリンクするには、\f2\-linkoffline\fP オプションを使用します。 
.LP
厳密には、外部ドキュメントの \f2package\-list\fP ファイルにアクセスできないとき、またはこのファイルが \f2extdocURL\fP で指定された場所とは異なる場所 (通常、\f2packageListLoc\fP で指定可能なローカルな場所) に存在するとき、\f2\-linkoffline\fP を使用します。したがって、\f2extdocURL\fP に WWW 上でしかアクセスできない場合は、\f2\-linkoffline\fP を指定することにより、ドキュメントの生成時に javadoc ツールが Web に接続できなければならないという制約がなくなります。 
.LP
さらに、ドキュメントを更新するための「ハッキング」としての使用も可能です。パッケージのセット全体に対して javadoc を実行したあと、変更した一部のパッケージだけに対して javadoc を実行します。 こうして、更新されたファイルを、オリジナルのファイルセットに挿入できるようにします。例をあとで示します。 
.LP
\f2\-linkoffline\fP オプションは引数を 2 つ取ります。 最初の引数は \f2<a href>\fP リンクに組み込まれる文字列を指定する引数、2 番目の引数は \f2package\-list\fP の検索場所を指定する引数です。 
.RS 3
.TP 2
o
\f4extdocURL\fP は、リンク先として指定する、javadoc によって生成された外部ドキュメントを含むディレクトリの絶対 URL または相対 URL です。相対リンクを使用する場合、\f2\-d\fP を使って、生成先ディレクトリからリンクされるパッケージのルートの相対パスを指定する必要があります。詳細は、\f2\-link\fP オプションの \f2extdocURL\fP を参照してください。 
.TP 2
o
\f4packagelistLoc\fP には、外部ドキュメントの \f2package\-list\fP ファイルが入っているディレクトリのパスまたは URL を指定します。これは、URL (http: または file:)or file:)とファイルパスのどちらでもかまいません。また、絶対パスと相対パスのどちらでも指定できます。相対パスの場合は、javadoc が実行されるカレントディレクトリからの相対パスとして指定します。\f2package\-list\fP というファイル名は含めないでください。 
.RE
.LP
javadoc の 1 回の実行で、複数の \f2\-linkoffline\fP オプションを指定できます。1.2.2 より前は、複数のオプションを指定することはできませんでした。 
.LP
\f3外部ドキュメントへの絶対リンクを使った例\fP \- \f2http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api\fP 内の \f2java.lang\fP、\f2java.io\fP、、およびその他の Java 2 プラットフォームパッケージにリンクしたくても、Web にアクセスできない 場合について考えてみます。この場合は、ブラウザで 
.na
\f2http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/package\-list\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api/package\-list にある \f2package\-list\fP ファイルを開き、ローカルディレクトリに保存します。 さらに、2 番目の引数 \f2packagelistLoc\fP にこのローカルコピーの場所を指定します。この例では、パッケージリストファイルはカレントディレクトリ "\f2.\fP" に保存されています。次のコマンドは、Java 2 プラットフォーム API へのリンクを含む、\f2com.mypackage\fP パッケージのドキュメントを生成します。生成されたドキュメントには、たとえばクラスツリー内の \f2Object\fP クラスへのリンクが含まれています。\f2\-sourcepath\fP などの他の必要なオプションは表示されません。 
.nf
\f3
.fl
% \fP\f3javadoc \-linkoffline http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/api . com.mypackage\fP
.fl
.fi
.LP
\f3外部ドキュメントへの相対リンクの使用例\fP \- 通常、\f2\-linkoffline\fP に相対パスを指定することはありません。 \f2\-link\fP で同じことができるからです。\f2\-linkoffline\fP を使用する際、\f2package\-list\fP には通常ローカルのファイルを指定します。 相対リンクを使用する際も、リンク先のファイルには通常ローカルのファイルを指定します。したがって、\f2\-linkoffline\fP の 2 つの引数に別々のパスを指定する必要はありません。2 つの引数が同一である場合は、\f2\-link\fP を使用できます。\f2\-link\fP の相対リンクの例を参照してください。 
.LP
\f4package\-list\fP\f3 ファイルを手動で作成\fP \- \f2package\-list\fP ファイルがまだ存在しなくても、ドキュメントのリンク先のパッケージ名がわかっている場合は、このファイルを自分で作成し、\f2packagelistLoc\fP でそのパスを指定することができます。\f2com.apipackage\fP が最初に生成され、\f2com.spipackage\fP のパッケージリストが存在しないという前出の例を参照してください。この方法は、パッケージ名はわかっているものの、まだ公開されていない、新しい外部ドキュメントにリンクするドキュメントを生成する必要がある場合に便利です。また、\f2package\-list\fP ファイルが生成されない Javadoc 1.0 や 1.1 などで生成されたパッケージ向けに \f2package\-list\fP ファイルを作成するときにも、この方法を利用します。同様に、2 つの会社が未公開の \f2package\-list\fP ファイルを共有することもできるため、クロスリンクを設定したドキュメントを同時にリリースすることも可能です。 
.LP
\f3複数のドキュメントへのリンク\fP \- \f2\-linkoffline\fP は、参照先の生成ドキュメントごとに 1 つずつ指定します。 次の例では、わかりやすくするためにオプションごとに行を分けています。 
.LP
\f2% \fP\f4javadoc \-linkoffline\fP \f2extdocURL1\fP \f2packagelistLoc1\fP \f2\\\fP
.br
\f2\ \ \ \ \ \ \ \ \ \ \fP\f4\-linkoffline\fP \f2extdocURL2\fP \f2packagelistLoc2\fP \f2\\\fP
.br
\f2\ \ \ \ \ \ \ \ \ \ ...\fP 
.LP
\f3ドキュメントの更新\fP \- 前述の \f2\-linkoffline\fP オプションのもうひとつの用途は、プロジェクトに大量のパッケージが含まれていて、すでにツリー全体に対して javadoc の実行が完了している場合に、次の実行では、少量の変更を手早く加えたあと、ソースツリーのごく一部に対してだけ javadoc を再実行する場合に便利です。これは、ドキュメンテーションコメントに対してだけ変更を加え、宣言は変更しない場合にのみ正しく処理されるので、ハッキングのようなものです。ソースコードの宣言を追加、削除、または変更した場合は、索引、パッケージツリー、継承されるメンバーのリスト、[使用] ページなどの場所で、リンクが壊れることがあります。 
.LP
まず、今回の実行で使用する新しい生成先ディレクトリ (\f2update\fP) を作成します。元の生成先ディレクトリの名前が \f2html\fP だとします。もっとも単純な例では、\f2html\fP ディレクトリの親ディレクトリに移動 (cd) します。\f2\-linkoffline\fP の最初の引数にカレントディレクトリ "." を指定し、2 番目の引数に \f2html\fP への相対パスを指定します。 ここで、\f2package\-list\fP が検索されます。 更新対照のパッケージのパッケージ名だけを指定してください。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d update \-linkoffline . html com.mypackage\fP
.fl
.fi
Javadoc ツールの終了後、\f2update/com/package\fP 内の生成されたクラスのページをコピーし (概要や索引を除く)、\f2html/com/package\fP 内の元のファイルに上書きします。 
.LP
.TP 3
\-linksource\  
各ソースファイル (行番号付き) の HTML バージョンを作成し、標準 HTML ドキュメントからソースファイルへのリンクを追加します。リンクは、ソースファイル内に宣言されているクラス、インタフェース、コンストラクタ、メソッド、フィールドに対して作成されます。デフォルトコンストラクタ、生成されたクラスに対しては作成されません。 
.LP
\f3このオプションは、\fP\f4\-public\fP\f3、\fP\f4\-package\fP\f3、\fP\f4\-protected\fP\f3、\fP\f4\-private\fP\f3 の各オプションとは関係なく、非公開のクラス、フィールド、非公開のメソッドの本体をはじめとする組み込まれたソースファイル内のすべての非公開実装の詳細を公開します。\fP\f2\-private\fP オプションを指定しないかぎり、非公開のクラスやインタフェースの一部には、リンクを介してアクセスできないことがあります。 
.LP
各リンクは、その宣言内の識別子名の上に作成されます。たとえば、\f2Button\fP クラスのソースコードヘのリンクは、「Button」という語の上に作成されます。 
.nf
\f3
.fl
    public class Button
.fl
    extends Component
.fl
    implements Accessible
.fl
\fP
.fi
Button クラスの \f2getLabel()\fP メソッドのソースコードへのリンクは、「getLabel」という語の上に作成されます。 
.nf
\f3
.fl
    public String getLabel()
.fl
\fP
.fi
.LP
.TP 3
\-group\  groupheading\  packagepattern:packagepattern:... 
概要ページの複数のパッケージを、指定したグループに分けて、グループごとに表を作成します。各グループは、それぞれ別の \f2\-group\fP オプションで指定します。これらのグループは、コマンド行で指定した順序でページに表示されます。 各グループ内では、パッケージがアルファベット順に並べられます。指定した \f2\-group\fP オプションごとに、\f2packagepattern\fP 式のリストと一致するパッケージが、見出し \f2groupheading\fP を持つ 1 つの表にまとめて表示されます。 
.RS 3
.TP 2
o
\f4groupheading\fP には、任意のテキストを指定でき、空白を含めることができます。指定したテキストは、グループの表見出しになります。 
.TP 2
o
\f4packagepattern\fP には、任意のパッケージ名、または任意のパッケージ名の先頭部分とそれに続く 1 つのアスタリスク (\f2*\fP) を指定できます。アスタリスクは、「任意の文字に一致する」という意味のワイルドカードです。ワイルドカードとして指定できるのは、アスタリスクだけです。1 つのグループには、コロン (\f2:\fP) で区切って複数のパターンを含めることができます。 
.RE
.RS 3

.LP
.LP
\f3注: パターンやパターンリスト内でアスタリスクを使う場合は、\fP\f4"java.lang*:java.util"\fP\f3 のように、パターンリストを引用符で囲む必要があります。\fP
.LP
.RE
.LP
\f2\-group\fP オプションが指定されていない場合は、すべてのパッケージが、「パッケージ」という見出しの 1 つのグループに入れられます。ドキュメント化されるパッケージの中に、指定したグループのどのグループにも入らないパッケージがある場合、このようなパッケージは「その他のパッケージ」という見出しを持つ独立したグループに入れられます。 
.LP
たとえば、次のようにオプションを指定すると、ドキュメント化される 5 つのパッケージは、コアパッケージ、拡張機能パッケージ、およびその他のパッケージに分けられます。「java.lang*」では、最後のドットを指定していないことに注目してください。 「java.lang.*」のようにドットを入れると、java.lang パッケージは除外されることになります。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-group "Core Packages" "java.lang*:java.util"
.fl
            \-group "Extension Packages" "javax.*"
.fl
            java.lang java.lang.reflect java.util javax.servlet java.new\fP
.fl
.fi
この結果、次のようなグループ化が行われます。 
.RS 3
.RS 3
.TP 3
コアパッケージ 
\f2java.lang\fP 
\f2java.lang.reflect\fP 
\f2java.util\fP 
.TP 3
拡張機能パッケージ 
\f2javax.servlet\fP 
.TP 3
その他のパッケージ 
\f2java.new\fP 
.RE

.LP
.RE
.LP
.TP 3
\-nodeprecated 
推奨されない API をドキュメントに生成しないようにします。このオプションを指定すると、\-nodeprecatedlist オプションを指定した場合と同じ効果があることに加えて、ドキュメントのほかの部分全体でも、推奨されない API が生成されません。このオプションは、コードを記述しているとき、推奨されないコードによって気を散らされたくない場合に便利です。 
.LP
.TP 3
\-nodeprecatedlist 
推奨されない API のリストを含むファイル (deprecated\-list.html)、およびナビゲーションバーのそのページへのリンクが生成されないようにします。ただし、ドキュメントのほかの部分では、推奨されない API が生成されます。このオプションは、推奨されない API がソースコードに含まれておらず、ナビゲーションバーをすっきりと見せたい場合に便利です。 
.LP
.TP 3
\-nosince 
生成ドキュメントから、@since タグに対応する「導入されたバージョン」 セクションを省略します。 
.LP
.TP 3
\-notree 
生成されるドキュメントからクラスおよびインタフェースの階層ページを省略します。これらのページには、ナビゲーションバーの「ツリー」ボタンからアクセスできます。デフォルトでは、階層が生成されます。 
.LP
.TP 3
\-noindex 
生成ドキュメントから、索引を省略します。デフォルトでは、索引が生成されます。 
.LP
.TP 3
\-nohelp 
出力の各ページの最上部と最下部にあるナビゲーションバーから [ヘルプ] リンクを省略します。 
.LP
.TP 3
\-nonavbar 
生成されるページの最上部と最下部に表示されるナビゲーションバー、ヘッダー、およびフッターを生成しないようにします。このオプションは、bottom オプションには影響を与えません。\f2\-nonavbar\fP オプションは、印刷するためだけにファイルを PostScript または PDF に変換する場合など、内容だけが重要で、ナビゲーションの必要がない場合に便利です。 
.LP
.TP 3
\-helpfile\  path/filename 
上部と下部のナビゲーションバーの [ヘルプ] リンクのリンク先となる代替ヘルプファイル \f2path/filename\fP のパスを指定します。このオプションが指定されていない場合、Javadoc ツールは、ハードコードされているヘルプファイル \f2help\-doc.html\fP を自動的に作成します。このオプションを使うと、そのデフォルトの動作をオーバーライドできます。\f2filename\fP にはどんなファイル名でも指定でき、\f2help\-doc.html\fP には限定されません。例を示します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-helpfile /home/user/myhelp.html java.awt\fP
.fl
.fi
.TP 3
\-stylesheetfile\  path/filename 
代替 HTML スタイルシートファイルのパスを指定します。このオプションが指定されていない場合、Javadoc ツールは、ハードコードされているスタイルシートファイル \f2stylesheet.css\fP を自動的に作成します。このオプションを使うと、そのデフォルトの動作をオーバーライドできます。\f2filename\fP にはどんなファイル名でも指定でき、\f2stylesheet.css\fP には限定されません。例を示します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-stylesheetfile /home/user/mystylesheet.css com.mypackage\fP
.fl
.fi
.TP 3
\-serialwarn 
@serial タグがない場合は、コンパイル時に警告を生成します。デフォルトでは、Javadoc 1.2.2 以降のバージョンでは、直列化の警告は生成されません。1.2.2 より前の初期バージョンでは、警告が生成されます。このオプションを使用すると、直列化の警告が表示されるので、デフォルトの直列化可能フィールドと \f2writeExternal\fP メソッドを適切にドキュメント化するのに役立ちます。 
.LP
.TP 3
\-charset\  name 
このドキュメント用の HTML 文字セットを指定します。この名前は、
.na
\f2IANA Registry\fP @
.fi
http://www.iana.org/assignments/character\-sets で与えられた、推奨される MIME 名でなければなりません。例を示します。 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-charset "iso\-8859\-1" mypackage\fP
.fl
.fi
生成されるすべてのページの先頭に、次の行が挿入されます。  
.nf
\f3
.fl
   <META http\-equiv="Content\-Type" content="text/html; charset=ISO\-8859\-1">
.fl
\fP
.fi
この META タグについては、
.na
\f2HTML の標準\fP @
.fi
http://www.w3.org/TR/REC\-html40/charset.html#h\-5.2.2 (4197265 および 4137321) を参照してください。 
.LP
\-encoding および \-docencoding も参照してください。 
.LP
.TP 3
\-docencoding\  name 
生成される HTML ファイルのエンコーディングを指定します。この名前は、
.na
\f2IANA Registry\fP @
.fi
http://www.iana.org/assignments/character\-sets で与えられた、推奨される MIME 名でなければなりません。このオプションを省略しながら \-encoding を使用した場合、生成される HTML ファイルのエンコードは、\-encoding によって決められます。例: 
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-docencoding "ISO\-8859\-1" mypackage\fP
.fl
.fi
\-encoding および \-charset も参照してください。 
.LP
.TP 3
\-keywords 
HTML メタキーワードタグを、クラスごとに生成されるファイルに追加します。これらのタグは、メタタグを検索するサーチエンジンがページを見つける場合に役立ちます。インターネット全体を検索する多くのサーチエンジンは、ページがメタタグを誤用しているため、メタタグを調べません。 一方、検索を自身の Web サイトに限定している企業では、サーチエンジンがメタタグを調べることによってメリットを得られます。 
.LP
メタタグには、クラスの完全修飾名と、フィールドおよびメソッドの修飾されていない名前が含まれます。コンストラクタは、クラス名と同じであるため含まれません。たとえば、クラス String は次のキーワードで開始します。 
.nf
\f3
.fl
     <META NAME="keywords" CONTENT="java.lang.String class">
.fl
     <META NAME="keywords" CONTENT="CASE_INSENSITIVE_ORDER">
.fl
     <META NAME="keywords" CONTENT="length()">
.fl
     <META NAME="keywords" CONTENT="charAt()">
.fl
\fP
.fi
.LP
.TP 3
\-tag\ \ tagname:Xaoptcmf:"taghead" 
Javadoc ツールがドキュメンテーションコメント内の引数を 1 つ取る単純なカスタムブロックタグ \f2@\fP\f2tagname\fP を解釈できるようにします。これにより、Javadoc ツールはタグ名の「スペルチェック」を行うことができるので、ソースコード内のすべてのカスタムタグに \f2\-tag\fP オプションを組み込むことをお勧めします。今回の実行で出力されないタグは、\f2X\fP を付けて無効にします。 
.LP
コロン (\f4:\fP) は常に区切り文字になります。\f2tagname\fP でコロンを使用するには、「タグ名でのコロンの使用」を参照してください。 
.LP
\f2\-tag\fP オプションは、タグの見出し「taghead」を太字で出力します。 その次の行には、このオプションの引数で指定したテキストが続きます。 以下の例を参照してください。ブロックタグと同様、この引数のテキストにはインラインタグを含めることができます。 このインラインタグも解釈されます。出力は、引数を 1 つ取る標準のタグ (\f2@return\fP、\f2@author\fP など) の出力とよく似ています。\f2taghead\fP を省略すると、\f2tagname\fP が見出しとして表示されます。 
.LP
\f3タグの配置\fP \- 引数の \f4Xaoptcmf\fP 部分は、ソースコード内のタグを配置できる位置と、\f2X\fP を使ってこのタグを無効にできるかどうかを特定します。タグの配置位置を制限しない場合は \f4a\fP を指定します。 それ以外の文字の組み合わせも可能です。 \f4X\fP (タグの無効化)
.br
\f4a\fP (すべての位置)
.br
\f4o\fP (概要)
.br
\f4p\fP (パッケージ)
.br
\f4t\fP (型すなわちクラスおよびインタフェース)
.br
\f4c\fP (コンストラクタ)
.br
\f4m\fP (メソッド)
.br
\f4f\fP (フィールド) 
.LP
\f3シングルタグの例\fP \- ソースコード内の任意の位置で使用で気るタグのタグオプションの例を示します。 
.nf
\f3
.fl
    \-tag todo:a:"To Do:"
.fl
\fP
.fi
@todo をコンストラクタ、メソッド、フィールドのみで使用する場合は、以下のオプションを使用します。 
.nf
\f3
.fl
    \-tag todo:cmf:"To Do:"
.fl
\fP
.fi
上の例の最後のコロン (\f2:\fP) は、パラメータ区切り子ですが、見出しテキストの一部になっています (以下の例を参照)。次の例のように、\f2@todo\fP タグを含むソースコードでは、いずれかのタグオプションを使用します。 
.nf
\f3
.fl
     @todo The documentation for this method needs work.
.fl
\fP
.fi
\f3タグ名にコロンを使用する\fP \- コロン (:) をバックスラッシュでエスケープすると、コロンをタグ名に使用することができます。このドキュメンテーションコメントの中では、次のように使用します。 
.nf
\f3
.fl
    /**
.fl
     * @ejb:bean
.fl
     */
.fl
\fP
.fi
でこのタグオプションを使用すると、  
.nf
\f3
.fl
    \-tag ejb\\\\:bean:a:"EJB Bean:"
.fl
\fP
.fi
\f3タグ名のスペルチェック (タグの無効化)\fP \- ソースコード内に配置した一部のカスタムタグの出力を抑制したい場合があります。この場合も、ソースコード内にすべてのタグを配置し、出力を抑制しないタグを有効にし、出力を抑制するタグを無効にします。タグを無効にするには、\f2X\fP を指定します。指定しないと、そのタグは有効になります。 これにより、Javadoc ツールは、検出したタグが入力ミスなどによる未知のタグであるかどうかを特定できます。未知のタグを検出した場合、Javadoc ツールは警告を出力します。 
.LP
すでに配置されている値に \f2X\fP を追加できます。 こうしておけば、\f2X\fP を削除するだけでタグを有効にすることができます。たとえば、@todo タグの出力を抑制したい場合、次のように指定します。 
.nf
\f3
.fl
    \-tag todo:Xcmf:"To Do:"
.fl
\fP
.fi
さらに単純な指定方法もあります。 
.nf
\f3
.fl
    \-tag todo:X
.fl
\fP
.fi
.LP
構文 \f2\-tag todo:X\fP は、\f2@todo\fP が taglet で定義されている場合も有効です。 
.LP
\f3タグの順序\fP \- \f2\-tag\fP (および \f2\-taglet\fP) オプションの順序によって、その出力順序が決定します。カスタムタグと標準タグを組み合わせて使用することもできます。標準タグのタグオプションは、順序を決定するためだけのプレースホルダです。これらは標準タグ名のみを使用します。(標準タグの小見出しは変更できません。)これについては、以下の例で説明します。 
.LP
\f2\-tag\fP がない場合、\f2\-taglet\fP の位置によってその順序が決定します。タグが両方とも存在する場合、コマンド行の最後にあるほうがその順序を決定します。これは、タグやタグレットがコマンド行に指定された順番に処理されるためです。たとえば、\f2\-taglet\fP と \f2\-tag\fP の両方が todo という名前を持っている場合、コマンド行の最後にあるほうが順序を決定します。 
.LP
\f3タグの完全セットの例\fP \- この例では、出力の「Parameters」と「Throws」の間に「To Do」を挿入します。X を使用して、@example が、ソースコード内の今回の実行では出力されないタグであることを指定します。@argfile を使用する場合は、次のように、引数ファイル内の別々の行にタグを配置できます。 行の継続を示す文字は不要です。 
.nf
\f3
.fl
   \-tag param
.fl
   \-tag return
.fl
   \-tag todo:a:"To Do:"
.fl
   \-tag throws
.fl
   \-tag see
.fl
   \-tag example:X
.fl
\fP
.fi
.LP
javadoc がドキュメンテーションコメントを解析する際に検出されたタグのうち、標準タグでも \f2\-tag\fP や \f2\-taglet\fP で渡されるタグでもないものは、未知のタグの見なされます。 この場合、警告がスローされます。 
.LP
標準タグは、最初、デフォルトの順序でリスト内に内部的に格納されます。\f2\-tag\fP オプションを使用すると、このリストに追加されるタグ、すなわち標準タグの位置がデフォルトの位置から移動します。つまり、標準タグに \f2\-tag\fP オプションを付けなければ、これらはデフォルトの位置に配置されたままになります。 
.LP
\f3競合の回避\fP \- 固有の名前空間を分割するには、パッケージに使用されている \f2com.mycompany.todo\fP のように、ドット (.) 区切りの命名規則を使用します。Sun は、今後も名前にドットを含まない標準タグを作成します。ユーザーが作成したタグは、Sun が提供する同じ名前のタグの動作をオーバーライドします。つまり、ユーザーが \f2@todo\fP という名前のタグまたはタグレットを作成している場合、Sun があとから同じ名前の標準タグを作成しても、そのタグまたはタグレットは元の動作を保持します。 
.LP
\f3注釈 vs. Javadoc タグ\fP \- 一般に、追加する必要のあるマークアップが、ドキュメンテーションに影響を与えたりドキュメンテーションを生成したりするためのものである場合、そのマークアップは javadoc タグにすべきです。 それ以外の場合は注釈にすべきです。
.na
\f2「Comparing Annotations and Javadoc Tags」\fP @
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html#annotationsを参照してください。 
.LP
\-taglet オプションを使用して、より複雑なブロックタグやカスタムインラインタグを 作成することができます。 
.LP
.TP 3
\-taglet\ \ class 
そのタグのドキュメントの生成に使うドックレットを起動するためのクラスファイルを指定します。クラスの完全指定名を指定してください。このタグレットは、カスタムタグのテキスト引数の数も定義します。タグレットは、これらの引数を受け付け、処理し、出力を生成します。外部ドキュメントとサンプルタグレットについては、以下を参照してください。 
.RS 3
.TP 2
o
.na
\f2「タグレットの概要」\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/taglet/overview.html 
.RE
.LP
タグレットは、標準タグまたはインラインタグで便利です。タグレットは任意の数の引数をとることができます。 また、テキストを太字にする、箇条書きを作成する、テキストをファイルに書き出す、その他のプロセスを開始するなどのカスタム動作を実装できます。 
.LP
タグレットで指定できるのは、タグの配置場所と配置形式のみです。その他のすべての決定は、ドックレットによって行われます。タグレットを使用しても、包含クラスのリストからクラス名を削除するなどの処理は実行できません。ただし、タグのテキストをファイルに出力したり、別のプロセスをトリガーするなどの副作用は得られます。 
.LP
タグレットのパスを指定するには、\f2\-tagletpath\fP オプションを使用します。以下は、生成されるページの「Parameter」と「Throws」の間に「To Do」タグレットを挿入する例です。 
.nf
\f3
.fl
    \-taglet com.sun.tools.doclets.ToDoTaglet
.fl
    \-tagletpath /home/taglets 
.fl
    \-tag return
.fl
    \-tag param
.fl
    \-tag todo
.fl
    \-tag throws
.fl
    \-tag see
.fl
\fP
.fi
.LP
\f2\-tag\fP オプションの代わりに \f2\-taglet\fP オプションを使用することもできますが、読みやすさを考慮するなら、\f2\-tag\fP オプションを使用したほうがよいでしょう。 
.LP
.TP 3
\-tagletpath\ \ tagletpathlist 
taglet クラスファイル (.class) の検索パスを指定します。\f2tagletpathlist\fP には、コロン (\f2:\fP) で区切って複数のパスを含めることができます。Javadoc ツールは、指定されたパスの以下すべてのサブディレクトリを検索します。 
.LP
.TP 3
\-docfilessubdirs\  
\f2doc\-files\fP ディレクトリの深いコピーを有効にします。つまり、コピー先には、サブディレクトリとすべてのコンテンツがコピーされます。たとえば、\f2doc\-files/example/images\fP ディレクトリとその中のファイルがコピーされます。ここでも、サブディレクトリを除外する指定が可能です。 
.LP
.TP 3
\-excludedocfilessubdir\ \ name1:name2... 
所定の名前の \f2doc\-files\fP サブディレクトリを除外します。これにより、SCCS とその他のソースコード制御サブディレクトリのコピーを防ぎます。 
.LP
.TP 3
\-noqualifier\ \ all\  | \ packagename1:packagename2:... 
出力されるクラス名の先頭のパッケージ名 (パッケージ修飾子) を省略します。\f2\-noqualifier\fP の引数として \f2all\fP を指定した場合、すべてのパッケージ修飾子がすべて省略されます。 削除する複数のパッケージ名をコロンで区切って、ワイルドカードとともに指定することもできます。クラスまたはインタフェース名が表示される位置からパッケージ名が削除されます。 
.LP
次の例では、すべてのパッケージ修飾子を省略します。 
.nf
\f3
.fl
    \-noqualifier all
.fl
\fP
.fi
次の例では、パッケージ修飾子 java.lang および java.io を省略します。 
.nf
\f3
.fl
    \-noqualifier java.lang:java.io
.fl
\fP
.fi
次の例では、java で始まるパッケージ修飾子と com.sun というサブパッケージ (javax ではない) を省略します。 
.nf
\f3
.fl
    \-noqualifier java.*:com.sun.*
.fl
\fP
.fi
パッケージ修飾子が上記の動作に従って表示される場合、名前は適切に短くされます。 詳細は「名前の表示方法」を参照してください。この規則は、\f2\-noqualifier\fP を使用したかどうかにかかわらず有効です。 
.LP
.TP 3
\-notimestamp\  
タイムスタンプが抑制されます。 各ページ先頭近くにある、生成された HTML 内の HTML コメントでタイムスタンプが隠されます。Javadoc を 2 つのソースベースで実行し、それらに対して diff を実行するときにこのオプションを使用すると、タイムスタンプによって diff が発生しなくなるので便利です (このオプションを使用しないと、各ページで diff になります)。タイムスタンプには Javadoc のバージョン番号が含まれており、次のようになります。 
.nf
\f3
.fl
     <!\-\- Generated by javadoc (build 1.5.0\-internal) on Tue Jun 22 09:57:24 PDT 2004 \-\->
.fl
\fP
.fi
.LP
.TP 3
\-nocomment\  
主説明およびすべてのタグを含むコメント本文全体を抑制し、宣言だけを生成します。このオプションにより、元は異なる目的のためだったソースファイルを再利用し、新しいプロジェクトの早い段階でスケルトン HTML ドキュメントを作成できるようになりました。 
.RE
.SH "コマンド行引数ファイル"
.LP
.LP
\f2javadoc\fP のコマンド行を短くしたり簡潔にしたりするために、\f2javadoc\fP コマンドに対する引数 (\f2\-J\fP オプションを除く) が入った 1 つ以上のファイルを指定することができます。このことを利用すれば、どのオペレーティングシステム上でも、任意の長さの javadoc コマンドを作成できます。
.LP
.LP
引数ファイルには、javac のオプションとソースファイル名を自由に組み合わせて記述できます。ファイル内の各引数は、スペースまたは改行で区切ります。ファイル名に空白が含まれている場合は、そのファイル名全体を二重引用符で囲みます。
.LP
.LP
引数ファイル内のファイル名は、現在のディレクトリから見た相対パスになります。引数ファイルの位置から見た相対パスではありません。引数ファイル内のファイル名リストでは、ワイルドカード (*) は使用できません。たとえば、\f2*.java\fP とは指定できません。引数ファイル内の引数で \f2@\fP 文字を使用して、複数のファイルを再帰的に解釈することはサポートされていません。また、\f2\-J\fP オプションもサポートされていません。 このオプションは起動ツールに渡されますが、起動ツールでは引数ファイルをサポートしていないからです。
.LP
.LP
javadoc を実行するときに、各引数ファイルのパスとファイル名の先頭に \f2@\fP 文字を付けて渡します。javadoc は、\f2@\fP 文字で始まる引数を見つけると、そのファイルの内容を展開して引数リストに挿入します。
.LP
.SS 
引数ファイルを 1 つ指定する例
.LP
.LP
\f2argfile\fP という名前の引数ファイルにすべての Javadoc 引数を格納し、次のように使用することができます。
.LP
.nf
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc @argfile\fP
.fl
.fi

.LP
.LP
この引数ファイルには、次の例で示されている 2 つのファイルの内容を両方とも入れることができます。
.LP
.SS 
引数ファイルを 2 つ指定する例
.LP
.LP
Javadoc オプション用に 1 つ、ソースファイル名用に 1 つというように、2 つの引数ファイルを作成し、次のようにして使用することができます。なお、このあとのリストでは、行の継続文字を使用していません。
.LP
.LP
以下の内容を含む \f2options\fP という名前のファイルを作成します。
.LP
.nf
\f3
.fl
     \-d docs\-filelist 
.fl
     \-use 
.fl
     \-splitindex
.fl
     \-windowtitle 'Java 2 Platform v1.3 API Specification'
.fl
     \-doctitle 'Java(TM) 2 Platform 5.0 API Specification'
.fl
     \-header '<b>Java 2 Platform </b><br><font size="\-1">5.0</font>'
.fl
     \-bottom 'Copyright 1993\-2000 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved.'
.fl
     \-group "Core Packages" "java.*"
.fl
     \-overview /java/pubs/ws/1.5/src/share/classes/overview\-core.html
.fl
     \-sourcepath /java/pubs/ws/1.5/src/share/classes
.fl
\fP
D
duke 已提交
5364
.fi
T
tbell 已提交
5365

D
duke 已提交
5366 5367
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5368
以下の内容を含む \f2packages\fP という名前のファイルを作成します。
D
duke 已提交
5369 5370 5371 5372
.LP
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5373
     com.mypackage1
D
duke 已提交
5374
.fl
T
tbell 已提交
5375
     com.mypackage2
D
duke 已提交
5376
.fl
T
tbell 已提交
5377
     com.mypackage3
D
duke 已提交
5378 5379 5380
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
5381 5382 5383 5384 5385

.LP
.LP
そのあと、次のコマンドを使用して javadoc を実行します。
.LP
D
duke 已提交
5386 5387 5388
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5389
  % \fP\f3javadoc @options @packages\fP
D
duke 已提交
5390 5391
.fl
.fi
T
tbell 已提交
5392

D
duke 已提交
5393
.LP
T
tbell 已提交
5394 5395
.SS 
パス付きの引数ファイルの例
D
duke 已提交
5396 5397
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5398 5399
引数ファイルには、パスを指定できます。 ただし、そのファイル内に指定されたファイル名は、現在の作業ディレクトリから見た相対パスになります。 つまり、下の例の場合は、\f2path1\fP や \f2path2\fP から見た相対パスではありません。
.LP
D
duke 已提交
5400 5401 5402
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5403
  % \fP\f3javadoc @path1/options @path2/packages\fP
D
duke 已提交
5404 5405
.fl
.fi
T
tbell 已提交
5406 5407 5408 5409 5410 5411 5412 5413

.LP
.SS 
オプションの引数の例
.LP
.LP
次に、Javadoc オプションに対する引数だけを引数ファイルに格納する例を示します。ここでは、\f2\-bottom\fP を例に取り上げます。 そのオプションには、かなり長い引数を指定することがあるからです。まず、このオプションのテキスト引数になる次のような内容を含む、\f2bottom\fP という名前のファイルを作成します。
.LP
D
duke 已提交
5414 5415 5416
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5417 5418 5419 5420 5421 5422 5423 5424 5425
'<font size="\-1"><a href="http://java.sun.com/cgi\-bin/bugreport.cgi">Submit a 
.fl
bug or feature</a><br><br>Java is a trademark or registered trademark of 
.fl
Sun Microsystems, Inc. in the US and other countries.<br>Copyright 1993\-2000 Sun 
.fl
Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road,<br>Palo Alto, California, 94303, U.S.A. 
.fl
All Rights Reserved.</font>'
D
duke 已提交
5426 5427 5428
.fl
\fP
.fi
T
tbell 已提交
5429

D
duke 已提交
5430 5431
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5432 5433
そのあと、次のようにして Javadoc ツールを実行します。
.LP
D
duke 已提交
5434 5435 5436
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5437
  % \fP\f3javadoc \-bottom @bottom @packages\fP
D
duke 已提交
5438 5439
.fl
.fi
T
tbell 已提交
5440

D
duke 已提交
5441 5442
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5443 5444
また、引数ファイルの先頭に \f2\-bottom\fP オプションを組み込んでおけば、次のようにして実行できます。
.LP
D
duke 已提交
5445 5446 5447
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5448
  % \fP\f3javadoc @bottom @packages\fP
D
duke 已提交
5449 5450
.fl
.fi
T
tbell 已提交
5451 5452 5453
.SH "名前"
実行
.SH "Javadoc の実行"
D
duke 已提交
5454 5455
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5456
\f3バージョン番号\fP \- javadoc のバージョン番号を判別するには、\f3javadoc \-J\-version\fP を使用します。出力ストリームには標準ドックレットのバージョン番号が含まれます。\f2\-quiet\fP で無効にできます。
D
duke 已提交
5457 5458
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5459 5460 5461
\f3公開プログラムインタフェース\fP \- Java 言語で記述されたプログラムから Javadoc ツールを起動するとき使用します。このインタフェースは \f2com.sun.tools.javadoc.Main\fP にあります (javadoc は再入可能)。詳細は、
.na
\f2「標準ドックレット」\fP @
D
duke 已提交
5462
.fi
T
tbell 已提交
5463
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/javadoc/standard\-doclet.html#runningprogrammaticallyを参照してください。
D
duke 已提交
5464 5465
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5466 5467 5468
\f3ドックレットの実行\fP \- 下記の説明は、標準 HTML ドックレットを呼び出すためのものです。カスタムドックレットを呼び出すには、\-doclet および \-docletpath オプションを使用します。特定のドックレットを実行した完全な例については、
.na
\f2MIF Doclet のドキュメント\fP @
D
duke 已提交
5469
.fi
T
tbell 已提交
5470
http://java.sun.com/j2se/javadoc/mifdoclet/docs/mifdoclet.htmlを参照してください。
D
duke 已提交
5471
.LP
T
tbell 已提交
5472
.SH "簡単な例"
D
duke 已提交
5473 5474
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5475
javadoc は、パッケージ全体に対して実行することも、個々のソースファイルに対して実行することもできます。各パッケージ名は、それぞれのパッケージ名に対応するディレクトリ名を持ちます。次の例では、ソースファイルは \f2/home/src/java/awt/*.java\fP にあります。生成先ディレクトリは \f2/home/html\fP です。
D
duke 已提交
5476
.LP
T
tbell 已提交
5477 5478
.SS 
1 つ以上のパッケージのドキュメント化
D
duke 已提交
5479 5480
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5481 5482
パッケージをドキュメント化するには、そのパッケージのソースファイル (\f2*.java\fP) が、パッケージと同じ名前を持つディレクトリ内に存在していなければなりません。パッケージ名が複数の識別子で構成されている (\f2java.awt.color\fP のように、各識別子はドットで区切られている) 場合は、後続の各識別子が下位のサブディレクトリに対応していなければなりません (\f2java/awt/color\fP など)。1 つのパッケージのための複数のソースファイルを、異なる場所にある 2 つのディレクトリツリーに分けて格納することも可能です (\f2src1/java/awt/color\fP と \f2src2/java/awt/color\fP など)。 ただし、その場合は、\f2\-sourcepath\fP によって、その両方の場所を指定しなければなりません。
.LP
D
duke 已提交
5483
.LP
T
tbell 已提交
5484
javadoc を実行するには、\f2cd\fP コマンドを使ってディレクトリを変更するか、または \f2\-sourcepath\fP オプションを使用します。以下の例では、両方の方法について説明します。
D
duke 已提交
5485
.LP
T
tbell 已提交
5486 5487 5488 5489
.RS 3
.TP 2
o
\f3ケース 1 \- 1 つ以上のパッケージからの起動を再帰的に実行\fP \- この例では javadoc が任意のディレクトリから実行できるように、\-sourcepath を使用し、再帰的処理のために \-subpackages (1.4 の新オプション) を使用します。これは、\f2java\fP のサブパッケージ (\f2java.net\fP および \f2java.lang\fP をルートとするパッケージを除く) を処理します。ただし、\f2java.lang\fP のサブパッケージである \f2java.lang.ref\fP は除外されます。 
D
duke 已提交
5490
.nf
T
tbell 已提交
5491 5492 5493 5494
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \fP\f3\-d\fP\f3 /home/html \fP\f3\-sourcepath\fP\f3 /home/src \fP\f3\-subpackages\fP\f3 java \fP\f3\-exclude\fP\f3 java.net:java.lang\fP
.fl
D
duke 已提交
5495 5496
.fi
.LP
T
tbell 已提交
5497 5498 5499 5500
その他のパッケージツリーを巡回するには、\f2java:javax:org.xml.sax\fP のように、\f2\-subpackages\fP 引数にその名前を追加します。  
.TP 2
o
\f3ケース 2 \- ルートソースディレクトリに移ってから明示的なパッケージに対して実行\fP \- 完全指定のパッケージ名の親ディレクトリに移ります。次に、ドキュメント化する 1 つ以上のパッケージ名を指定して javadoc を実行します。 
D
duke 已提交
5501
.nf
T
tbell 已提交
5502 5503 5504 5505 5506 5507
\f3
.fl
  % \fP\f3cd /home/src/\fP
.fl
  % \f3javadoc \-d /home/html java.awt java.awt.event\fP
.fl
D
duke 已提交
5508
.fi
T
tbell 已提交
5509 5510 5511
.TP 2
o
\f3ケース 3 \- 任意のディレクトリから実行。 ソースファイルは 1 つのディレクトリツリー内にある\fP \- このケースでは、現在のディレクトリがどこであってもかまいません。最上位パッケージの親ディレクトリを \f2\-sourcepath\fP に指定し、ドキュメント化する 1 つ以上のパッケージ名を指定して javadoc を実行します。 
D
duke 已提交
5512
.nf
T
tbell 已提交
5513 5514 5515 5516
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src java.awt java.awt.event\fP
.fl
D
duke 已提交
5517
.fi
T
tbell 已提交
5518 5519 5520
.TP 2
o
\f3ケース 4 \- 任意のディレクトリから実行。 ソースファイルは複数のディレクトリツリー内にある\fP \- これはケース 3 と似ていますが、パッケージが複数のディレクトリツリーに存在します。それぞれのツリーのルートへのパスを \f2\-sourcepath\fP に指定し (コロンで区切る)、ドキュメント化する 1 つ以上のパッケージ名を指定して javadoc を実行します。1 つのパッケージのすべてのソースファイルが、1 つのルートディレクトリの下に存在しなければならない、ということはありません。 ソースパスとして指定された場所のどこかで見つかれば十分です。 
D
duke 已提交
5521
.nf
T
tbell 已提交
5522 5523 5524 5525
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src1:/home/src2 java.awt java.awt.event\fP
.fl
D
duke 已提交
5526 5527
.fi
.RE
T
tbell 已提交
5528

D
duke 已提交
5529 5530
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5531
結果: 上記のどのケースでも、\f2java.awt\fP と \f2java.awt.event\fP パッケージ内の public および protected クラスとインタフェースについて、HTML 形式のドキュメントが生成され、指定された生成先ディレクトリ (\f2/home/html\fP) に HTML ファイルが保存されます。2 つ以上のパッケージが生成されているので、ドキュメントは、パッケージのリスト、クラスのリスト、およびメインのクラスページという 3 つのフレームを持つことになります。
D
duke 已提交
5532
.LP
T
tbell 已提交
5533 5534
.SS 
1 つ以上のクラスのドキュメント化
D
duke 已提交
5535 5536
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5537
また、1 つ以上のソースファイル (\f2.java\fP) を渡して、Javadoc ツールを実行することもできます。javadoc は、次の 2 つのどちらかの方法で実行できます。 1 つは、\f2cd\fP コマンドでディレクトリを変更する方法、もう 1 つは \f2.java\fP ファイルへのパスを完全指定する方法です。相対パスは、現在のディレクトリを起点とします。ソースファイル名を渡すときは、\f2\-sourcepath\fP オプションは無視されます。アスタリスク (*) のようなコマンド行ワイルドカードを使用すると、クラスのグループを指定できます。
D
duke 已提交
5538
.LP
T
tbell 已提交
5539 5540 5541 5542
.RS 3
.TP 2
o
\f3ケース 1 \- ソースディレクトリに移る\fP \- \f2.java\fP ファイルのあるディレクトリに移ります。次に、ドキュメント化する 1 つ以上のソースファイルの名前を指定して javadoc を実行します。 
D
duke 已提交
5543
.nf
T
tbell 已提交
5544 5545 5546 5547 5548 5549
\f3
.fl
  % \fP\f3cd /home/src/java/awt\fP
.fl
  % \f3javadoc \-d /home/html Button.java Canvas.java Graphics*.java\fP
.fl
D
duke 已提交
5550
.fi
T
tbell 已提交
5551 5552 5553 5554
この例では、クラス \f2Button\fP と \f2Canvas\fP、および名前が \f2Graphics\fP で始まるクラスについて、HTML 形式のドキュメントが生成されます。パッケージ名ではなくソースファイルが javadoc に引数として渡されているので、ドキュメントは、クラスのリストとメインページという 2 つのフレームを持つことになります。 
.TP 2
o
\f3ケース 2 \- パッケージのルートディレクトリに移る\fP \- これは、同じルート内にある複数のサブパッケージの個々のソースファイルをドキュメント化する場合に便利です。パッケージのルートディレクトリに移り、各ソースファイルを、ルートからのパスとともに指定します。 
D
duke 已提交
5555
.nf
T
tbell 已提交
5556 5557 5558 5559 5560 5561
\f3
.fl
  % \fP\f3cd /home/src/\fP
.fl
  % \f3javadoc \-d /home/html java/awt/Button.java java/applet/Applet.java\fP
.fl
D
duke 已提交
5562
.fi
T
tbell 已提交
5563 5564 5565 5566
この例では、\f2Button\fP クラスおよび \f2Applet\fP クラスについて、HTML 形式のドキュメントが生成されます。 
.TP 2
o
\f3ケース 3 \- 任意のディレクトリから\fP \- このケースでは、現在のディレクトリがどこであってもかまいません。ドキュメント化する \f2.java\fP ファイルへの絶対パス (または、現在のディレクトリからの相対パス) を指定して javadoc を実行します。 
D
duke 已提交
5567
.nf
T
tbell 已提交
5568 5569 5570 5571
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d /home/html /home/src/java/awt/Button.java /home/src/java/awt/Graphics*.java\fP
.fl
D
duke 已提交
5572
.fi
T
tbell 已提交
5573
この例では、クラス \f2Button\fP と、名前が \f2Graphics\fP で始まるクラスについて、HTML 形式のドキュメントが生成されます。 
D
duke 已提交
5574
.RE
T
tbell 已提交
5575

D
duke 已提交
5576
.LP
T
tbell 已提交
5577 5578
.SS 
パッケージとクラスのドキュメント化
D
duke 已提交
5579 5580
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5581
パッケージ全体と個々のクラスを同時に指定してドキュメント化することもできます。次に前述の 2 つの例を組み合わせた例を示します。\f2\-sourcepath\fP は、パッケージへのパスに対しては使用できますが、個々のクラスのパスに対しては使用できません。
D
duke 已提交
5582 5583
.LP
.nf
T
tbell 已提交
5584 5585 5586 5587
\f3
.fl
  % \fP\f3javadoc \-d /home/html \-sourcepath /home/src java.awt /home/src/java/applet/Applet.java\fP
.fl
D
duke 已提交
5588
.fi
T
tbell 已提交
5589

D
duke 已提交
5590 5591
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5592
この例では、パッケージ \f2java.awt\fP と、クラス \f2Applet\fP について、HTML 形式のドキュメントが生成されます。Javadoc ツールは、\f2Applet\fP のパッケージ名を、\f2Applet.java\fP ソースファイル内のパッケージ宣言 (その宣言がある場合) から判別します。
D
duke 已提交
5593
.LP
T
tbell 已提交
5594
.SH "使用例"
D
duke 已提交
5595 5596
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5597
Javadoc ツールには多くの便利なオプションがあり、その中にはほかのオプションよりも頻繁に使われるものがあります。ここで紹介するのは、Java プラットフォーム API に対して Javadoc ツールを実行するときに使用する実際のコマンドです。Java 2 Platform, Standard Edition, v1.2 に存在する、約 1500 個の public および protected クラスについてドキュメントを生成するために、180M バイトのメモリーを使用しました。
D
duke 已提交
5598 5599
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5600
同じ例を 2 回掲載します。 最初の例はコマンド行から実行するもので、2 番目の例は Makefile から実行するものです。オプションの引数に絶対パスを使用しているため、任意のディレクトリからこの \f2javadoc\fP コマンドを実行できます。
D
duke 已提交
5601
.LP
T
tbell 已提交
5602 5603
.SS 
コマンド行の例
D
duke 已提交
5604 5605
.LP
.LP
T
tbell 已提交
5606
次のコマンド行の例は 900 文字を超えているため、DOS などのシェルには大きすぎます。この制限を回避するには、コマンド行引数ファイルを使用します。 または、シェルスクリプトを記述します。
D
duke 已提交
5607 5608 5609 5610
.LP
.nf
\f3
.fl
T
tbell 已提交
5611
% javadoc \-sourcepath /java/jdk/src/share/classes            \\ 
D
duke 已提交
5612
.fl
T
tbell 已提交
5613
    \-overview /java/jdk/src/share/classes/overview.html      \\ 
D
duke 已提交
5614
.fl
T
tbell 已提交
5615
    \-d /java/jdk/build/api                                   \\ 
D
duke 已提交
5616
.fl
T
tbell 已提交
5617
    \-use                                                     \\ 
D
duke 已提交
5618
.fl
T
tbell 已提交
5619
    \-splitIndex                                              \\ 
D
duke 已提交
5620
.fl
T
tbell 已提交
5621
    \-windowtitle 'Java 2 Platform 5.0 API Specification'    \\ 
D
duke 已提交
5622
.fl
T
tbell 已提交
5623
    \-doctitle 'Java(TM) 2 Platform 5.0 API Specification' \\ 
D
duke 已提交
5624
.fl
T
tbell 已提交
5625
    \-header '<b>Java 2 Platform </b><br><font size="\-1">5.0</font>' \\ 
D
duke 已提交
5626 5627 5628 5629 5630 5631 5632 5633 5634
.fl
    \-bottom '<font size="\-1"><a href="http://java.sun.com/cgi\-bin/bugreport.cgi">Submit 
.fl
a bug or feature</a><br><br>Java is a trademark or registered trademark of Sun Microsystems, 
.fl
Inc. in the US and other countries.<br>Copyright 1993\-1999 Sun Microsystems, Inc. 
.fl
901 San Antonio Road,<br>Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.</font>' \\  
.fl
T
tbell 已提交
5635
    \-group "Core Packages" "java.*:com.sun.java.*:org.omg.*" \\ 
D
duke 已提交
5636
.fl
T
tbell 已提交
5637
    \-group "Extension Packages" "javax.*"                    \\ 
D
duke 已提交
5638 5639 5640 5641 5642 5643 5644 5645 5646 5647
.fl
    \-J\-Xmx180m                                               \\  
.fl
    @packages
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
T
tbell 已提交
5648 5649 5650 5651 5652 5653 5654
上記のコマンドで、\f2packages\fP は、処理対象のパッケージ名 (\f2java.applet java.lang\fP など) が入っているファイルの名前です。各オプションの、単一引用符で囲まれた引数の内側には、改行文字を挿入できません。たとえば、この例をコピー&ペーストする場合は、\f2\-bottom\fP オプションから改行文字を削除してください。さらに、このあとの「注」も参照してください。
.LP
.SS 
Makefile の例
.LP
.LP
ここでは、GNU Makefile の例を示します。Windows の Makefile の例については、
D
duke 已提交
5655
.na
T
tbell 已提交
5656
\f2Windows の Makefile の作成方法\fP @
D
duke 已提交
5657
.fi
T
tbell 已提交
5658
http://java.sun.com/j2se/javadoc/faq/index.html#makefilesを参照してください。
D
duke 已提交
5659 5660 5661 5662 5663 5664 5665 5666 5667 5668 5669 5670 5671 5672 5673 5674 5675 5676 5677 5678 5679 5680 5681 5682 5683 5684 5685 5686 5687 5688
.LP
.nf
\f3
.fl
javadoc \-\fP\f3sourcepath\fP\f3 $(SRCDIR)              \\   /* Sets path for source files     */
.fl
        \-\fP\f3overview\fP\f3 $(SRCDIR)/overview.html  \\   /* Sets file for overview text    */
.fl
        \-\fP\f3d\fP\f3 /java/jdk/build/api             \\   /* Sets destination directory     */
.fl
        \-\fP\f3use\fP\f3                               \\   /* Adds "Use" files               */
.fl
        \-\fP\f3splitIndex\fP\f3                        \\   /* Splits index A\-Z               */
.fl
        \-\fP\f3windowtitle\fP\f3 $(WINDOWTITLE)        \\   /* Adds a window title            */
.fl
        \-\fP\f3doctitle\fP\f3 $(DOCTITLE)              \\   /* Adds a doc title               */
.fl
        \-\fP\f3header\fP\f3 $(HEADER)                  \\   /* Adds running header text       */
.fl
        \-\fP\f3bottom\fP\f3 $(BOTTOM)                  \\   /* Adds text at bottom            */
.fl
        \-\fP\f3group\fP\f3 $(GROUPCORE)                \\   /* 1st subhead on overview page   */
.fl
        \-\fP\f3group\fP\f3 $(GROUPEXT)                 \\   /* 2nd subhead on overview page   */
.fl
        \-\fP\f3J\fP\f3\-Xmx180m                         \\   /* Sets memory to 180MB           */
.fl
        java.lang java.lang.reflect        \\   /* Sets packages to document      */
.fl
T
tbell 已提交
5689
        java.util java.io java.net         \\ 
D
duke 已提交
5690 5691 5692 5693 5694 5695 5696
.fl
        java.applet
.fl
        
.fl
WINDOWTITLE = 'Java 2 Platform v1.2 API Specification'
.fl
T
tbell 已提交
5697
DOCTITLE = 'Java(TM) 2 Platform v1.2 API Specification'
D
duke 已提交
5698 5699 5700 5701 5702 5703 5704 5705 5706 5707 5708 5709 5710 5711 5712 5713 5714 5715 5716 5717 5718 5719 5720 5721
.fl
HEADER = '<b>Java 2 Platform </b><br><font size="\-1">v1.2</font>'
.fl
BOTTOM = '<font size="\-1"><a href="http://java.sun.com/cgi\-bin/bugreport.cgi">Submit
.fl
    a bug or feature</a><br><br>Java is a trademark or registered trademark 
.fl
    of Sun Microsystems, Inc. in the US and other countries.<br>Copyright 1993\-1999    
.fl
    Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road,<br>Palo Alto, California, 94303, U.S.A.  
.fl
    All Rights Reserved.</font>'
.fl
GROUPCORE = '"Core Packages" "java.*:com.sun.java.*:org.omg.*"'
.fl
GROUPEXT  = '"Extension Packages" "javax.*"'
.fl
SRCDIR = '/java/jdk/1.2/src/share/classes'
.fl
\fP
.fi

.LP
.LP
T
tbell 已提交
5722 5723 5724 5725 5726 5727
Makefile の引数は、単一引用符で囲みます。
.LP
.LP
\f3注\fP
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
5728
.TP 2
T
tbell 已提交
5729 5730
o
\f2\-windowtitle\fP オプションを省略すると、Javadoc ツールによって、ドキュメントタイトルがウィンドウタイトルにコピーされます。\f2\-windowtitle\fP のテキストは、基本的に \f2\-doctitle\fP と同じです。 ただし、HTML タグは使用しません。 HTML タグは、ウィンドウタイトルにそのままのテキストとして表示されてしまいます。 
D
duke 已提交
5731
.TP 2
T
tbell 已提交
5732 5733
o
この例のように \f2\-footer\fP オプションを省略すると、Javadoc ツールによって、ヘッダーテキストがフッターにコピーされます。 
D
duke 已提交
5734
.TP 2
T
tbell 已提交
5735 5736 5737
o
この例では必要ありませんが、\-\f2classpath\fP および \-\f2link\fP も重要なオプションです。 
.RE
D
duke 已提交
5738 5739

.LP
T
tbell 已提交
5740 5741 5742 5743 5744 5745
.SH "トラブルシューティング"
.LP
.SS 
一般的なトラブルシューティング
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
5746
.TP 2
T
tbell 已提交
5747 5748
o
\f3Javadoc FAQ\fP \- 一般的なバグおよびトラブルシューティングのヒントは、
D
duke 已提交
5749
.na
T
tbell 已提交
5750
\f2「Javadoc FAQ」\fP @
D
duke 已提交
5751
.fi
T
tbell 已提交
5752
http://java.sun.com/j2se/javadoc/faq/index.html#B で参照できます。 
D
duke 已提交
5753
.TP 2
T
tbell 已提交
5754 5755
o
\f3バグおよび制限事項\fP \- バグの一部は、「Important Bug Fixes and Changes」 でも参照できます。 
D
duke 已提交
5756
.TP 2
T
tbell 已提交
5757 5758
o
\f3バージョン番号\fP \- 「バージョン番号」を参照してください。 
D
duke 已提交
5759
.TP 2
T
tbell 已提交
5760 5761 5762 5763 5764 5765 5766 5767 5768 5769 5770 5771
o
\f3有効なクラスだけをドキュメント化\fP \- パッケージをドキュメント化するとき、Javadoc は、有効なクラス名で構成されているファイルのみを読み込みます。たとえば、ファイル名にハイフン「\-」を含めることで、javadoc によるファイルの解析を防ぐことができます。 
.RE

.LP
.SS 
エラーと警告
.LP
.LP
エラーおよび警告メッセージには、ファイル名と宣言行 (ドキュメンテーションコメント内の特定の行ではない) の行番号が含まれます。
.LP
.RS 3
D
duke 已提交
5772
.TP 2
T
tbell 已提交
5773 5774
o
\f2"error:cannot read:Class1.java"\fP Javadoc ツールはカレントディレクトリに Class1.java クラスをロードしようとしています。絶対パスまたは相対パスとともに表示されるクラス名は、この例の場合 \f2./Class1.java\fP と同じです。 
D
duke 已提交
5775
.RE
T
tbell 已提交
5776 5777 5778 5779 5780 5781 5782 5783 5784 5785 5786 5787 5788

.LP
.SH "環境"
.LP
.RS 3
.TP 3
CLASSPATH 
Javadoc がユーザークラスのファイルを探すときに使うパスを指定する環境変数です。この環境変数は、\f2\-classpath\fP オプションによってオーバーライドされます。ディレクトリは、次のようにコロンで区切ります。 
.:/home/classes:/usr/local/java/classes 
.RE

.LP
.SH "関連項目"
D
duke 已提交
5789 5790 5791 5792
.LP
.RS 3
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5793
javac(1) 
D
duke 已提交
5794 5795
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5796
java(1) 
D
duke 已提交
5797 5798
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5799
jdb(1) 
D
duke 已提交
5800 5801
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5802
javah(1) 
D
duke 已提交
5803 5804
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5805
javap(1) 
D
duke 已提交
5806 5807
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5808 5809
.na
\f2Javadoc のホームページ\fP @
D
duke 已提交
5810 5811 5812 5813
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/index.jsp 
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5814 5815
.na
\f2How to Write Doc Comments for Javadoc\fP @
D
duke 已提交
5816 5817 5818 5819
.fi
http://java.sun.com/j2se/javadoc/writingdoccomments/index.html 
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5820 5821 5822 5823
.na
\f2クラスパスの設定\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/index.html#general 
D
duke 已提交
5824 5825
.TP 2
o
T
tbell 已提交
5826 5827 5828 5829
.na
\f2javac と javadoc がクラスを検索する方法\fP @
.fi
http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/findingclasses.html#srcfiles (tools.jar) 
D
duke 已提交
5830 5831 5832
.RE

.LP
5833